
ビットコインは時価総額が最も高く、所有者も多いことから、取引を始めようとしている初心者にはおすすめの暗号資産といえるでしょう。ただし、暗号資産を売買するには各種手数料が発生します。取引所や販売書それぞれに異なるので、取引を始めるときには注意が必要です。本記事では、ビットコインの取引に必要な手数料について、種類ごとに詳しく解説し、主な取引所における手数料を比較検証します。ビットコインの取引をお考えであれば、ぜひこちらの記事を参考にしてみてはいかがでしょうか。
【最新ニュース】
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(引用:https://news.yahoo.co.jp/articles/cb56d0c759f440b35b18fe65f2b617296980c3b6)ビットコインの手数料とは?
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比較的歴史の浅い資産である暗号資産ですから、人気が高いことはそれだけ信用度も高いといえ、暗号資産取引を始める人にとって、ビットコインは有力な選択肢になり得るでしょう。
しかし、ビットコインの取引を行う上では「手数料」が発生する場合があります。種類もいくつかあり、また、取引を行う取引所でも手数料率が異なるため、少し複雑です。
このビットコイン取引に必要な手数料について詳しく見ていきましょう。
ビットコインの取引に必要な手数料は全部で3種類
ビットコインの取引に必要な手数料
- 販売所取引をする際に必要となる手数料
- 取引所取引をする際に必要となる手数料
- 送金(送付)時に必要となる手数料
ビットコインは、取引所や販売所から購入する必要があります。通常、外貨を購入・送金する際には銀行などの金融機関に手数料を支払いますが、それと同じ様に、暗号資産の購入や送金にも手数料が必要です。主な手数料は全部で3種類あるため、以下でそれぞれ解説します。
販売所取引をする際に必要となる手数料
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販売所取引における取引手数料は、ほとんどの販売所で無料となっています。ただし、手数料が無料とは言っても、購入価格と売却価格に関してはスプレッドが存在します。
スプレッドは厳密に言うと手数料ではありませんが、手数料と同様に取引にかかるコストとも言えます。スプレッドとは、同一時点において提示される購入価格(買値)と売却価格(売値)の差額のことです。
例えば購入価格が11万円、売却価格が10万円ならスプレッドは1万円になります。つまり、購入した瞬間に売却すると1万円損することになるため、スプレッド幅が大きいとその分価格がより大きく変動しなければ損をしてしまうことになるわけです。
そのためスプレッドは小さい方が良いのですが、スプレッドは変動性であり販売所や時間帯によっても異なるため、取引の際には確認が必要です。取引所取引をする際に必要となる手数料
取引所取引における取引手数料は取引所によって異なり、中には無料の取引所もありますが、たいていは取引量に対して一定の料率の手数料が掛けられるケースが多いようです。
また、同じ取引所であっても通貨によって取引手数料率が異なる場合もあるため、取引をする際には事前にチェックをしておくことが大切です。
主な取引所の取引手数料は以下の通りです。
送金(送付)時に必要となる手数料
送金手数料とは、暗号資産を外部に送金する際に発生する手数料のことです。暗号資産は海外送金を行う際にも利用することができます。銀行振り込みに比べて速く送金できるため、急な送金が必要な場合に役立ちます。
取引所や送付する通貨によって送金手数料の価格が変わるため、なるべく手数料が抑えられる取引所を選んで送金を行うことがおすすめです。
各取引所ごとのビットコインを送金する際にかかる手数料は以下の通りです。
各種手数料に関する注意点
各種手数料に関する注意点
- 販売所取引は取引手数料が無料でもスプレッドが発生する
- 取引所取引の取引手数料は取引所や通貨によって異なる
- 取引の際にかかるコストは取引所よりも販売所の方が高い事が多い
- 送金手数料も取引所や通貨によって金額が異なる
- ビットコインの送金手数料は高額になりがちなので有料の場合は注意が必要
販売所と取引所の違いとは
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暗号資産を売買するには、販売所や取引所で行う2つの方法があります。
