イオングループの店舗は全国各地にあるため「買い物はイオンで」という人も多いことでしょう。
イオングループで買い物をする機会が多いほど、イオンカードを作りたいと考えることがあるかもしれません。しかし、イオンカードを作るならイオンカードの評判をチェックしておきたいところです。
イオンカードのなかでもおすすめなのは「イオンカードセレクト」です。今回の記事では、イオンカードセレクトの評判や魅力、メリット・デメリットを中心に説明します。イオンカードセレクトを作ろうかどうか迷っている人は参考にしてみてください。

イオンカードセレクトは、イオンを利用する機会が多い人におすすめのカードです。クレジット機能を利用できるほか電子マネーの「WAON」も利用できるため、イオンで買い物をするとWAONポイントが付与されます。
さらに、イオン銀行のキャッシュカード機能もセットになっているので、イオン銀行に口座を持っていれば現金の引き出しや預け入れ、振り込みもできます。
イオンカードセレクトとは
イオンカードセレクトとは、クレジットカード機能、キャッシュカード機能、電子マネーWAONの機能がセットになったカードです。
イオンカードを利用してイオンで買い物をするとWAONポイントがたまります。支払いはクレジット払いのほか、WAONポイントも利用できます。
WAONはイオン以外の店舗でも利用できます。チャージしたり、ポイントをためたりできるので、買い物をするほどポイントが増えていきます。WAONが使える店舗については、以下のリンクを参照してください。
参照)使えるお店を探す|電子マネーWAON[ワオン]公式サイト
そのほか、イオン銀行カードが使えるATMなら、イオンカードセレクトを使って現金の引き出し、預け入れ、振り込みも可能です。ATMの入出金手数料は24時間365日いつでも0円なので気軽に利用できます。
また、イオンに設置されているATMのほかにも、ゆうちょ銀行や三菱UFJ銀行など提携している金融機関のATMでも利用が可能です。イオン銀行カードが利用できるATMについては、以下のリンクを参照してください。
イオンカードセレクトの魅力
イオンカードセレクトの魅力
- 1枚のカードでさまざまな機能が利用でき、年会費無料
- イオンカードとイオンカードセレクト どんな違いがある?
イオンカードセレクトは、イオンカードのなかではさまざまな機能を利用できるカードであることが特徴です。ここからはイオンカードセレクトの魅力について説明します。
1枚のカードでさまざまな機能が利用でき、年会費無料
イオンカードセレクトは年会費が無料です。1枚のカードでクレジット機能、キャッシュカード機能、WAONの機能が利用できるカードでありながら、年会費がかからない点はお得といえます。
イオンカードセレクトがお得さを感じられるのは、年会費が無料な点に加え、買い物をするほどWAONポイントがたまることです。通常は200円(税込)ごとに1ポイントがたまりますが、イオンやダイエー、マックスバリュなど、イオングループの対象店舗ならWAONポイントがいつでも2倍になり、200円(税込)ごとに2ポイントたまります。
イオンカードとイオンカードセレクト どんな違いがある?
イオンカードとイオンカードセレクトの違いは、キャッシュカード機能と電子マネーWAONの機能が利用できるかどうかという点です。
イオンカードで利用できる機能は次のとおりです。
イオンカードで利用できる機能
- クレジットカード機能
- 電子マネーWAONの機能
※一部のカードは電子マネーWAONの利用が不可
イオンカードセレクトで利用できる機能は次のとおりです。
イオンカードセレクトで利用できる機能
- クレジットカード機能
- 電子マネーWAONの機能
- キャッシュカード機能
イオンカードはクレジットカード機能が利用できますが、キャッシュカードの機能はついていません。多くのイオンカードは電子マネーWAONが利用できますが、一部のイオンカードは電子マネーWAONを利用できないので、申し込みの際は確認しておきましょう。
イオンカードセレクトならクレジット機能、キャッシュカード機能、電子マネーWAONの機能が全て利用できます。
一枚のカードでさまざまな機能を利用したいなら、イオンカードセレクトが最適です。
イオンカードとは?
