神戸新聞NEXT | 読者の報道写真コンテスト
神戸新聞社 読者の報道写真コンテスト

読者の報道写真コンテスト

第 673 回3月 の入賞者

※応募総数 416点

一席

一席

『ソーシャルディスタンス 』

高杉 寛

神戸市立王子動物園(3月18日)

微妙な距離感を保って餌をもらっているアシカたちの様子がほほ笑ましいですね。タイトルもストレートに伝わります。(オリンパスOM―D E―M1マークⅡ 12~100ミリ 絞りf6・3 1250分の1秒)

二席

二席

『四角い夕日 』

木下文生

加古川河口(2月28日)

播磨灘に沈む「だるま夕日」を狙っていたそうです。太陽光が大気と海水温の温度差で屈折することなどから見える珍しい現象で、3月2日付本紙東播版でも紹介しました。(ニコンD6 80~400ミリ 絞りf8 750分の1秒)

三席

三席

『もう一人のママ 』

春名サトミ

淡路市の県立淡路島公園(3月14日)

子どもにとって居心地のいい空間なのでしょうか。お母さんの足元には不思議な魅力が詰まっている証しにも見えます。(ニコンD750 24~120ミリ プログラムオート)

佳作

佳作

『また、会おうね 』

清水彩香

神戸市立須磨海浜水族園(2月25日)

建て替えられる水族園へお兄さんと行った一こま。魚たちも名残を惜しんでいるように見える瞬間をうまく捉えました。(iPhone11)

佳作

『津波対策工事で移設される今津灯台 』

笠井 忠

西宮市の今津灯台(3月18日)

国内唯一の木造灯台と災害対策で建造される巨大な水門との対比が見事です。夜の撮影でキレの良い印象になりました。(ソニーα7RⅡ 40ミリ 絞りf11 20秒)

準佳作

準佳作

『春の足取り 』

辻本幸代

高砂市内(3月26日)

360度カメラの機能をうまく使いました。色彩豊かな季節到来の喜びが伝わってきます。(リコーTHATA Z1 絞りf5・6 640分の1秒)

準佳作

『宇宙ステーションが行く 』

川口 勉

明石市の大蔵海岸(3月17日)

宇宙飛行士の野口聡一さんが滞在中の国際宇宙ステーションの上空通過を、地元らしい場所でうまく撮影しました。(キヤノンEOSR 24~105ミリ 絞りf8 3分)

準佳作

『朝露に輝く 』

高橋三吉

加古川市内(3月26日)

まさに足元の小さな宇宙ですね。露のひとつぶひとつぶが鮮やかに浮かんでいます。(ニコンD300S 105ミリマクロ 絞りf3・2 8000分の1秒)

準佳作

『花粉だらけ 』

松田 誉

稲美町北山(3月27日)

一心不乱に花の蜜を吸っていたのは間違いなさそうです。羽や花粉の質感も伝わるピントの良さが光りました。(ニコンD500 200~500ミリ 絞りf5・6 2500分の1秒)

準佳作

『梅まつり 』

広瀬賢一

高砂市の曽根天満宮(3月8日)

梅の花びらが池に浮かぶボトルにまとわりついています。画面から余分な情報を排除することで、想像力をかき立てるカットになりました。(ニコンD5100 55~300ミリ 絞りf4・8 4000分の1秒)

準入賞A

準入賞A

『六年間ありがとう 』

澤 勝弘

準入賞A

『根開き 』

宇田川洋二

準入賞A

『独占!僕の春休み 』

石原 修

準入賞A

『テレビを見るネコ 』

前川 寿

準入賞A

『怪鳥 』

山口康博

準入賞A

『仲よし家族 』

尾上敏明

準入賞A

『イカナゴ船出漁 』

本松義章

準入賞A

『ゴンドラのない観覧車 』

米澤貞雄

準入賞A

『“定休日" 』

徳永直久

準入賞A

『環水平アーク 』

沼田和也

準入賞B

準入賞B

『喜びの春 』

吉田民樹

準入賞B

『マイフレンド 』

黒坂 薫

準入賞B

『古小屋に集まる農民 』

井之上修三

準入賞B

『卒業 』

有末光子

準入賞B

『S字列車 』

竹内繁典

準入賞B

『橋まで届け 』

平井明美

準入賞B

『スピード違反(笑) 』

森本義隆

準入賞B

『疾走あと 』

松下敏和

準入賞B

『午后の梅林 』

尾﨑 壽

準入賞B

『イカナゴ求めて 』

寺坂好司

カメラアイ

厚みある時代の記録

 日常を写真で記録する―。最も身近で普遍的な取り組みが、報道写真の根本だと感じています。

 今月の一席は、動物園の何げない風景かもしれませんが、タイトルと併せて鑑賞することで、コロナ禍の「今」をユーモラスに切り取っています。二席の写真は、撮影後に本紙に情報を寄せ、その後の取材で「めったに見られない」という神戸地方気象台のコメントを引き出しました。

 隠れた問題を浮き彫りにすることや、被災地や紛争地の現状を記録、発信するのも報道写真の大きな役割です。一方で、さまざまな立場の人たちが日々の営みを撮影することで厚みのある時代の記録につなげることも可能です。

 会員制交流サイト(SNS)全盛の時代と言われています。誰もがすぐにネット上に写真を投稿できますが、その真偽を確かめ整理するには分析力が問われます。

 入選作を振り返れば時代を追体験できる―。当コンテストがそんな風に役立てばと願います。

(映像写真部次長・藤家 武)


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