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2008年09月29日(月曜日)

大分国体・報徳(兵 庫)−駒大岩見沢(北海道)

 ■報徳・近田投打で活躍

駒大岩見沢(北海道) 013 000 000│4
報徳     (兵  庫) 100 300 11X│6

 【評】報徳は4―4の七回に近田の左越え本塁打で勝ち越し。八回には氏家の適時三塁打で1点を加えた。近田は四回途中から登板し、3安打無失点の好投。駒大岩見沢は序盤に一発攻勢でリードを奪ったが、板木が踏ん張れなかった。

▽本塁打 佐藤秀、及川(以上駒)近田(報)
▽三塁打 氏家(報)
▽二塁打 小平、松本、古川(以上駒)中川(報)
▽盗塁   西郷(報)
▽失策   高木、佐藤秀(以上駒)
▽捕逸   松本(駒)


秋季県高校野球 第6日

 ■三木北など8強

 秋季兵庫県高校野球大会(神戸新聞社後援)第6日は28日、明石球場などで3回戦6試合を行い、姫路が31年ぶり、三木北は5年ぶりに準々決勝へ駒を進めた。前回優勝の東洋大姫路や滝川第二なども勝ち上がった。

 東洋大姫路は終盤に打線がつながり、5―2で伊川谷を下した。滝川第二は西脇工に6―2で快勝。育英は2―0で明石商を破った。関学は先発新川紘耶投手が粘り、神戸弘陵に3―2で競り勝った。姫路は東播工を6―2で下し、三木北は13安打の猛攻で仁川に12―0と圧勝した。

 大会第7日は10月4日、明石、姫路の両球場で3回戦の残り2試合と準々決勝2試合を行う。


東洋大姫路、終盤に猛攻


東洋大姫路―伊川谷 9回表東洋大姫路無死二塁、福永の左前適時打で二塁走者松浦が生還。5−2とリードを広げる(撮影・斎藤雅志)

 ■拙攻続き打線に課題残す

 勝ちはしたが、東洋大姫路の堀口監督は厳しい表情だった。「(各打者に)力がない。課題が山積みです」。効率良く得点できない打線にため息を漏らした。

 淡泊な攻撃が続いた。五回までの得点は、敵失絡みで一回に挙げた1点だけ。序盤は早いカウントから打ちにいったが、ボール球に手を出し、凡打の山を築いた。三回以降は変化球の見極めができず、畳み掛けることはできなかった。

 山なりのボールを打つ練習を繰り返して、スイングスピードを早くしてきたが、得点力には結びついていない。今春のセンバツで4強入りした旧チームと比較される重圧もある。「自分たちに、力がないことは分かっている。できることからやっていくしかない」と杉本主将。勝利にも浮かれることはなかった。(植田治男)

 ■敗戦の伊川谷確かな手応え

 敗戦にも伊川谷ナインは満足の表情だった。「いい経験になった」と原西監督も確かな手応えをつかんでいた。

 4失策したが、六、八回に着実な攻めで1点ずつ奪った。投げても末広―丸山の継投で、勝負を終盤に持ち込んだ。

 1回戦で市神港、2回戦で三田学園と強豪を連破し、初の16強を決めた。団結心と明るさがチームの身上。ベンチでは笑顔が絶えなかった。長野主将は「見つかった課題をクリアし、もっと力をつける」と誓っていた。


西脇工、滝川第二に苦杯

 「ボールが浮いて、波に乗り切れなかった」。敗れた西脇工の先発、鈴木大は反省しきりだった。三、五回に本塁打を浴びると、七回からは3イニング連続で適時打を許し、リードを広げられた。緩急が有効だっただけに、勝負どころでの制球の甘さが悔やまれた。

 今夏はベンチ外だったが、秋から背番号1を背負った。2回戦では低めの制球がさえ渡り、神戸国際大付に完投勝ち。エースは自信を胸に「しっかり走り込んで、甘いコースに投げないようにする」と力を込め、西尾監督も「冬場に下半身を鍛えて、球の切れをつけてほしい」と成長に期待した。(佐藤健介)

  滝川第二・松本佑投手(ランニングを含む2打席連続本塁打に)「高めのまっすぐを狙っていた。(投飛を落球して先制点を与えた)初回のエラーを何とかして取り戻したかった」


