光の扉 |
光の彫刻「神戸ルミナリエ」が4日、神戸市中央区の旧居留地と東遊園地で開幕する。阪神・淡路大震災の犠牲者を慰め、被災地に復興と再生の夢をと始まったルミナリエ。毎年数百万もの人が訪れ、今年で14回目を迎える。さん然と降り注ぐ光の芸術は、しばし来場者を別世界へと誘い、被災地に勇気と感動を与えてきた。
今年の作品テーマは「光のインフィニート」。イタリア語で「無限」を意味し、「神戸に過去と未来を輝かせる無限の光を」の思いを込める。イタリアのアートディレクター、ヴァレリオ・フェスティ氏と神戸市在住の作品プロデューサー今岡寛和氏が製作。神戸から、再生と希望のメッセージを発信する。
会場入り口の三井住友銀行前には高さ23メートルの「光の扉」がそびえ、荘厳な光の世界に迎え入れてくれる。そこから東遊園地までは、24基ものアーチが連なる光の回廊「ガレリア」。まるで光の河の中を流れていくようだ。
まばゆいばかりの光に満ちた最終地点の東遊園地には、「スパッリエーラ(光の壁掛け)」。「光の巣」の名の通り、小さな命を守り育てる巣のようなイメージで、全長140メートルの光の輪が人々を優しく包み込んでくれる。正面中央にたたずむドーム状の「カッサ・アルモニカ」(光の記念堂)は、一層の輝きを放つ。
4日午後5時45分から点灯式があり、神戸市立港島小学校と明親小学校の児童が「しあわせ運べるように」を合唱。鐘の響きに続いて同6時、一斉に光がともり、いよいよ祭典の幕が上がる。15日まで。
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