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直球の質問

 「写真は、どうしたらうまく撮れますか?」。先日、神戸新聞社の見学に来た小学5年生に、直球の質問を受けました。カメラやレンズの説明をしても話が長くなるし、専門用語は難しいし…。言葉に迷いつつ「みんなが撮りたいものに、いつもよりもう一歩近づいてみてください」と答えました。
 「あふれるように撮れ」。駆け出しの頃、デスクから教えられた撮影の心得です。フレーム内に被写体を収めようとすると、無駄な空間が生じ、写真の力が弱くなる。被写体がはみ出すくらいで撮れば、結果はちょうどいい―と。
 もちろん写真に「正解」はありませんが、例えば広角レンズなら、一歩寄れば主題はより強調されます。また、撮影者の狙いは何か、ファインダーの中で取捨選択することで、写真の出来栄えは大きく変わってくるものです。
 さて、冒頭の小学生たち。私の答えにぽかんとした表情のまま、お礼を言ってくれました。人に教えるって、難しいですね。

(映像写真部 三浦拓也)