近田、山本、藤井に指名 08年ドラフト
プロ野球の新人選択会議(ドラフト会議)は三十日、東京都内のホテルで開かれ、兵庫県内の高校生では今夏の甲子園で8強入りした報徳高の近田怜王(れお)投手(18)がソフトバンクの3位、山本徹矢投手(18)=神戸国際大付高=がロッテから5位で指名を受けた。育成選手枠では今夏の甲子園に初出場した加古川北高の藤井宏政内野手(18)が阪神に指名された。
(松本大輔)
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サイト管理者からお知らせです。 最近、声援メールの趣旨にそぐわない投稿が増えております。当分の間、事前承認制に変更させていただくため、1日数回の更新とさせていただきます。ご了承ください。 2008年10月31日(金曜日)近田、山本、藤井に指名 08年ドラフトプロ野球の新人選択会議(ドラフト会議)は三十日、東京都内のホテルで開かれ、兵庫県内の高校生では今夏の甲子園で8強入りした報徳高の近田怜王(れお)投手(18)がソフトバンクの3位、山本徹矢投手(18)=神戸国際大付高=がロッテから5位で指名を受けた。育成選手枠では今夏の甲子園に初出場した加古川北高の藤井宏政内野手(18)が阪神に指名された。 (松本大輔) ソフトバンクが3位指名 報徳高・近田投手
■「最多奪三振狙う」 「選ばれるか不安もあったが、いまはほっとしている。ここからが勝負」。ソフトバンクから3位で指名を受けた報徳高の近田は、念願の球界入りに、ほおを緩めた。 躍動感のあるフォームから繰り出す最速147キロの直球と切れ味鋭い変化球が魅力の左腕。三田市出身で、中学時代は日本選抜に選ばれ、世界大会で4強入りした。同校でも、1年秋からエースナンバーを背負い、チームを春夏合わせて3度、甲子園に導いた。 昨夏の甲子園初戦では熱中症で途中降板。以降、後遺症のため、ボールを投げられない状態が続いたが、今夏の甲子園で見事復活。4試合を投げてチームを8強まで引っ張るなど成長を遂げた。 自信を深めた夏以降、プロ入りを見据え、走り込みなどに励んできた。「ソフトバンクは好投手が多い。早くチームについていけるようにしたい」と近田。「自慢の直球で最多奪三振を狙える投手を目指す」と決意を語った。(植田治男) 兄とつかんだプロの夢 報徳高・近田投手
■ 「愛される投手に」 家族ら祝福 あこがれた世界への扉が開いた。三十日のプロ野球ドラフト会議で、ソフトバンクの指名を受けた報徳学園の近田怜王(れお)投手(18)=つつじが丘南。歓喜の中心にいる弟の姿を、大学生の兄吏由壱(りゅういち)さん(22)は感慨深げに見つめた。弟を野球に導き、見守り続けた日々。「ここからがスタート。ファンに愛される投手に」。兄弟の新たな挑戦が今始まった。 二人は、父将希さん(56)、母玲子さん(54)と共に学校で吉報を待った。野球部の永田裕治監督から結果を聞いた瞬間、四人は顔を見合わせ、最高の笑顔を浮かべた。 吏由壱さんは、チーム事情で小学生のころから、希望する投手としてプレーできなかった。報徳学園で野球を続けたが、甲子園出場はならなかった。 練習の傍ら、兄を追うように野球を始めた弟に投手の基礎を教えた。専門書を参考に、小学生の怜王さんに投球フォームを指導。味方の失策で負けた試合も「投球リズムが悪いから。周りのせいにするな」と諭した。怜王さんは、兄の指導に耳を傾け続けたという。 別の高校への進学を考えていた怜王さんに、報徳を勧めたのも吏由壱さんだった。「甲子園で投げる夢を、弟に託しているようだった」と玲子さん。怜王さんの試合は欠かさず観戦した。 迎えた歓喜の瞬間。「指名が遅く、待っているのが少しつらかった」と吏由壱さん。「競争は厳しいが、ファンのため、精いっぱいのプレーを見せてほしい」とエールを送った。 三田の関係者も、賛辞を送った。中学からのチームメートで報徳学園の小谷康平さん(18)=南が丘=は、怜王さんを胴上げした。「九州がホームで遠い存在になるけれど交流戦がある。再び甲子園のグラウンドに立つ近田を見たい」と話した。 「じっくり鍛え、本格派の投手として一年でも長く投げてもらいたい」と、藍少年野球クラブの稲次英機代表(66)。三田リトルシニアの西尾昌隆監督(39)は「周囲への感謝を忘れず頑張ってほしい」と言葉を贈った。 小中学校のチームメート細川裕介さん(18)=西相野=は「もともとずばぬけていたけど、努力を重ねていた。自分も野球を続けているので、ものすごく刺激になる」と喜んでいた。 (横田良平、堀内達成) ロッテが5位指名 神戸国際大付高・山本投手