販売所での取引では、暗号資産取引所の取り扱い業者を相手として取引をする方法です。個人ではなく業者とやり取りを行うため、イメージしやすいのではないでしょうか。それに対し、取引所での取引では、取引の相手が取引所ではなく、自身と同様の個人投資家であるという違いがあります。
このように、この両者は似ているようで取引形態が大きく異なります。特にコスト面での違いが大きいといえるでしょう。ここでは、これらの違いについて解説します。
販売所形式
販売所(暗号資産販売所)とは、暗号資産の交換業者が投資家と取引をする方式のことです。例えば、顧客がCoincheckの販売所にてビットコインを購入したら、Coincheckから購入したことになります。また、注文後、すぐに売買が可能となります。
販売所形式の特徴は、取引所形式に比べて手数料などのコストが高くなりがちであることです。しかし、提示された金額で暗号資産をいつでも売買できるため、問題なく円滑に取引が進みます。
取引所形式
取引所形式とは、投資家同士がオークション形式で取引を行うことのできるサービスのことです。例えば、ある人がビットコインの「買い注文」を出した場合、その反対の取引である「売り注文」を出している人がいれば取引が成立します。
つまり、自分と反対の取引をしたい人を待たなければならないのです。両者の価格が一致すれば、そこで売買成立となりますが、双方の価格や数量が一致しなければ注文が成立しないことをあらかじめ理解しておきましょう。
取引所形式は販売所形式よりもコストがかからないので、頻繁に取引をする人などにはおすすめです。しかし、希望通りに注文が成立するとは限りません。注文が成立しても、希望している数量の一部だけしか売買できていないこともあります。その点ではデメリットと言えるでしょう。
ビットコインの手数料比較おすすめ取引所ランキング
ビットコインをどの取引所から購入すればよいのか、初めての購入に際して悩む人も多いのではないでしょうか。自身が所有している資産を投資するなら、できる限り利益を求めたいところです。
利益を出すためには、各取引所の特徴を理解し、手数料など売買の際にかかるコストを理解しておくべきでしょう。場合によっては、価値が高騰した時に売却できたとしても手数料が高く、収益額が減ってしまう可能性もあります。
また、取引所を選ぶ際に重要なことの1つに、「暗号資産交換業」の登録を受けていることが挙げられます。法定通貨と暗号資産との交換サービスを行う場合には、「暗号資産交換業」の登録が必要であるため、選ぶ際の基準とするとよいでしょう。暗号資産取引所を選ぶ上で、最低限押さえておきたいポイントといえます。
以下では、暗号資産交換業に登録されている主要な取引所を5つ紹介します。それぞれの手数料を比較し、どの取引所が自身に合っているのか、判断材料にしてはいかがでしょうか。
※データはDMM Bitcoin、Coincheck、bitFlyer、GMOコイン、SBI VCトレード各公式ページより引用ランキング1位の根拠
ランキング1位がDMM Bitcoinであるのは、取引手数料・入出金手数料・送金手数料がすべて無料であるためです(※BitMatch取引手数料を除く)。上記のランキングで紹介しているなかには手数料のうち一部が無料の取引所はありますが、すべて無料なのはDMM Bitcoinのみです。取引の際にかかるコストを少しでも抑えたいと考えている方にはDMM Bitcoinがおすすめです。
また、取引所を比較するポイントは手数料以外にも取り扱い通貨数やレバレッジ取引が可能であるかなど様々であるので、上の表を活用してご自分に合った取引所を選びましょう。
1位 DMM Bitcoin
(引用:DMM Bitcoin公式サイト)1位 DMM Bitcoin
- DMM Bitcoinのおすすめポイント
- DMM Bitcoinのメリット
- DMM Bitcoinのデメリット
- DMM Bitcoinがおすすめな人
- DMM Bitcoinの評判
DMM Bitcoinを運営しているDMMグループは、動画配信事業やオンラインゲーム、FX、英会話などの多種多様な事業を展開しており、その中の暗号資産関係の事業としてDMM Bitcoinを提供しています。
※2022年1月現在
運営会社名 株式会社 DMM Bitcoin 取引手数料 無料 取り扱い通貨 ビットコイン、イーサリアム、リップル、ライトコイン、ビットコインキャッシュ、など 最低取引量(BTC) 0.0001 BTC レバレッジ取引 あり
※データはDMM Bitcoin公式ページより引用
