買い物での決済はキャッシュレスで行うことが多くなりました。特に増えているのはスマホ決済ですが、クレジットカードでの決済も広く利用されています。特に、ネットショッピングではカード決済が主流となっており、クレジットカードはなくてはならない存在といえるでしょう。
クレジットカードは多くの種類のものが発行されているため、クレジットカードを作ろうとすると、どのカードが良いかと迷ってしまうことがあります。今回の記事では、クレジットカードを選ぶポイントについてわかりやすく説明します。
また、記事内ではクレジットカードのなかで特におすすめのものをご紹介しています。カードを選ぶときの参考にしてみてください。
おすすめクレジットカード10選を徹底比較
現在では数多くのクレジットカードが発行されています。そのため、どのクレジットカードを選べば良いかと迷ってしまう人もいるのではないでしょうか。この項目では、おすすめのクレジットカードを910種類ピックアップし、徹底比較します。
JCB CARD W

名前 | JCB カードW |
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国際ブランド | JCB |
ポイント還元率 | 1.0%~10.0% |
年会費 | 永年無料 |
ポイントの種類 | Oki Dokiポイント |
申し込み条件・年齢 | 18~39歳 |
JCBが発行する「JCBカード W」は、JCBの一般カードと比べると還元率が高めに設定されている点が特長です。
通常は1000円につき1ポイントが付与されますが、JCBカード Wは常に2倍のポイントが付与されます。さらに、パートナー店で利用するとポイントが最大で10倍となります。また、年会費は永年無料なので、あまり使わないかもしれない人でも安心して持っていられるのが魅力的なところです。
JCBカード Wのおすすめポイントをまとめると以下のとおりです。
・いつでも2倍の還元率なので普段の買い物や旅行などでポイントがたっぷりたまる
・獲得ポイントが最大10倍のパートナー店には人気の店舗や通販サイトが多数
・年会費は永年無料なので頻繁に使わない人でも安心
・クレジットカード初心者でも申し込みしやすい
・Oki Dokiランド経由の買い物でさらにポイントがたまりやすい
・不正検知システムがあるため第三者の不正利用を防げる
・海外旅行傷害保険が最高2000万円まで付帯
JCBカード W最大の魅力は、ポイント還元率の高さにあるといえるでしょう。国内外のどこで利用しても常にポイント2倍なので、JCB一般カードを使うよりも効率良くポイントをためられます。特に大きな買い物をする予定の人、日常の買い物にクレジットカードを利用してキャッシュレスで済ませたい人は、ポイント還元率の高さを実感しやすいでしょう。
さらに、JCBカード Wのパートナー店は人気の店舗や通販サイトが含まれています。一例をあげると以下の店舗があります。
Amazon | ポイント4倍 |
セブン-イレブン | ポイント3倍 |
スターバックス | ポイント10倍 |
どの店舗も日常的に使う人気店舗・通販サイトのため、普段の買い物の決済にJCBカード Wを利用するだけでどんどんポイントをためられます。
また、JCBカードが運営するポイント優待サイト「Oki Dokiランド」経由で買い物すれば、ポイントがさらにたまりやすくなるのも特徴です。知名度の高いショップが多数出店しているため、買い物するサイトをOki Dokiランドにするだけでポイントが何倍にもなるのはうれしいところです。
【Oki Dokiランドに出店しているショップの一例】
・楽天市場
・Amazon
・Yahoo!ショッピング
・ビックカメラ
・Oisix
・RyuRyumall
・高島屋オンラインストア
・【さとふる】ふるさと納税サイト
他にも人気ショップ多数
通常の買い物だけでなく、ポイントがアップした状態でお得にふるさと納税することも可能です。
そしてたくさんためたポイントの使い道としては、主に以下があります。
・キャッシュバックしてカードの支払いに利用
・スターバックスカードへのチャージ
・Amazonで買い物する際に使用
・JCBギフトカードに交換
・別のポイントに交換(dポイント・楽天ポイント・Pontaポイントなど)
このように、ポイント還元において非常にお得に利用できるのがJCBカード Wの強みです。その他にも年会費永年無料で、クレジットカード初心者にとって申し込みしやすいメリットもあります。
なお、JCBカード Wに入会できるのは18~39歳までの人に限られるため、申し込みの際には注意が必要です。しかしカードが発行されれば40歳以降も引き続き利用可能なので、安心して買い物や旅行の際に使用できます。
主に若い世代に向けのクレジットカードとして人気があるため、
・学生(ただし高校生は不可)
・アルバイトやパートで収入が少ない
このような特徴に当てはまる人でも申し込みやすいカードです。
三井住友カード(NL)

名前 | 三井住友カード(NL) |
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国際ブランド | Visa・Mastercard |
ポイント還元率 | 0.5~5.0% |
年会費 | 永年無料 |
ポイントの種類 | Vポイント |
申し込み条件・年齢 | 18歳以上(高校生は除く) |
三井住友カードが発行する「三井住友カード(NL)」はセキュリティ対策を重視したカードで、表面にカード番号が刻印されていません。そのためカードを見られてもカード番号を他人に知られることがなく、安全性の高いカードといえます。なお、「NL」とは「ナンバーレス」のことです。
三井住友カード(NL)のおすすめポイントは以下のとおりです。
・ナンバーレスのため不正利用などのリスクを心配せず安心して使える
・年会費永年無料のため初めてクレジットカードを持つ人にもおすすめ
・人気のコンビニ3社とマクドナルドでポイント最大5%還元
・最短5分で発行されるためカードの到着を待たずにすぐに使用できる
・カード番号の刻印がなくシンプルかつスタイリッシュなデザインが人気
・海外旅行傷害保険が最大2,000万円まで付帯
クレジットカードを持つ際には、やはり多くの人が不正利用をはじめとしたトラブルに不安を感じるものです。一般社団法人日本クレジット協会の調査によれば、国内のカード不正利用の被害額は、2020年だけでも251億円にも及ぶといいます。
こういった被害に遭わないためには、セキュリティに優れたクレジットカードを持つと良いでしょう。高いセキュリティ性能を持つカードとしておすすめしたいのが、ナンバーレスで安心の三井住友カード(NL)です。
クレジットカードにカード番号の刻印がなければ、他人にカード番号を知られる機会は極めて少なくなります。安心して持てるため、セキュリティに不安があるのでクレジットカードを保有することを避けていた人にとっても申し込みのハードルが下がるでしょう。
なお、カード番号や有効期限を確認したい場合は、三井住友カードが提供している「Vpassアプリ」を利用します。Vpassアプリは三井住友カード(NL)を使う際に必須のアプリです。
【Vpassアプリでできること】
・カード番号や有効期限を確認できる
・使い過ぎ防止で利用制限をかけられる
・利用明細やポイントが確認できる
・収支をまとめて家計簿・お小遣い帳代わりにできる
このようにアプリ管理でカードを便利、かつ安全に使っていけるのが三井住友カード(NL)の魅力です。実際に、アンケート調査の結果、Vpassアプリを使いやすいと答えた人は81%にものぼります。
また、三井住友カード(NL)のおすすめポイントは、コンビニ2社(セブン-イレブン・ローソンなど)とマクドナルドでポイントがたまりやすくなる点にもあります。これらの店舗で利用すれば、最大で5%ポイント還元されるようになっています。最大5%還元の仕組みは以下のとおりです。
通常のポイント | 0.5% |
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ポイント優待 | +2.0% |
タッチ決済利用 ・Visaタッチ決済 ・Mastercardコンタクトレス |
+2.5% |
合計 | 5.0% |
コンビニもマクドナルドも、仕事や学校の合間に利用することの多い店舗でしょう。普段の買い物で利用しているだけで、ポイントをどんどんためられます。注目したいのは、タッチ決済利用でのポイント優待の割合が大きい点です。タッチ決済はリーダーにカードやスマホをタッチするだけで決済できる利便性の高い機能であるため、三井住友カード(NL)を利用するならぜひ積極的に使ってみてください。
そしてためたポイントの使い道は、以下のとおりです。
・キャッシュバック
・ポイントチャージ
・他社ポイントへ交換
・ギフトカードへ交換
・三井住友銀行の振込手数料に充当
・景品交換
このようにさまざまな活用方法がありますが、なかでもキャッシュバックは、ポイントを1ポイント単位で使えてカード利用額の支払いに充てられるため、余ったポイントを消失させてしまう心配もなくおすすめです。
最短5分でカードが発行される点も、三井住友カード(NL)の魅力といえるでしょう。基本的に三井住友カード(NL)はアプリでカードを管理するため、カードの受け取りを待たなくても、カードが発行されればすぐに利用することが可能です。
エポスカード

名前 | エポスカード |
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国際ブランド | Visa |
ポイント還元率 | 0.5%~1.5% |
年会費 | 永年無料 |
ポイントの種類 | エポスポイント |
申し込み条件・年齢 | 8歳以上(高校生を除く) |
エポスカードは、マルイグループが発行するクレジットカードです。Visaのマークがある店舗で利用でき、ポイントは200円ごとに1ポイント付与されます。一般のエポスカードなら年会費永年無料です。
エポスカードを利用すると、居酒屋やアミューズメント施設など約1万店舗で割引やポイントアップといった優待を受けられます。他にも、エポスカードのおすすめポイントをまとめると以下のようになります。
・マルイグループでの買い物はいつでもポイント2倍
・割引サービスなどを受けられる優待店は1万店舗以上に及ぶ
・ポイントアップサイト経由の買い物で最大30倍のポイント還元
・年会費無料でクレジットカード初心者でも申し込みしやすい
・バリエーション豊富なデザインからカードのデザインを選べる
・カード素材にリサイクル素材を使っており地球環境に配慮している
エポスカードはマルイグループが発行しているクレジットカードなので、マルイグループでのショッピングにおけるポイント優待があります。マルイの店舗やネット通販で使用すれば、ポイントはいつでも2倍になるのが強みです。日ごろからマルイで買い物をする機会が多い人は、持っていて損のないクレジットカードといえるでしょう。
他にもポイント優待を受けられるチャンスはさまざまあり、ポイントアップサイト「エポスポイントUPサイト」経由での買い物は、最大30倍のポイント還元が受けられます。エポスポイントUPサイトには、例えば以下のショップが出店しています。
・楽天市場(2倍)
・Qoo10(3倍)
・ベルメゾンネット(2倍)
・Yahoo!ショッピング(2倍)
・エクスペディア(9倍)
・JTB(4倍)
・ニッセンオンライン(7倍)
・ロフトネットストア(7倍)
・アイリスプラザ(4倍)
このように日用品の買い物にも役立つ通販サイトは多数あり、旅行・宿泊予約などもポイントアップの対象になります。基本的にエポスポイントUPサイトを経由するのみでポイントアップ可能なので、エポスカードでネットショッピングをする際にはぜひチェックしておきましょう。
そしてたくさんためたエポスポイントは、以下のようにさまざまな使い方ができます。
・ショッピングの割引
・プリペイドカードへの移行
・景品に交換
・商品券・ギフトカードに交換
・他社ポイントへ交換
・寄付
エポスカードには上限10万円の「エポスVisaプリペイドカード」があるため、国内外あわせて3,800万か所のVisa加盟店で利用できるのが特徴です。プリペイドカードは利用額の0.5%がキャッシュバックされるためお得に利用できるのもメリットといえるでしょう。
また、エポスカードにはカードを提示するだけで割引などの優待が受けられる優待店が全国にたくさんあります。一例は以下のとおりです。
飲食店 | 会計割引・ドリンクサービスなど |
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遊園地 | チケット・入場料割引 |
カラオケ | ルーム料金割引 |
美容院 | カット・ネイルなどが優待価格に |
温泉 | 入場料割引 |
舞台 | チケット割引 |
レンタカー | レンタル料金割引 |
このように種類豊富な店舗であらゆる優待サービスを受けられるため、エポスカードを持っていればあらゆる場面でお得を感じられるでしょう。
そしてマルイでは、「マルコとマルオの7日間(※日数は変更される場合があり)」という優待キャンペーンが定期的に実施されます。キャンペーン中はエポスカード利用でマルイ内でのショッピングが10%割引になるため、特に大きな買い物の場合はお得感が高く非常に魅力的といえるでしょう。
その他にも、「エポスアプリ」を利用すれば支払い内容やポイントを照会できる他、家計管理やリボ・分割払いのシミュレーションもできます。カード利用の際には通知を受け取れるため、万が一不正利用があった際にも、いち早くその状態に気づけるため安心です。
三菱UFJニコス VIASOカード

名前 | 三菱UFJニコス VIASOカード |
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国際ブランド | Mastercard |
ポイント還元率 | 0.5~1.0% |
年会費 | 永年無料 |
ポイントの種類 | VIASOポイント |
申し込み条件・年齢 | 18歳以上(高校生を除く) |
三菱UFJニコスが発行する「VIASOカード」は年会費永年無料で、ポイントは1000円ごとに5ポイントたまります。また「POINT名人.com」経由で買い物すると、VIASOカードでたまるポイントが最大で25倍になります。
VIASOカードの特徴は、たまったポイントが自動的に還元される「オートキャッシュバック機能」です。この機能により、ポイントをカード利用代金の支払いに充てるための手続きが不要となるため、ポイントを無駄にすることなくお得に利用できます。VIASOカードのおすすめポイント一覧は以下のとおりです。
・POINT名人.com経由のネットショッピングで最大25倍のポイントがたまる
・ポイントオートキャッシュバック機能があるため失効の心配がない
・スマホやインターネット・ETCの利用でポイントが2倍になる
・条件なしで年会費無料なので安心
・海外旅行傷害保険が最高2000万円付帯
・シンプルかつスタイリッシュなカードのデザイン・色を2種類から選べる
VIASOカードの魅力はなんといってもポイントのオートキャッシュバックです。クレジットカードでポイントを積極的にためていても、ポイント管理に関する悩みは以下のようにさまざまあるでしょう。
・知らないうちにポイントが失効していることがよくある
・ポイントの有効期限を逐一把握するのは面倒くさい
・還元の手続きが面倒なので手間をかけたくない
・ポイント還元のルールが複雑で把握しきれない
実際に、楽天が実施したポイントに関する調査では、ポイントを失効させてしまったことがある人は3割以上にも及びます。もちろんクレジットカードでためたポイントに限った話ではありませんが、それだけ多くの方がポイント管理に困っているということがわかるでしょう。
VIASOカードのようにオートキャッシュバック機能のあるクレジットカードがあると、ポイントを一切無駄なく使っていけるため非常に安心です。しかもVIASOカードのオートキャッシュバック機能の利用は手続き不要なので、とにかく管理が面倒という方にぴったりといえます。
VIASOカードのポイントに関するお得な点は他にもたくさんあります。特にポイントアップサイトの「POINT名人.com」を経由したときの買い物は、最大25倍のポイント還元になるため大きなメリットとなるでしょう。主な出店通販サイトは以下のとおりです。