イオンカードとは?
- イオンカードの国際ブランドは?
- イオンカードの年会費は?
- イオンカードで得られるポイントは?
イオンカードはイオングループが発行しているクレジットカードです。イオングループの対象店舗で買い物をすると、ポイントが貯まったり、各種特典が利用できたりするので、イオンユーザーは持っておきたい1枚でしょう。ここでは、イオンカードで利用できる国際ブランド、年会費、貯まるポイントなどについて説明します。
イオンカードの国際ブランドは?
イオンカードで選べる国際ブランドは以下の3つです。
イオンカードで選べる国際ブランド
- VISA
- Mastercard
- JCB
この中から1のどれか1つを選択できます。
イオンカードは約50券種にもわたり、一部では選択可能な国際ブランドが限定される場合もあります。例えば、ディズニー・デザイン・カードやTGCデザインのイオンカードなどはJCBに限定されます。希望の国際ブランドがある場合、事前に確認しておくことがおすすめです。
イオンカードの年会費は?
イオンカードは年会費、発行手数料ともに無料です。一般的には年会費がかかるとされているゴールドカードまでもが、年会費無料になっています。入会特典も充実しているので、とりあえず1枚持っておいても損はありません。
※年会費が無料のイオンカードですが、JQ SUGOCAでは年会費が1,350円かかります。ただ、年に1度利用することで翌年度の年会費が無料になります。
イオンカードで得られるポイントは?
貯まるポイントは「WAON POINT」と「電子マネーWAONポイント」の2種類です。それでは詳しく見ていきましょう。
■WAON POINT
イオングループの対象店舗なら、イオンカードで支払うと200円(税込)ごとに2ポイント貯まります。また、WAON PINT加盟店なら、カードを提示すれば現金で支払っても200円(税込)ごとに1ポイント貯まります。現金よりも、イオンカードで支払った方がお得にポイントが貯まるので、賢く利用しましょう。
貯まったポイントは1ポイント1円としてWAON POINT加盟店で利用できます。面倒な手続きなしで、1ポイントからすぐに利用できて便利です。
できればイオンカードを新規作成してWAON POINTを貯めたいところですが、クレジット機能がついていない簡易的なWAIN POINTカードで貯めることもできます。取得できるポイントはイオンカードよりも低いですが、まずは無料のWAIN POINTカードから貯め始めるのもいいかもしれません。
■電子マネーWAONポイント
「電子マネーWAONポイント」はWAON払いでのみ貯まるポイントです。交通系マネーのように、WAONにお金をチャージするとWAON払いができます。クレジットカードをあまり利用したくない方にはおすすめの支払い方法です。前述したWAON POINTのように、WAONで支払うと200円(税込)ごとに2ポイント貯まります。
ときめきポイントが廃止されWAONポイントに統合された
前述した通り、現在は貯まるポイントが「WAON POINT」「WAONポイント」の2種類ですが、以前は「ときめきポイント」というポイントを貯めることができました。
ただ、ときめきポイントは2021年9月11日から廃止されています。もし貯めていた場合でも、2021年10月25日以降からは「WAON POINT」に交換することが可能なので安心です。1ポイント単位からでも交換できるので、有効期限が切れる前に手続きをしておきましょう。
イオンカードの種類は多種多様!目的に応じて適切なカードを選ぼう
イオンカードの種類は多種多様!目的に応じて適切なカードを選ぼう
- 車を利用する人向け:ガソリンスタンドとの提携カード
- 電車を利用する人向け:交通系ICと一体型のカード
- 映画をよく見る人向け:イオンカードセレクト(ミニオンズ)で映画がお得
- マイルをためたい人向け:イオンJMBカードは買い物でマイルがたまる

イオンカードは、交通系ICと一体型のカードや、イオンと他社の提携カードなどさまざまなカードが発行しています。
これらのカードを利用すると、交通機関の料金の支払いができたり、特定のサービスで割引を受けられたりすることがあります。目的に応じてカードを作り、サービスをお得に利用しましょう。
車を利用する人向け:ガソリンスタンドとの提携カード
通勤や買い物、お出かけなどで車を利用する機会が多いなら、イオンとガソリンスタンドの提携カードがおすすめです。
カードの一例としては、コスモ石油と提携した「コスモ・ザ・カード・オーパス」や、三菱石油エネルギーと提携した「三菱商事エネルギー・イオンカード」があります。
