正平調

時計2020/01/26

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出版や映像のプロデューサー残間(ざんま)里江子さんが小学校へ通ったのは、昭和30年代だった。おうちの暮らし向きが厳しく、体も弱かったそうだ。でも「一筋の光」があった。それは給食◆「学校へ行って給食を食べられることがうれしくて仕方なかった」。中身は二の次の時代だったが「私にとってはごちそうでした」。そんな思い出話が、藤原(ふじはら)辰史さんの著書「給食の歴史」で紹介されている◆全国学校給食週間が始まった。おとといの本紙PR特集面に姫路市立置塩小学校の給食風景が載っていた。食べながら箸の持ち方を楽しく学ぶ。ほほえましい様子に頬が緩んだ。「いただきます」で始まる光景は時代とともに変わり続けていると実感する◆献立もずいぶん進んできた。優れた内容で知られる市町が県内にはいくつもあるし、地元食材を使う全国学校給食甲子園で、2年前に養父市、昨年は丹波篠山市の給食センターが連続日本一。なんと誇らしい◆でも気掛かりなことが一つ。給食時間の短さだ。「15分しかない」と、ある市の中学生が市長へ訴えた話を紙面で読んだ。学校がゆとりを失えば、せっかくの料理をゆっくり味わえない。みなさんの地元はどうか◆うれしくて、おいしくて。子どもたちへの「一筋の光」を大切に。2020・1・26

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