日々小論

  • 印刷

 政治やビジネスの世界で女性の活躍は進んでいるのに、なぜ恋愛では男性からのデートの誘いを待つ場合が多いのか…。

 そんな素朴な疑問から米国人女性が起こした女性向けアプリの会社が急成長している。月間利用者は世界中に1230万人(!)。女性の方からアプローチして返信があれば関係が進展するサービスだそうで、創業者は31歳にして資産1千億円超の大富豪になった。

 翻って日本。こちらもネットを使った婚活が活況だ。男性より女性の利用が伸びている。民間シンクタンク「ブライダル総研」によると、2019年に結婚した人のうち13%が婚活サービスを通じて出会い、その中でもネット系サービスの利用者がお見合いパーティーなどを抑えて最多だった。

 コロナ禍はこの傾向に拍車をかけそうだ。「人と過ごすことの貴重さを感じた」などと20~30代の結婚願望が高まっているとの調査結果がある。業界関係者は「早い段階からネットで相手探しを始める女性がさらに増える」と予想している。

 一方、昔ながらの「地域のお世話役」が健在なのも興味深い。兵庫県には縁結びに奔走する「こうのとり大使」という知事委嘱のボランティアが358人いる。いい意味での「お節介力」を発揮して20年度は6組、累計106組の成婚に貢献した。

 大使歴6年にしてこのほど初めてカップルを成立させた横田昇代さん(64)=尼崎市=は「男性へのサポートがすごく大事。自分の良さに気づいていない場合がある。女性には『1回会っただけで判断しないで』と繰り返し言っています」と話す。

 「ステイホーム」が新たな出会いを生んでいるとすれば、少し明るい気持ちになる。

日々小論の最新
もっと見る

天気(5月15日)

  • 25℃
  • 19℃
  • 70%

  • 29℃
  • 16℃
  • 60%

  • 27℃
  • 19℃
  • 50%

  • 29℃
  • 18℃
  • 60%

お知らせ