コスモ石油のガソリンスタンドでコスモ・ザ・カード・オーパスを利用すると、カード会員価格でガソリン等の燃料油を給油できます。また、三菱商事エネルギー・イオンカードは、三菱マークのガソリンスタンドを利用するとWAONポイントが通常の2倍付与されます。
これらのカードは、ガソリンスタンドでお得なうえにイオンでも割引を受けられるので、ダブルでお得なカードといえるでしょう。
電車を利用する人向け:交通系ICと一体型のカード
電車を利用する機会が多い人は、イオンカードに交通系ICカードの機能がセットになったカードがおすすめです。
交通系ICの機能がセットになったイオンカードについて一例をあげると、次があります。
交通系ICの機能がセットになったイオンカード一例
- JR北海道が発行する「Kitaca」が利用可能:イオンKitacaカードVISA
- JR東日本が発行する「Suica」が利用可能:イオンSuicaカード
- JR九州が発行する「SUGOCA」が利用可能:イオンSUGOCAカード
これらのカードは、イオンで特典を受けられるほかにも、電車に乗るときに自動改札機にカードをタッチすると改札を通れます。
映画をよく見る人向け:イオンカードセレクト(ミニオンズ)で映画がお得
映画をよく見る人におすすめのカードは「イオンカード(ミニオンズ)」です。このカードを持っていると、イオンシネマの映画料金が優待価格の1,000円(税込)となります。
映画のチケット購入方法については、こちらを参照してください。なお、1,000円で購入できるのは年間で30枚までとなります。
また、クレジットカードの表面には、アメリカのアニメ映画「ミニオンズ」のキャラクターが描かれており、かわいらしさが感じられるカードです。
マイルをためたい人向け:イオンJMBカードは買い物でマイルがたまる
イオンJMBカードは、クレジットカード機能と電子マネーWAONの機能のほか、JALマイレージバンクも利用できます。
クレジットカードでの買い物、もしくは電子マネーWAONを200円分(税込)利用すると、1マイルが付与されます。一定のマイルがたまれば航空券と交換できるほか、3,000マイルたまると1,500WAONポイントに交換、10,000マイルたまれば11,000WAONポイントに交換できます。
さらに、イオンJMBカードを利用すると「JALタッチ&ゴーサービス」の利用も可能です。空港でチェックインしなくても直接保安検査場に行くことができ、端末機にタッチすれば「ご搭乗案内」を受け取れます。
イオンカードセレクトのよい評判
ネットで調べてみると、イオンカードセレクトのよい評判が見受けられます。
イオンカードセレクトの良い評判
- イオンで買い物をする機会が多いので、ポイントを気軽にためられる
- スーパーを利用すると、ポイントが多くもらえるうえに割引を受けられる日もあるのでありがたい
- ショッピング保険が優れていて便利。購入後180日間で年間50万円の制限はあるものの、購入してすぐに故障した商品は補償を受けられた
イオンカードセレクトは、イオンで買い物をする機会が多いほどポイントがたまりやすいメリットがあります。20日と30日は「お客様感謝デー」であり、5%割引で商品を購入できるのもうれしい点です。
また、イオンカードセレクトのショッピング保険を評価する意見もみられました。購入してすぐに故障しても補償を受けられると便利に感じられます。
イオンカードセレクトの悪い評判
そのほか、イオンカードセレクトの悪い評判も見受けられました。
イオンカードセレクトの悪い評判
- イオンで買い物する金額が少ないとメリットを感じにくい
- カード払いの分の入金が間に合わないと振込用紙が送られてくるが、振込期限ギリギリに送られてきて困った
- イオンカードセレクトの口座引き落としはイオン銀行口座に限られる。わざわざ口座を開設するのが面倒
イオンカードセレクトは、イオンで買い物をする機会が多ければポイントや割引の面でメリットを受けやすいですが、買い物をする機会が少ないとメリットを感じにくいという意見がありました。
そのほか、口座引き落としができなかった場合に送られてくる振込用紙の送付タイミングが遅いこと、イオンカードセレクトの口座引き落としはイオン銀行に限られて不便なことなどの意見も聞かれました。
イオンカードセレクトのメリット
イオンカードセレクトのメリット
- イオンカードセレクト(ミニオンズ)でイオンシネマが1,000円で見られる
- イオングループでのお買い物がお得!
