正平調

時計2020/03/02

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「都市の青春」。姫路市南部の手柄山(標高50メートル)を散策すると、そんな言葉が思い浮かぶ。1966年、ここを舞台に「姫路大博覧会」が開催され、150万人が来場した◆モノレール、野外音楽堂、球場、遊園地、プール、水族館…。前後して建設された施設群だ。過密な中心部ではなく、緑あふれる公園に配置した当時の都市計画の巧みさに感じ入る◆半世紀の時をへて整備計画が動きだしている。施設の新設や存続、廃止の方針が打ち出された。注目は72年にできた文化センターの行方だ。市民に親しまれてきた文化の殿堂だが、機能は手柄山からJR姫路駅東に来年秋に完成する文化コンベンションセンターへと移る◆「21世紀の築城」と前市長の石見利勝さんは表現した。2千席の大ホールに中、小のホール。4千平方メートルの展示場や700人が集う多目的会議室もそろう◆ホール運営がひときわ厳しい時代だ。いずこも集客に苦しんでいる。作曲家の池辺晋一郎さんは「下から仰ぎ見るものではなく、市民の心の中にある存在にならなければならない」とアドバイスした◆姫路駅から電車が東に向かうと、左手に巨大な鉄骨構造物が迫る。文化とコンベンションの機能を併せ持つ複合施設は街にどんな新風を吹かせるだろう。2020・3・2

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