日々小論

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 新型コロナウイルス感染拡大が心配される中、年末年始にあるサッカーなど高校スポーツの全国大会が終盤を迎えている。感染者が出て欠場チームが出た競技もあったが、どれも止めずに開催できた。選手は貴重な経験を積むことができたはずだ。

 昨年はコロナ禍に泣かされ、全国高校総体や国民体育大会が相次いで中止になった。兵庫では夏以降に県高校総体の代替大会が行われ、高校3年生らも何とか出場の機会を得た。

 秋以降は、感染防止策を講じ、ほぼ全競技で県レベルの大会が開かれた。それでも大半が無観客試合になり、関係者以外の会場入りなどは制限された。

 近年は中学、高校の部活動でも、大会規模やレベルに関係なく、会場に足を運ぶ保護者らが増えている。学校のグラウンドや体育館である1、2回戦でも多くの「応援団」がいる。

 11月に神戸市内であったバスケットボールの中学生世代の大会会場では、体育館に入れない多くの保護者が、出入り口外側に張り付き、ガラス戸越しに垣間見える試合を見守る異様な姿も目の当たりにした。

 地域によっては、会場を訪れる保護者が選手の送迎も担う。「子供たちを送迎してもらいながら、試合が見られないのは忍びない」という中学校部活動顧問の声も耳にしている。

 昨夏の高校野球の代替大会では、3年生の保護者限定で会場に入れる対応をとった。試合の模様を動画で配信する取り組みも行われ、一部ではコロナ禍に対応する動きが見られた。

 感染が収まらないなら春以降も同じ状況だろう。いかにスポーツを「する人」「見る人」「支える人」が納得できる大会運営をするか。新スタイルをつくる良い機会かもしれない。

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