・楽天市場
・ディノス
・QVCジャパン
・一休.com
・DHCオンラインショップ
・日本直販オンライン
また、VIASOカードは携帯電話やインターネットプロバイダー、ETCの利用の際にもポイントが2倍になります。優待の対象は以下のとおりです。
携帯電話 | ・NTTドコモ ・au ・ソフトバンク ・ワイモバイル |
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インターネットプロバイダー | ・Yahoo!BB ・OCN ・au one net ・BIGLOBE ・ODN ・So-net |
ETC ・ETCマークのある全国の高速道路 | ・一般有料道路 |
普段のスマホやインターネットの代金はクレジットカード払いに設定しやすく、設定するだけでポイントが2倍になるのはうれしいところです。
さらにVIASOカードは、シンプルかつスタイリッシュなデザインが魅力的です。カードのデザインはピーコックグリーンとダークグレーの2種類から選べます。
アコム ACマスターカード

名前 | ACマスターカード |
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国際ブランド | Mastercard |
ポイント還元率 | ― ※0.25%キャッシュバック機能あり |
年会費 | 永年無料 |
ポイントの種類 | ― |
申し込み条件・年齢 | 20~69歳 |
アコムが発行する「ACマスターカード」は、クレジット機能とキャッシング機能がセットになったカードです。年会費は無料で、クレジットカードはMastercardの加盟店で利用できます。ACマスターカードのおすすめポイントは以下のとおりです。
・パート・アルバイトでも一定の収入があれば申し込みできる
・最短即日のスピーディーなカード発行
・キャッシングをあわせて利用できる
・コンビニATMや引き落としなど、さまざまな支払い方法がある
・0.25%のキャッシュバックを受けられる
ACマスターカードは消費者金融のアコムが発行するクレジットカードなので、普段の買い物で利用できる他にも、お金が足りなくなったときにキャッシングを受けることも可能です。キャッシングで借りたお金は基本的に用途自由で使えるため、あらかじめACマスターカードを持っていれば、いざというときの支払いをスムーズに行えます。
ACマスターカードには、一般的なクレジットカードにあるポイント還元のサービスは備わっていません。その代わりに自動キャッシュバックのサービスがあり、ACマスターカードを利用すれば、利用額の0.25%はキャッシュバックを受けることが可能です。
利用できる機能は限られているもののさまざまな特典があるため、機能のシンプルさを重視したい人にもACマスターカードは向いているといえるでしょう。
なお、キャッシュバックの仕組み・例は以下のとおりです。
カードの種類 | ACマスターカード | キャッシュバックなしのカード |
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利用額 | 2万円 | 2万円 |
キャッシュバック額 | 50円(0.25%) | なし |
請求額 | 2万円-50円=1万9950円 | 2万円 |
例えば2万円の買い物をした場合、ACマスターカードなら0.25%のキャッシュバックを受けられるため請求額が割引されて1万9950円になります。毎月ちょっとした節約につながるのがポイントです。ポイント還元はなくても、同じようなお得な割引を受けられるのはうれしいでしょう。
さらに、最短即日のスピード発行が可能なことも魅力といえます。ACマスターカードは、申し込んだその日のうちに自動契約機でカードを受け取れるのが特徴です。自動契約機は土日祝も営業しており、夜は21時まで受け付けしています(※年中無休(年末年始除く))。そのため仕事で忙しい人でも、仕事帰りにカードを受け取ることが可能です。
WebでACマスターカードの申し込みを行えば、以下の手順で即日カードの受け取りが可能になる場合があります。
- Webで必要事項を記入して事前申し込み
- 最短30分でアコムの担当者から審査結果のメールがある
- 自動契約機での契約でその日のうちにACマスターカードを受け取り
また、ACマスターカードはさまざまな選択肢のなかから自分の都合にあわせて支払い方法を選べます。選べる支払い方法は以下のとおりです。
・コンビニATM
・ショッピングセンター
・インターネット
・振込・引き落とし
・アコムATM
・アコム店頭窓口
近くにあるコンビニATMが使えるのは気軽でうれしいポイントです。
アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード

名前 | アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード |
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国際ブランド | AMERICAN EXPRESS |
ポイント還元率 | 1.0% |
年会費 | 3万1900円 |
ポイントの種類 | メンバーシップ・リワード |
申し込み条件・年齢 | 20歳以上 |
アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードは、ステータス性の高い有名なクレジットカードです。年会費が発生するものの、その分他のカードにはないさまざまな特典を受けられます。例えば以下のようなおすすめポイントがあります。
・空港VIPラウンジが年会費無料で利用できる
・ラウンジ利用料は年2回まで無料
・ポイントをマイルや他社ポイントに交換できる
・海外旅行傷害保険が最高1億円まで付帯
・ステータス重視の人や海外出張・旅行が多い人にぴったり
・お得な継続特典がある
・家族カードが1枚無料で利用できる
アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードはステータス重視でクレジットカードを作りたい人にぴったりのカードです。実際に空港のVIPラウンジが使えるなどの魅力があり、海外旅行や出張によく行く人は特にメリットを感じられるカードといえるでしょう。海外に行く際には海外旅行傷害保険が最高1億円まで付帯しているので、安心して渡航できるのも強みです。
また、ラウンジサービスだけでなく、アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードを持っていれば空港でスーツケース1個の無料配送サービスを受けることも可能です。対象の空港は以下のとおりで、出発・帰国どちらも対象となります。
・羽田空港(第3ターミナル)
・成田国際空港
・中部国際空港
・関西国際空港
このようにアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード会員なら、海外旅行や出張が快適になるのが大きなメリットです。
また、アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードではメンバーシップ・リワードというポイントがたまります。日常の買い物や携帯電話料金などあらゆるシーンでポイントを100円につき1ポイントためられるため、たくさん使えば使うほどポイントはたまりやすくなります。
ポイントはJALやANAなどのマイルに交換できるのはもちろんのこと、ホテルや他社ポイントプログラム、その他商品券などにも換えられます。主な移行先は以下のとおりです。
提携航空パートナー | ・JAL ・ANA ・デルタ航空 ・ブリティッシュ・エアウェイズ ・アジア・マイル ・フリークエントフライヤー ・ヴァージン アトランティック航空 ・エールフランス-KLM航空 ・エティハド航空 ・エミレーツ航空 他多数 |
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提携ホテルグループ | ・ヒルトン・オナーズ ・マリオット・ボンヴォイ |
提携ポイントプログラム | ・楽天ポイント ・Tポイント |
交換可能な商品券類 | ・Amazonギフト券 ・スターバックスカード ・Appleカード ・Google Playカード |
なお、カードの年会費は3万1900円(税込)です。家族カードは1枚までは無料ですが、2枚目以降は1万3200円(税込)かかります。ゴールドカードなので一般カードと比べて年会費はかなり高めに設定されていますが、VIP感あふれる特典が充実しているため、納得感やお得感のあるカードといえるでしょう。
さらに、アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードには以下のように継続特典があります。
ザ・ホテル・コレクション・国内クーポン | 対象の国内ホテルで2泊以上の予約で使える1万5000円分のクーポン。世界中で厳選された600以上のホテルが参加している。 |
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スターバックス特典 | ドリンクチケット3000円分 |
こういった点からもハイステータス向けクレジットカードであることがわかります。頻繁にクレジットカードを使う人や海外によく行く人は、積極的に申し込みを検討したいところです。
楽天カード

名前 | 楽天カード |
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国際ブランド | Visa・Mastercard・JCB・AMERICAN EXPRESS |
ポイント還元率 | 1.0~3.0% |
年会費 | 永年無料 |
ポイントの種類 | 楽天ポイント |
申し込み条件・年齢 | 18歳以上 |
楽天カードは、楽天市場でおなじみの楽天グループサービスの1つで、楽天経済圏でポイントがたまりやすく、さらにたまったポイントを使いやすいのが特徴です。ポイントは100円ごとに1ポイント付与される他、楽天市場や楽天トラベルなど、楽天が提供しているサービスを利用すればポイントがさらにアップします。年会費は永年無料です。
楽天カードのおすすめポイントは、以下のとおりです。
・楽天市場など楽天関連サービスでポイントがたまりやすい
・ワンタイムパスワードや不正検知システムなどセキュリティに優れている
・海外旅行傷害保険が最高2000万円まで付帯
・国際ブランドは4つのなかから選べる
・12年連続顧客満足度ナンバーワンの実績
・学生でも作れる「楽天カードアカデミー」がある
・豊富な種類のなかから好きな楽天カードのデザインを選べる
楽天カードは、楽天市場をはじめとした楽天関連のサービス利用でお得にポイントがたまるのが魅力のクレジットカードです。普段から楽天市場でネットショッピングをする人なら、持っておいて損のないカードといえるでしょう。
楽天市場の場合、現金での買い物では還元されるポイントは1.0%ですが、楽天カードを使えばポイントは3.0倍以上になります。他の楽天関連サービスをあわせて使えば、最大で10倍を超えるようなポイント還元率にアップすることもあるのが特徴です。その他にも、以下のような楽天サービスで楽天カードを使えば、ポイントはどんどんたまっていきます。
楽天銀行 | 楽天カードの引き落としに設定 |
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楽天トラベル | 旅行代金の支払い |
楽天証券 | 投信積立の決済に利用 |
楽天モバイル | 携帯電話の支払い |
また、楽天カードは通常のポイント還元率も1.0%なので、コンビニやスーパー、楽天以外のネットショッピングでも高還元でポイントがたまります。また、エネオスやニッセン、成城石井などあらゆるジャンルの店舗でポイント優待を受けられるのも魅力です。
そしてためたポイントは、楽天の提供する多くのサービスで使えます。一例としては、以下のサービスが挙げられます。
・楽天市場
・楽天モバイル
・楽天銀行
・楽天Edy
・楽天ブックス
・楽天西友ネットスーパー
・ラクマ
・楽天ペイ
・楽天トラベル
・楽天ポイント交換グッズ
・Rakuten Music
・楽天占い
以上のように楽天グループにはあらゆる生活シーンにあわせた便利なサービスがあるため、これらの支払いにポイントを充てれば節約につながります。身の回りで使っているサービスのほとんどを楽天関連サービスにまとめれば、さらにお得感は増すでしょう。
また、楽天カードは学生でもカードを作りやすいという魅力もあります。学生向けのクレジットカード「楽天カード アカデミー」は、VisaとJCBの国際ブランドを選べるクレジットカードです。通常の楽天カードと同様に年会費は永年無料なので、初めてクレジットカードを作る人でも安心して申し込めます。
楽天カードには、12年連続顧客満足度ナンバーワンという実績があるのも注目ポイントです。公益財団法人日本生産性本部サービス産業生産性協議会の調査では、楽天カードがクレジットカードにおいて最も顧客満足度が高いとされています。そのため使いやすいクレジットカードがほしい人にはまさにぴったりといえるでしょう。
その他、セキュリティ対策が充実しており、海外旅行でも安心・便利に利用できます。楽天カードはさまざまなデザインのものがあるため、お気に入りのカードを選べます。
リクルートカード

名前 | リクルートカード |
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国際ブランド | Visa・Mastercard・JCB |
ポイント還元率 | 1.2~4.2% |
年会費 | 永年無料 |
ポイントの種類 | リクルートポイント |
申し込み条件・年齢 | 18歳以上 |
リクルートカードは、リクルートIDでポイントをお得にためられるクレジットカードです。還元率が1.2%と高めに設定されているため、例えば1万円分の買い物をすると120円分のポイントが付与されます。ポンパレモールやじゃらんなど、リクルートのネットサービスを利用するとさらにポイントがアップします。年会費は永年無料です。
リクルートカードのおすすめポイントをまとめると、以下のとおりです。
・1.2%という高水準の還元率で買い物の際にポイントがたまりやすい
・ポンパレモール経由の買い物でさらにポイントがたくさんたまる
・じゃらんnetやホットペッパーグルメなど関連サービスでもポイントがたまりやすい
・年会費無料でポイントをお得にためられる
・海外旅行傷害保険は最高2000万円、国内旅行傷害保険は最高1000万円まで付帯
多くのクレジットカードの還元率は、通常時は高くても1.0%が一般的です。しかしリクルートカードは驚異の1.2%という高還元率となっており、普段の買い物でも効率的にポイントをためられます。年会費は永年無料なので、メリットの多いクレジットカードといえるでしょう。
さらに、さまざまなジャンルのネットショッピングができるポンパレモールや、全国の施設の宿泊予約ができるじゃらんnetでもポイントが多くたまるようになっています。高還元の仕組みは以下のとおりです。
通常 | ポンパレモール | じゃらん | |
---|---|---|---|
還元率 | 1.2% | 1.2% | 1.2% |
優待 | ― | 3.0% | 2.0% |
合計 | 1.2% | 4.2% | 3.2% |
じゃらんnetにはポイントが10%還元されるお得なプランもあるため、このプランで予約・宿泊すればポイントは最大で11.2%もたまります。また、ポンパレモールにも最大で20%還元される商品があるため、これをリクルートカードで購入すれば最大でポイント還元率は20.1%になります。この他にもリクルート関連のサービスでポイントがたまるサービスには、美容院や飲食店を手軽に予約できるホットペッパービューティー、ホットペッパーグルメなどがあります。
もちろん、公共料金や携帯電話料金などの支払いにリクルートカードを設定することも可能です。設定すれば、1.2%のポイント還元が受けられます。固定の生活費でポイントがためられるので、還元率が0.5%や1.0%のクレジットカードで決済するよりもお得といえるでしょう。ちなみに楽天EdyやモバイルSuicaなどの電子マネーチャージもポイント還元の対象です。
