神戸新聞NEXT | 読者の報道写真コンテスト
神戸新聞社 読者の報道写真コンテスト

読者の報道写真コンテスト

第 678 回8月 の入賞者

※応募総数 350点

一席

一席

『また来年も 』

清光静枝

加古川市内(8月15日)

お盆の送り火です。期間中玄関先で火をたき、先祖の霊を送迎する家庭はもうほとんどないのでは。炎を見つめる男性の表情が、おだやかな心の内を伝えます。(ソニーXperia(スマートフォン) オート撮影)

二席

二席

『まもなく漁火点灯 』

北本重安

香美町香住区(7月26日)

夕日に照らされる漁船団。夜の日本海を彩る漁火は有名ですが、その直前に見せる印象的な光景です。(キヤノンEOS6DマークⅡ 24~105ミリ 絞りf32 6分の1秒)

三席

三席

『泥棒の正体 』

橋本利一

福崎町内(7月28日)

スイカ泥棒を暴こうと張り込みを敢行すると現れたのは意外にもキツネでした。野性味あふれるキツネの表情に見入ります。(ニコンD810 80~200ミリ 絞りf2・8 4分の1秒)

佳作

佳作

『思わぬ大敵 』

藤原美義

稲美町国安の琴池(8月27日)

池に張り巡らされた太陽光発電パネルに雑草が繁茂しパネルを覆い隠すばかりに。自然のたくましさを表しているようです。(キヤノンEOS80D 18~270ミリ 絞りf8 400分の1秒)

佳作

『そうめん流しパーティー 』

尾上敏明

姫路市内(8月8日)

夏休みながら外食がままならず、息子さん一家と自宅の裏庭でそうめん流しに挑戦。竹で樋(とい)を作るなど工夫された様子が想像される楽しい写真です。(サムスンGalaxy(スマートフォン) オート撮影)

準佳作

準佳作

『海峡に架かる天の川 』

荒木貞夫

明石市役所裏(8月5日)

夜が明るい街中で、うまく天の川を写しています。星がよく見える日時を選び、天候にも恵まれたとメモにあります。(ペンタックスKー1 24~70ミリ 絞りf2.8(iso1600) 10秒)

準佳作

『夏の雲 』

平井明美

淡路市岩屋(8月8日)

陰影が強く、夏らしさよりも不安を感じてしまう入道雲。今年の夏を象徴する風景の一つでしょう。(キヤノンEOS7DマークⅡ 18~270ミリ プログラムオート撮影)

準佳作

『強風 』

清瀬さと子

加西市(8月1日)

2年ぶり開催の「加西サイサイまつり」。強風下で気球の係留飛行を試みるスタッフの姿です。はらはらしながら見つめる人たちの心情が伝わります。(ニコンZ6 70~200ミリ絞りf2.8 640分の1)

準佳作

『無償の愛 』

前田 高

神戸市灘区の王子動物園(8月9日)

6月に生まれたアシカの赤ちゃんを何度も通って撮影しました。タイトル通り、動物にも人と同じ心があると感じさせる一枚です。(ニコンD5300 18~270ミリ f8 800分の1秒)

準佳作

『乗って、見たい! 』

中間弘久

姫路市城東町(8月2日)

夕日と城、電車の三者がまとまる瞬間をねらいましたが車内の人影は想定外だったそうです。偶然の面白さをどんどん取り込んでください。(ニコンDF 200~500ミリ 絞りf11 2000分の1秒)

準入賞A

準入賞A

『想定外 』

辻本幸代

準入賞A

『怒涛 』

香山勇

準入賞A

『砂浜に長い行列 』

仙石一夫

準入賞A

『雨上がりのセンター街 』

藤本章弘

準入賞A

『雨粒に咲く 』

藤賀洋子

準入賞A

『灘浜の朝焼け 』

本松義章

準入賞A

『朝露 』

米澤貞雄

準入賞A

『よう降ったなあ 』

見満雄二

準入賞A

『歳月 』

徳永直久

準入賞A

『燕のねぐら入り 』

森垣雅則

準入賞B

準入賞B

『ママ大すき 』

野口拓真

準入賞B

『涼を求めて 』

宇田川洋二

準入賞B

『共存 』

長峯光星

準入賞B

『猛暑で横綱級大物 』

橘保

準入賞B

『希望の光 』

大井薫

準入賞B

『電池切れ 』

北本峰子

準入賞B

『夏をひきとめたくて 』

和田康男

準入賞B

『怪雲 』

松尾郁雄

準入賞B

『弾ける 』

松下泉

準入賞B

『こども天国 』

星見敏明

カメラアイ

「特異な夏」の記録

 8月は緊急事態宣言下の東京五輪で始まり、梅雨末期にも似た長雨に見舞われました。例年になく行動を制限された日々が続き、応募作には「特異な夏」の記録ともいうべき作品が集まりました。

 多かったのは空を圧する巨大な入道雲や河川の堤防からあふれそうな大水、驚くほど鮮やかな朱色の夕焼けといった自然現象。気候変動や自然災害が報じられることが増え、みなさんの目は自然に対して鋭敏になっているようです。

 そんな中で身の回りを撮った作品に引かれました。自宅の庭でそうめん流しを楽しむ家族の写真に、コロナ禍を乗り切る心意気を感じました。盆の送り火を玄関先でたく風景には、異常な日常生活が続く中でも風習を守るたくましさを見たようにも思います。

 コロナ禍が収まらず、撮影行もままならない日々が続きます。「何を撮ろうか」と思い悩むことも増えることでしょう。ここは一つ身の回りの風景にテーマを絞るのも一案です。

(映像写真部・三津山朋彦)


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