日々小論

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 東京五輪のバスケットボールで日本代表女子が銀メダルを獲得し、同競技では五輪史上初の快挙を遂げた。準々決勝からの激戦を制して頂点に迫り、大会終盤を大いに盛り上げた。

 高さ3メートル強のリングにボールを投げ入れるこの競技で、身長の高さが有利に働くのは誰もが知っている。頻繁に身体接触を伴うこともあり、小柄なチームの快進撃は、国内のみならず、世界の多くの人たちの心を揺さぶった。

 平均身長176センチの日本代表は準々決勝に進出した8チームでは最も低い。決勝トーナメントで対戦したベルギー、フランスや米国はいずれも平均身長は180センチを超え、190センチ台の選手も多く擁していた。

 日本代表の選手らは、空中戦の不利をカバーするため、スピードを生かして動き回った。巧みなパス回しで切り崩し、3点シュートなどで得点を重ねた。

 体格の劣勢をカバーし、勝利を収めるお手本のようなプレーを目の当たりにし、希望を見いだしたアスリートも少なくなかっただろう。

 バスケットは、米プロリーグNBAでプレーする八村塁選手らの登場で盛り上がる男子に対し、女子はあまり目立っていなかった。リオデジャネイロ五輪では8強入りしたが、サッカーやバレーボールに比べて話題になることは多くなかった。

 それだけに、今回の銀メダル獲得はバスケット女子に注目が集まり、さらに関心が高まる絶好の機会になったといえる。

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で無観客となり、日本代表の躍進もテレビ画面でしか見られなかったのは残念だった。3年後のパリ五輪までに、一度は試合会場に足を運んで観戦したいと思っている。

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