また、たまったポイントは上記のリクルートのネットサービスで利用できるのはもちろんのこと、Pontaポイントやdポイントにも交換できます。
さらにリクルートカードは、海外・国内の出張や旅行によく行く人にもおすすめです。リクルートカードには旅行傷害保険が海外・国内ともに利用付帯となっています。
・海外旅行傷害保険:最高2000万円
・国内旅行傷害保険:最高1000万円
これらの保険は、旅行代金をリクルートカードで支払うことで適用されます。旅費は高額になることも多いため、1.2%以上の還元率でたくさんポイントをためつつ、保険も適用されるため多くのメリットを感じられるでしょう。
カードのデザインはシンプルかつクールに仕上がっており、洗練されたイメージのあるカードといえます。性別・年齢問わず持ちやすいデザインです。
JCB一般カード

名前 | JCB一般カード |
---|---|
国際ブランド | JCB |
ポイント還元率 | 0.5%~5.0% |
年会費 | 初年度無料(オンライン入会のみ) 2年目以降1,375円/50万円以上で翌年無料 |
ポイントの種類 | Oki Dokiポイント |
申し込み条件・年齢 | 18歳以上 |
JCB一般カードは、60年にわたって利用されてきたJCBのスタンダードなカードです。年会費は1375円(税込)ですが、Webで申し込みをすると初年度の年会費が無料となります。そんなJCB一般カードのおすすめポイントは以下のとおりです。
・JCBを代表するスタンダードなカードで信頼性が高い
・最短翌日カード受け取りで発行スピードが早い
・不正検知システムや本人認証サービスなど安心できるセキュリティ性能の高さ
・パートナー店やポイント優待サイト経由での買い物でポイント高還元
・メンバーシップサービスで翌年のポイントが最大で50%もアップする
・海外・国内旅行傷害保険がそれぞれ最高3000万円まで付帯
・ディズニーデザインのカードが選べる
JCBを代表するカードとして長年親しまれてきたJCB一般カードは信頼感があるという方も多いでしょう。JCBカードを選ぶうえで選び方に迷ったときは、JCB一般カードを選んでおけば基本的に失敗がないともいえます。
ポイント還元率は0.5%ですが、JCB一般カードはパートナー店で買い物をするとポイントが最大で10倍になります。パートナー店には、主に以下の店舗があります。
・スターバックス(10倍)
・セブン-イレブン(3倍)
・ウェルシア(2倍)
・Amazon(3倍)
・タイムズパーキング(2倍)
・和民(3倍)
・洋服の青山(5倍)
・ビックカメラ(2倍)
・ドミノピザ(2倍)
このように多くの人気店舗でポイントがアップするため、日用品や食材の買い出しからネットショッピング、旅行などを通じてたくさんのポイントをためられるのが魅力的です。
また、ポイント優待サイトのOki Dokiランドなら、経由して買い物をするだけで簡単にポイント優待が受けられます。最大でポイント20倍になるショップもあるため、ネットで買い物する際には積極的にチェックしておきましょう。
JCB一般カードはセキュリティ性能にも優れているため、不正利用などのリスクも気にせず安心して使えます。JCB一般カードの安心安全のセキュリティの特徴は、以下のとおりです。
不正検知システム | 24時間体制で不審な買い物がないかチェック |
---|---|
本人認証サービス | ネットショッピング利用時は本人確認を実施 |
紛失・盗難時の補償 | 万が一紛失・盗難のトラブルがあったときは60日前にさかのぼってそれ以降の損害額を補償 |
ネットショッピング利用に際し、不正利用をはじめとしたトラブルが心配な方も、このようなセキュリティにこだわられたカードであれば安心して持てるでしょう。
また、JCB一般カードは国内・海外ともに旅行傷害保険が最高3000万円まで付帯しているのが特徴です。他の人気のある一般カードを比較しても充実の保障内容のため、旅行や出張によく行く方にもおすすめです。
年会費は初年度のみ無料ですが、Web明細サービスの「MyJチェック」に登録したうえで、ショッピング利用が年間50万円以上(税込)ならば年会費は翌年も無料となります。普段から買い物などでよくクレジットカードを使う方なら、年会費は無料にしやすいでしょう。
さらに、年間100万円以上の利用があれば、特典として翌年のポイントは最大で50%アップします。頻繁に使えば使うほど、たくさんポイントがたまってお得さを感じられるカードです。
ちなみにJCB一般カードは、カードの発行を急いでいる人にもおすすめです。カードは最短で当日に発行され、早ければ申し込みの翌日にカードが届きます。急な旅行や出張、大きな買い物などでクレジットカードが必要になったときも安心です。
Orico Card THE POINT

名前 | Orico Card THE POINT |
---|---|
国際ブランド | Mastercard・JCB |
ポイント還元率 | 1.0~2.0% |
年会費 | 永年無料 |
ポイントの種類 | オリコポイント |
申し込み条件・年齢 | 18歳以上 |
Orico Card THE POINTは、年会費無料のポイント高還元率カードです。高還元率に特化しているだけあって、還元率は常に1%以上と高水準に設定されています。また、入会後6ヶ月間は還元率が2%にアップするのも魅力です。年会費は永年無料であるため、お得にポイントをためられます。そんなOrico Card THE POINTのおすすめポイントをまとめると、以下のとおりです。
・通常1.0%の高還元率で買い物時にポイントがたまりやすい
・入会後は2.0%の還元率になるためどんどんポイントをためられる
・オリコモールを通じたネットショッピングならさらにポイント高還元
・電子マネーはiDとQUICPayが利用できる
・年会費永年無料なので初めてクレジットカードを持つ人も申し込みやすい
・ETCの利用分も入会後は2.0%ポイント還元でお得
・高級感のある大人っぽいデザインが魅力的
Orico Card THE POINTはポイント還元率1.0%の高還元クレジットカードなので、基本的にどこで買い物しても1.0%以上のポイント還元を受けられるのが魅力です。日用品や洋服、趣味のものなどを購入する際に常にOrico Card THE POINTを使うようにするだけでポイントを簡単にためられるでしょう。
そしてさらにうれしいのは、入会後は6ヶ月間ポイント還元率が2倍の2.0%になる点です。通常の2倍の効率でポイントがザクザクたまっていくため、入会後半年以内に大きな買い物をしたり、旅行でたくさん使ったりする予定のある人には非常におすすめです。ちなみに2.0%還元になる特典は、ETC利用分も対象となるため、高速道路をよく利用する人にもメリットがあります。
ポイントアップのチャンスは、オリコモールというポイント優待サイトを利用時にもあります。オリコモールには数多くの人気ショップが出店しているため、ネットショッピングでOrico Card THE POINTを利用する際には欠かさずチェックしておきましょう。
人気ショップの一例は以下のとおりです。
・Amazon(+0~4.0%)
・楽天市場(+0.5%)
・カタログ通販ベルーナ(+2.5%)
・ふるさと納税 ふるさと本舗(+3.0%)
・ショップジャパン(+4.0%)
・マカフィーストア(+14.0%)
・シュウ ウエムラ公式オンラインショップ(+7%)
・おうちでイオン イオンネットスーパー(+0.5%)
・大丸松坂屋オンラインショッピング(+4.0%)
そしてOrico Card THE POINTなら、オリコモール利用時には特別加算分としてさらに0.5%のポイント加算がされます。例えば、オリコモール経由で楽天市場の商品を買った場合は、以下のような計算になるのでとてもお得です。
通常 | オリコモール利用分 ※楽天市場の場合は+0.5% |
特別加算 | 合計 |
---|---|---|---|
1.0% | +0.5% | +0.5% | 2.0% |
上の一例を見てもわかるように、なかには大幅にポイントアップするショップもあるため、上手に活用すればたくさんのポイントをためられます。そしてたまったポイントは買い物で利用できる他、T-POINTや航空会社のマイルなどにも交換できます。
また、Orico Card THE POINTは「iD」と「QUICPay」が利用でき、電子マネー決済に対応しています。その他、Apple Payでの支払いも可能です。キャッシュレス決済は簡単に支払いを済ませられるため、ちょっとした買い物の時間短縮に役立ちます。それでいてポイントもためられてお得かつスマートな利用ができるOrico Card THE POINTは、普段使いするカードとして重宝するでしょう。
Orico Card THE POINTのカードのデザインは黒を基調としており、高級感のある仕上がりになっているのも魅力的です。
おすすめのクレジットカード ランキング不動のTOP3
おすすめのクレジットカードは多数ありますが、候補が多すぎると選べないという方もいるでしょう。そこで、ここからは特におすすめしたいクレジットカードを3種類ご紹介します。
クレジットカード選びで特に注目したい3つのカードは以下のとおりです。
順位 | 名前 | 特徴 |
---|---|---|
1 | JCBカード W | 常にポイント2倍でお得な優待店も多数 |
2 | 三井住友カード(NL) | ナンバーレスで安全・コンビニやマクドナルドでポイント高還元 |
3 | VIASOカード | 自動キャッシュバックで無駄なくポイントを使える |
ポイント還元率の高さや安全性、管理の手軽さなどの観点から紹介します。3位から順におすすめのクレジットカードの魅力を見ていきましょう。
3位:VISAOカード

VISAOカードでおすすめしたい点は、「オートキャッシュバック機能」です。たまったポイントが自動的にカード利用代金の支払いに還元されるため、ポイント失効の心配がなく管理も楽なカードといえます。他のクレジットカードやポイントサービスを利用していて、知らないうちにポイントを失効させてしまい損をすることが多いという方には特におすすめです。
また、新規申し込みで最大1万円のキャッシュバックを行っているので、お得感のあるカードといえるでしょう。Webから申し込みをすれば最短で翌営業日にカードが発行されるため、最短3日でカードが手元に届きます。
ただし、ポイント還元率だけで見ると、他のクレジットカードの方がよりお得に利用できる場合は多いといえます。オートキャッシュバックで無駄なくポイントを使えるメリットよりも、もっと高還元でたくさんポイントがたまることにメリットがあるクレジットカードのほうが良いという人は、2位・1位のクレジットカードも検討してみましょう。
メリット | デメリット |
---|---|
・オートキャッシュバックで無駄なくポイントが使える ・最短3日でカードを受け取れる ・最大1万円のキャッシュバックキャンペーンがある |
・ポイント還元率だけを見れば他のクレジットカードの方がお得な場合もある |
2位:三井住友カード(NL)

三井住友カード(NL)はカード番号が刻印されていない「ナンバーレスカード」であり、安全性が高く初心者も安心して利用できるクレジットカードです。
通常、クレジットカードにはカード番号が刻印されています。しかし三井住友カード(NL)では「Vpassアプリ」を利用してカード番号を管理するため、カード本体に表示する必要がないのです。カードを見られてもカード番号までは知られることがなく、安全に利用できるでしょう。
三井住友カード(NL)では、セブン-イレブン・ローソンなどといったコンビニ2社、そしてマクドナルドでポイントが最大5.0%になるのも大きなメリットです。毎日のパンやお弁当、お菓子などを買うだけで、ポイントを効率良くためられます。
通常時のポイント還元率は0.5%なのでそこまで高還元とはいえませんが、以上のような条件で高還元になるため、メリットの多いクレジットカードといえるでしょう。
メリット | デメリット |
---|---|
・ナンバーレスで安全性が高い ・アプリを使って簡単にカードの管理ができる ・コンビニとマクドナルドでポイント還元率が最大5.0%になる |
・通常時は0.5%の還元率なのでそこまで高還元ではない |
1位:JCB CARD W

JCBカード Wは、日本で唯一の国際カードブランドであり、60年にわたる実績を有する「JCB」が発行しているため、信頼性の高いカードです。また、JCBが発行しているカードのなかでは還元率が高めに設定されています。
JCB一般カードと比べるといつでもポイントが2倍獲得できる他、優待店で利用すればさらにポイントアップします。優待店にはAmazonやセブン-イレブン、スターバックスなど有名かつ人気の店舗・通販サイトがあり、なかでもスターバックスはポイント10倍にまでアップするため非常にお得です。
JCBが直接発行するプロパーカードなので他の国際ブランドは選べませんが、「JCB」というブランドと高還元率によるお得さを両立するなら、JCBカード Wはおすすめのクレジットカードです。
メリット | デメリット |
---|---|
・60年以上の歴史と信頼があるJCBのプロパーカード ・いつでもポイントは2倍で還元される ・ポイントがさらにアップする優待店には人気店舗が多数 |
・JCBのプロパーカードなので国際ブランドはJCBのみ |
おすすめのクレジットカード 基本的な選び方
クレジットカードを選ぶ方法としては、年会費の額、ポイント還元率、セキュリティ対策に関することがあります。いわば、これらはクレジットカードを選ぶ基本となります。
この項目ではクレジットカードの基本的な選び方について説明します。
ランクや年会費で選ぶ
クレジットカードを選ぶポイントとして「ランク」や「年会費」があります。
クレジットカードのランクとは、クレジットカードを所有すると利用できるサービスの内容に応じて、クレジットカードを等級別に分類したものです。
クレジットカードのランクは低い順に一般、ゴールド、プラチナ、ブラックとなります。ショッピングで利用する場合は一般カードがあれば十分でしょう。
ゴールドカードを所有すると受けられるサービスの一例としては、空港ラウンジを無料で利用できることや、旅行傷害保険の補償が手厚くなることなどがあります。
また、プラチナカードを利用するとコンシェルジュのサービスを利用できます。主なサービス内容は高級のレストランやホテルの予約、航空券の予約の他、旅行プランの相談があり、日々の業務が多忙なビジネスパーソンにとっては質の高いサービスといえるでしょう。
なお、ブラックカードを利用できるのはカード会社から招待されたうえで申し込みを行った人に限られます。そのため、ブラックカードは店頭やWebサイトなど一般の申し込みを行っていません。
また、カードの種類によってはブラックカードが存在せず、プラチナが最高のランクとなる場合があります。
年会費は、一般カードの場合は無料のものが多くみられますが、なかには有料のものもあります。
ゴールドカードの年会費は2,000円前後からとなりますが、なかには1万円を超えるものもあります。
プラチナカードの年会費は2万円前後からとなっており、アメリカン・エキスプレスのプラチナカードは年会費14万3000円(税込)と非常に高額です。
クレジットカードはランクが上がるにしたがって年会費は高額となります。また、ランクの高いカードの発行を受けるには厳しい審査を通る必要があります。
ポイント還元率が高めのカードを選ぶ
クレジットカードを選ぶ基準の一つに「ポイント還元率」があります。
ポイント還元率は、買い物をした金額に対して付与されるポイントの割合を示したものです。
例えば、200円の買い物で1ポイント付与される場合、ポイント還元率は0.5%となります。また、100円の買い物で1ポイントが付与される場合、ポイント還元率は1.0%です。
その他、一定の条件を満たすとポイント還元率が通常よりも高くなる場合があります。ためたポイントは買い物などで利用できてお得なため、ポイント還元率を重視してカードを選ぶことも一つの方法です。
せっかくためたポイントを無駄なく使えるかにも注意!
