「新聞感想文コンクール」  

生き生き社員食堂

武田紅葉(たけだ・くれは) 淡路市立学習小学校 5年

 カフェのようなおいしそうな料理と、大人が楽しそうに食事をしている写真に目がとまりました。企業の社員食堂についての記事でした。おもしろそうだなあと思って読んでみることにしました。

 企業にとって社員食堂はコスト負担が大きく、一時は廃止する動きが広まりました。しかし、生活習かん病が増加する中で、社員の健康管理は大きな課題となり、バランスの取れた食事を提供する社員食堂の存在が見直されているそうです。

 また、社員が自然に集まる場ができることで、社内のコミュニケーションが進めば、業務効率の改ぜんにもつながるそうです。

 わたしたち小学生にとっては「給食」が社員食堂みたいなものかなあと思いました。栄養のバランスを考えてくれているし、友達とおしゃべりしながら食べることはとても楽しいからです。

 わたしの家では夕食の時、家族でよくお昼ごはんの話をします。わたしが、「今日は大すきな焼きそばとフルーツよせがでてうれしかった。」と言えば、母は「今日のカレーはね、タイのカレーで初めて食べる味だったよ。」などと話したりします。給食と社員食堂のいいとこじまんです。

 母の会社の社員食堂は、記事にでてくるオムロンヘルスケアとよく似ているそうです。移転にともなって社員食堂をつくったこと、開放感あふれるガラスばりがじまんだというところです。母の会社からは電車ではなく、海が一望できます。ゆったりとした風景に一息ついて「午後からもがんばろう」という気持ちになると言っていました。

 母の会社の社員食堂に興味をもったので、いろいろと聞いてみることにしました。

 食堂の名前は「ラ・カンティーヌ」で、フランス語でワイワイと仲間がつどう食堂という意味だということ、「日本一楽しく、おいしい社員食堂」を目指していること、一年間同じメニューが出てこないということ。話を聞いているだけでわくわくしてきました。

 まだまだあります。淡路島の旬のお魚や野菜がたくさん取り入れられていること、クリスマスやひなまつりなどのイベント料理がでてくること、週の半分はくじで席決めをすること。初めのころはきんちょうしたけれど、ふだんあまり話す機会がない人ともコミュニケーションがとれて楽しいそうです。

 母は毎日いそがしくて大変そうだけれど、こんなに楽しい工夫がいっぱいの社員食堂があるからこそ、仕事をがんばることができるのかなあと思いました。そして、母の会社で働く人たちは、生き生きと仕事をしているんだろうなあとも思いました。

 食べることは生きることです。わたしも給食や家族だんらんの食事を通して、健康にすごしていきたいです。そして、大人になったとき、おいしい社員食堂のある会社で働けたらいいなあと思いました。


(6月19日付 神戸新聞から)
「生き生き社員食堂」

 

※作品の題名をクリックすると神戸新聞社賞と県知事賞の作品を読むことができます。

審査委員長 秋田久子教授 講評 「気付き」、自分の言葉で残す  
部門 受賞者(敬称略)
学校名・学年
作品の題名
神戸新聞社賞 小学校 1・2年 羽田 晨之介
(はねだ しんのすけ)
神戸市立白川小学校2年
「がんばれ小さないのち」
小学校 3・4年 志比田 麗
加古川市立氷丘小学校3年
「しあわせ運ぶ宅急便」
小学校 5・6年 武田 紅葉
淡路市立学習小学校5年
「生き生き社員食堂」
中学 田尻 雅土
加東市立東条中学校1年
「姉の涙と甲子園」
高校 西尾 愛衣
関西学院高等部2年
「もう一度やりたい」
兵庫県知事賞 小学校 1・2年 矢本 杏璃
三田市立すずかけ台小学校2年
「おぼれたときのあいことばは『ういてまて』」
小学校3・4年 川上 紗季
豊岡市立日高小学校4年
「出産出来る病院がへっている」
小学校5・6年 谷口 向日葵
愛徳学園小学校6年
「傘に思いをのせて」
中学 泉 ひのわ
神戸市立布引中学校1年
「前向きに考えよう」
高校 柴田  華 
兵庫県立神戸高等学校1年
「今 私にできることは」

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