ユーザー評価 Google Play App Store 3.9 4.3 DMM Bitcoinには、DMMグループの金融サービス事業において培われたセキュリティ機能やさまざまな経験が活かされています。スマホでも取引できるアプリが備わっているため、上級者のみならず、初心者でも安心してサービスが利用できる環境が整えられているといえるでしょう。
また、DMM Bitcoinはレバレッジ取引のできる銘柄が多いことも特徴の1つです。レバレッジ取引をする際は1日あたりポジション金額(前日終値の仲値×数量)✕0.04%のレバレッジ手数料がロールオーバー時に発生します。次に、DMM Bitcoinのおすすめポイントや暗号資産への投資で活用する際のメリット・デメリットを紹介します。
DMM Bitcoinのおすすめポイント
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スマホでも使いやすい取引ツール
DMM Bitcoinにはレイアウトも自由自在に変更できるパソコン版の取引ツールと、ワンタッチの直感的な操作で発注できるスマホ版の取引ツールが実装されています。 パソコン版取引ツールであれば、プライスボードやチャートが1つの画面で確認できます。自分好みにツールをカスタマイズすることも可能です。例えば、発注履歴や注文画面など全てを表示できます。チャートにおいては、描写ツールやテクニカル指標などでテクニカル分析ができ、暗号資産の価格を予想することが可能です。
スマホ版の取引ツールは、機能性と操作性に優れています。チャートを見つつ、ワンタッチで発注できるなど、パソコン版にも劣らない機能を搭載しています。
安心のセキュリティ体制
DMM BitcoinにはDMMグループで培われた万全なセキュリティ体制が採用されています。このため、ハッキングや流出の可能性も低く、安心して取引できるでしょう。
預かり資産の95%以上はインターネットから完全に切り離されたコールドウォレット(ビットコインなどの暗号資産を保管する方法のこと)で保管されます。出庫作業については2人体制で厳重に行われることから、不正出金などの心配はありません。
コスパのよい取引方式
DMM Bitcoinでは、「BitMatch」という注文方法で取引が可能です。通常取引ではオークション形式を採用していませんが、BitMatch注文により、オークションのような形式による取引を可能にしています。
BitMatch注文は、買い注文と売り注文の仲値でマッチングされるため、スプレッドを気にすることなく取引ができます。しかし、自分が希望している条件と近い条件を出していない場合、なかなか取引まで進まない可能性があります。
コストを軽減できる方法ではありますが、取引自体ができないと本末転倒になるため注意しましょう。
新規口座開設でもれなく2,000円プレゼント
(引用:DMM Bitcoin公式サイト)2022年1月現在、DMM Bitcoinでは、新規口座を開設された方全員に2,000円を即時プレゼントするキャンペーンを開催しています。
内容:新規口座開設完了で、全員にもれなく2,000円を即時プレゼント!
期間:2022年4月1日(金)7時00分~2022年8月1日(月)6時59分
対象:期間中に、新規に口座開設が完了したお客様
口座開設完了後すぐにプレゼントを受け取ることができるので、口座開設直後からキャンペーンプレゼントの2,000円を取引に利用することが可能です。キャンペーン期間は2022年4月1日(金)7時00分~2022年8月1日(月)6時59分です。
DMM Bitcoinのメリット
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レバレッジ取引が利用できる
DMM Bitcoinでは、投資額を最大で2倍に増やした状態で取引が可能になるシステムを利用できます。これはレバレッジ取引と呼ばれるものです。レバレッジ取引を活用すると資金効率を上げられるので、利益を大幅に増やすことができる可能性があります。
レバレッジ取引の取り扱いが豊富
2022年1月現在、他の取引所ではレバレッジ取引が認められている暗号資産の種類は少ない状況です。しかし、DMM Bitcoinでは、取り扱われている暗号資産の全15種類でレバレッジ取引ができます。
ビットコイン(BTC)をはじめ、イーサリアム(ETH)やリップル(XRP)などの取り扱いがあります。利益を増やすためのチャンスでありメリットの1つといえるでしょう。
LINEでのサポートが利用可能
DMM BitcoinではLINEを活用したサポートが受けられます。投資初心者にとっては、取引ツールの使用方法など分からないことを気軽に聞けるので、嬉しいポイントだといえるでしょう。
DMM Bitcoinのデメリット
