神戸新聞NEXT | 読者の報道写真コンテスト
神戸新聞社 読者の報道写真コンテスト

読者の報道写真コンテスト

第 685 回3月 の入賞者

※応募総数 400点

一席

一席

『狛狐さんのお通り 』

藤木澄男

豊岡市出石町(3月20日)

どこか異界を思わせます。白ギツネの化粧と紅白の衣装が鮮烈な印象を放っています。練り歩く隊列をシンプルに捉え、参道の雰囲気と相まって非日常感が増しました。(キヤノンEOS7DマークⅡ 18~135ミリ 絞りf5・6 80分の1秒)

二席

二席

『タイムスリップ 』

岸本聡

姫路市の手柄山中央公園(3月24日)

画題通り、時空を超えたかのようです。ビル群との対比で霧に包まれた姫路城が際立ちました。早朝の淡い光線状態が幻想的な雰囲気を高めました。(ニコンZ7Ⅱ 70~200ミリ 絞りf8 320分の1秒)

三席

三席

『春爛漫 』

髙橋秀治

明石市の石ケ谷公園(3月14日)

本格的な春の訪れを喜ぶ気持ちが伝わります。前ボケを生かしたフレーミングに無駄がなく、画面中央に配置した来園者の姿が効いています。(ソニーα7RⅡ 24~70ミリ 絞りf2.8 2500分の1秒)

佳作

佳作

『漆黒の塗師達 』

中間弘久

姫路市の御立公園(3月21日)

公園に常設展示されている蒸気機関車です。いまだ現役を思わせる車体の黒光りは丁寧に手入れされている証しですね。(ニコンD5500 10~20ミリ 絞りf5.6 シャッターオート)

佳作

『ウクライナに平和を 』

澤勝弘

神戸市須磨区の神戸総合運動公園(3月27日)

ウクライナ国旗を思わせる青と黄。家族連れが幸せなひとときを過ごす様子に平和の尊さを実感せずにはいられません。(ニコンD810 24~70ミリ 絞りf8 800分の1秒)

準佳作

準佳作

『登攀達成撮影 』

山口康博

姫路市的形町(2月27日)

過酷な岩登りと手軽な自撮りのアンバランスさが面白い。スマホの写真も見てみたいものです。(キヤノンEOSR 18~400㍉ 絞りf8 640分の1秒)

準佳作

『しだれ梅と小宇宙 』

藤田栞吾

南あわじ市(3月8日)

ひと味違うアプローチが光りました。流れ落ちる見事な枝ぶりが雄大な星空に映えました(ニコンZ6 20㍉ 絞りf1.8 5秒)

準佳作

『フィナーレ 』

高橋三吉

県立フラワーセンター(3月27日)

前日の風雨で落ちたツバキの花。暖かい日差しが注ぎ、新たな生命を宿したかのようです。(ニコンZ6Ⅱ 24~70㍉ 絞りf13 50分の1秒)

準佳作

『ノリ船の洗浄作業 』

仙石一夫

明石市の林崎漁港(2月23日)

ひと仕事を終えての作業でしょうか。奥で停泊する船も含め、ゆったりとした時間を感じます。(ニコンD500 16~300㍉ 絞りf11 800分の1秒)

準佳作

『瀬戸内 春の光 』

竹下雅道

たつの市の室津港(3月9日)

タテ位置の思い切った構図が目を引きました。画面の外の光跡にも想像がふくらみます。(ソニーα65 80~200㍉ 絞りf8 121秒)

準入賞A

準入賞A

『日向ぼっこ中 』

伊藤賢治

準入賞A

『春に向って 』

水谷正也

準入賞A

『着物は窮屈 』

春名サトミ

準入賞A

『加古川線落日 』

大西敏晴

準入賞A

『今シーズンも頑張るぞ 』

上原大

準入賞A

『夜明け 』

西尾秀己

準入賞A

『春に翔ぶ!4月1日早朝 』

前田好教

準入賞A

『早朝の出漁 』

寺坂好司

準入賞A

『ひ孫の晴姿 』

秦昌子

準入賞A

『雛めぐり 』

星見敏明

準入賞B

準入賞B

『ツインタワー 』

黒坂薫

準入賞B

『エビス祭の日 』

有馬茂樹

準入賞B

『コロナ終息の願い 』

明野敏行

準入賞B

『出港 』

栗山由紀治

準入賞B

『ウクライナにも青空を 』

内山義夫

準入賞B

『雨中の激走 』

森本義隆

準入賞B

『キハ40がやって来た! 』

佐藤文彦

準入賞B

『うるさいなー静かにしてよ 』

古角哲夫

準入賞B

『棚田模様 』

山本一弘

準入賞B

『色彩 』

小林智之

カメラアイ

写真特有の表現

 3月末締め切り分は季節感あふれる写真が多数届きました。北は山あいに残る雪景色、南は華やぐ花々など同じ時季で違う表情を見せる兵庫県の広大さを再認識させられました。

 こうした自然豊かな地域の四季を伝えるのも報道写真の役割です。ただ、花鳥風月をテーマにした写真は定型に陥りやすく、例年との違いや新たなアングルを見つけるのは意外と難しいものです。

 三席の梅林はレンズの前ボケを生かして画面に春本番の柔らかな色を添えました。準佳作のしだれ梅は澄んだ星空を写し込み、昼間にはない雰囲気を醸しています。

 極端なボケ味や長時間露光は機材の特性を生かした撮影で、人間の目に見える風景とは異なる情景を浮かび上がらせます。いわば写真特有の表現と言え、見る人に強い印象を与えます。

 もちろん、必ずしも狙い通りの効果が得られるとは限りません。それでも労を惜しまずにシャッターを切る先には撮影者も驚く光景が待っているはずです。

(映像写真部・大森 武)


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