がまんの投球 関学競り勝つ

 関学は今夏東兵庫大会準優勝の神戸弘陵に競り勝った。先発新川は9安打を浴びながら三回以降を無失点に抑えて完投。がまんの投球だった。

 最大のピンチは同点の七回。3連打で二死満塁とされたが「コースを突けば大丈夫」と外角低めに投げ込み、投ゴロに打ち取った。チームはその裏、勝ち越し点を挙げた。

 新川は昨年の秋季大会でも神戸弘陵戦に先発し、敗れていた。あれから1年。「ピンチを楽しめるようになった」と成長を実感していた。(伊藤大介)


2008年09月28日(日曜日)

秋季県高校野球 第5日

 秋季兵庫県高校野球大会(神戸新聞社後援)第5日は27日、明石球場などで2回戦の残り7試合を行い、昨春センバツ4強の東洋大姫路、市川、育英、神港学園、豊岡、明石商、伊川谷が16強入りした。

 東洋大姫路は8-1で県芦屋に七回コールドゲーム勝ち。市川は三回の集中打で逆転し、9-2で山崎を破った。育英は15安打を放ち、9-1で伊丹西に完勝。明石商は先発藤井恭平投手が兵庫商を7-0で完封した。神港学園は二回以降毎回得点で県伊丹を9-2で下した。伊川谷は2-1で三田学園との接戦を制した。豊岡は大橋勇貴中堅手の逆転2ランで洲本に2-1で競り勝った。

 大会第6日は28日、明石球場などで3回戦6試合を行う。


市川逆転で16強 3回に一挙4点


山崎-市川 4回裏市川2死一、二塁、矢野の左中間三塁打で二塁走者に続き、一塁走者の松尾が生還、6-2とリードを広げる(撮影・青木信吾)

 集中打で劣勢をひっくり返した。市川は2点を追う三回に連打などで一挙4点。徳永監督は「これほどきれいに打線がつながったのは久しぶり」と喜んだ。

 中軸打者がしぶとくつないだ。二死から、松尾、矢野、細野のクリーンアップが変化球を狙い打ち。1点を返してなおも満塁とし、7番の新里が右前に2点適時打を放った。

 新チーム結成後は得点力不足に悩まされた。打線全体が球にタイミングを合わせてしまう消極的な打撃に陥っていた。「結果を意識するあまり、思い切り振れていなかった」と細野。地区大会の合間に、フルスイングを意識した素振りなどに取り組み、少しずつ力が発揮できるようになってきた。「打線への不安は尽きない。ただ、(不振の)1、2番や下位打者が本来のスイングを取り戻せば、もっとおもしろくなる」と徳永監督。打撃陣にいっそうの奮起を促していた。(植田治男)

■明石商・藤井7回無安打

 明石商の先発藤井が兵庫商打線を7回無安打。「調子はよくなかった。バックに助けてもらった」と満足していない様子だった。

 奪三振はわずか4だったが、緩急の効いた投球で、相手打者に内野ゴロを打たせた。時折、ボールが浮くこともあったが、大きく乱れることのない安定した投球内容。それでも、藤井は「もっと下半身を鍛えて、球が浮かないようにしないといけない」と厳しい表情を崩さなかった。

 育英・鳥羽将行主将(15安打と打線が爆発)「各打者とも狙い球をしっかり打てた。ただ、六回は集中力が切れて無得点。試合終了まで気持ちを切らさず攻めることがこれからの課題だ」

 東洋大姫路・杉本栄二主将(コールドゲーム勝ちに)「相手のミスからの得点が多く、もっと狙い球を打てるようにならないとこれからは通用しない。佐藤翔太さん(前主将)のような目立った選手がいない分、まとまっていきたい」


豊岡、強豪破る 大橋が決勝弾


洲本に逆転勝ちし、試合後、スタンドにあいさつする豊岡ナイン

 豊岡は2番大橋の逆転本塁打で、今夏の西兵庫大会準優勝の洲本を撃破。「変化球が真ん中に入ったので思い切り引っ張った」と大橋。打球が左翼スタンドに飛び込むのを見届けると、満面の笑みでダイヤモンドを一周した。