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スプレッドの設定が広い
DMM Bitcoinは販売所形式を採用しており、業者が仲介を行い取引を成立させる仕組みをとっています。このことから、スプレッド(買値と売値の差額)が広く設定されているのです。スプレッドが広いということは、希望している価格で購入できない可能性もあります。
現物取引できる通貨は少ない
DMM Bitcoinでは現物取引(実際に購入する、または保有している暗号資産を売却する取引のこと)ができる通貨が少ないことがデメリットとして挙げられます。
実際に取り扱っている暗号資産は、ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、リップル(XRP)、ビットコインキャッシュ(BCH)、ライトコイン(LTC)、ステラ・ルーメン(XLM)、ビットコイン/イーサリアム、ETC/JPY、OMG/JPY、ENJ/JPY、BAT/JPY、MONA/JPYの12通貨ペアです。
マイナーな暗号資産の現物取引をしたい人は、他の取引所を検討しなければならないでしょう。しかし、暗号資産の種類が豊富だと、かえってどの暗号資産を選ぶか悩む人も多いことから、メジャーな暗号資産のみの取引を希望するのであれば問題ないといえます。
販売所形式の取引所のみの用意
取引所取引のサービスは用意されておらず、板注文は利用できません。板とは、売り手、買い手の取引希望額を一覧化した表のことです。DMM Bitcoinは販売所形式のみなので、取引コストが高くなることもあります。ただし、手数料を安く抑えるにはBitMatch注文を利用するとよいでしょう。
DMM Bitcoinがおすすめな人
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DMM Bitcoinでは他の取引所と比較すると、レバレッジ取引対応の銘柄を多く取り扱っているので、資金を効率よく暗号資産で運用したい人におすすめです。
また、外出先でも暗号資産をトレードしたい人は、パソコンに限らず、スマホでも高機能ツールが使えるため、最適な暗号資産取引所といえるでしょう。
DMM Bitcoinの評判
利用者から以下のような声が挙げられています。
DMM Bitcoinの評判
20代/女性 正社員
取引手数料が無料なこと、入金・出金・送金手数料も無料なこと、取扱通貨が多いことなどからDMMビットコインを選びました。アプリで主に取引しているのですが、何よりチャートが見やすくてシンプルで、LINEを利用したサポートもついているので、初心者でも安心して取引することができます。取引コストを抑えて楽しく取引できるのがDMMビットコインだと思います。
20代/男性 個人事業主
使いやすかった。操作などがわかりやすく、デザインも良いと思った。DMM Bitcoinは一年中サポート対応をしてくれるので、不安が大きな初心者さんでも安心して使うことができると思います。LINEでの対応もしてくれるので、気が楽なのもよかったです。そして手数料はほぼ無料なので、これは多くの方々にとって嬉しい点だと思います。
30代/男性 正社員
DMMはメディア事業を中心に様々な事業を多角的に運営しており、他の仮想通貨を取り扱う会社に比べて設立も古いため、企業としての体力に信頼を持てる。仮想通貨は株式や債券、投資信託のような他の金融商品に比べ歴史が圧倒的に浅く技術や法整備が不十分なところがあるため、このような大企業が運営母体として存在していることは消費者の安心感に繋がるのではないかと思う。
20代/男性 正社員
私はこのDMM Bitcoinを利用してアプリのツールが使いやすくて実用性が高いのでとても便利でした。DMM Bitcoinはセキュリティ対策がしっかりしていて不正ログイン対策がしっかりしているので安心して使うことができました。24時間体制で監視されているので不正出金の不安がなく利用できるのでお金の管理できるので安心しました。
30代/男性 正社員
売買する方法は難しくはないがスプレッドが広く設定されているので安く買う、高く売るということが出来るわけではないことが注意点です。販売所のみで取引所がないので通貨を安く買おうと考える場合には向いていない。今なら登録することで2000円を貰うことが出来るので2000円分の通貨をタダで交換出来るので非常にお得になっている。
2位 Coincheck
(引用:Coincheck公式サイト)2位 Coincheck
- Coincheckのおすすめポイント
- Coincheckのメリット
- Coincheckのデメリット
- Coincheckがおすすめな人
