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悔い残すな夢舞台
シード16校の戦力分析
「甲子園」を視野に
県春季大会3位の原動力は攻守のまとまりのよさ。「粘り強い投球ができるようになった」(柿谷部長)エース向江を中心に、六年ぶりの夏の甲子園を視野にとらえている。
打線の軸は槙原、真田の中軸の二人。この前後の打者の出来がつながりを生み出す。上位、下位を問わない長打力も武器となり、大量得点も可能だ。
不安を挙げるとすれば内野の守備。バントにも課題を残す。6―0柏原など。
堅守で接戦に力発揮
県春季大会を総合力で勝ち取った。堅守で接戦に力を発揮する。
打線が好調だ。四番のスラッガー金谷が県、近畿大会と本塁打を量産。三番・鈴木は確実性が高く、選球眼のよい名田、勝負強い田辺らが続き、打線はムラなく打てる。
エース山脇には安定感があるが、課題は二番手投手。ともに威力のある直球を武器にする愛甲、新田の成長に期待がかかる。7―0報徳など。
カギ握る控え投手
五年ぶりにシード権を獲得。「シードチームらしく戦いたい」と樋口監督も気合が入っている。
投打の中心となるエースの右腕・森田佳が五月中旬に左腕を骨折。開幕には間に合いそうだが、控え投手の松田、山本の踏ん張りが重要になる。
森田佳が五月の5練習試合で4本塁打。2割6分3厘と低調な打線を引っ張っている。バントを多用して得点機を増やしたい。16―0香住など。
自分たちの野球を
「昨年の秋季大会2位というのは忘れて、初戦から自分たちの野球ができるように心がける」と竹花部長は気を引き締める。 春以降、調子を落としていた大黒柱の寺崎が制球力を取り戻し、球速も増してきた。捕手兼任の中井は地肩の強さを生かした速球が武器。
一番から岩根、山中でチャンスをつくり、勝負強い福田、長打力のある中井で返す。下位打線もしぶとい。6―0五条など。
走行守にまとまり
雨堤部長は「スロースターターで立ち上がりが悪い」と評するが、走攻守とバランスよくまとまっている。
エース左腕・柏木は制球がよく大崩れはしない。右横手投げの中山、左の正木と控え投手にもそん色はない。センターラインを中心に守備も堅実だ。
打線には切れ目がなく、破壊力がある。特にリードオフマンの神代、三番・中郷は打率4割近く、勝負強い。14―6坂出商など。
攻守ともに急成長
昨秋から攻守に急成長して県大会に出場した。だが「夏の大会までにはまだまだ伸びる」と吉水部長。“打倒私学勢”を合言葉に上位進出を狙う。
一年の夏からベンチ入りしているエースの林は経験豊富で切れ味鋭いカーブで勝負。右横手投げの岩渕と二人でチームを支える。堅固な内野守備と合わせ、失点は計算できる。
上位打線で好機を築けるようになり攻撃の幅が広がった。13―2八幡中央など。
制球力優れる松田
「1勝できれば最後まで暴れますよ」と穴田監督。四年連続で初戦敗退中。苦手意識は強いが、今年はシード権獲得に気を良くしており、その勢いをもって乗り切りたいところ。
注目選手は県春季大会で神戸弘陵を1―0で抑えた右本格派の松田。制球力に優れ、精神的な成長も見逃せない。ただ、投手陣が松田一人という点が不安材料。打線は神代、浜田を中心に長打力があり、笠松は二年生ながら本塁打が狙える。7―6報徳など。
「8強入りに意欲」
春の県大会の後、上位の打順を大幅に変更。三番までを、勢いのある二年生で固めた。チーム打率は2割6分と平凡だが、鍛えた機動力で補う構え。
右横手投げのエース酒井は春の北播地区大会4試合を一人で投げ切って失点3。130キロ近い直球と変化球の配球が良く、打たせて取るタイプ。「相手が強いほど燃える選手たち。私学校を一つでも倒したい」と木俣監督。昨年を上回る8強入りへ意欲を見せる。4―1米子東など。
