正平調

時計2018/05/18

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汗と涙と根性はスポーツにつきものだが、ラグビーの元日本代表監督、平尾誠二さんは戒めている。「根性というものには、科学的な根拠がある」◆タックルを例にあげた。やみくもに相手にぶつかっていくのが根性ではない。勝つためにはこの場面でタックルが必要だ、そう自覚して初めて根性は生きてくる、と(PHP研究所「生きつづける言葉」より)◆ルールも選手の装いもまるで違えど、似た楕円(だえん)のボールを使い、タックルがファンをわかせるアメリカンフットボールにも教えは通じるはずだろう。心得からはほど遠い危険なプレーが名門校を揺るがしている◆なぜ、ボールを持たない無防備な選手の背後から激しいタックルを食らわせたのか。選手が負傷した関西学院大学アメフット部がきのう会見をひらき、日本大学の説明は不十分であり「誠意がない」と批判した◆怒るのも道理だろう。監督から反則プレーの指示はなかったと日大は説明するが、選手の言い分は違うとも伝えられる。いずれにせよ、間違った根性論で、むちゃな行為を許してしまった責任が指導者にはある◆西の関学と東の日大。長年、日本一の座をかけて正々堂々ぶつかりあってきた。それがどうして-。宿敵への怒りに、こみあげる悲しみを見る。2018・5・18

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