正平調

時計2021/04/01

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ノーベル賞受賞と言われても夢うつつだったのかもしれない。2年前に化学賞を受けた吉野彰さんである。会見を済ませた翌朝、新聞各紙を見ると◆「どの新聞も、(1面)トップで載せてもらった。ああ、これは本物だと思った」。本物。受賞は本当だったという率直なお気持ちか、こぞって1面トップという紙面に重みをあらためてということか◆2022年度から高校1年生が使う教科書の話を昨日の紙面で読む。新聞を取り上げる教科書もあるようだ。1面トップが最も重要、その次は…と基本の解説もするとか。高校生が新聞とにらめっことはうれしい◆あの日はノーベル賞の記事が1面トップだったけれど、どこの国の新聞もそうかな。理科離れってよく聞く。ノーベル賞の受賞はこれからも続くかな…とあれこれ思いながら読んでくれたら、もっとうれしい◆作家の真山仁さんは元新聞記者だ。教育に新聞をというNIEの全国大会で、中高校生の「疑う想像力」について語っていた。読んで分からなくても、「どういうことかな」と考える。それがとても大切な力だと◆高校の教科書に新聞が登場するのはあまりない。1面トップ記事を読んだら、斜め下の小欄も。高校生が読んでいると思えば、ちょっと背筋が伸びる。2021・4・1

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