せっかくためたポイントを有効期限切れで失効させてしまい、無駄にしてしまうのはあまりにもったいないことです。そのためポイント還元率重視でクレジットカードを選び、ポイントをたくさんためることを意識するなら、あわせてポイントの使い道についてもよく考えておきましょう。
ポイントの使い道の選択肢としては、以下の例が挙げられます。
キャッシュバック | 1ポイント~=1円計算でキャッシュバックし、クレジット請求額から差し引くことが可能 |
---|---|
景品交換 | ギフトカードや家具、家電、旅行やグルメなどの景品と交換できる |
電子マネーチャージ | ポイントをnanacoやSuicaなどの電子マネーチャージに利用できる |
マイル交換 | ANAやJALなどの航空会社のマイレージに交換できる |
他社ポイントへ交換 | 他社で提供されているポイントプログラムに交換できる |
ショッピングで利用 | 対応している通販サイトなどで買い物する際に利用できる |
他にも寄付や投資など、ポイントの使い方はたくさんあります。ポイントがためられるクレジットカードでも、使い方が複雑だったり限られていたりすると、知らないうちにポイントを失効させてしまう可能性があるでしょう。クレジットカードをポイントのたまりやすさで選ぶときは、以下の点をしっかりチェックしておくことが大切です。
・ポイントの種類(どのようなポイントがたまるのか)
・ポイントの使い道
利用している電子マネーと好相性のクレカで還元率アップ
日常的に電子マネーを使っている人は、クレジットカードと使用している電子マネーの相性についても目を向けておきましょう。電子マネーとクレジットカードの相性が良ければ、ポイント還元率はさらにアップしてたまりやすくなります。
例えば楽天が提供している楽天Edyは、楽天カードと相性の良い電子マネーです。楽天カードも同じく楽天が提供しているクレジットカードのため、楽天Edyを楽天カードで使用すればポイント高還元の特典があり、通常よりも還元率がアップします。
買い物・チャージどちらでもポイントがためられるため、お得感は非常に大きいといえるでしょう。Edyオートチャージを設定すればさらにポイントはためやすくなります。
他にもiDやQUICPay、Suicaなど、さまざまな電子マネーがクレジットカードと組み合わせて利用できます。電子マネー決済はクレジットカード決済よりも支払いが気軽で使いやすいため、コンビニやスーパーなど普段の買い物でも利用できるのが魅力です。
普段電子マネーを使う人はもちろんのこと、クレジットカード発行を機に電子マネーを使ってみたい人も、搭載されている電子マネーとクレジットカードの相性の良さ、還元率の特典などをチェックしておきましょう。
国際ブランドで選ぶ
クレジットカードを選ぶときには、国際ブランドで選ぶことも欠かせない基準のひとつといえるでしょう。まずは、クレジットカードにおける「国際ブランド」について、基礎知識から解説していきます。
クレジットカードを発行している会社は、決済システム会社からそのシステムを提供されることによって、カード発行を可能にしています。そのためクレジットカードには、各決済システム会社のブランドが付いています。これを一般的に国際ブランドといいます。
国際ブランドは現在7種類ありますが、その中でも日本でメインとなっているものは以下の4つです。
・Visa(ビザ)
・Mastercard(マスターカード)
・JCB(ジェーシービー)
・American Exipress(アメリカン・エキスプレス)
基本的にいずれかの国際ブランドのクレジットカードを選んでおけば、多くの店舗や通販サイトで買い物ができます。しかし、ショップによって加盟店は異なるため、「このショップではMastercardが使えないがJCBには対応している」「この店舗はVisaしか対応していない」など、使えるクレジットカードが限られることもあります。
それでは、国際ブランドによる選び方を知るためにも、国内における各ブランドのシェアに関するアンケート調査もチェックしながら、それぞれの特徴をより具体的に見ていきましょう。
Visa
Visaは国内だけでなく世界トップシェアを誇る代表的なクレジットカードの国際ブランドです。
国際ブランド | Visa |
---|---|
2020年シェア | 50.8% |
タッチ決済 | 対応 |
プロパーカード | なし |
2020年の調査では、Visaのシェア率は半数を超えています。Visaは世界的に名の知れた国際ブランドとなっているため、国内でも数多くの加盟店があることで知られています。国内・海外ともに多くの店舗で利用できるため、選ぶのにあたって失敗のない国際ブランドといえるのは確かでしょう。タッチ決済にも対応しているため、スムーズな支払いが可能となっています。
Mastercard
続いて、Visaに次ぐ有名な国際ブランドであるMastercardを見ていきます。
国際ブランド | Mastercard |
---|---|
2020年シェア | 17.8% |
タッチ決済 | 対応 |
プロパーカード | なし |
MastercardもVisaと同じく、国内・海外ともにシェア率の高い有名な国際ブランドといえます。海外旅行や出張にはもってこいの1枚で、Visaと同様にタッチ決済にも対応しているため非接触で気軽な支払いができるのが魅力です。数多くの加盟店があるため、より代表的で知名度の高い国際ブランドを選ぶなら、ぜひ検討しておきたいところです。
JCB
続いて紹介するJCBは、日本が提供会社となっている国際ブランドです。
国際ブランド | JCB |
---|---|
2020年シェア | 28.0% |
タッチ決済 | 対応 |
プロパーカード | あり |
JCBは日本発信の国際ブランドであるため、国内ではVisaに次ぐ高いシェア率を誇り、たくさんの加盟店があります。しかし日本の国際ブランドということもあり、海外ではVisaやMastercardと比べるとそこまで多くの加盟店は見つかりません。そのためJCBのクレジットカードを持つなら、国内利用が中心の人がよりおすすめです。タッチ決済にも対応しています。
American Exipress
そして4つ目の国際ブランドは、特にステータス性の高さが魅力のAmerican Exipressです。
国際ブランド | American Exipress |
---|---|
2020年シェア | 3.1% |
タッチ決済 | 対応 |
プロパーカード | あり |
アメックスの愛称でも知られるAmerican Exipressは、一般カードよりもランクやステータスの高さを求める人に特におすすめの国際ブランドです。国内・海外ともにVisaやMastercardと比べるとシェアは低いですが、ステータス性の高さやVIP待遇などの魅力は随一といえます。
American Exipressは、ランクの高いクレジットカードであるプロパーカードにたくさんの魅力があります。空港ラウンジの利用やレストラン・ホテルの特別優待など、バリエーション豊富な特典が利用可能です。
プロパーカードと提携カードの違い
クレジットカードは、主にプロパーカードと提携カードの2種類に分けられます。ここではプロパーカードの特徴や提携カードとの違いを整理しておきましょう。
プロパーカード | 提携カード | |
---|---|---|
特徴 | 国際ブランドが発行するカード | 国際ブランドと提携している各クレジットカード会社が発行するカード |
魅力 | ・ステータス性が高い ・信頼性がある ・特典・優待がある |
・ポイント還元率が高い ・電子マネーや各クレジットカード会社の関連サービスで特典を受けられる |
例 | ・JCB カード W ・アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード |
・三井住友カード(NL) ・エポスカード ・楽天カード |
この記事でチェックしてきた4つの国際ブランドの中で、プロパーカードの提供があるのはJCBとAmerican Exipressの2つです。各国際ブランドの特徴やプロパーカードについての基礎知識をつけておくことも、クレジットカードを選ぶ際には忘れないようにしましょう。
発行会社の分類で選ぶ
クレジットカード会社の分類ごとの特徴をチェックしたうえで、自分に合ったクレジットカードを選ぶという方法もあります。クレジットカード会社は、主に以下のような分類が可能です。
- 銀行系
- 信販系
- 流通系
- 消費者金融系
- 交通系
それぞれの特徴と例をまとめると、次のようになります。
発行会社・特徴 | 例 | |
---|---|---|
銀行系 | ・主に銀行が発行 ・ステータス性・信頼性が高い |
三井住友カード(NL) |
信販系 | ・信販会社が発行 スーパーやコンビニ、百貨店などが発行 ・高還元・豊富なキャンペーンなどの特徴がある |
Orico Card THE POINT |
流通系 | ・スーパーやコンビニ、百貨店などが発行 ・対象店舗でのポイントがたまりやすい。 |
エポスカード |
消費者金融系 | ・消費者金融が発行 ・キャッシングやカードローンで借入もできる。 |
ACマスターカード |
交通系 | ・鉄道会社・航空会社などが発行 ・対象の交通機関をお得に利用できる |
JRE CARD |
このように、発行会社の分類によってクレジットカードのお得な点や申し込みしやすさなどは変わってきます。どのようなシーンでクレジットカードを使うのかを考慮したうえで、自分に合ったクレジットカードを選ぶのがおすすめです。
特典やサービスの内容を重視する
クレジットカードを所有することで受けられる特典やサービスの内容に基づいてカードを選ぶ方法もあります。
特典やサービスの主な内容としては、旅行傷害保険を利用できること、空港ラウンジを無料で利用できること、ホテルの手配などでコンシェルジュを利用できることなどがあります。
ランクの高いクレジットカードほど、特典やサービスの内容が充実したものとなります。
万が一に備えるなら希望する付帯保険のあるカード
クレジットカードを選ぶときは、付帯保険にも目を向けておきましょう。付帯保険とは、クレジットカードを持っている、決済に利用するなどの条件を満たすことで受けられる保険サービスのことをいいます。
まずチェックしておきたいのは、旅行傷害保険です。旅行や出張によく出かける人は、付帯する旅行傷害保険の内容が手厚いほうが役立ちます。旅行傷害保険は、旅行や出張中にある万が一のトラブルに対して補償を受けられる保険です。多くのクレジットカードにはこの保険が付帯しており、クレジットカードごとに内容や補償額が異なる仕組みになっています。
例えばJCBプロパーカードの中でも人気の高い、JCBカード Wの旅行傷害保険を見てみましょう。JCBカード Wには、海外旅行傷害保険が最高2000万円まで付帯しています。そのため万が一トラブルがあった際には、条件を満たすごとに最大2000万円まで補償を受けられます。
一方で、ステータスの高いクレジットカードとして人気のアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードは、海外旅行傷害保険が最高1億円、国内旅行傷害保険は最高5000万円まで付帯となっています。アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードの保険の補償内容が手厚いのは、年会費が無料ではなく一般カードよりも高く設定されているためです。
このように、万が一に備えてクレジットカードの保険を重視するなら、補償内容や補償額についてしっかり確認しておく必要があります。また、付帯保険についてチェックする際には「自動付帯」と「利用付帯」の違いを理解しておくことも大切です。以下の違いについてもぜひ目を向けておきましょう。
自動付帯 | 利用付帯 | |
---|---|---|
特徴 | クレジットカード保有を条件に、自動的に適用される | クレジットカードで旅行代金などを決済したことを条件に適用される |
このように、自動付帯と利用付帯では大きな違いがあります。持っているだけで保険適用の対象になるのか、それともそのクレジットカードで支払いをする必要があるのかがポイントです。
特に海外・国内ともに旅行や出張によく出かける人は、補償が手厚い保険が付帯されているクレジットカードを選ぶのがおすすめです。年会費無料のクレジットカードはとてもお得ですが、無料で気軽に作れる分、保険の補償内容は抑えられている傾向にあるため選ぶ際には注意が必要です。自分自身の使い方を考えて、年会費にお金をかけるべきかどうかを慎重に判断しましょう。
旅行サービス付帯で予約や手荷物配送などを楽に
旅行サービスの内容をチェックしてクレジットカードを選ぶのも良いでしょう。クレジットカードを持っていると、保険だけでなく旅行や出張時に便利なサービス・特典を受けられる場合があります。主なサービスとしては以下が挙げられます。
- ホテル予約割引
- ツアー予約割引
- 優待価格でのアクティビティ予約
- 空港ラウンジサービス
- レンタカー代金割引
- 荷物預かりサービス
- 空港宅配サービス
旅行や出張に行く際に、割引・優待価格で宿泊施設の予約ができたり、荷物の預かりや宅配などのサービスを利用できたりするのは非常に役立ちます。旅行サービスの充実しているクレジットカードなら、一例としてはアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードがおすすめです。
アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードを持っていれば、空港ラウンジ、プライオリティパス、手荷物無料宅配、エアポート送迎、無料ポーター、空港クロークなどのサービスが利用できます。アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードはゴールドカードなので、年会費は3万1900円(税込)と高く設定されていますが、旅行や出張によく出かける人にとっては年会費に見合うサービスを受けられるため、便利に利用できるでしょう。
他にはカード会員限定の専用旅行予約サイトが利用できたり、海外旅行先での日本語サポートを受けたりすることも可能です。
ステータス重視!ハイグレードなカードで周りに差をつける
ステータス重視でクレジットカードを作るなら、ゴールドカード以上のランクが高いクレジットカードは注目しておきたいところです。
