正平調

時計2020/04/27

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先日、小学3年生の男の子に教科書を借りて読んでいたら「新しいんだから大切に使って」と注意された。5月も目の前というのに、一度も使っていないという◆兵庫県内の学校ではまだ新学期が始まっていないから当然だ。神戸市では二転三転の末、予定していた登校日もなくなった。学校に行ったのは1日だけ。新しい担任の先生に会って互いに自己紹介し、教科書をもらって5分ほどで帰ってきた◆国語、算数、理科、社会、道徳、図工。「Let’s Try!」という英語の新教材やカラフルな地図帳も。どれもまだインクのにおいがする。「早く開いて」。教科書も新学期を待ちわびているだろうに◆厳しく、長いコロナ禍である。「学校の有り難みを知った」という親の声をよく聞く。子どもを預かってくれる上、しっかり勉強も教えてくれる。学校があってこそ親の生活が成り立っていたことをかみしめる◆コロナ禍は、忙しいを言い訳にして、大人本意の社会を維持する時代の終わりを告げているのかもしれない。今こそ親も教科書を開き、にわか先生になってみよう◆黄金週間が始まった。一緒に地図帳を広げ、世界一周旅行を想像するのも楽しい。「やっぱり学校の先生の方が上手」と言われるのも、またよし。2020・4・27

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