■挫折乗り越え涙 「頭が真っ白です」。ロッテから5位指名を受けた神戸国際大付高の山本は目に涙を浮かべた。 昨夏の兵庫大会決勝のマウンドに立った本格派右腕だが、昨秋に右ひじを痛めた。ボールも満足に投げられず、一時は野球をやめることも考えたという。 失意の中、高校の先輩、オリックス坂口智隆の活躍に刺激を受けた。「自分も最高の舞台で野球をやりたい」。闘志を取り戻し、今夏の東兵庫大会で復活を果たした。 最速140キロ超の速球が武器。「プロに入っても直球にこだわっていきたい」と山本。プロで対戦したい打者はもちろん、「オリックスの坂口さんです」。 (松本大輔) 笑顔でガッツポーズ 神戸国際大付属高・山本投手
■「闘志のある投手に」 プロ野球パ・リーグの千葉ロッテから三十日、ドラフト五位指名を受けた、神戸国際大付属高の山本徹矢君(18)。会見では、緊張した面持ちで「ロッテの先輩の黒木選手みたいな闘志のある投手になりたい」と意気込みを語った。監督ら学校関係者にも祝福の輪が広がり、チームメートは肩車をして喜びを爆発させた。 午後五時前、チームメートらとグラウンド横で待つ山本君に朗報が入った。会議室で取材に応じ、「先生やコーチ、いろいろな人に教えてもらったのがよかった」と笑顔を見せた。 周囲から「おめでとう」と声をかけられ、肩をたたかれて同級生や後輩らが待つグラウンドへ。「やったー」。チームメートらに肩車され、ガッツポーズで喜びを表現した。 同校野球部の青木尚龍監督(44)は「体力、体格は超高校級。技術をさらに伸ばして、プロで活躍してほしい」とエールを送った。 三年間、右ひじのけがもあり、いい時期ばかりではなかったという山本君。ライバルとして投手の座を争い、苦楽を共にした松田拓磨君(18)は「ずっと一緒で、二人で一人と言われるほど仲がよかった。指名を聞いたときは、泣きそうなほどうれしかった」と喜んだ。進学を予定しているが、「四年後にはまた、プロのマウンドで会おう」と誓った。 指名が伝えられると、職員室では、一斉に拍手がわき起こった。杉之内裕教頭は「山本君は、クラスでも人気者。プロは厳しい世界で苦労すると思うが、夢を追いかけて頑張ってほしい」と期待を込めた。 (川口洋光) 阪神が育成枠で指名 加古川北高・藤井内野手■目指すは鉄人 加古川北高の藤井は、阪神から育成枠3巡目で指名された。同校では初めてとなるドラフト指名で、「新しい歴史をつくることができて光栄。阪神に入るのは子どものころからの夢だった」と声を弾ませた。 高砂市在住。同校の福村順一監督を慕って加古川北高に進学した。183センチの恵まれた体格で高校通算33本塁打と長打を量産。今夏の同校初の甲子園出場に貢献した。 幼いころから阪神の試合中継を見て育ち、「ずっとファンだった。夏に立った甲子園にまた行けるなんて」。あこがれの選手は金本知憲。「あんなふうに力強いフルスイングができる選手になりたい」と意気込んだ。(伊藤大介) 広角打法で勝負 加古川北高・藤井内野手
夏の甲子園出場を果たした加古川北高校の藤井宏政内野手(18)は三十日、育成枠で阪神タイガースから指名を受けると、福村順一監督(36)とがっちり握手。「早くプロで活躍したい」と夢への第一歩を喜んだ。 藤井君は、高校通算三十三本塁打、遊撃手として活躍。父の影響でタイガースの野球中継を見ていてプロを志した。小学校時代に所属した「TAKASHO DRAGONS」の中川康奉監督(57)は「気が優しく、頑張る子。ほかの選手に負けるな」とエールを送る。 加古川北では、個人練習で打力を磨き、一時間以上の自転車通学で下半身を鍛えた。甲子園では二安打を放ったが、初戦敗退。全国の強豪と出会い、「さらに上でやりたくなった」。野球部元主将の大西光起君(18)は「僕らの誇り。一軍で活躍して」と祝福した。 会見では「広角に打ち分ける長打力を生かしてプロで勝負したい」と意気込みを語った。福村監督は「自分の力を信じて。先輩選手にかわいがってもらい、頑張ってほしい」と激励した。 (黒田耕司) |
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04月01日 --甲子園--
▼報徳(兵庫) 1 - 4 清峰(長崎) 03月30日 ▼報徳(兵庫) 6 - 5 中京大中京(愛知)
08年秋季・試合結果 最近のコメント
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