- Coincheckの評判
Coincheck (コインチェック)は国内有数の大手暗号資産取引所です。取り扱われている暗号資産の銘柄数も多く、スマホ用のアプリも使いやすいことから初心者におすすめできる取引所の1つといえるでしょう。
※2022年1月現在
運営会社名 コインチェック株式会社 取引手数料 無料 取り扱い通貨 ビットコイン、イーサリアム、イーサリアムクラシック、リスク、サンド、など 最低取引量(BTC) 0.0005 BTC レバレッジ取引 なし
※データはCoincheck公式ページより引用
ユーザー評価 Google Play App Store 3.9 4.3 アプリダウンロード数第1位の人気を誇り、その人気の高さが窺えます。Coincheckには暗号資産初心者であったとしても、投資を始めやすい環境が整えられていると考えられるでしょう。
以下では、Coincheckのおすすめポイントや、どんなメリットとデメリットがあるのか紹介します。
Coincheckのおすすめポイント
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購入手数料、売却手数料が無料
Coincheckでは、販売所形式と取引所形式の取引方法を選ぶことが可能です。その中でも、スプレッドが狭いことで多くの投資家に人気があります。なお、Coincheckの場合では、手数料が無料で取引ができます。
多くの取引所では、注文板に指値注文を出す際にかかる「Taker手数料」と、その相手方となる注文を発注した側にかかる「Maker手数料」が、それぞれ取引ごとにかかります。Coincheckではどちらの手数料も無料で取引可能です。
通常であれば、取引回数が増えるごとに手数料がかかるため、取引回数が多い人は手数料を多く支払う必要があります。しかし、Coincheckであれば無料で何度でも取引ができます。
特に初心者にとっては、手数料を気にせずに取引できる点は大きなおすすめポイントといえるでしょう。
暗号資産の取り扱い数が国内トップクラス
暗号資産取引所によって、取り扱われている暗号資産の種類には違いがあります。Coincheckでは2022年1月現在、国内トップクラスの17種類を取り扱っており、暗号資産で最も有名なビットコイン(BTC)をはじめ、イーサリアム(ETH)やリップル(XRP)など有名な通貨に加えて、クアンタム(QTUM)やモナコイン(MONA)といったマイナーな銘柄も取り扱っています。
取り扱い銘柄数が多い方が投資の幅を広げられるため、どの暗号資産に投資するのか悩んでいる人や、将来的に複数の暗号資産を保有したいと考えている人におすすめといえるでしょう。
使いやすい高機能ツール
(引用:Coincheck公式サイト)Coincheckでは、パソコンからTradeviewチャートを使って取引が可能です。このツールではチャートを自分好みにカスタマイズできます。多様なテクニカル分析も使えるので、暗号資産のトレード環境としては、充実した最適なツールといえるでしょう。
高機能なツールですが、シンプルなデザインと操作性のよさを兼ね備えています。初心者でも十分に使いこなせるはずです。
ガス・電気代の支払いでビットコインを貯められる
(引用:Coincheck公式サイト)Coincheckでは暗号資産取引所としては珍しく、ガスや電気の販売サービスを提供しています。事業所よりも安い価格で提供しており、電気については1.0〜7.0%、ガスでは3.0%、毎月の支払料金からビットコインによる還元を受けることが可能です。
さらにビットコインを使って支払えば、3.0%の割引が適用されます。そのためCoincheckでは、暗号資産の投資以外でも暗号資産を貯めることが可能です。
春の2大キャンペーンを実施中
Coincheckでは、2022年3月31日23:59までに口座開設と入金を完了された方全員に2,500円分のビットコインをプレゼントするキャンペーンを実施中です。
また、同期間中に販売所で3,333円以上の暗号資産を購入された方の中から抽選で20名様に10,000円をプレゼントするキャンペーンも同時開催中です。
Coincheckの口座をお持ちでない方は両方のキャンペーンを利用できますので、この機会に口座開設をしてみてはいかがでしょうか。
Coincheckのメリット
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使いやすいスマホアプリ
シンプルで使いやすいと利用者から定評があるスマホ用のコインチェックアプリが実装されています。Coincheckのスマホ向けアプリではチャートの確認や暗号資産の購入売却だけではなく、入出金にも対応しており、スマホのみで暗号資産関係の投資を完結することが可能です。
