正平調

時計2020/10/05

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1970年代終わりは、妖怪「口裂け女」が話題を独占した。マスク姿で「私きれい?」と質問し、肯定されると「これでも?」とマスクを外す…。姫路では変装した女性が逮捕される騒ぎもあった◆少々、口裂け女の肩を持つと、素顔の自分を認めてという気持ちは理解できる。もし、彼女が今の日本に姿を現したら、二つ目の質問はひんしゅくを買うかもしれない。それほどマスク着用は当たり前になった◆化粧の手間が減って楽になった-。そう語る知人女性は多い。コロナ拡大後は、目元に使う化粧品が人気という。見られる部分に力点を置くのは効率的だ。「最近はきれいな女性が増えた」という声も聞かれる◆女性の負担減につながるなら、新しい生活様式も悪くないが、一つ困ったことがある。人の顔を識別しにくいのだ。特に初対面がマスク姿だった人の顔が覚えられない◆どこを見てその人と識別しているのか。自分の場合を考えてみたが、一概には言い難い。目は重要だが、鼻や口とのバランスがポイントに思える。人工知能なら瞳だけで認証するだろうが人間はそうもいかない◆マスク必須の生活は当分続くだろう。それならば誰々と分かる目印をマスクに付けられないものか。筆者のような、勘の鈍い人向けに。2020・10・5

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