正平調

時計2021/12/14

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ヨッシャー、チョレイ、サー…。卓球の世界選手権を見ていて気付いたのは掛け声の多彩さだ。日本人選手のみならず海外選手から出るのが面白い◆気合を入れるのは洋の東西を問わないが言語は違うはず。歴史を見ると掛け声は日本発祥という。卓球コラムニスト伊藤条太さんの新刊「卓球語辞典」で変遷を知った◆1954年の世界選手権で日本選手がヨシと声を発し、バッドマナーとして失点にされた。その後、日本が世界を制覇し、選手やコーチが各国で指導に当たった。その中でヨーシ、ヨッシャーが広まったという◆60~80年代はヨッシャー、ヨッシャラッキーの全盛期。中高年にはおなじみだろう。今はヨーやシャー、ショーが「世界共通」。張本智和選手の雄たけびチョレイもヨシが長い時間をかけて変化したとの分析だ◆中国選手と熾烈(しれつ)な戦いを繰り広げる伊藤美誠(みま)選手や石川佳純選手、早田ひな選手からはショエー、チョー、シェイ…。同じ瞬間、見ている側は叫ぶ。ヨッシャラッキー◆卓球の競技名は大正期の日本語訳だ。「卓で行う」「卓越に通じる」からというのも労作の同辞典で知った。来年で伝来120年。荻村伊智朗、長谷川信彦ら往年の名選手を思い出しつつ、チキータなど新しい技に目を奪われる。2021・12・14

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