初心者でも取引しやすい
500円からビットコインを購入できるため、できる限りリスクを背負いたくない初心者にとって大きな魅力といえます。少額投資ができるということは、少ない金額でさまざまな暗号資産を試すことができるため、自身にあった暗号資産を見極めることもできるでしょう。
日本円での取引が可能
Coincheckでは、日本円でビットコインなどの暗号資産を購入できます。他の暗号資産取引所では、日本円で購入できない場合もあるので、これはCoincheckならではの大きなポイントといえるでしょう。
関連記事Coincheckのデメリット
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取引所での取り扱い銘柄数は少ない
販売所における暗号資産の取り扱い銘柄数は高水準ですが、取引所での取り扱い数は少ないことがデメリットとして挙げられます。
取引所ではビットコイン(BTC)、イーサリアムクラシック(ETC)、ファクトム(FCT)、モナコイン(MONA)の4種類のみの取り扱いとなり、ビットコインを除くとマイナーな暗号資産でしか取引所売買ができません。
そのため、Coincheckの取引所で取り扱いがない暗号資産を売買したい人であれば、デメリットに感じるでしょう。
販売所での取引コストは大きい
Coincheckには販売所と取引所があります。販売所では、Coincheckから暗号資産を直接購入でき、取引所では投資家同士の売買が行われています。販売所では広めのスプレッドが設定されているため、取引をする際のコストが大幅にかかってしまいます。
一方、取引所では投資家同士の売買となるためスプレッドが狭く設定されていることから、少ない手数料で済みます。
レバレッジ取引が利用できない
2021年1月現在、Coincheckではレバレッジ取引が利用できません。以前は取引可能でしたが、2020年にサービスを終了しました。そのため、暗号資産のレバレッジ取引を利用したい人は、他の暗号資産取引所を検討する必要があります。
スプレッドの設定が広め
Coincheckには、販売所と取引所の2種類の暗号資産を売買できるサービスがあります。販売所を利用するデメリットとしては、スプレッドが広めに設定されていることが挙げられるでしょう。スプレッドとは、買値と売値の差額のことです。暗号資産は、同一価格で売買することが基本的にはできません。
例えばCoincheckの場合には、ビットコインで約20万円近くのスプレッドが設定されています(2022年1月24日時点)。スプレッドは相場環境によって変動する場合があるので注意が必要です。
この場合だと、もしビットコインの買値が300万円なら、売値は280万円となります。買った瞬間に売ると約200万円分もの損失が発生してしまうのです。
セキュリティ面での不安
Coincheckは過去に、ハッキングによって暗号資産を流出させられてしまう事件がありました。国内暗号資産取引所では最大の流出額となる、約580億円分のネム(NEM/XEM)を流出させられてしまったのです。
流出させてしまった過去があるので、利用者からすると暗号資産を預けることに対して、不安を覚えるかもしれません。しかし、事件後に東証1部上場企業であるマネックスグループ株式会社が親会社となったことで、2022年1月現在まで大きな事件もなく、セキュリティの強度も上がっているといえるでしょう。
流出の原因となった暗号資産の管理方法では、ホットウォレット(暗号資産をインターネットに接続された状態で保管するタイプのウォレットのこと)による管理を採用していましたが、コールドウォレット(暗号資産をインターネットに接続されていないオフライン環境下で保管するウォレットのこと)による管理に移行されました。
そのため、事件当時ほどの情報流出の脆弱性は少なくなっており、以前よりも強固なセキュリティで利用可能となりました。
Coincheckがおすすめな人
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Coincheckは取り扱い銘柄数が多く、取引ツールの操作性に定評があるため、暗号資産への投資を始めたばかりの初心者におすすめです。 特にビットコインをメインに投資したい場合、Coincheckであれば取り扱っているため、少ないコストでビットコインの売買ができます。
Coincheckの評判
利用者から以下のような声が挙げられています。
Coincheckの評判
30代/男性 正社員
