正平調

時計2020/02/06

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超大型ハリケーンの「カトリーナ」が米国南部を襲ったのは2005年だった。死者が1500人を超す大惨事からしばらくたって、「ショック・ドクトリン」という言葉が生まれた◆名付けたのはカナダに住むジャーナリスト、ナオミ・クラインさんだ。評して「惨事便乗型資本主義」。みんなが冷静さを失ったとき、ショックにつけ込むようにしてことを運ぶ。そんな動きに異議あり、と◆憲法に緊急事態条項をという声が自民党内で起きる。新型肺炎が広がるのを防ぐため、人の移動を制限するのが狙いだ。起きている事柄はまったく違うが、ショック・ドクトリンのようなにおいが鼻先をかすめる◆中国での感染者は2万人を超す。日本でも日々増える。新型肺炎への不安が心を重くするうちに改憲を訴えれば、関心が集まるか。そんな思惑を感じてしまう。これでは「惨事便乗型政治」と言われかねない◆聞いているふりをし、歌い終われば拍手もする。でも実は他人の歌はまったく聞いていない。考えているのは次に何を歌うかだけ。これを「カラオケ現象」と呼ぶそうだ◆「まず現行法で」「悪乗りだ」。この時期に唱える改憲に、冷ややかな声があちこちから。でもまったく聞こうとせず、マイクを離さないのだろうか。2020・2・6

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