神戸新聞NEXT | 読者の報道写真コンテスト
神戸新聞社 読者の報道写真コンテスト

読者の報道写真コンテスト

第 662 回4月 の入賞者

※応募総数 459点

一席

一席

『お医者さん達ありがとう 』

澤勝弘

神戸市垂水区塩屋町(4月29日)

こいのぼりや、ずらりと並ぶ子どもたちの似顔絵に和みます。医療関係者への感謝の言葉も写し込み、新型コロナウイルスに対する地域の意気込みを記録しています。(ニコンD500 14~24ミリ 絞りf4・5 1000分の1秒)

二席

二席

『じょうずでしょう 』

森田昭

加古川市内(4月22日)

休校中のお孫さんが、縫いぐるみに向かって話し掛けるようにフラフープを披露しています。庭に描いた絵を生かし、不自由な中でもたくましい子どもの一面を見せてくれました。(キヤノンEOSKissDigitalX 18~55ミリ 絞りf9 500分の1秒)

三席

三席

『桜は一人待つ 』

和田康男

加古川市内(4月9日)

本来なら新入生を迎え、大勢の生徒や先生にめでられる桜ですが、ひっそりとした中学校の中庭で満開になっています。反逆光で際立たせることで寂寥(せきりょう)感が伝わってきます。(キヤノンEOS80D 18~300ミリ 絞りf10 320分の1秒)

佳作

佳作

『チョット高くない! 』

安部雄司

太子町内(4月5日)

電柱の部材の中から顔をのぞかせる2羽のスズメのひながユーモラスです。はるか下をのぞき込むようなしぐさは、巣立ちへの不安を物語っているようです。(ニコンD500 80~400ミリ 絞りf5.6 2000分の1秒)

佳作

『雲間より朝日射して 』

原俊彦

明石海峡(4月20日)

モノトーンの空を背景に明石海峡大橋が朝日に照らされる瞬間。巨大構造物を大胆に切り取ることで、力強い画面構成で仕上げています。(ニコンD7200 18~300ミリ 絞りf13 400分の1秒)

準佳作

準佳作

『青空入学式 』

橋本直子

西宮市内(4月8日)

小学校の校庭で開かれた入学式。一定の距離を開けて座るのは今年ならではの光景です。着飾った子どもたちが唯一、日常を感じさせてくれます。(ニコンD850 70~200ミリ 絞りf2・8 3200分の1秒)

準佳作

『つくし群生 』

川井幸重

高砂市阿弥陀町(4月4日)

暖かな日差しの下、にょきにょきと出現する様子は生命力でいっぱいです。菜の花と相まって春があふれる1枚です。(キヤノンEOS7DマークⅡ 18~200ミリ 絞りf11 400分の1秒)

準佳作

『山陽自動車道は「特別異常事態?」 』

石原修

山陽自動車道三木SA付近(4月19日)

緊急事態宣言の発令で、遠方への移動も自粛が求められたため高速道路も静かです。日本中が止まっていることを実感します。(キヤノンEOS70D 18~135ミリ 絞りf11 200分の1秒)

準佳作

『手作りマスク 』

徳永直久

太子町内(4月20日)

マスク不足のため手作りの動きが広がっています。いろんな柄の生地を使って工夫している様子がよくわかります。(ソニーα7R 24~70ミリ 絞りf5・6 シャッターオート)

準佳作

『ちょっと一休み 』

志水芳彦

宍粟市山崎町内(4月9日)

持ち主は仕事の手を止めて一服しているのでしょうか。そろえて脱いだ長靴と作業着に、少しだけ見えるトラックが想像力をかき立てます。(キヤノンEOSKissX3 55~250ミリ 絞りf5・6 500分の1秒)

準入賞A

準入賞A

『謎の暗号発見 』

西村安次

準入賞A

『春に飛ぶ 』

仙石一夫

準入賞A

『双子!? 』

橋本孝子

準入賞A

『エナガ団子 』

久米正敏

準入賞A

『閉じ込められたチューリップ達 』

山口康博

準入賞A

『桜と星の饗宴 』

市嶋久資

準入賞A

『使用禁止! 』

森本義隆

準入賞A

『桜模様 』

米澤貞雄

準入賞A

『霧氷 』

木藤将人

準入賞A

『早く学校行きたいね 』

松浦由子

準入賞B

準入賞B

『休校で深まる絆 』

本間舞

準入賞B

『夢空間 』

尾﨑郁也

準入賞B

『ライト・イット・アップ・ブルー 』

黒坂薫

準入賞B

『フィナーレ 』

鳥居竹夫

準入賞B

『指定席 』

田口俊彦

準入賞B

『花より食事 』

大西敏晴

準入賞B

『キラッキラランドセル 』

中溝啓一

準入賞B

『新一年生おめでとう 』

有馬茂樹

準入賞B

『コロナショック 』

木村興子

準入賞B

『ど根性 』

北本重安

カメラアイ

困難なときこそ独自性を

 今月の投稿作品の多くが、読者の皆さんが住まう地域の風景や自宅で撮影されたものでした。新型コロナウイルスの感染拡大防止のためにイベントの中止が相次ぎ、遠方への移動もままなりません。いろんな不自由がある中、身近な現実と向き合うことで、足元にある「今」を切り取っています。

 何げない日常も、目をこらせば違った風景として受け止めることができるかもしれません。きらびやかな装束に息をのむ伝統行事や、躍動感あふれる動きを望遠レンズで追いかけるスポーツなど、「絵になる」と言われる被写体は一方で、「絵にしやすい」とも言えます。

 報道写真の要素は「記録性」のほかに、撮影者の思いがしっかりと反映された「独自性」も大切です。困難な状況が続くときこそ腕の見せどころ。世界的規模で人々の交流が制限される今、「私」視点が試されています。

(映像写真部次長・藤家 武)


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