 相手投手を徹底研究したのが実った。「後半にスライダーが甘くなる」と分析。狙い球を絞って終盤に攻勢をかけた。

 毎日の練習は1-2時間と量は多くない。八回のピンチでライナーを好捕した三塁手の岸田純は「時間が短い分、集中している」と言う。

 目標は8強入り。「何としても次の市川に勝ちたい。生徒の力を信じている」と守山監督。強豪校との連戦に気合十分だった。(伊藤大介)

 洲本・福谷一馬投手(7回3安打無失点と好投するも、八回に逆転本塁打を浴びる)「疲れから球が高めに浮いてしまった。ピンチでも心の動揺はなかったが、球を置きにいってしまった。春には9回を投げ抜く力をつけたい」


2008年09月24日(水曜日)

秋季兵庫県高校野球大会 第4日

 ■加古川北と神戸国際大付が2回戦敗退

 秋季兵庫県高校野球大会(神戸新聞社後援)第4日は23日、明石球場などで1、2回戦15試合があり、夏の甲子園8強の報徳や東兵庫大会準優勝の神戸弘陵、関学、滝川第二などが16強入りした。西兵庫大会優勝の加古川北、前回4強の神戸国際大付は2回戦で敗れた。

 三木北は12安打で加古川北に8―7で打ち勝った。報徳は11安打の猛攻で11―0で市尼崎に完勝。神戸弘陵は七回にスクイズなどで逆転し、3―2で加古川西を破った。

 西脇工は七回に佃祥吾選手の適時打で勝ち越し、2―1で神戸国際大付に競り勝った。関学は新川紘耶投手が、3―0で三田西陵を完封。東播工、仁川なども3回戦に進み、西兵庫大会準優勝の洲本や同8強の市川などが2回戦に進んだ。

 大会第5日は27日、明石球場などで2回戦残り7試合を行い、16強が出そろう。

 ■第5日以降の日程変更発表 県高野連

 兵庫県高野連は23日、大会第5日からの日程変更と準々決勝の日程を発表した。

 ◇…第5日(27日)…◇

 【明石】

▽9・00 伊丹西―育英

▽11・30 山崎―市川

▽14・00 兵庫商―明石商

 【高砂】

▽10・00 伊川谷―三田学園

▽12・30 県伊丹―神港学園

 【姫路】

▽10・00 東洋大姫路―県芦屋

▽12・30 豊岡―洲本

 ◇…第6日(28日)…◇

 【明石】

▽10・00 滝川第二―西脇工

▽12・30 仁川―三木北

 【高砂】

▽10・00 関学―神戸弘陵

▽12・30 伊丹西・育英の勝者―兵庫商・明石商の勝者

 【姫路】

▽10・00 東洋大姫路・県芦屋の勝者―伊川谷・三田学園の勝者

▽12・30 東播工―姫路

 ◇…第7日(10月4日)…◇

 【明石】

▽10・00 報徳―神港学園・県伊丹の勝者

▽12・30 滝川第二・西脇工の勝者―関学・神戸弘陵の勝者

 【姫路】

▽10・00 豊岡・洲本の勝者―山崎・市川の勝者

▽12・30 東播工・姫路の勝者―仁川・三木北の勝者

 ◇…第8日(10月5日)…◇

 【明石】

▽10・00 (豊岡・洲本の勝者―山崎・市川の勝者)―(報徳―神港学園・県伊丹の勝者)

▽12・30 (東洋大姫路・県芦屋の勝者―伊川谷・三田学園の勝者)―(伊丹西・育英の勝者―兵庫商・明石商の勝者)


三木北が金星

 最後の打者を内野ゴロに仕留めると、三木北ナインは、ベンチを飛び出しマウンドで歓喜の輪をつくった。夏の甲子園出場校を破って手にした金星。畠山監督は「気持ちを前面に出して戦った結果」と胸を張った。

 加古川北のエース岩崎誠の直球に狙いを定めた。九回に飛び出した松井の勝ち越し打をはじめ、得点のほとんどが直球を強打した結果。変化球を捨てる思い切った決断が功を奏した。