ハイグレードなクレジットカードには多くの便利なサービス・特典が付いているため、たくさん使う人ほどお得に利用できます。また、ゴールドカード、プラチナカード、ブラックカードといったランクの高いカードは、保有しているだけでビジネスパーソンとしての格を上げられるのも魅力的なところでしょう。
まずは、ハイグレードなクレジットカードの基礎的なことからチェックしておきましょう。一般的に、普通の人が使用する一般カードとは異なるクレジットカードの種類としては、以下が挙げられます。
- ゴールドカード
- プラチナカード
- ブラックカード
一般カードとは異なり、ゴールドカードやプラチナカードを持っていると、周りからはステータスの高い人と見られることもあります。具体的なランクは、一般的にゴールド、プラチナ、ブラックの順に上がっていく仕組みで、ランクが上がれば上がるほど入会するための審査が厳しくなります。
わかりやすくまとめると、以下の表のとおりです。
ゴールドカード | プラチナカード | ブラックカード | |
---|---|---|---|
ランク | より高い→ | ||
サービス | より充実→ | ||
審査 | より厳しい→ | ||
年会費 | より高い→ |
ランクの高いクレジットカードを持てる人、実際に使っている人は、平たくいえば高水準の収入がある人がほとんどです。ランクの高いクレジットカードを持つには審査があるため、収入が低ければ残念ながら審査で落とされてしまう可能性が高いと考えられます。
それでは、それぞれの詳しい特徴を見ていきましょう。
ゴールドカード
ステータス重視で初めてクレジットカードを選ぶなら、まずはゴールドカードをチェックしておくのがおすすめです。
種類 | ゴールドカード |
---|---|
特徴 | ・空港ラウンジサービスやホテル予約などさまざまな特典を受けられる ・ランクの高いクレジットカードの中でも比較的持ちやすいため、そこまで高い収入がなくても審査には通りやすい |
年会費 | 1~2万円 |
審査難易度 | そこまで厳しくない |
ゴールドカードにはさまざまな特典が付いていながら、平均的に1万~2万円の年会費で持てるのがポイントです。持っていても年会費がそこまで大きな負担にならないため、プラチナカードやブラックカードと比べると、収入はそこまで多くなくても審査には通りやすいといえるでしょう。20代をはじめ若い世代でも十分に検討できます。
例えば三井住友カード ゴールド(NL)なら、5500円という比較的リーズナブルな年会費で持つことが可能です。年間100万円以上利用すれば、翌年以降の年会費は永年無料になるという魅力的な特典もついています。さらに、その際ポイントも1万ポイント還元されます。
それでいて空港ラウンジサービスなどゴールドカードならではの特典もしっかり受けられるため、始めてゴールドカードを持つ人にはおすすめの1枚となっています。また、ランクの高いクレジットカードはポイント還元率がそこまで高くないものが多いですが、三井住友カード ゴールド(NL)なら、コンビニやマクドナルドで最大5%ポイントが還元されるというお得な点もあります。
プラチナカード
続いて、次にランクが高いとされるプラチナカードについて特徴を見ていきましょう。
種類 | プラチナカード |
---|---|
特徴 | ・プライオリティパスやコンシェルジュサービスなどを利用でき、ゴールドカードと比較すると審査は厳しい ・年収に具体的な制限が設けられている |
年会費 | 2万円~ |
審査難易度 | ・厳しい ・年収に制限がある |
プラチナカードは、ゴールドカードよりもさらに上のランクに位置付けられているクレジットカードです。そのため年会費も比較的高額に設定されており、クレジットカードによっては年間10万円近くの年会費がかかることもあります。
ゴールドカードの年会費はそこまで高くないため、基本的に仕事をしている社会人ならある程度誰でも申し込めますが、プラチナカードは年収に具体的な制限を設けていることも多いといえます。そのため気軽に申し込むことはできず、一般的には高収入の人しか持てないのが特徴です。
しかしその分、プラチナカードを持っていれば、ゴールドカード以上にさまざまなVIP特典を受けられます。空港ラウンジが利用できるプライオリティパスが無料でついてきたり、コンシェルジュを手配できたりするなど、便利なサービスは多数あります。
おすすめのプラチナカードといえば、JCBのプロパーカードであるJCBプラチナがあります。
- JCBのプラチナカードで信頼性が高い
- 無料でプライオリティパスが付いてくる
- プラチナコンシェルジュデスクが利用可能
- ユニバーサルスタジオジャパンのラウンジ招待
- 国内、海外旅行傷害保険が最高1億円まで付帯
- 年会費2万7500円(税込)
このようにJCBプラチナには、ハイグレードなクレジットカードらしいVIP特典がたくさんついてきます。プロパーカードだからこその信頼感も魅力なので、プラチナカードを利用する際にはぜひチェックしてください。
他には、三井住友カードが提供しているプラチナカードもあります。三井住友カード プラチナには以下の特徴があります。
- プラチナ会員限定のイベント・プロモーションの案内
- ゴルフコース優待
- 国内の対象ホテルのスイートルーム50%割引
- 国際線手荷物無料宅配
- コース料理が1名分無料になるグルメクーポン
- 年会費5万5000円
このように三井住友カード プラチナにも多くの特典があり、ビジネス・レジャーさまざまなシーンを快適にできるのがポイントです。
ブラックカード
それでは、最後に最高ランクのクレジットカードといわれるブラックカードの特徴についてチェックしていきます。
種類 | ブラックカード |
---|---|
特徴 | ・基本的に招待制で申し込めるため、選ばれた人のみが持てる最高グレードのクレジットカード ・あらゆるシーンにおいて最高ランクの優待を受けられる |
年会費 | 3万円~ |
審査難易度 | ・厳しい ・年収に制限がある |
ブラックカードは、ゴールドカードやプラチナカードと異なり、自分から申し込んで持つことはできません。持つためにはクレジットカード会社からインビテーション(=招待)を受ける必要があります。
そのためブラックカードを持つためには、すでにゴールドカードやプラチナカードを使っていることが必須条件です。そこでクレジットカード会社が「ブラックカードを持ってもらいたい」と判断した会員に、案内を送ってくる仕組みとなっています。
ブラックカードを持つためには、プラチナカード以上の高い年収が必要です。それでいて普段からクレジットカードを活用し、買い物したり旅行したりすることが条件となるでしょう。たくさん使ってくれる顧客はクレジットカード会社にとって重要な存在となるため、そうしたお得意様を選んでブラックカードの招待を行っているのです。
ブラックカードを持っていると、主に以下のサービス・優待を受けられます。
- ホテルなどの宿泊施設優待(スイートルームや高級ホテルの宿泊料金割引など)
- 高級レストラン優待
- リムジンサービス
- 各種レジャー施設優待
- 空港ラウンジ・コンシェルジュサービス
このように、ブラックカードを持っていると、あらゆるシーンにおいて最高ランクの特典を受けられます。もちろん年会費は高額になりますが、年会費を支払う価値のあるサービスが充実しているのは確かです。
利用限度額についても、一般カードでは基本的に設定されないような高額な金額が設定されます。この他にもブラックカードには一般に公開されていない充実した特典があるため、ステータス重視でクレジットカードを持つなら、ブラックカードを持つことを最終目標とするのも良いでしょう。
キャッシュレス決済アプリに紐づけてポイントアップ
近年、キャッシュレス決済アプリに対応しているクレジットカードは増加傾向にあり、アプリと紐づけの設定をするとお得に利用できるケースが増えています。
電子マネーと同じくキャッシュレス決済アプリは、非接触で気軽に支払えるのが魅力です。そのため普段から、コンビニやレストラン、カフェ、スーパーなどさまざまなシーンで頻繁に使用している人も多いでしょう。そういった場合は、クレジットカードと紐づけてお得に利用することも検討しておきたいところです。
クレジットカードとの紐づけによって最大限にお得かつ便利に利用するためには、使っているキャッシュレス決済と相性の良いクレジットカードを選ぶことが大切です。もしくはこれからキャッシュレス決済を使うなら、選んだクレジットカードが対応しているキャッシュレス決済を利用するのが望ましいでしょう。
例えば、楽天ペイを利用する際は楽天カードからのチャージ払いにすると、チャージ+支払いの合計でポイント還元率は1.5%になります。他に相性の良いキャッシュレス決済アプリとクレジットカードの組み合わせとしては、例として以下のパターンがあります。
- PayPay×YAHOO!JAPANカード
- LINE Pay×Visa LINE Payクレジットカード
- d払い×dカード
- au PAY×au PAYカード
このように、より相性の良いクレジットカードを選べば、キャッシュレス決済アプリとクレジットカードでポイントをたくさんためられます。二重取り・三重取りができるようになるとポイントはどんどんたまっていくため、キャッシュレス決済でポイント高還元を狙うなら相性の良いクレジットカードをチェックしておきましょう。
支払日が給料日後のカードを選ぶ
クレジットカードを選ぶなら、支払いのサイクルについても前もってリサーチしておきましょう。クレジットカード決済を安心して利用していくためには、支払日に無理なくお金を用意し、口座に入金しておけることが重要です。
万が一引き落としに間に合わず遅れるようなことがあれば、クレジットヒストリーと呼ばれる自分の信用情報に傷がついてしまいます。支払いに遅延があった履歴情報は各クレジットカード会社間で共有されるため、今後新しくクレジットカードを作るにあたって審査を受ける際、遅延の履歴が悪い影響を及ぼす可能性があるでしょう。
引き落としをスムーズに行うためには、自身の勤め先の給料日後に支払日が設定されているクレジットカードを選ぶのが得策です。参考として、本記事で紹介しているクレジットカードの引き落とし日を以下の表にまとめました。
締め日 | 支払日 | |
---|---|---|
JCBカード W | 15日 | 翌月10日 |
三井住友カード(NL) | 15日/末日 | 当月26日/翌月10日 |
エポスカード | 4日/27日 | 翌月4日/翌月27日 |
VIASOカード | 5日 | 当月27日 |
ACマスターカード | 20日 | 翌月6日・35日サイクル・指定した支払日 |
アメリカン・エキスプレス・ ゴールド・カード |
登録された金融機関による異なる | 登録された金融機関による異なる |
楽天カード | 末日 | 翌月27日 |
リクルートカード | 15日 | 翌月10日 |
JCB一般カード | 15日 | 翌月10日 |
Orico Card THA POINT | 末日 | 翌月27日 |
締め日と支払日のサイクルの仕組みについては、JCBカードを例にすると以下のようになります。JCBカードは15日締め・翌月10日払いです。
5/4に買い物 | 5/15締めのため6/10に支払い |
---|---|
5/16に買い物 | 5/15締めは過ぎているため6/15締めとなり、支払いは7/10になる |
クレジットカードの支払日について知る際には、このように締め日と支払日の仕組みについても、基礎的なポイントを理解しておきましょう。
ちなみに、給料日後に支払日があるクレジットカードを選ぶなら、おすすめの選び方は以下のとおりです。
給料日が月の下旬 | 27日支払いのクレジットカード |
---|---|
給料日が月の上旬 | 月初~10日支払いのクレジットカード |
ただし、アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードのように、締め日・支払日がそれぞれの金融機関によって異なるケースについては注意が必要です。また、支払日が土日・祝日だった場合は、金融機関の翌営業日に振替で引き落としになります。15日支払いで15日が日曜日だった場合は、翌日16日の月曜日に引き落とされる仕組みです。前倒しにはなりません。
セキュリティ:不正利用への対策が十分かどうか
クレジットカードを選ぶ場合は、セキュリティ対策が十分であるかどうかを確認しておきましょう。
クレジットカードは紛失や盗難によって不正利用される場合がある他、クレジットカードの番号が知られてしまうと不正な利用につながってしまうことがあります。
クレジットカードの不正利用が発覚した場合、クレジット会社はさらなる不正利用を防ぐため迅速に対処します。しかし、利用者としては不正利用の対策が万全なクレジットカードを利用したいと考えるのではないでしょうか。
例えば、三井住友カード(NL)なら、クレジットカードの番号が記載されていないナンバーレスカードであるため、知らず識らずのうちにクレジットカードの番号が流出する可能性は非常に低くなります。
このように、根本的な不正利用対策が講じられているカードを利用すれば安心度が高まります。
カード会社のWebサイトやアプリが見やすく利用しやすい
カード会社のWebサイトやアプリが見やすく利用しやすい点も重要なポイントです。クレジット会社のWebサイトを見て利用明細のページが見やすいと感じると、そのクレジットカードを引き続き利用したいと感じることでしょう。
また、クレジット会社の中にはアプリを提供している場合があります。アプリを選ぶ際は、ログインが簡単・利用明細の表示がわかりやすい・生活費の管理もできるなど、普段から頻繁に利用することを想定して選ぶのがおすすめです。
アプリの一例をピックアップすると、三井住友カード(NL)のVpassアプリがあります。Vpassアプリでは、主に以下のような便利な使い方ができます。
- カード番号・有効期限の確認(カード自体はナンバーレスのため)
- 利用額に制限をかけて使いすぎを防げる
- 利用明細・ポイント残高を確認
- Moneytree連携による収支の自動分類・グラフ可視化
- 三井住友銀行口座連携による入出金明細の確認
- 利用通知設定により万が一不正利用があってもすぐに知れる
このように便利な機能がそろっていれば、利用明細やポイントをスムーズに確認でき、クレジットカードの管理が楽になります。
クレジットカードを「利用するシーン」に基づいて選ぶ
クレジットカードを選ぶには「どんなときに利用するか」という点に基づいて決める方法があります。カードを利用するシーンを想定しながらクレジットカードを選んでみましょう。
ネットショップの利用頻度が高い
