「新聞感想文コンクール」

少子化について

谷口加奈子(たにぐち・かなこ) 神戸市立池田小5年

 現在、日本は平均寿命が世界1位である。高齢化社会問題と同時に少子化とよばれ、出生率の低下が問題になっています。「赤ちゃん最少、出生率減」という新聞見出しが、とても気になりました。新聞によると、合計特殊出生率(1人の女性が生涯に産む子どもの数)が2014年1・42となり、9年ぶりに減少したことが厚生労働省の人口動態統計でわかりました。2005年の1・26を底に緩やかに上昇していましたが、2014年に生まれた赤ちゃんの数は100万3532人で過去最少を更新したそうです。

 厚生労働省は出生率が低下している原因について、女性の社会進出とともに、晩婚・晩産化が進んだからだと分析しています。晩婚ってなんだろうと思い、調べてみると、平均初婚年齢が遅くなっていることだとわかりました。初婚年齢の平均は男性、31・1歳、女性、29・4歳。第1子を産む平均は30・6歳とのことです。厚生労働省は「まち・ひと・しごと創生サポートプラン」の中で、結婚に向けた出会いの場の提供や、未婚・晩産化対策として企業での働き方の見直しが必要だとしています。また男性の積極的な育児子育て支援サービスの充実、育児にかかる経済的負担の軽減が必要だとしています。

 私は今、10歳。2005年2月14日に生まれました。新聞にのっている合計特殊出生率の推移をみると、ちょうど私の生まれた2005年が1・26で底でした。そこから少しですが上昇しています。政府や自治体は少子化を食い止めようと、さまざまな手立てをしています。私の母は仕事をしています。産前産後休業・育児休業をとり、今も仕事を続けています。私は1歳前から保育園に通っていました。働くお母さんにとって、仕事と家事・育児の両立はたいへんなことだと思います。母によると、育児休業は1歳になるまでとのルールで、11カ月の時から保育園に行きはじめ、1歳の誕生日に復帰したそうです。休業も、もう少しとれるようになったと聞きました。また妊婦健診などの補助・保育料の軽減も充実してきているとのことです。

 私も将来結婚して出産しても、仕事は続けたいと思っているので、男女ともに働きながら子育てできる支援や雇用の安定、子育てにかかるコストを下げるなど、子育てにやさしい社会にむけて構造を変えていく必要はあると思います。


(6月6日付 神戸新聞から)
「少子化について」



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 審査委員長講評 「読む。豊かな未来のために」


部門 受賞者(敬称略)
学校名・学年
作品の題名
神戸新聞社賞 小学校 1・2年 有本 理玖
関西学院初等部1年
「いっしょうのともだち」
小学校 3・4年 小西  舞
神戸市立高丸小学校4年
「平和をつくるって?」
小学校 5・6年 大牧 義生
小野市立市場小学校6年
「がんばれ播州そろばん」
中学 上山 翔悟
高砂市立高砂中学校1年
「生き物との共生」
高校 黒石 莉央
兵庫県立西宮甲山高等学校2年
「生きるということ」
兵庫県知事賞 小学校 1・2年 金澤 瑞輝
姫路市立香呂小学校2年
「ひょうごに新しゅの化石出げん!!」
小学校3・4年 藤原 菜杏
神戸海星女子学院小学校3年
「日本発祥 母子手帳」
小学校5・6年 谷口 加奈子
神戸市立池田小学校5年
「少子化について」
中学 桾本 紫月
加東市立東条中学校3年
「将来のために」
高校 高司 暖子
雲雀丘学園高等学校2年
「地方紙の魅力」

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