国土交通省航空・鉄道事故調査委員会(事故調委)が二十八日、公表した尼崎JR脱線事故の最終報告書は、事故の原因について、運転士が車掌と輸送指令の交信に気をとられ、ブレーキが遅れた可能性がある―などと結論づけた。前提となったのは、一年数カ月をかけた調査。報告書は計四百ページ以上に及び、事故の全容を詳しく明らかにした。さらに、事故の背景要因として、安全よりも営業施策を優先していたJR西日本の企業体質を厳しく指摘していることが特徴だ。
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