- イオンでのお買い物 20日・30日は5%オフ
- ときめきポイントはWAONポイントに交換可能
- 毎月10日、イオンカードセレクトを使うとWAONポイントが5倍!
- イオンカードポイントモールで買い物なら最大10%還元も
- 公共料金の支払いでお得
- 電子マネーWAONにオートチャージするとWAONポイントがもらえる
- イオンカードセレクトを使うほど、イオン銀行の預金金利がアップ!
イオンカードセレクトを利用するとさまざまなメリットを受けられます。この項目ではイオンカードセレクトのメリットについてご紹介します。
イオンカードセレクト(ミニオンズ)でイオンシネマが1,000円で見られる

イオンカードセレクト(ミニオンズ)を持っていると、優待特典としてイオンシネマが1,000円で見られます。1,000円で見られる映画の本数は、年間で30本が上限となっていますが、1,000円で30本の映画が見られれば十分に満足といえるでしょう。
チケットを1,000円で購入するためには専用のWebサイトから申し込みをします。くわしくはこちらを参照してください。
イオングループでのお買い物がお得!

イオンカードセレクトを利用すると、イオングループでのお買い物がお得となります。
イオンのほか、マックスバリュやダイエー、コンビニのミニストップなどでイオンカードのクレジット払いをすると、いつでもWAONポイントが2倍になります。通常なら200円で1ポイント付与されるところ、200円で2ポイント付与されるのでお得です。
イオンでのお買い物 20日・30日は5%オフ

イオンでは、毎月20日・30日は「お客様感謝デー」であり、イオンカードのクレジット払い、またはWAONで支払うと5%の割引を受けられます。1万円分の買い物をすると500円分の割引を受けられるため、20日と30日のお客様感謝デーは見逃せません。
ときめきポイントはWAONポイントに交換可能
ときめきポイントは、2021年9月10日をもって進呈が終了しましたが、現時点でときめきポイントを持っている場合は有効期限まで利用できます。
以前は、ときめきポイントからWAONポイントへの交換は1,000ポイント以上となっていましたが、2021年10月25日より1ポイントから交換が可能となりました。ときめきポイントがたまっていたら、WAONポイントに交換してお得に買い物を行いましょう。
毎月10日、イオンカードセレクトを使うとWAONポイントが5倍!

イオンでは毎月10日に「ありが10デー」のセールを実施しており、イオンカードのクレジット払い、またはWAONで買い物をするとWAONポイントが5倍となります。
通常は200円ごとに1ポイントですが、ありが10デーでは200円ごとに5ポイント付与されるため、買い物をするほどたくさんのポイントをためられます。
イオンカードポイントモールで買い物なら最大10%還元も
公共料金の支払いでお得
イオンカードセレクトで公共料金を支払うと、各種公共料金の口座振替1件につき5WAONポイントを獲得できます。特典ポイントの対象は電気・固定電話・携帯電話・NHKのみになりますが、それ以外の公共料金でも通常ポイントが貯まります。
カードで一度に払えば手間がかからず便利です。うっかり支払い忘れることもなく、家計管理の負担も減るでしょう。このようなことからも、家族持ちの方におすすめしたいカードです。
電子マネーWAONにオートチャージするとWAONポイントがもらえる
イオンカードセレクトから電子マネーWAONにオートチャージすると、WAONポイントがもらえます。付与されるポイントは、オートチャージ200円分に対して1ポイントです。
オートチャージとは、WAONポイントが一定の金額を下回ると自動的にチャージされる仕組みのことです。これにより、WAONポイントが足りずに支払いができない状態を防げます。なお、オートチャージを利用するためには、事前に「オートチャージ申請」を行っておく必要があります。
イオンカードセレクトを使うほど、イオン銀行の預金金利がアップ!