ネットショップの利用頻度が高い場合は、ネットショップで買い物をしたときに多くのポイントがもらえるカードがおすすめです。
総務省の調査によれば、ネットショップで買い物をする際の決済方法として用いられる方法の中では、クレジットカードが63.7%と半数以上を占めます。それだけネット通販とクレジットカードは、現代において切っても切り離せないものであることがわかります。
そしてネット通販では、日用品から趣味に関するもの、家具・家電まで、あらゆるものが購入できます。普段からネット通販を頻繁に利用し、クレジットカードで決済している人はたくさんいるでしょう。ネットショップにおけるポイント還元率の高いクレジットカードなら、高頻度で使用すればするほど、たくさんポイントがたまり、お得になっていきます。
代表的な例としては、楽天カードがあります。楽天はインターネットショッピングモールの「楽天市場」を運営しており、楽天市場での決済を楽天カードで行えば最大で通常時の3倍のポイントを受け取れます。楽天市場のアプリで買い物をすれば、ポイント還元率はさらに+0.5倍となるため、合計で3.5倍の還元になります。
楽天市場で1万円の買い物をしたときの、わかりやすいパターンの比較表は以下のとおりです。
楽天カード | 別のクレジットカード | 現金 | |
---|---|---|---|
通常 | 1倍 | 1倍 | 1倍 |
ボーナス | +2倍 | - | - |
合計 | 3倍=300ポイント | 1倍=100ポイント | 1倍=100ポイント |
他には、もともと高還元率が魅力のJCBカード Wが挙げられます。JCBカード Wは大手通販サイトのAmazonがパートナー店となっているため、Amazonでネットショッピングする際にJCBカード Wを使用すれば、最大で4倍もポイント還元になるのが特徴です。
JCBにはOki DokiランドというJCBカード会員のためのポイントアップサイトがあるため、このサイトを経由すればAmazon以外の通販サイトでもポイント高還元が望めるのが特徴となっています。例としては以下のような通販サイトがOki Dokiランド経由で利用できます。
- カタログ通販ベルーナ
- イオンショップ
- ホテルズドットコム
- ユニクロオンラインストア
- セブンネットショッピング
- アート引越センター
- チケットぴあ
また、AmazonとJCBカード Wは、ためたポイントを使う際にもお得になるのが魅力です。JCBカードではOki Dokiポイントをためることが可能で、ためたポイントは1ポイント3.5円としてAmazonでの買い物時に使用することも可能です。
このように、どのカードを利用すればネットショップで多くのポイントをもらえるか、という観点からクレジットカードを選んでみましょう。
コンビニやスーパーの利用頻度が高い
コンビニやスーパーで買い物をすることが多い場合は、コンビニやスーパーが発行しているカードを申し込んで利用するとさまざまな特典を受けられます。例えば、店舗で利用できるポイントが付与されたり、毎月特定の日に買い物をすると割引を受けられたりします。
イオンが発行するイオンカードセレクトは、イオンでのクレジットカード決済・WAONでの決済でポイントがたまりやすくなっており、イオングループ対象店舗ならWAONポイントが2倍になります。さらに、毎月20日・30日のお客様感謝デーに利用すれば、買い物代金から5%割引になる特典も受けられます。
なお、コンビニやスーパーによってはクレジットカードを発行していない場合があります。そのような場合は、還元率が高く、ためたポイントをコンビニやスーパーでも利用できるかどうか、という点に基づいてカードを選びましょう。
おすすめは三井住友カード(NL)やJCBカード Wです。
三井住友カード(NL) | セブンイレブン、ローソン、マクドナルドで最大5%ポイント還元 |
---|---|
JCBカード W | セブンイレブンでポイント3倍 |
このように一部のクレジットカードには、コンビニやスーパーなどでポイント優待があるのが特徴です。
海外旅行や出張の頻度が高い
海外旅行や出張の頻度が高いなら、VisaやMastercardのように国際ブランドのマークがついているクレジットカードがおすすめです。国際ブランドのクレジットカードは海外で利用できる加盟店が多いため、支払いをスムーズに行いやすくなります。2016年に実施された調査によれば、クレジットカードの国際ブランドの世界シェアは、以下のとおりです。
Visa(第1位) | 56% |
---|---|
Mastercard(第2位) | 26% |
特にVisaは、圧倒的にシェアが高いことがわかります。また、国内におけるシェアはJCBのほうがMastercardに比べて少々多くなっていますが、世界的に見ればVisaに次ぐシェア率を誇るのはMastercardです。そのためVisaやMastercardを選んでおけば、海外で加盟店がなく困ることは少ないといえるでしょう。
日本で発行しているクレジットカードの多くは、Visa、Mastercardいずれかには対応しています。国際ブランドが選べる場合はVisaかMastercardを選び、選べない場合はVisaかMastercardが国際ブランドとなっているクレジットカードを選ぶようにするのがおすすめです。
Visa、Mastercardいずれかが利用できるクレジットカードの例としては、主に以下が挙げられます。
- VIASOカード(Mastercard)
- エポスカード(Visa)
- 楽天カード(Visa、Mastercard)
- 三井住友カード(NL)(Visa、Mastercard)
- リクルートカード(Visa、Mastercard)
- ACマスターカード(Mastercard)
- Orico Card THR POINT(Mastercard)
また、海外への旅行や出張で空港のラウンジを利用する機会が多い人には、ゴールドカードが適しています。ゴールドカードは年会費が有料となりますが、空港のラウンジをお得に利用できます。
例えばアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードなら、空港VIPラウンジが利用できるプライオリティパスが無料で利用できるのが特徴です。
- 国内外1,200ヶ所以上の空港VIPラウンジが利用できる
- カード会員と家族会員はプライオリティパス年会費無料
- 1回32米ドルの利用料が年間2回まで無料
それだけでなくアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードには、手荷物無料宅配サービスも付いてきます。旅行や出張に必要な重いスーツケースを1個まで無料で配送してもらえるため、出かける際には重宝するでしょう。
さらにゴールドカードは、一般カードと比べると海外旅行の傷害保険の補償が充実しているため、海外に行く機会が多い場合に適したカードといえます。同じくアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードを例に挙げると、海外旅行傷害保険の内容は以下のようになっています。
補償内容 | 障害や死亡、後遺症などがあった際に最高1億円まで補償 |
---|---|
条件 | 国際線航空券やツアー料金の支払いにアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードを使用<利用付帯> | 家族カード会員 | 最高5000万円まで補償 |
このようにゴールドカードには、海外旅行・出張に行く際に便利な点が多くなっています。
また、旅行や出張が多い人は、マイルのたまりやすさに目を向けてクレジットカードを選ぶのも良いでしょう。例えばANAアメリカン・エキスプレス・カードなら、入会キャンペーンでもマイルがプレゼントされるようになっており、無期限のポイントを活かしてマイルをたくさんためられるのが魅力です。
ゲームやアプリでの課金頻度が高い
ゲームやアプリでの課金頻度が高い場合は、還元率の高いカードを利用すれば多くのポイントをためられます。例えば楽天カードなら、ポイント還元率が1.0%と高還元のため、ゲームに課金する際には決済方法に楽天カードを選択するだけで楽天ポイントがたくさんたまります。
また、楽天市場には、以下のようにギフトカード(コード)の認定店があります。
- Google Play ギフトコード認定店
- Apple Gift Card 認定店
認定店は、買い物の際に楽天ポイントを使えるのが特徴です。ためたポイントを使用できるため、お得に課金できる仕組みです。さらに、楽天市場での楽天カード決済なら、ポイント還元率は3倍になります。
なお、クレジットカードを使ってゲームに課金する場合は、課金のしすぎに注意しましょう。クレジットカードで課金すると、現金で課金する場合とは異なりいくらでも課金できるように感じてしまいがちです。請求額を見て驚くことのないよう、クレジットカードで課金する場合は計画的に行いましょう。
クレジットカードの選び方 それぞれの立場に応じたカードを選ぶ
クレジットカードは、社会人、事業主、学生など、それぞれの立場に応じたものを持つことが大切です。この項目ではそれぞれの立場に適したカードをご紹介します。
法人・個人事業主の場合
法人や個人事業主なら、個人向けではなく法人向けのカードを利用しましょう。
個人向けのカードは名義が個人となるうえに限度額が限られるのに対し、法人向けのカードなら名義を法人名に指定でき、法人の口座から引き落としできます。さらに、個人向けのカードと比べると限度額が高く設定されることが多いため、ビジネスにおいて必要なものを十分に購入できます。
例えばJCBカードBizは、法人の本人確認書類不要で気軽に申し込めるのが特徴です。法人カードならではの特典として、JCBカードBiz会員なら弥生会計・Freeeといった会計ソフトを優待価格で利用することもできます。
また、法人向けカードは社員が利用できるように複数のカードを発行できます。大企業向け、中小企業・個人事業者向けなど、複数のカードが用意されている場合もあるため、事業規模に応じて適切なカードを利用しましょう。
主婦の場合
家計を預かる主婦におすすめのカードは、還元率が高く、ポイントがたまりやすいクレジットカードが最適です。スーパーで食料品を購入する機会が多ければ、メインで利用するスーパーが発行しているクレジットカードに入会すると、ポイントを効率的にためやすくなります。
イオンが発行しているクレジットカードのイオンカードセレクトは、電子マネーのWAONも搭載されているため、普段のイオン系列店での買い物をスムーズに行えます。もちろん魅力はそれだけでなく、ポイントのたまりやすさにもあります。
イオンカードセレクトなら、以下のようなグループ店舗で買い物をする際に常にポイントが2倍になります。
- イオン
- イオンモール
- ダイエー
- マックスバリュー
また、イオンでは20日・30日をお客様感謝デーとしているため、その日にイオンカードセレクトを利用して買い物をすれば5%の割引を受けられる特典もあります。
その他には、楽天カードも常に1.0%という高還元率なので、食材や日用品の買い出し用として使うのにはもってこいといえるでしょう。
また、主婦を含む女性にはJCBカード W plus Lのような女性専用のクレジットカードもおすすめです。JCBカード W plus Lは、獲得ポイントが常に2倍なので高還元が望めます。化粧品やネイルの優待や割引特典といった利点もあるため、普段使い用として重宝できる要素は多数あります。また、女性のための保険サポートも充実しています。
家計を管理するなら、クレジットカードのアプリを利用できるものを選ぶと良いでしょう。アプリなら利用明細が見やすく表示されるものが多いので、どの程度利用したかを簡単に把握できます。
例えば、三井住友カード(NL)で利用できるVpassアプリには収支を管理できる機能があります。また、使いすぎを防止するための利用額制限の設定もできるため、生活費節約のための良いサポート機能となるでしょう。
学生の場合
学生の場合は学生専用カードが適しています。学生にとっては、一般のカードは審査が厳しいですが、学生専用カードなら審査に通りやすい傾向があります。また、年会費は無料のものが多く、ポイントもたまりやすいため、初めてのクレジットカードとしても使いやすいといえます。
学生におすすめのクレジットカードなら、主に以下のようなものが挙げられます。
- JCBカード W
- 楽天カード アカデミー
- 学生専用ライフカード
JCBカード Wは、18歳~39歳を申し込み対象年齢としているため、学生を含む若い世代でも申し込みしやすいのが利点です。ポイントは常に2倍なので、どこで使用しても高還元が望めます。また、セブンイレブンやスターバックスなど、学生にも人気の店舗でポイントアップする優待もあります。
学生向けとなっているため申し込みやすく、セブンイレブン・ローソンのコンビニ2社とマクドナルドで+2%のポイント還元になっているのも魅力的です。
楽天カードアカデミーは、楽天カードが提供する学生向けクレジットカードです。楽天学割という割引サービスが自動付帯しているため、ポイントがたまりやすくなったり関連サービスを無料で利用できたりするなどの利点があります。ポイント還元率も基本的に1.0%となっているため、あらゆる場所で使いやすいのが特徴です。
学生専用ライフカードには、海外旅行傷害保険が自動付帯していたり、海外利用時に利用額の3%がキャッシュバックされたりするなどの魅力があります。また初年度ポイント1.5倍、誕生月は3倍といったお得さもあり、クレジットカード初心者でも使いやすいのが特徴です。
なお、多くの場合、卒業後は学生カードから一般カードに切り替わります。そのため一般カードの年会費や利用限度額など、切り替え後のカードのスペックについては事前に確認しておきましょう。
社会人の場合
新社会人なら、年会費が無料で還元率が高いカードがおすすめです。クレジットカードの中には、申し込み年齢に上限が設けられているものがあります。そのようなカードは年会費や還元率がお得なものもあるため、新社会人こそ持っておきたい1枚です。
また、一人暮らしの社会人には電気やガスなどの公共料金の支払いでポイントをためやすい以下のようなクレジットカードを持つのがおすすめです。
- リクルートカード(1.2%)
- 楽天カード(1.0%)
- JCBカード W(1.0%)
- Yahoo!JAPANカード(1.0%)
- Orico Card THE POINT(1.0%)
