正平調

時計2021/10/27

  • 印刷

紀宮さまが結婚し、黒田清子(さやこ)さんとなったのは2005年の秋である。「贈る言葉」を記者会に問われた母の美智子さまは心情をお答えになった◆「その日の朝、心に浮かぶことを清子に告げたいと思いますが、私の母がそうであったように、私も何も言えないかもしれません」。口にせずとも通じ合うものがある。母と娘であれば、なおさらかもしれない◆きのう朝、秋篠宮妃紀子さまの心に浮かんだのはどんなお気持ちであったのか。宮邸での別れ際、娘を見つめたその目に感慨がこもる。長女眞子さまが小室圭さんとの婚姻届を出し、「小室眞子さん」となった◆3年前に結婚延期が決まってのち、紀子さまは述べている。今は家族として難しい状況にあるが、それだけに「眞子がいとおしく、かけがえのない存在として感じられ、これからも、長女への思いは変わることなく…」と。母の心はこの言葉に尽きよう◆読書好きの眞子さんが詠んだ歌がある。〈呼びかける声に気づかず一心に本を読みたる幼きわが日〉。日だまりの部屋、手にしていた本、自分の名を呼ぶ母や父の声…。大切な宝物を胸にしまっての門出である◆準備が整えばすぐ、米ニューヨークへたつという。皇籍は離れても、親子の情は変わるまい。お幸せに。2021・10・27

正平調の最新
もっと見る
 

天気(1月18日)

  • 7℃
  • 3℃
  • 30%

  • 3℃
  • 1℃
  • 90%

  • 7℃
  • 3℃
  • 20%

  • 5℃
  • 1℃
  • 60%

お知らせ