 夏場、全選手の打撃フォームを徹底的に改良。量より質を重視した打撃練習が実り、チーム全体の打力が向上した。「近畿大会出場を目指して勝ち進むだけ」と萩原主将。価値ある1勝に、確かな手応えを感じていた。(植田治男)

 ■加古川北、得点機を逃す

 加古川北は前半のリードを守りきれなかった。終盤、食い下がる相手に屈し、夏春連続の甲子園出場は絶望的になった。

 走塁面でミスが続いた。福村監督が「あそこは得点しないといけない場面」と振り返った六回一死一、三塁。神田の一塁ゴロの間に、三塁走者の岩崎誠が本塁へ突っ込んだが、スタートが遅れてタッチアウト。追加点の絶好機を逃した。

 序盤は活発に攻めた打線も、五回以降はわずか3安打。福村監督は「負けるべくして負けた。ここからスタート」と気持ちを切り替えていた。


神戸弘陵「堅実に勝利」


加古川西―神戸弘陵 7回表神戸弘陵1死三塁、小松のスクイズで三塁走者の平間が生還(捕手東村)=撮影・内田世紀

 1―2で迎えた七回。一死三塁の場面で打席に入った神戸弘陵の小松は「打席に入る前からスクイズのサインが出るのは分かっていた」という。4球目。一塁側にセーフティースクイズを決め、塁上で拳を握り締めた。

 前チームは派手さはなくとも、堅実な野球で東兵庫大会で準優勝した。「泥くさい野球を先輩から学んできた」と小松。七回の勝ち越し点は、相手に圧力をかけて遊撃手の悪送球で奪った。無失策でしのいで相手のすきを突くスタイルは、準Vチームに劣らない。

 先発の平間は140キロ近い直球とカーブを操り、2失点完投。「(前チームのエースだった)高木さんのピンチでも動じない姿を見てきた」という右腕は、九回二死三塁でも落ち着いて遊ゴロに打ち取った。

 「こういう接戦に勝てたのは大きい。3年生からいいものを受け継いでいる」と石原監督。先輩がかなえられなかった夢へ、着実に歩を進める。(斉藤正志)


2008年09月23日(火曜日)

秋季兵庫県高校野球大会 第3日

 秋季兵庫県高校野球大会(神戸新聞社後援)第3日は22日、高砂球場で1回戦2試合を行い、今夏の甲子園8強の報徳、市尼崎が2回戦に進んだ。

 報徳は籾山雄斗遊撃手が3安打2打点を挙げるなど10安打で5点を奪い、2投手の継投で宝塚東を完封した。市尼崎は八回に三木大輝右翼手の中越え三塁打で勝ち越し、9-5で西宮東を下した。

 大会第4日は23日、明石球場などで1、2回戦15試合を行う。


報徳、新旧戦力かみ合い快勝


宝塚東-報徳 2回裏報徳、3点目のホームを踏んだ辻を迎え入れ、盛り上がる報徳ベンチ(撮影・大森 武)

 新生報徳が快勝で初戦を飾った。レギュラーのうち、7人が入れ替わったが、新旧の戦力がかみ合った。

 21日の試合が雨でノーゲームになり、仕切り直しの一戦だった。「昨日以上に気迫で押すつもりだった」(籾山)と、序盤から一気に攻勢に出た。

 二回、公式戦で初めて先発メンバー入りした平本、辻の二塁打で1点を追加し、さらに甲子園を経験した西郷、籾山の適時打で突き放した。公式戦初出場初先発だった井奥は、「四球から崩れないように気をつけた」と落ち着いた投球で7回無失点と好投。2番手宮本と完封リレーを演じた。

 新チーム結成は8月中旬で、チームづくりの遅さは否めない。それだけに籾山は「全力で一試合一試合に取り組み、成長していかないといけない」と自覚を新たにする。強豪校がひしめく激戦ブロックに入ったが、先輩の成績に負けるつもりはない。(斉藤正志)


一丸の市尼崎、8回勝ち越し

 市尼崎は八回に集中力を発揮して勝ち越した。前田主将は「辛抱してチームが一つになってやれた」と振り返った。四回に逆転を許す嫌な展開。だがチームは動揺せず、3長短打を集めた。今夏は初戦で敗れた。試合中に「練習通り落ち着いていこう」と声をかけた前田主将は、前チームから残るただ1人のレギュラー。「僕らの代でやってやろうと思っている」と意気込む。23日は報徳戦。竹本監督は「無欲で、1試合、1イニング、1球ずつ集中してやる」と力強かった。