イオンカードセレクトでクレジットカード払いの金額が増えるほど、イオン銀行の預金金利がアップします。
イオン銀行は、買い物の金額などに応じて銀行のサービスが優遇される「ステージ制」を導入しています。ステージの種類としては次があります。
イオン銀行のステージの種類
- ブロンズステージ
- シルバーステージ
- ゴールドステージ
- プラチナステージ
それぞれのステージは「イオン銀行スコア」によって決まります。各ステージの条件を満たすために必要なイオン銀行スコアは次のとおりです。なお、イオン銀行ストアが20点未満の場合は通常の預金金利が適用されます。
ステージ名 | 必要なイオン銀行ストア |
ブロンズ | 20点以上 |
シルバー | 50点以上 |
ゴールド | 100点以上 |
プラチナ | 150点以上 |
ステージが上がるほど預金金利の金利が上昇します。
また、他行ATMでの入出金、他行への振込は一定の回数に限り手数料が無料となります。ただし、ブロンズステージは他行への振込手数料は有料となります。
他行ATMでの入出金、他行への振込手数料が無料となる回数は次のとおりです。
ステージ | 他行ATMでの入出金手数料が 無料の回数 |
他行への振込手数料が 無料の回数 |
ブロンズ | 月1回 | 0回 |
シルバー | 月2回 | 1回 |
ゴールド | 月3回 | 3回 |
プラチナ | 月5回 | 5回 |
ショッピングセーフティ保険が利用可能
イオンカードセレクトを利用すると、ショッピングセーフティ保険が利用できます。保険は次の条件にて適用されます。
セーフティ保険適用条件
- イオンカードセレクトでクレジット払いをして購入した商品であること
- 商品の金額は1つ5,000円以上であること
- 破損、盗難、火災による事故で、偶然発生したもの
- 事故は商品購入後180日以内に発生
上記の条件を満たした場合、購入した商品の補償を受けられます。補償金額の限度は年間50万円までです。
イオンカードセレクトのデメリット
イオンカードセレクトのデメリット
- 基本還元率が物足りない
- イオンカードセレクトの口座引き落としはイオン銀行のみ
- ときめきポイント還元率がそれほど高くなく、1,000円ポイント以上でないと使えない
- 旅行付帯保険がついていない
- ステータス性が低い
イオンカードセレクトを利用してみると、メリットだけでなくデメリットを感じる場合もあります。この項目ではイオンカードセレクトのデメリットについて説明します。
基本還元率が物足りない
200円につき1ポイント(1円分)貯まるイオンカードは0.50%の還元率です。他の年会費無料のクレジットカードと比べると基本還元率が低くなってしまいます。
例えば有名な楽天カードやヤフーカードは還元率が1.0%になります。いずれも、イオンカード同様に年会費無料のクレジットカードです。日頃からポイントを貯めたい方にとっては、少し物足りなく感じるかもしれません。
イオンカードセレクトの口座引き落としはイオン銀行のみ
イオンカードセレクトの口座引き落としはイオン銀行のみとなっています。他行の口座では引き落としができないため、イオンカードセレクトを利用する場合はイオン銀行の口座を開設しましょう。
イオン銀行の口座を持っていないと、口座の開設が面倒に感じられますが、イオンでクレジットを利用して買い物する機会が多ければ、イオン銀行の金利が優遇されるほか、他行のATMで入出金する場合や他行の口座に振り込みする場合、一定の回数に限り手数料が無料となります。
イオンを利用する機会が多いなら、イオン銀行の口座も開設しておきましょう。
ときめきポイント還元率がそれほど高くなく、1,000円ポイント以上でないと使えない
旅行付帯保険がついていない
イオンカードセレクトは旅行付帯保険を利用することができません。
イオンカードで旅行付帯保険を利用したい場合は、近畿日本ツーリストと提携している「KNTカード」もしくは「イオンSuicaカード」に申し込みましょう。
