「新聞感想文コンクール」

平和をつくるって?

小西舞(こにし・まい) 神戸市立高丸小4年

8月6日、わたしが毎朝楽しみにしている連続ドラマが何かの式典のテレビ中継に変わっていた。「あぁそうか、今日は広島に原ばくが落とされた日か。それでドラマがないんや」。わたしはテレビをパチンと消した。

 翌日、新聞を読んでいると昨日の平和記念式典で読まれた平和への誓いという文がのってあった。「子ども代表」という言葉が目に入ったので、同じ子どもとしてどんなことが書かれているのかきょう味がわいて読んでみることにした。わたしは広島には行ったことがないけれど、沖縄や長崎には家族旅行で行ったことがある。平和祈念公園やし料館を見て回って、戦争がどれほどおそろしくて悲しいものなのかは知っていた。そして自分は平和な時代に生まれて良かったな、と思っていた。でもこの新聞記事を読んでいくと、平和をつくるという文に目が止まった。平和とは当り前にあって、これからもずっと続くものだと思っていたわたしにとって、平和をつくろうとよびかけている広島の子どもたちの言葉はわたしのむねにひびいた。昨日のわたしは8月6日を原ばくが落ちた日、と、かこの出来事であって自分には関係ないと思い、すぐにテレビを消してしまった。けれど、なぜこの日にわざわざ暑い中を足が悪いおじいちゃんやおばあちゃんをはじめとするたくさんの人々が平和記念公園に集まるのか、この記事を読んでわかったような気がする。原ばくで命を落とした人や戦争で大切な人を失った悲しみやくやしさを想像することで平和への思いを強くし、わたしのような戦争を知らない世代にも戦争をくり返さないよう教えてくれているのだと思った。戦争について学び、平和を願う気持ちをつなげることが平和をつくるという意味なんだと記事を読んで思った。

 わたしはまだ広島に行ったことがない。でもいつか自分で原ばくドームや平和記念公園をたずねてみたいと思う。そして平和をつくる一人にわたしもなりたいと思った。


(8月7日付 神戸新聞から)
「平和をつくるって?」



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 審査委員長講評 「読む。豊かな未来のために」


部門 受賞者(敬称略)
学校名・学年
作品の題名
神戸新聞社賞 小学校 1・2年 有本 理玖
関西学院初等部1年
「いっしょうのともだち」
小学校 3・4年 小西  舞
神戸市立高丸小学校4年
「平和をつくるって?」
小学校 5・6年 大牧 義生
小野市立市場小学校6年
「がんばれ播州そろばん」
中学 上山 翔悟
高砂市立高砂中学校1年
「生き物との共生」
高校 黒石 莉央
兵庫県立西宮甲山高等学校2年
「生きるということ」
兵庫県知事賞 小学校 1・2年 金澤 瑞輝
姫路市立香呂小学校2年
「ひょうごに新しゅの化石出げん!!」
小学校3・4年 藤原 菜杏
神戸海星女子学院小学校3年
「日本発祥 母子手帳」
小学校5・6年 谷口 加奈子
神戸市立池田小学校5年
「少子化について」
中学 桾本 紫月
加東市立東条中学校3年
「将来のために」
高校 高司 暖子
雲雀丘学園高等学校2年
「地方紙の魅力」

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