2008年09月22日(月曜日)

秋季兵庫県高校野球大会 第2日

■育英など2回戦へ

 秋季兵庫県高校野球大会(神戸新聞社後援)第2日は21日、明石球場などで1回戦6試合があり、東兵庫大会準優勝の神戸弘陵や、育英、加古川西などが2回戦に進んだ。

 神戸弘陵は15安打を放ち、12-0で西兵庫大会4強の北条に快勝。育英は八回に石井良汰三塁手の左線2点二塁打で逆転し、社を3-1で下した。加古川西は、南貴文一塁手が5安打4打点を挙げるなど18安打の猛攻で、11-4で尼崎小田を破った。東兵庫大会8強の伊丹西は、2-1で加古川南に競り勝った。

 降雨の影響で8試合が順延になり、大会第3日は22日、高砂球場で1回戦2試合を行う。


育英1年の堀田、左腕対決制す


育英-社 9回1失点と好投した育英の堀田

 育英の堀田が、社の井上との左腕対決を制した。「最後まで逆転を信じて投げた。絶対に抑えたかった」。大事な試合のマウンドを任された1年生は、誇らしげに胸を張った。

 初戦から強豪校との対戦。実績のある井上との息詰まる投げ合いにも、堀田は「社に勝てば勢いに乗れると思った」と気持ちで負けなかった。

 四回に犠飛で先制を許し、打線が3併殺と拙攻を繰り返したが、1年生左腕は動じなかった。130キロ台後半の直球にフォークを交え、九回までに3者凡退が5度。社打線に的を絞らせず、八回の逆転を呼んだ。

 中学時代に神戸中央シニアのエースとして、全国優勝の経験もある逸材。葉坂監督も「1年生だが落ち着いている。守りにリズムを生んでいる」と冷静なマウンドさばきに目を細める。

 「まだ少しコントロールが甘かった。修正したい」と堀田。勝利に浮かれず、次の試合を見つめていた。(斉藤正志)


2008年09月21日(日曜日)

秋季兵庫県高校野球大会 第1日

■加古川北が好発進

 秋季兵庫県高校野球大会(神戸新聞社後援)は20日、明石球場などで開幕し、1回戦11試合を行った。今夏の甲子園大会に初出場した加古川北のほか、前年4強の神戸国際大付、同8強の関学などが初戦を突破した。

 加古川北は岩崎誠司投手が八鹿を1安打に抑え、7―0で七回コールドゲーム勝ち。神戸国際大付は鈴木大起中堅手の2ランなどで武庫荘総合を5―0で破った。関学は13安打を放ち、6―0で明石北に完勝した。

 姫路南は九回に3長短打などで3点を勝ち越し、5―3で宝塚に競り勝った。三田西陵は7―0の七回コールドゲームで、初出場の夢前に快勝。生野は延長十二回に押し出し四球で勝ち越し、明石南に5―4でサヨナラ勝ちした。

 大会第2日は21日、明石球場などで1回戦14試合を行う。


加古川北・岩崎誠貫禄の7回零封


7回無失点と好投した加古川北のエース岩崎誠=高砂(撮影・内田世紀)

 加古川北はエース岩崎誠が7回を1安打零封。夏の西兵庫大会の優勝投手が貫禄(かんろく)を見せた。

 精彩を欠いたのは先頭打者に安打を許した一回だけ。二回以降は切れのある直球とスライダーを低めに集めた。追い込んだ後は、これまであまり使わなかったフォークを多投するなど、新しい配球も積極的に試した。

 今夏、無名の公立校を初の甲子園に導いた右腕だが、新チーム結成当初は「自分がチームを引っ張らなければ」と焦ったという。力任せに三振を奪う投球が目立ち、一時は不調に陥った。だが、必死に守備練習に取り組み、安定感が出てきたチームメートの姿から、「打たせても大丈夫」という信頼感が生まれた。

