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カメラアイ

画題考

 当欄を含め多くの写真コンテストは、応募作品に画題(タイトル)を求めます。コンテストや審査員により考え方の違いは多少あるでしょうが、画題も作品の一部とされることが一般的です。今回、複数の入賞作品に対する選評文で画題について記しました。撮影者だけでなく、皆さんに考えていただきたいと思ったからです。
 応募作品の中に、中東を根拠地とする国際テロ組織名を画題に含んだものがありました。撮影者によると、被写体の一部が中東で使われる文字に見えたからだそうです。想像は自由ですが、特段の根拠もなく使ってよい単語でしょうか。一方で「ある日」「ある光景」など、被写体の意味づけをあえて避ける画題も時折見られます。
 頭部の取れた古いお地蔵さんが、ヒガンバナに囲まれている写真が届きました。画題は「諸行無常」。祭りの日、礼服姿の紳士らと鼻の高いお面をかぶった人が並んで座る光景は「天狗(てんぐ)も来賓」。思わずニヤリとしました。

(映像写真部 田中靖浩)