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「コロコロコミック」創刊30年 京都で展示会 | ||
| 2007/07/28
三十代以下の“男の子”なら、きっと一度くらい「コロコロコミック」に胸躍らせたことがあるだろう。「ドラえもん」「おぼっちゃまくん」など、ずらり並んだ人気マンガ。豊富なホビー情報。読んでも読んでも終わらない六百ページを超えるボリューム。一冊丸ごと、子どもたちの「夢」だった。今年、創刊三十年を迎えた。(武藤邦生)
子ども文化をリード
京都市中京区の京都国際マンガミュージアムで開催中の三十周年展では、同誌に掲載された十六作品の原画約六十点を展示。創刊号から最新号(三百五十一号)までの現物も大半を集めた。一部は手に取って読める。 コロコロコミックは小学館発行の幼年誌で、一九七七年五月に創刊。少年誌に劇画や暴力表現が増え、マンガ読者層の年代が上がる中、純粋に「子ども向け」のマンガ雑誌としてスタートした。「小学○年生」といった、同社の学習雑誌で人気だった「ドラえもん」を大量掲載。「パーマン」「ゲームセンターあらし」などの連載も始まり、またたく間に子どもたちの間で定着した。 だが八〇年代前半、大きく方向転換する。ファミコンやミニ四駆、ビックリマンシールなどと連動した編集路線を歩みだしたのだ。 おもちゃメーカーとタイアップし、それらホビーを扱ったマンガを連載するとともに、関連イベントを企画、読者限定品の開発なども進めた。社会現象となるほどのブームの盛り上げ役となり、「高橋名人」(ファミコン名人)ら、子どもたちの偶像を生み出すことにもなった。同ミュージアムの伊藤遊研究員は「マンガ雑誌の枠を超え、子ども文化をリードする総合誌だった」と話す。 伊藤研究員は、今日の日本のマンガ文化隆盛にも、一役買っているとみる。 「コロコロは、親が子どもに『勉強』のため買い与える学習雑誌の延長上にあり、子どもたちはここで自然とマンガの読み方を学ぶ。日本でこれだけマンガが普及しているのも、こうした幼いころからの“英才教育”のおかげではないか」と話している。 ◇ 八月二十七日まで(水曜休館)。キャラクターのクラフトコーナーやアトラクションもある。大人五百円、中高生三百円、小学生百円。同ミュージアムTEL075・254・7414 | ||
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