KNTカード、イオンSuicaカードともに海外と国内の旅行付帯保険を利用できますが、イオンSuicaカードで国内の旅行付帯保険を利用できるのは、カードで切符もしくは旅行商品を購入し、改札を入ってから出るまでの間に限られます。
ステータス性が低い
イオンカードセレクトは、イオン株式会社が発行する流通系カードです。流通系カードとは小売業者などが発行するカードのことです。楽天カードやセブンカードなども、その一種です。
流通カードに比べて、三井住友カードやみずほマイレージクラブカードのように銀行が発行するカードは信用性があり、ステータスが高いとされています。また、JCBカード、セゾンカードのように信販会社が発行するカードは歴史が長いものが多く、こちらもステータスが高いでしょう。
特典が充実しているイオンカードセレクトですが、高いステータスを求める方には他のカードの方が向いているでしょう。
イオンカードセレクトがおすすめな人
イオンカードセレクトがおすすめな人
- イオン系列の店舗をよく利用する
- 電子マネーWAONを利用する機会が多い
- 年会費が毎年無料のカードが欲しい
- イオン銀行を利用している
では、イオンカードセレクトはどのような人に向いているのでしょうか。詳しく見ていきましょう。
イオン系列の店舗をよく利用する
イオンカードセレクトのポイントの還元率が0.5%ですが、イオングループの対象店舗での還元率は倍の1%になります。また、毎月20日・30日のお客さま感謝デーにレジでカードを提示するだけで会計が5%OFFになる嬉しい特典もあります。毎月10日の「ありが10デー」には、200円(税込)ごとに5ポイント獲得できます。
※55歳以上の方はG.Gマーク付きのイオンカードにすることで毎月15日も5%OFFになります。
いずれも、イオン系列の店舗でも特典です。イオン系列の店舗には大型ショッピングセンターが多く、週末の家族でのお出かけや日々の買い物にも利用しやすくなっています。家族持ちの方やイオン系列の店舗をよく利用する方は持っておくとお得でしょう。
電子マネーWAONを利用する機会が多い
イオンカードセレクトはWAON POINTカード・電子マネーWAON機能もついているため、便利に支払うことができます。普段から電子マネーWAONを利用する機会が多い方におすすめです。
還元率はWAON利用で0.5%、オートチャージで0.5%になり、最高1%になります。
毎月5の付く日はイオンで「お客様わくわくデー」が開催され、電子マネーWAONを利用することで200円(税込)ごとに2ポイントもらえます。普段より2倍の還元率になるため、利用日を工夫するとよりお得に使えます。
年会費が毎年無料のカードが欲しい
イオンカードセレクトは特典が充実しているのに年会費が無料なのが嬉しいポイントです。クレジットカードを頻繁に使わない方でも、年会費が無料なので安心してカードを作成することができます。
イオン銀行を利用している
クレジットカードとして機能しているイオンセレクトですが、実はイオン銀行のキャッシュカードとしても利用できます。イオンカードセレクトを持っておくことで、イオン銀行の普通預金金利を最高0.1%にしやすくなります。
イオンカードの申し込みの流れ
イオンカードの申し込みの流れ
- 申込は店頭のブースもしくはWEBから行う
- イオンカードなら最短申込当日に仮カードの発行が可能
- 店頭受け取り以外はカード発行まで約3週間前後
イオンカード申し込みの流れを確認していきましょう。
申込は店頭のブースもしくはWEBから行う
イオンカードの申し込み方法は対面とオンラインの2種類です。イオン系列店の店頭にあるブース、または公式サイトから申し込みができます。買い物の休憩時間や家族のショッピングの待ち時間などに済ませられて便利です。
店頭のブースから申し込む際には、以下のものを準備しておきましょう。
申込時に準備するもの
- 本人確認書類
