ローラーガールズ・ダイアリー (2010/06/18)

D・バリモア初監督作

 1970年代に日本でも人気を呼んだ肉弾競技「ローラーゲーム」が銀幕に復活した。「ローラーガールズ・ダイアリー」は、ワイルドな世界に飛び込んだ少女の成長物語。女優ドリュー・バリモアの初監督作だ。

 ブリス(エレン・ペイジ)はテキサスの田舎町の高校生。母親にミスコン出場を押し付けられる日々にうんざりしていたある日、隣町で見たローラーゲームの試合に魅せられる。親に内緒で年齢を偽り、入団決定! 抜群のスピードでチームのエースに躍り出るが…。

 原作は、ローラーガールとして暴れた過去を持つショウナ・クロスの小説。バリモアは「自分が監督すべき映画と、ピンときた」と言う。「自分がヒロインになれる世界を見つけだした少女の物語。母と娘の葛藤(かっとう)にも共感できた」

 監督としての自信は、「心の中の貯金箱」にあったという。「33年間ハリウッドに身を置き、学び、体験したことをため込んできた」。ちょっと風変わりな少女の内面をコミカルに活写し、ダイナミックなゲームシーンを盛った。

 「ブリスのあらゆる要素を備えている」と監督が指名したのが、「JUNO/ジュノ」でオスカー候補になったペイジだ。2人でブリス役について夜通し話し合った。「スポ根的要素を背景に、家族に本当の自分を受け入れてほしいと願う少女の気持ちが描かれた素晴らしいドラマ」と、ペイジは語る。

 に参加。青アザを勲章に、吹き替えなしのゲームシーンに挑んだ。バリモアは「この映画を気に入ってくれたら最高。嫌われたら全責任はわたしにある」と話す。

 1時間52分。19日からOSシネマズミント神戸で公開。

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