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神戸育ち 寺門孝之さん 「テラカドオペラ」展 大阪 | ||
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2007/10/05
「天使」をモチーフにした夢幻的な作品で人気を集める神戸育ちの画家、寺門孝之さん(46)の新作展「テラカドオペラ」が、大阪・心斎橋の画廊「ギャルリ・ムスタシュ」で開かれている。アクリル画約四十点を展示。画面に漂うのはエロスと幻想、陽気さと哀愁…。見る者を、この世ならざる“未知の世界”へ誘う。(堀井正純) 甘美な幻想世界
寺門さんは名古屋生まれで三歳から神戸で育った。大阪大文学部美学科を卒業後、東京の美術学校「セツ・モードセミナー」に学び、イラストレーターとして活躍。数々のポスターや、町田康の小説「くっすん大黒」「屈辱ポンチ」の表紙絵などで知られる。 二年前、神戸から東京に拠点を移し、現在は神戸と東京を行き来しながら活動。昨年から神戸芸術工科大教授を務める。 甘美さに、ユーモアの入り交じった独特の幻想世界が特徴。近年は「テラカドオペラ」と題し、劇的で祝祭的な世界を描く。今回も人魚、麒(き)麟(りん)、一角獣など「異界」の生き物がサーカスの一団のように登場したり、天使の絵の帆を掲げた「宝船」に不思議な七福神が乗り組んでいたりと、ユニークな作品がずらり。みな生き生きと、絵の中を動き、ポーズする。 またデビッド・リンチ監督「ブルーベルベット」など、映画から想を得た作品には、ダークでミステリアスな雰囲気も。 画廊を訪れた人からは「絵からアリアが聞こえてきそう」の声。寺門さんは「絵からいろんな物語を想像してもらえれば」と話している。 二十一日まで(正午―午後七時半、火曜休み)。大阪市中央区東心斎橋一ノ一五、TEL06・6253・0440 | ||
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