- 銀行口座のキャッシュカード
- 印鑑
必要事項の記入や申し込みの流れなどは、ブースの担当者が説明してくれます。
店舗に出向く時間がない方は、公式サイトを通して自宅からでも申し込みが可能です。手持ちのスマートフォンで手続きが完結できます。では、具体的にオンライン上での申し込みの流れを解説しましょう。
オンラインでの申し込みの流れ
- 申込みフォームの入力
- 入会審査
- カードの受け取り
- 利用開始
① 申込みフォームの入力
生年月日や住所などの必要事項を申し込みフォームに入力します。
② 入会審査
申し込みフォームの入力が完了すると、フォームに入力したメールアドレスに申し込み完了メールが送信されます。その後、フォームに入力した情報をもとにカードの発行が可能かどうか審査が行われます。
③ カードの受け取り
佐川急便の「受取人確認サポート」でカードが届きます。受け取る際には、公的証書で本人確認を行うので安心です。
なお、本人確認を行う公的証書ですが以下のものが挙げられます。
公的証書一覧
- 運転免許証
- 個人番号カード(マイナンバーカード)※顔写真付き
- パスポート(日本国政府発行のものに限る)
- 在留カード
- 特別永住者証明書
もしパスポートに住所の記載がなかったり、住所が申し込み時とは異なったりする場合には、以下の書類も合わせて提示する必要があるので要注意です。いずれも6ヶ月以内に発行されたものに限ります。
合わせて提示が必要となるもの一覧
- 公共料金の領収書(電気・ガス・水道・電話・NHKのいずれか1つ)
- 社会保険料の領収書
- パスポート(日本国政府発行のものに限る)
- 国税・地方税の領収書または納税証明書
カードを受け取る際に慌てないように、あらかじめ準備しておくと安心でしょう。
④ 利用開始
カードが無事に手元に届いたら、いつでも利用できます。
イオンカードなら最短申込当日に仮カードの発行が可能
イオンカードでは、申し込んでから最短当日で仮カードが入手できます。
仮カードとは、本カードが手元に届くまでの代替カードのことです。国際ブランド(VISA・Master・JCB)はついていないのでイオン系列店以外では使用できませんが、申し込んだ当日からイオン系列店でお得に買い物ができて便利です。
仮カードの受け取りは、申し込み方法問わず店頭になります。店頭ブースで申し込んだ場合はその場で受け取れます。
オンラインから申し込んだ場合に仮カードを受け取る手順は以下の通りです。
仮カードを受け取る手順
- オンライン申し込みの際に、「カードのお受取り方法について」の項目で「店舗で受け取ります」を選択します。
- 最短30分の審査が完了すると、審査完了メールが届きます。
- イオン系列の店舗内にあるイオン銀行で仮カードを受け取ります。なお、一部店舗ではイオン銀行のかわりに「イオンクレジットサービスカウンター」での受け取りとなります。受け取り時間は10時~18時までなので注意しましょう。
仮カードを受け取る際には、本人確認証明書が必要になります。以下のいずれかを持参しましょう。
本人確認証明書一覧
- 運転免許証
- 運転経歴証明書
- 写真付き住民基本台帳カード
- パスポート(日本国政府発行のものに限る)
- 在留カード
- 特別永住者証明書
- 個人番号カード(マイナンバーカード)※顔写真付き
店頭受け取り以外はカード発行まで約3週間前後
前述したように、仮カードは最短で申し込んだ当日に受け取れますが、本カードは申し込みから2〜3週間で手元に届きます。
なお、申し込み後の審査で入会不可となった場合は通知が郵送で届きます。一定期間が過ぎても審査結果が分からない場合は、コールセンターで状況を確認してみましょう。
<イオンカードコールセンター>
ナビダイヤル:0570-071-090 もしくは043-296-6200
受付時間:9:00~18:00 年中無休)
イオンを利用する機会が多いなら「イオンカードセレクト」がお得