 バックを信じて打たせて取った岩崎誠は「自分にとってもチームにとっても、いいスタートが切れた」。新チーム初の公式戦白星に笑みがこぼれた。(植田治男)


夢前完敗、初陣飾れず 創部14年目、雪辱誓う


夢前―三田西陵 7回裏三田西陵1死二、三塁 坂本の右前打で高坂(左)が生還。6―0とする

 ○…創部14年目で初出場の夢前の挑戦は初戦でついえた。先発メンバーはバッテリーを含む6人が1年生。碓永(うすなが)監督は「県大会までよく頑張った。この経験は次につながる」とナインをねぎらった。

 エース坪田は「初めての県大会なので思い切りいった」。粘り強くコーナーを突いたが、七回、疲れから四球でピンチが拡大。守備の乱れも絡み、力尽きた。坪田は「冬場に足腰を鍛えたい」と春以降の雪辱に目を向けた。

(斉藤正志)


姫路南・山崎 9回に決勝打

○…姫路南が主砲の一振りで勝利を引き寄せた。同点の九回一死一、二塁、4番の山崎主将が低めの直球をバットの先でとらえ、レフトの頭上を越える二塁打で2点を勝ち越した。

 「1年生のピッチャー則直が頑張っていた。どうにか走者をかえしたいという思いだった」。女房役として守備でも闘志あふれる好捕を見せた。エースの白川がけがで戦線離脱し、則直にかかる責任は重い。マウンドで奮闘する後輩を、山崎が身を粉にして支えた。

 23日の2回戦は私学の強豪、滝川第二と対戦する。山崎は「確実に1アウトを積み重ねて食らい付き、最後に勝てれば」と、試合展開を思い描いていた。

(小川康介)


2008年09月19日(金曜日)

序盤から強豪対決も 県秋季高校野球、20日開幕

秋季兵庫県高校野球大会(神戸新聞社後援)は20日、明石球場などで開幕する。57校が出場し、上位3校は来春のセンバツ出場校選考の資料となる近畿大会(10月18日開幕、京都市・西京極球場)に出る。序盤から強豪校同士の対戦も予想され、混戦になりそうだ。

 東兵庫大会4強のレギュラーがほとんど残る神港学園は、有力校の一つ。エース橋本は実力、経験ともに申し分ない。今夏の甲子園8強の報徳も、宮谷、宮本ら好投手がそろい、西郷、籾山、宮本らは打力もある。両校とともに、市尼崎が同ブロックに入り、上位争いは予断を許さない。

 東洋大姫路は、太田勝、太田智の両投手を軸に堅守は健在で、連覇を狙う力がある。神戸国際大付は好右腕の岡本を擁し、優勝候補の一角を担う。橘田ら好打者がそろう育英は、好左腕の井上のいる社と対戦。序盤戦屈指の好カードとなった。

 西兵庫大会優勝の加古川北は、レギュラーの大半が抜け、エース岩崎誠の奮起は必須。神戸弘陵、関学、滝川第二、市川もバランスが取れている。伊丹西、三田学園、明石商、明石南、神戸西なども上位候補だ。(斉藤正志)


近田投手がプロ志望 夏の甲子園、報徳8強に貢献

高校野球の報徳・近田怜王投手が兵庫県高校野球連盟にプロ志望届を提出したことが18日、分かった。近田投手は今夏の全国高校野球選手権で8強入りに貢献。屈指の左腕として注目を集めていた。

 中学硬式クラブの三田シニアに在籍した報徳中時代に世界大会を経験。高校進学後は1年春にベンチ入りし、2年春夏、3年夏と計3度の甲子園出場を果たした。140キロ超の直球を武器にした強気の投球が持ち味。

 プロ野球ドラフト会議は10月30日に開かれる。

(松本大輔)


2008年09月17日(水曜日)

加古川北は八鹿と 秋季県高校野球、組み合わせ決定

 秋季兵庫県高校野球大会(20、21、23、27、28、10月4、11、12日=神戸新聞社後援)の組み合わせ抽選会が16日、神戸市内であり、決定した。17地区の代表校と、夏の甲子園大会に出た報徳と加古川北の計57校が出場。上位3校は、来春のセンバツ出場校選考の重要な資料となる近畿大会(10月18日開幕、京都市・西京極球場)への出場権を獲得する。