あえて「甲子園出場」
有力公立校の一角。二十二年ぶりというシード権獲得に「あえて甲子園出場という目標を口に出し、それによってかかる責任や重圧に打ち勝っていきたい」と宮瀬監督は気合十分。
エース池上は防御率1・67で1試合与四死球が1・5と安定している。打線は、4割6分で「不動の四番」の山口がチャンスでの確実性があり、西姫路地区大会決勝で逆転サヨナラ三塁打を放った春木の勝負強さにも定評がある。7―1飾磨工など。
接戦の粘り強さ光る
県大会は昨秋ベスト16、今春ベスト8と順調。春以降2点差以内の試合は6勝1敗で、接戦に粘り強いのが特徴だ。一九七四年の最高位(ベスト8)を突破する勢いがあるが、「それらの結果を意識せず、自分たちの持ち味を発揮したい」と円尾監督は慎重。
上野、井戸の二年生コンビが打の主軸、特に4割5分の三番上野は長打力抜群。勝原、菅野が盗塁数を競い合う。不安定だった守備力を春の県大会以降に強化した。8―7市川など。
センバツから復調
近畿大会を秋春連覇。初戦敗退した今春のセンバツから完全に立ち直った。
なかでも調子を落としていたエースの橋本が復調したのは大きい。あとは夏の連戦を乗り切るための二、三番手投手の養成が課題。大畑、馬場らの成長が優勝へのカギを握る。
持ち前の機動力は健在。打線の組み替えも功を奏し、三番に松下が入ったことで小細工がきくようになり、得点力が増した。10―3広島商など。
2本柱を軸に充実
近畿大会出場は惜しくも逃したが、攻守に充実した戦力を誇る。
エース級の投手が二人いるのが強み。上里田は打者の手元で伸びる本来の速球が戻った。新島は県春季大会4試合をすべて投げ抜いて自信をつけた。守備もセンターラインを中心によくまとまっている。
打線は長打力のある選手がそろった。福本、大谷、塩川、小林は思い切りがよく勝負強い。15―0立命館宇治など。
優勝しか考えない
県春季大会では優勝した東洋大姫路に延長で惜敗したが、地力のあるところを見せつけた。「優勝しか考えていない」と北原監督。
レギュラー平均打率は3割6分6厘。打線は爆発力に欠ける分、つながりがカギ。谷川、島本、野上ら中軸に期待がかかる。
エースの上内、登喜、森と三投手とも、コンビネーションと制球で打ち取るタイプ。そのため守備の強化に時間を割いた。4―3滝川第二など。
一昨年の再現狙う
県大会の秋は2回戦で敗退したが、春はベスト8と着実にレベルアップしている。平成十年の東兵庫大会準優勝の再現を狙っている。
横手投げのエース大野と鷺岡、球威のある益田、下手投げの山下雅と多彩な投手陣をそろえる。
打線は切れ目なく、坂本、北村、山下輝、カルロスを中心に長打力がある。ただ「好投手に対したとき細かい野球で得点できない」と馬場監督は課題も挙げる。12―5関学など。
ミート中心の打線
「(甲子園に春夏連続出場した)去年のような爆発力のあるチームではない」と慎重な亘部長だが、「優勝を狙う」と二年連続出場へ意欲的だ。
長打力には欠けるものの打線はミート中心につながりがある。内野守備は遊撃手の上原を中心に堅実で、外野も守備範囲が広い。
エースの舛次は右横手からのシュートが武器。制球のいい小原、カーブが武器の田中を含め、頭数がそろっている。9―2敦賀など。
故障者回復がカギ
けが人が続出した影響で県春季大会の二連覇はならなかった。故障者の回復具合が、二年ぶりの甲子園への大きなポイントになりそうだ。
打線は四番の落合主将が復帰して幾分強化された。足も絡めた攻撃は十分な破壊力がある。
投手陣は右横手投げのエース藤本に続く投手が、何人出てくるかが課題。捕手・山崎、二塁手・上見を中心に守備は堅い。9―2岐阜第一など。
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