イオンを利用する機会が多いなら、イオンカードセレクトがお得です。イオンで利用できるWAONポイントをためられたり、20日・30日のお客様感謝デーでは割引を受けられたりします。
さらに、イオンカードセレクトでクレジット払いをする機会が多ければ、イオン銀行で優遇を受けやすくなります。イオングループの店舗だけでなく、イオン銀行もお得に利用できる点は、イオンカードセレクトのメリットです。
イオンカードの認知度は高く、利用者も多め

お金の情報サイト「まねーぶ」を運営する株式会社GVは2020年2月「【クレジットカード利用調査】1,000人に聞いた 一番利用しているクレジットカードはどれ?」の調査結果を発表しました。調査対象は20代~60代のクレジットカード保有者1,000人です。
「1番利用するクレジットカード」の問いで、上位3位のクレジットカードをご紹介します。
1位:楽天カード 378件
2位:JCBカード 105件
3位:イオンカード 67件
調査の結果、楽天カードが圧倒的に利用されている結果となりましたが、イオンカードはJCBカードに次いで多い結果となり、3位にランクインしました。
4位以下はセゾンカード、エポスカード、オリコカードなど、有名なクレジットカード会社が発行するカードとなりましたが、イオンカードはそれらのカードよりも利用されている結果となりました。イオンカードの認知度の高さ、そして、利用者が多い様子がうかがえます。
イオンカードを作る際のよくあるお問い合わせ
よくあるお問合せ
- 学生(高校生)でもイオンマークのカードは作れますか?
- 引落とし以外の支払方法はありますか?
- イオンマークのカードを紛失または盗難にあったときはどうすればいいですか?
イオンカードを作る際によくあるお問い合わせの一例をまとめました。問い合わせの内容を参考にして、納得のうえでカードを作りましょう。
Q 学生(高校生)でもイオンマークのカードは作れますか?
A 現在高校生の方であっても、卒業年が1月1日~3月31日までの期間で満18歳以上の方であれば作成することができます。 ただカードの発行に所定の審査が発生します。
クレジットカードの到着を待たずにアプリでクレジットカードを受け取れる「イオンウォレット即時発行」や、オンラインで申し込むことで申込み当日にカードが受け取れる「カード店頭受取りサービス」は、20歳以上の方が対象となるので注意が必要です。
Q 引落とし以外の支払方法はありますか?
A 引落としでの支払いができなかったときは、アプリ「イオンウォレット」または郵送で届いた払込依頼書のいずれかで支払いすることが可能です。 ※30万円を超える請求金額の場合は、銀行振込のみ対応となります。
Q イオンマークのカードを紛失または盗難にあったときはどうすればいいですか?
A 紛失または盗難にあったとき、まずはイオンクレジットサービスの紛失・盗難専用ダイヤルに連絡をし、クレジットカードの無効手配を行ってください。その後、最寄の警察署へ届けを出すようにしましょう。
イオンクレジットサービス 紛失・盗難専用ダイヤル
24時間受付 年中無休 0570-079-110
まとめ
イオンカードセレクトは、イオングループで買い物をすることが多い人に最適なカードです。WAONポイントがたまりやすいほか、20日・30日の「お客様感謝デー」では5%の割引を受けられるため、お得に買い物ができます。
さらに、イオンカードセレクトで買い物をする額が多ければ、イオン銀行の預金金利や他行ATMの入出金手数料が一定の回数に限り無料となります。そのほか、ショッピングセーフティ保険も利用でき、購入間もない商品に不具合が生じたら保証を受けられます。
イオンカードセレクトは、さまざまなメリットを受けられるカードです。近くにイオングループの店舗があり、利用する機会が多いならイオンカードセレクトに申し込んでみませんか?
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