 各地区1位校が3回戦まで対戦しないように振り分けた。夏の甲子園大会8強の報徳は、1回戦で宝塚東と対戦。前チームのレギュラーが6人残る神港学園や、東阪神地区大会を制した市尼崎も同じブロックに入った。

 西兵庫大会優勝の加古川北は、八鹿と1回戦を戦う。連覇を狙う東洋大姫路は、初戦の2回戦で兵庫工と県芦屋の勝者と対戦。4年ぶりのセンバツ出場をにらむ神戸国際大付は、滝川第二と同じブロックに入った。東兵庫大会準優勝の神戸弘陵は、西兵庫大会4強の北条との対戦となり、育英は社と顔を合わせる。3回戦と準々決勝の試合会場と開始時間は、23日に決定する。(斉藤正志)

 秋季県高校野球大会の組み合わせはこちら


県選抜チーム 12月タイ遠征 秋季県大会で選考

 兵庫県高野連は16日、県内の高校から選抜したメンバーでチームを編成し、12月にタイで行う親善試合に派遣すると発表した。20日に開幕する秋季県大会が選考対象。原則としてベスト8に入った学校から選手を選び、優勝校の監督が選抜チームの監督を務める。

 12月20日から26日までの日程で、タイのナショナルチームなどとの対戦を予定。このほか日本人学校で高校生による野球教室を行うほか、県高野連の審判員による審判研修会も計画している。

 10月に選手選考委員会を開き、選手18人を選出。コーチは準優勝校の監督と、県高野連の指導者委員会委員長の高畑卓志・兵庫県立大付高監督が務める。

 親善試合は、野球の普及などを目的として企画。県高野連としては、1999年に同様に選抜チームがタイに遠征して以来、9年ぶりの海外遠征となる。(斉藤正志)


選抜高校野球 来年の開催3月21日に

 日本高野連は16日、大阪市内で第81回選抜高校野球大会の運営委員会を開き、32校が出場して来年3月21日から12日間、甲子園球場で開催することを決めた。大会史上、最も早い開幕となる。出場校を決める選考委員会は来年1月23日、組み合わせ抽選会は3月13日に行われる。

 一般選考は28校で地区別出場校数は北海道1、東北2、関東・東京6、北信越2、東海2、近畿6、中国・四国5、九州4。21世紀枠は3校、神宮大会枠は1校。希望枠は廃止された。新委員5人を含む選考委員55人の委嘱を承認し、21世紀枠の特別選考委員を第80回大会と同じ15人とすることも決まった。


2008年09月07日(日曜日)

県大会出場57校が決定

 秋季兵庫県高校野球大会(神戸新聞社後援)の地区大会が6日に終了し、県大会に出場する57校が出そろった。県大会の組み合わせ抽選会は16日に神戸市内で行われ、20日に明石球場など4球場で開幕する。

【県大会出場校】
▽推薦   報徳、加古川北
▽北阪神 伊丹西、川西明峰、県伊丹
▽東阪神 市尼崎、尼崎小田、武庫荘総合
▽西阪神 関学、宝塚東、宝塚、仁川
▽南阪神 西宮南、県芦屋、西宮東
▽東神戸 神港学園、神戸科技、兵庫工
▽中神戸 神戸弘陵、兵庫商、市神港
▽西神戸 神戸国際大付、星陵、育英
▽西神   滝川第二、伊川谷、神戸西
▽東播A 明石商、明石南、明石北
▽東播B 東播工、松陽、加古川西、加古川南
▽北播   三木北、社、北条、西脇工
▽東姫路 市川、夢前、飾磨
▽西姫路 東洋大姫路、姫路南、姫路
▽西播   赤穂、山崎、佐用、相生産
▽但馬   豊岡、八鹿、生野
▽丹有   三田学園、三田西陵、篠山鳳鳴、柏原
▽淡路   津名、洲本


 
P R
04月01日
--甲子園--
▼報徳(兵庫) 1 - 4 清峰(長崎)

03月30日
▼報徳(兵庫) 6 - 5 中京大中京(愛知)

08年秋季・試合結果 最近のコメント
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