これらのクレジットカードはポイント還元率が1.0%以上なので、公共料金の支払い元として設定するだけで毎月たくさんのポイントがたまります。特にリクルートカードは1.2倍という高水準の還元率なので、公共料金だけでなく、スマホやインターネットなどの通信費の支払いにもおすすめです。
また、社会人としての経歴が長い場合や、海外出張が多い場合はゴールドカードも選択肢に入ります。国内外の空港ラウンジをお得に利用できる他、一般カードと比べると海外旅行傷害保険の内容も充実しています。
流通系や消費者金融系のクレカは審査が不安な方にもおすすめ
クレジットカードを作る際に、審査を通過できるかどうか不安に感じる人も多いでしょう。そもそもクレジットカードが審査を実施する理由は、誰でも簡単に作れるようでは後払いという信用ありきの支払いシステムが成り立たないからです。そのためクレジットカードを作る際には、以下のような観点から審査が実施されます。
・収入や職業、年齢などから総合的に判断される支払い能力
・これまでのクレジットヒストリー
クレジットヒストリー(クレヒス)とは、これまでのクレジットカードやローンの利用を記録した履歴のことです。
これらの点について何らかの不安要素がある人は、残念ながらクレジットカードの審査に通ることは難しくなります。わかりやすい例を挙げるなら、学生やアルバイトといった収入の低い人や、過去にクレジットカード利用において延滞などの履歴がある人が該当します。
また、一般的な収入でも、ゴールドカードやプラチナカードといったステータスの高いクレジットカードは、審査基準が厳しくなるため審査に落ちてしまう確率は高くなります。
そのため少しでも審査通過の可能性を高めるなら、ターゲット層を確認してから申し込むのがおすすめです。審査基準が比較的厳しくないクレジットカードの種類としては、主に以下が挙げられます。
特徴 | ターゲット層 | |
---|---|---|
流通系 | コンビニ、スーパー、百貨店などが発行するクレジットカード | 若い世代や主婦をターゲットとしているため |
消費者金融系 | 消費者金融が発行するクレジットカード | キキャッシング機能も付いており借入したい人 |
流通系クレジットカードなら、楽天カードやエポスカードなどがおすすめです。楽天カードは楽天市場での利用で特にポイントがたまりやすくなっており、通常時の還元率も1.0%と高めです。エポスカードはマルイグループが発行するクレジットカードなので、マルイでの買い物でポイントがたまりやすいのが特徴です。いずれもステータスというよりも買い物のお得さに重きを置いているクレジットカードなので、審査には比較的通りやすいといえるでしょう。
消費者金融系のクレジットカードには、アコムが発行するACマスターカードがあります。即日で審査してもらえる可能性がある点も申し込みやすさの理由のひとつです。こちらも安定収入があれば、パートやアルバイトでも申し込めます。
初めてクレジットカードを持つ場合
初めてクレジットカードを持つ場合は、年会費が無料または低めに抑えられている一般カードがおすすめです。ショッピングで利用することが多いなら、還元率の高いカードが適しています。ショッピングの他にも航空機のチケット購入やホテルでの支払いなどに利用しながら、カードの使い方や便利さに理解を深めていきましょう。
可能であれば、支払い以外の機能も付帯しているカードに申し込みましょう。最初から多くの機能を持つカードを所持すれば、利用する用途が広がります。
JCBやVISA、Mastercardなど国際ブランドのクレジットカードなら、利用できる加盟店が多く海外でも利用できます。特に海外に行く機会が多ければ、旅行傷害保険が利用できるカードを選ぶと万が一のときも安心です。
今すぐクレジットカードを手にしたいなら即日発行のクレカ
早めにクレジットカードがほしい人は、即日発効に対応しているクレジットカードを選ぶのがおすすめです。急に海外に行くことが決まったなど、クレジットカードをすぐに用意する必要があるときは、以下のようなクレジットカードを検討しましょう。
ACマスターカード | 最短即日 |
---|---|
三井住友カード(NL) | 最短5分 | エポスカード | 最短即日 |
このように審査・発行スピードの早いクレジットカードは、急にクレジットカードの用意が必要なときも安心です。特に三井住友カード(NL)は基本的にアプリでクレジットカードを管理するため、カードがまだ手元にない状態でも、カード番号の通知を受け取ればすぐに決済に利用できるようになるのがポイントです。
ただし、「即日」「最短〇分」とはいえ、申し込み時間や審査の進捗次第では回答が翌日以降になることもあります。あくまで審査スピードは目安として認識しておきましょう。
メインカードを補うサブカードを作ろう
クレジットカードは、カード会社ごとに特典やサービの内容が異なります。そのためカードを持つ際にはサブカードを作り、シーンによってクレジットカードを使い分けるのがおすすめです。クレジットカードを複数枚持っていれば、それぞれのクレジットカードが持つ利点を最大限に活かせます。ここからは、サブカードを選ぶときのポイントを解説していきます。
百貨店やショッピングモールの提携カードは高還元率
百貨店やショッピングモールで買い物をするなら、クレジットカードは対象店舗で割引やポイント優待が受けられるものを選ぶのが良いでしょう。
百貨店やショッピングモール提携のクレジットカードには、主に以下があります。
主な優待店 | |
---|---|
エポスカード | マルイ |
ルミネカード | ルミネ |
イオンカード | イオンモール |
三井ショッピングパークカード<セゾン> | ららぽーと |
タカシマヤカード | 高島屋 |
エムアイカードプラス | 三越、伊勢丹 |
例えばエポスカードの場合は、マルイの店舗や通販サイトで利用したときポイントが通常の2倍になるため、1.0%の還元率でたくさんのポイント還元を受けられます。さらにエポスカード会員向けの「マルコとマルオの7日間」というキャンペーン開催時には、カード支払いの際に割引を受けられます。
百貨店やショッピングモールには種類豊富な店舗が入っているため、あらゆるジャンルの店舗で割引やポイント優待を受けられるのは非常にお得です。エポスカードの場合はレストランやレジャー施設の割引なども豊富にあり、年会費も無料なので、持っておいて損にならない1枚といえるでしょう。
電車での通勤・通学でポイントをためる
毎日の電車通勤・通学でお得になるクレジットカードなら、交通系クレジットカードがあります。そのためサブカードを選ぶ際には、交通系クレジットカードを持っておくのもおすすめです。
電車やバス通勤に欠かせないのは、SuicaやPASMOといった交通系ICです。これらの交通系ICが搭載されているクレジットカードは、交通系ICがセットになるため管理が楽になるだけでなく、チャージや定期券購入でポイントがたまりやすい魅力があります。
電車通勤でポイントをためやすいクレジットカードを選ぶなら、鉄道会社と提携しているクレジットカードを選ぶと良いでしょう。おすすめはビックカメラSuicaカードです。
- Suica利用とビックカメラでの買い物どちらでもお得
- Suicaチャージをするときのポイント還元率は1.5%
- オートチャージ機能付きで残高不足に困らない
ビックカメラとJRの両方と提携しているクレジットカードのため、Suicaを使うとき、ビックカメラで買い物をするとき、いずれの場合においてもお得に活用できるのが特徴です。
Suicaチャージをすれば1.5%のポイント還元率になるため、毎日の電車通勤・通学、その他の移動でポイントがたまります。1.5%の還元率は他のクレジットカードの還元率と比べてもかなり高いため、毎日の移動だけでどんどんポイントをためられるでしょう。さらに、便利なオートチャージ機能も付いています。
車移動が多いならガソリン系クレジットカードがお得
通勤や通学を車で移動している人には、ガソリン系クレジットカードを持つのがおすすめです。主にガソリンスタンドと提携しているクレジットカードなので、対象のスタンドで割引や優待を受けられるのが魅力です。
普段から移動に車を利用する人であれば、ガソリン代の出費は避けて通れません。そんな日常的な出費を少しでも抑えられれば節約につながるでしょう。また、運転好きでよくドライブに出かける人は特に移動距離も長くなるので、ガソリンスタンドでお得に利用できるクレジットカードの存在は欠かせません。
ガソリン系のクレジットカードの中でチェックしておきたいのは、ENEOSカード Sです。
- 常にガソリン・軽油が1リットルあたり2円割引
- 灯油も1リットルあたり1円割引の対象
- 1ポイント1円換算で1000ポイントから交換可能
- ロードサービスが利用できる
- メンテナンス料金割引やレンタカー優待などのサービスもあり
このようにENEOSカード Sでは、日々の運転では欠かせない特典・優待が利用できるのが特徴です。ためたポイントは1000円単位で交換して使えるため、ガソリン代節約には欠かせないでしょう。また、ロードサービスが利用できたりメンテナンス料金が安くなったり、その他レンタカー優待が受けられたりと、ドライバーにとって魅力的なサービスが多数そろっています。
ENEOSロードサービスは電話1本でもしものときにサポートを受けられるのがうれしいところです。ENEOSロードサービスは、カード会員ならレッカーしてもらう際に10kmまでなら無料になるのも魅力でしょう。路上修理も30分以内は無料で受けられる場合があります。
高速道路を利用するならETCカードを付けられるカードがおすすめ
運転をする人の中でも特に高速道路の利用頻度が高い人は、ETCカードを追加できるクレジットカードを持つのが良いでしょう。例えばメインのクレジットカードは銀行系で信頼性あるものを持ったり、ポイント還元率の高いものを持って買い物に使ったりして、サブには高速道路利用時のためにETCを付けられるカードを選択します。
クレジットカードにETCを付けられれば、クレジットカード会社が提供しているポイントプログラムのポイントと、ETCマイレージサービスの両方をためることが可能です。手軽に二重取りできるのが魅力なので、ETCパーソナルカードを持つよりも非常にメリットは大きいと考えられます。
例として、ETCカードを追加できるクレジットカードには以下が挙げられます。
- JCBカード W(ETCスルーカード)
- 三井住友カード(NL)(ETCカード)
- エポスカード(エポスETCカード)
- 楽天カード(楽天ETCカード)
- アメリカン・エキスプレス・カード(ETCカード)
- イオンカードセレクト(ETC専用カード)
- dカード(dカード ETCカード)
これらはすべて年会費無料(一部条件次第では年会費がかかる場合もある)のため、年間の費用はかけなくても気軽にETCカードを用意できるのが特徴です。これに対してETCパーソナルカードは、基本的に年会費がかかります。
さらにお得さをプラスするなら、ポイント還元率の高いクレジットカードを選ぶのが良いでしょう。
- JCBカード W
- 楽天カード
例えば以上のようなクレジットカードは、ポイント還元率も高いためETCだけでなく、もちろん通常の買い物やネットショッピングなどでも効率良くポイントをためることが可能です。中でも楽天カードには、その他にもさまざまな優待・サービスがあります。
楽天カード×ENEOS | 給油・洗車オイル交換等のカーケア商品までポイントが最大1.5倍たまる |
---|---|
楽天マイカー割 | 楽天市場で買い物をするときや車検利用の際にポイントがたまる |
楽天生命 | 入院や手術の保障。保険料は使わなかった分は戻ってくる |
楽天損保 | 業界初の楽店ポイントがたまる自動車保険。ネット割引なら25%オフになる |
このようにドライバーにとってありがたいサービス・優待はたくさんあります。
国土交通省によれば、ETC利用の台数・利用率は年々増えています。2021年9月の時点でもETC利用率は93.5%を記録しているため、一般的に大部分の人が高速道路利用時にETCカードを利用していることがわかります。そのためクレジットカードを選ぶなら、ETCを付けられる方がお得に済むのは間違いありません。
ちなみに2021年現在は、ETCカード一体型のクレジットカードを発行できません。選べるのは分離型のみとなるため注意しましょう。というのも、2018年にセキュリティ強化の背景で法律が改正された関係から、ETCカード一体型のクレジットカードは発行できなくなったためです。
そのため残念ながら、ETCカード分離型のクレジットカードでは、ショッピング利用はできないため注意が必要です。したがってETCカードを追加する場合はカードを便宜上2枚持つ必要がありますが、ポイント還元は合算されるため損になることはありません。
航空系カードでマイルをためる
出張や旅行などで飛行機をよく使う人は、航空系クレジットカードがおすすめです。航空系クレジットカードは、ANAやJALなどの航空会社と提携しているクレジットカードのことで、他社のカードと比較するとマイルがたまりやすいという魅力があります。
頻繁に飛行機に乗るのであれば、その都度交通費は大きな出費になるでしょう。しかし、マイルを効率的にためることができれば、お得に飛行機移動できるようになります。基本的に航空系クレジットカードでは、ポイントではなくマイルをためていく仕組みが採用されています。マイルは、航空券の購入だけでなく通常のショッピングでもたまっていくため、ショッピングでの還元もすべてマイルにしたい人には特におすすめです。
例えばJALの一般カードでは、フライトやショッピングを通じてたくさんのマイルをためられます。また、JALカードに限らず航空会社各社のクレジットカードは、入会キャンペーンでも多くのマイルを獲得できます。
また、JALカードでは、以下のようにあらゆるお得なサービスを受けられるのも魅力です。
- 機内販売割引
- グループホテルでの割引・特典
- 空港店舗や免税店での割引
また、国際ブランドにはAmerican Expressが選べるようになっており、American Express会員なら無料で空港ラウンジが利用できたり、世界の8000ヶ所以上のホテル・レストランで割引サービスを受けられたりする特典もあります。
ANAには、三井住友カードと提携しているANAワイドゴールドカードがあります。
- 入会・継続のたびに2000マイルがもらえる
- たまったVポイントを1ポイントあたり2マイルに交換できる
- フライトマイルが25%アップ
- 海外・国内旅行傷害保険が最高5000万円まで付帯
