神戸新聞NEXT | 読者の報道写真コンテスト
神戸新聞社 読者の報道写真コンテスト

読者の報道写真コンテスト

第 667 回9月 の入賞者

※応募総数 331点

一席

一席

『夕闇迫る天文科学館 』

原俊彦

神戸市垂水区狩口台7(9月10日)

あかね色の空を背景に浮かぶ明石市立天文科学館のシルエットがとても印象的です。焦点距離や露出を計算し、無駄なものを写し込まないフレーミングが作品を際立たせています。(ニコンD7200 18~300ミリ 絞りf6・3 250分の1秒)

二席

二席

『あらしのよるに 』

清瀬さと子

姫路市京口町(9月5日)

台風10号の接近で県内各地で雷雨に見舞われた夜でした。姫路城が画面に入るようにして、きっちりと稲妻が夜空を駆け抜ける瞬間をものにしました。お城が白飛びしない露出設定も巧みです。(ニコンZ6 24~70ミリ 絞りf16 15秒)

三席

三席

『暗闇の千羽鶴 』

大津俊策

自宅(9月5日)

落雷の影響で停電する中、千羽鶴を折り続けるご家族の様子です。ヘッドランプとろうそくの明かりだけが頼りなのがよくわかります。(ニコンD500 28~300ミリ 絞りf4 60分の1秒)

佳作

佳作

『お疲れ様、西神そごう 』

伊藤賢治

神戸市西区糀台5(9月8日)

8月に営業を終えた「そごう西神店」の建物から、ロゴマークの「ちきり」がはずされる瞬間に立ち会いました。地域の〝顔〟がなくなる場面を記録しています。(ルミックスFZ85 絞りf8 2000分の1秒)

佳作

『漁港の猫 』

米澤貞雄

たつの市・室津漁港(9月12日)

漁師さんからもらった魚をしっかりとくわえる猫の眼光に野生を感じます。魚の表情との対比がおもしろいですね。(オリンパスE-M1マークⅡ 12~100ミリ 絞りf6.3 80分の1秒)

準佳作

準佳作

『わたしは魔女よ! 』

森本義隆

自宅(9月16日)

ジャンプした姿を高速シャッターでぴたりと止めました。遊び心を形にするのも写真の醍醐味のひとつです。(キヤノンEOS5DマークⅣ 40ミリ 絞りf2・8 1600分の1秒)

準佳作

『強風波浪 』

広瀬賢一

姫路市・大塩海岸(9月3日)

海が荒れていても人が集っています。自然との付き合い方を考えさせられる1枚です。(ペンタックスK―7 70~210ミリ 絞りf8 2500分の1秒)

準佳作

『木陰 』

岡田忠良

加東市・県立播磨中央公園(9月19日)

自転車レースを木陰で観戦する様子ですが、大画面で繰り広げられる熱戦を独り占めしているようにも見えます。(キヤノンEOS7DマークⅡ 18~135ミリ 絞りf8 640分の1秒)

準佳作

『宇宙の彼方 』

広畑政巳

姫路市内(9月21日)

朝日を受けて虹色に輝く蜘蛛の巣が美しいですね。背景を暗くすることでタイトル通りの世界観が広がります。(キヤノンEOS5DマークⅣ 180ミリ 絞りf3・5 3200分の1秒)

準佳作

『五百羅漢 』

尾上敏明

加西市北条町北条(9月13日)

雑踏を切り取るように石仏群を写しました。マスクのようなものを着けられた一体も含めて、それぞれの違いが一層人に近づけて見せてくれます。(キヤノンEOS80D 18~270ミリ 絞りf9 125分の1秒)

準入賞A

準入賞A

『ナイスショット 』

梅津郁朗

準入賞A

『あら、こんにちは 』

橋本直子

準入賞A

『箱桁の光景 』

林由喜夫

準入賞A

『うわぁ~、ピカピカや 』

太田正人

準入賞A

『ハイポーズ 』

仙石一夫

準入賞A

『雲上の釣り人 』

鳥居竹夫

準入賞A

『虹、架かる 』

山内勝

準入賞A

『染まる虫明湾 』

徳永直久

準入賞A

『収穫 』

井上信行

準入賞A

『竹田城跡 』

才木正彦

準入賞B

準入賞B

『芦屋沖海上虹 』

上野純子

準入賞B

『ビルアート「街」 』

下山俊一

準入賞B

『幸福を乗せて 』

大西敏晴

準入賞B

『シルバーウイーク 』

松本高年

準入賞B

『暑い~熱い!! 』

三輪益弘

準入賞B

『綱渡り 』

尾﨑壽

準入賞B

『風鈴で制覇の関ケ原 』

内海幸子

準入賞B

『晩夏 』

木村繁之

準入賞B

『暴風 』

寺坂好司

準入賞B

『GoTo砂丘 』

森垣雅則

カメラアイ

地域の出来事後世に残す

 今月の二席と三席の作品が偶然にも同じ日の自然現象に関連していました。撮影した地域こそ違いましたが、台風10号の接近に伴い大荒れになった夜の出来事です。

 翌日の本紙朝刊で激しい落雷の影響で県南部を中心に8000件超が停電したと20行の記事で報じています。電子版「神戸新聞NEXT」では、姫路市内で記者が撮影した雷の写真を配信しましたが、紙面掲載はしていません。

 記者が取材した先では多くの場合、写真を撮影しますが、紙幅の都合で掲載されないことがあります。停電となれば暮らしへの影響は必至です。ニュースで載せきれなかった場面を、こうして紙面に残せたことはとてもよいことだと思います。

 報道写真は後世に記録を残す手段の一つです。紙齢や日付の入った紙面に載せることで写真の資料価値も高まります。「あの日に何があったのか」。地域に根を張る皆さんと記録し続けたいと思います。

(映像写真部次長 藤家 武)


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