- 空港ラウンジサービス
ANAワイドゴールドカードもたくさんの便利な特典・サービスを受けられて、マイルがたくさんたまるのが魅力です。ゴールドカードなので、ステータス性を重視する人にもおすすめです。
メインとは違う国際ブランドにしておくのがおすすめ
サブカードは、サービスや特典の内容やポイント還元率などさまざまな選び方ができます。自分の使い方に合った選び方をすれば、ポイントやマイルはさらにたまりやすくなりお得に利用できるでしょう。
サブカードを選ぶなら、メインカードとは異なる国際ブランドのクレジットカードにするのがおすすめです。
国際ブランドは主に、以下の種類があります。
- Visa
- Mastercard
- American Express
- JCB
世界的なシェアは基本的に上から順に多いため、世界でも国内でも、Visaが国際ブランドになっているクレジットカードを持っておけば、支払いの際困ることは少ないといえるでしょう。国内においても、Visaに加盟している店舗はたくさんあります。
ただし、世界で2番目のシェアを誇るMastercardは、国内では3番目のシェア率です。日本国内ではMastercard加盟店よりJCB加盟店のほうが多いため、注意しておきましょう。
上記を踏まえて、海外でも国内でも困らないようにクレジットカードを作る場合、以下の持ち方をするのが望ましいでしょう。
メイン | サブ | |
---|---|---|
パターン① | JCB | Visa →JCBは海外で加盟店が圧倒的に少ないため |
パターン② | Visa | JCBやAmerican Expressなど →国内での使いやすさやステータスなどを考えて自由に選択 |
パターン③ | Mastercard | VisaやJCB、American Expressなど →国内での使いやすさやステータスなどを考えて自由に選択 |
これは一例なので、最終的には自身の用途や利用シーンを考えて選ぶことが大切です。ただし、いずれの場合も、国内でも海外でも圧倒的なシェア率を誇るVisaのクレジットカードを1枚は持っておきたいところです。
はじめてでも簡単!クレジットカードの作り方
ここからは、クレジットカードを作るにあたって注意しておきたい重要なポイントを解説していきます。まずはクレジットカードを作るときの順序・流れを簡単に整理しておきましょう。
- 必要事項を記入してクレジットカード会社に新規申込をする
- 審査結果が出るのを待つ
- 審査に通ったらカードを受け取る
近年のクレジットカードはネット申し込みで新規発行が可能なパターンが増えたため、ネットで申し込んだ場合は主に上記の流れになります。
最初の必要事項を記入する際には、本人確認書類を提出します。主に本人確認書類として有効な書類は以下のとおりです。
- 運転免許証
- マイナンバーカード
- 健康保険証
- パスポート
- 住民票
- 学生証(学生の場合)
- 公共料金の領収書(※補助書類として必要な場合がある)
審査のスピードは、クレジットカード会社の審査基準や方針によって異なります。しかし、申し込み方法やカード会社の方針次第では申し込んだその日のうち、数十分もしないで審査結果が出ることも近年ではめずらしくありません。そのため審査が早く済めば、即日でカードが使えることも増えています。
カードの受け取りは、郵送や店頭で直接受け取るなどの方法があります。郵送の場合は基本的にはカードを受け取ってから使用できますが、最近はカード受け取りを待たずにカード番号を先に知らせてもらうことで、決済機能のみすぐに使えるようになるパターンも増えています。
本人確認書類と支払い口座を用意する
クレジットカードを申し込む際には、スムーズに申し込めるように必要書類をもれなく用意しておきましょう。最低限、必要となる書類は以下のとおりです。
- 本人確認書類(運転免許証やマイナンバーカードなど)
- 銀行口座がわかるもの(キャッシュカードなど)
クレジットカードの支払いは基本的に口座からの引き落としになるため、申し込みの際には本人名義の銀行口座が必須となります。
自宅でネット経由から申し込む場合は基本的にすべての書類はそろえやすいですが、店頭窓口などで申し込む場合は書類が欠けていると申し込みができなくなってしまいます。特に本人確認書類については、必要となる書類のルールがクレジットカード会社ごとに定められているため、漏れがないよう事前に確認し、そろえておきましょう。
申し込み方法は3種類!最速は即時発行のネット申し込み
クレジットカードの申し込み方法は、主に3つあります。
- 店頭
- 郵送
- インターネット
それぞれの利点やデメリットをまとめると以下のようになります。
メリット | デメリット | |
---|---|---|
店頭 | ・案内を直接聞ける ・最短即日でカードを使える |
店頭に出向く必要がある |
郵送 | ・来店する手間がない ・ネットに弱い人でも安心 |
カードが使えるまでに時間がかかる |
インターネット | ・来店する手間がない ・最短即日でカードを使える |
郵送後に使用できる場合は使えるまでに時間がかかる |
最短で申し込めるのはインターネット経由です。インターネット経由なら最短5分で使えるようになるクレジットカードもあるため、急いでいるときはインターネットで申し込むことをおすすめします。例として、三井住友カード(NL)はアプリでクレジットカードを管理するため、ネット申し込み後に審査に通ればカード番号が案内され、最短5分でカード到着を待たずに使用することが可能です。
クレジットカードを作る際の注意点4つ
クレジットカードを新しく作る際には、注意したいポイントがいくつかあります。万が一クレジットカード会社から見て不審な行動をとれば、審査に落ちてしまう可能性も考えられます。新規申込の際には、主に以下の点に気をつけましょう。
同時に複数のカード会社に申し込まない
時期を空けずに複数の種類のクレジットカードに申し込むと、その影響で審査に落ちてしまうことがあります。たくさんのクレジットカードに一度に申し込んでいることがわかれば、クレジットカード会社に以下のような不信感を抱かれてしまうためです。
- お金に困っている可能性
- カードを悪用しようとしている可能性
基本的にクレジットカード会社は信用情報機関に加入しているため、申し込み履歴も含めたクレジットカードの利用履歴を把握できるようになっています。クレジットカードは信用ありきで成り立つ決済システムなので、各会社で情報を共有するのは、不正を働く人や、いわゆるブラックリストを排除するためです。
審査に落ちることを前提に保険として複数のクレジットカードを申し込むと、かえって逆効果になることもあるため気をつけてください。上述の理由以外にも、「審査を心配するほどクレジットカードの管理に問題を抱えている人なのかもしれない」とみなされ、審査に落ちる確率は上がってしまいます。
クレジットカードはメインとサブ1~2枚を持つのがおすすめですが、少なくとも6ヶ月前後空けてから申し込むことが望ましいでしょう。クレジットカードの申し込みは1枚ずつ行うことをおすすめします。
申し込み時に嘘の情報を記入しない
「審査に通りたいから」という理由で、嘘の情報を記入して申し込むのはNGです。
クレジットカードの申し込みでは住所・氏名の他に、支払い能力の証明として勤務先や年収などの情報を記入することになります。しかしこれらの情報について嘘をつくと、最終的には嘘をついたことがばれて審査落ちの原因になる可能性があります。
クレジットカード会社が加入している信用情報機関には、申し込みの際にクレジットカード会社に伝える勤務先や年収などの情報も保管されています。そのため過去にクレジットカードやローンなどを申し込んでいて、それらの情報と大きく乖離があると、嘘と知られてしまう可能性が高いといえます。
ステータスでむやみにカードを選ばない
ステータス重視でクレジットカードを作ることには憧れる人も多いですが、ゴールドカードやプラチナカードなどのランクの高いクレジットカードを作る際には、本当に必要なのか慎重に判断することが大切です。
ハイグレードなクレジットカードは、年会費だけで何万円もの出費になってしまいます。もちろんその分ステータス性は高く、付帯保険や空港ラウンジサービスなどさまざまな特典を受けられる利点がありますが、そもそもこれらのサービスが必要でなければ、年会費は無駄な出費になってしまいます。
年会費の負担に見合うくらいのサービスを利用できるなら問題はありませんが、無駄になる可能性があるのなら、無理はせず年会費無料のクレジットカードを選ぶのが無難といえるでしょう。
キャンペーン目的で発行すると損をしてしまうかも
クレジットカード会社は新規顧客獲得のために、数多くのキャンペーンを打ち出しています。
- ポイントやマイルプレゼント
- ギフトカードプレゼント
- キャッシュバック
- 〇ヶ月ポイント還元率アップ
このように新規入会キャンペーンの適用条件を満たせば、さまざまな特典が受けられます。
しかしキャンペーン目当てで申し込みする際には、「本当にお得なのか」という点をよくチェックする必要があります。例えば、「新規入会で〇〇ポイントプレゼント」とあって魅力を感じたものの、蓋を開けてみればリボ払いにすることが条件となっていて、手数料を考えると結局損につながってしまうなどのケースも考えられます。
他にもポイント還元率が一定期間アップするキャンペーンはよくありますが、ポイント還元を受けるにはもちろんカードを使わなければなりません。ポイント還元を受けるために本来であれば不必要な買い物をしてしまう可能性もあるでしょう。
キャンペーン適用には基本的に条件があるため、まずはその条件を確認することが大切です。そのうえで本当にお得なのか、自分にとって必要性の高いキャンペーンなのか、冷静に判断しましょう。
クレジットカードに関するQ&A
最後に、クレジットカードについてよく寄せられる質問をチェックしながら、回答を整理していきます。クレジットカードを作る際には、疑問・不安につながるポイントは事前に解消しておきましょう。
クレジットカードを持つメリットとは?
クレジットカードを持てば、以下のようなメリットを得られます。
- 後払いができる
- キャッシュレスで支払いがスムーズになる
- ポイント還元でお得になる
- 一部店舗や特定の日に割引を受けられる
- 万が一のときに安心できる保険がある
以前はクレジットカードというと単純に後払いするのみというイメージでしたが、近年は特典やサービスが充実しており、持っているだけでお得さを感じられるシーンはたくさんあります。
クレジットカードは何枚持っておくといい?
おすすめはメイン1枚と、サブ1~2枚で、合計で2~3枚持つことです。理由は、クレジットカードによってお得なところやポイント還元率などが異なるためです。しかし持ちすぎると管理が大変になるため、あくまで管理しやすい2~3枚にとどめておくのがおすすめです。
なお、一般社団法人日本クレジット協会が実施した2021年の調査では、日本人1人の平均的なクレジットカード保有枚数は2.8枚となっています。
利用限度額はどのような基準で決まる?
利用限度額は、本人の支払い能力(年収や職業)、年齢、これまでのクレジットヒストリーなどにより総合的な判断のもと決定されます。そのため明確な基準を設けることは難しく、人によって利用限度額は異なります。
クレジットヒストリーとは、これまでのクレジット利用や申し込みの履歴のことを指し、この情報に問題があると審査に落ちたり利用限度額が制限されたりしてしまいます。
リボ払いってどんな仕組み?
リボ払いとは、毎月一定の額を決めて支払っていく方法のことを指します。例えば通常の1回払いでは、5万円の買い物をした場合は次の支払日にあわせて5万円を後払いします。これに対し、リボ払いの場合、あらかじめ月あたりの支払額を設定することが可能です。
例えば8000円と決めた場合は、次回の支払日に払い込む金額は8000円となり、その後も元金+利息を支払い終えるまで毎月8000円ずつ入金することになります。一見便利に思えますが、支払期間が延長すればするほど利息が発生するため、最終的には負担が増えることもあるという点に注意が必要です。リボ払いを選ぶ際には、計画的な支払いができるか事前にシミュレーションし、冷静な判断を行いましょう。
プロパーカードと提携カードの違いって?
プロパーカードとは、国際ブランドが直接発行するクレジットカードのことをいいます。日本から始まった唯一の国際ブランドであるJCBには、JCBカードW、JCB一般カード、JCBプラチナのようにプロパーカードが存在します。これらのカードは他の会社と提携しているわけではなく、JCBが発行手続きや案内を直接行っているのが特徴です。
提携カードとは、百貨店やコンビニ、通販サイト、航空会社などが国際ブランドと提携し、提供されるクレジットカードのことをいいます。楽天カードやエポスカード、JALカードなどが該当します。
プロパーカードは国際ブランドが直接発行しているため、ステータス性や信頼性があることが特徴として挙げられます。これに対して提携カードは、各会社の関連サービスで特典を受けられることに重きを置いていることが多く、サービスが充実している傾向があります。
デビットカードとクレジットカードの違いって?
クレジットカードは後払いのカードですが、デビットカードは紐づけされている銀行口座から直接引き落としになるため、後払いになりません。そのためデビットカードを使う際には、少なくとも使う予定の金額は事前に口座に入れておく必要があります。
デビットカードには原則として審査がなく、多くの人が使用できるのが特徴です。高校生で持つことも可能です。
しかし、利用できるサービスやポイント還元などの特典・優待は、クレジットカードのほうが圧倒的に充実しています。デビットカードには、保険やレストラン優待などのサービスは基本的にありません。
おすすめのクレジットカードまとめ
クレジットカードを選ぶときに抑えておきたい主なポイントとしては、次が挙げられます。
- どんな目的で利用するのか
- 年会費、還元率はどの程度か
- セキュリティは万全か
- カードを持つとどんな特典を受けられるか
クレジットカードを選ぶポイントをあらかじめ絞っておけば、利用したいカードがおのずと決まりやすくなります。
また、それぞれの立場によって適しているカードは異なります。例えば、初めてクレジットカードを持つ場合や、社会人としての経歴が長い場合、個人事業主としてカードを持ちたい場合などさまざま状況があるため、自分自身に合ったカードを選ぶことも大切です。
使いやすいと感じられるクレジットカードを選び、計画的な利用を心がけましょう。