コインチェックを選んだ一番の理由は、メジャー度で安心感があるからです。手数料も適正だと感じますし取り扱い暗号資産の種類も豊富、売買時の簡単さもストレスを感じません。新規登録を行う時も面倒な申請や待ち時間も無くスマホ一つがあれば簡単に登録出来るところが暗号資産を始める際のハードを下げてくれると感じます。
30代/男性 正社員
コインチェック以外のアプリや海外のアプリも使ってみたことがあるのですが、やはり使いやすさ・見やすさといろいろな料金支払いができるという点で評価しました。今の時代は様々な人(一般的なサラリーマンなど)もやっていることもあり、わかりやすく使いこなせる仕組みになっているのでそこが一番の利点だと思います。セキュリティもしっかりとしてますので安心感もあります。
30代/男性 正社員
操作が簡単なので、初めて買う初心者さんにはまず1番にオススメできます。操作面で分からないことがあっても、ネット上に分かりやすい解説がたくさんありました。ただ、少し慣れてくると手数料の高さが気になってくると思います。取引所で買ってみたい…と思っても、まずアプリで取引所へたどり着く操作もややこしいので、その点は満足していません。
30代/男性 正社員
仮想通貨を始めたころから利用していますが、初心者でも非常に使いやすい作りになっています。ただ、販売所ははっきりと明記されているのですが、取引所に関しては表記がなく最初は戸惑うかもしれません。ビットコイン、イーサリアム等の代表的な仮想通貨は網羅しているので、とりあえずは満足ですが、アルトコインの種類が少ないため今後取り扱い仮想通貨が増えていけば更に使いやすくなると思います。
30代/男性 正社員
通貨手数料についてはあまり満足しておらず2という評価をつけさせてもらいました。通貨の種類は多いとは思いますが新しい通貨もどんどん増やしてほしいと思いあまり高い評価にしませんでした。アプリ自体は使いやすく見やすいようにカスタマイズ出来るのはとても気に入ってます。手数料がもう少し安ければ頻繁に取引をして楽しみたいと思います。
3位 bitFlyer
(引用:bitFlyer公式サイト)3位 bitFlyer
- bitFlyerのおすすめポイント
- bitFlyerのメリット
- bitFlyerのデメリット
- bitFlyerがおすすめな人
- bitFlyerの評判
bitFlyer(ビットフライヤー)は国内で最大のビットコイン取引量を誇る、元トレーダーが創業した暗号資産取引所です。多くの大手企業が株主となっており、セキュリティレベルも高いため人気が高い暗号資産取引所といえます。
また、bitFlyer Lightningでは、Lightning FXとLightning Futuresでビットコインに限りレバレッジ取引を行うことができます。レバレッジ取引では建玉金額の絶対値(前日の終値✕保有ポジション数量)✕0.04%のスワップポイントがロールオーバー時に発生します。
※1、仮想通貨の現物・FX・先物取引に対応した取引所
※2、証拠金を預入れ、主に差金決済によるビットコインの売買が行えるサービス
※3、証拠金を預入れ、差金決済によりビットコインを売買できるサービス
※4、証拠金を預けることによって、それを担保にして、証拠金の一定倍率の金額を運用
※2022年1月現在
運営会社名 株式会社 bitFlyer 取引手数料 約定数量×0.01~0.15% 取り扱い通貨 ビットコイン、イーサリアム、ライトコイン、ビットコインキャッシュ、モナコイン、など 最低取引量(BTC) 0.00000001 BTC レバレッジ取引 あり
※データはbitFlyer公式ページより引用
ユーザー評価 Google Play App Store 3.9 4.3 以下では、bitFlyerのおすすめポイントや、利用する際のメリット・デメリットを紹介します。
bitFlyerのおすすめポイント
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トップクラスの国内ビットコイン取引量
bitFlyerはビットコインの取引量が国内取引所の中でも高水準であり、安定したトレードが可能であることから知名度の高い暗号資産取引所といえるでしょう。例えば、取引量が少ない取引所の場合では、希望の価格で売買できないことや、価値が変動しやすいため不利な価格でのトレードになる可能性があります。
その点、bitFlyerでは希望価格でスムーズに取引が行えるでしょう。また、取引量が多くたくさんの投資家から利用されていることから、取引所としての信頼性が高いといえます。さらに、ビットコインや他の暗号資産における流動性が高いこともポイントです。
(引用:bitFlyer公式サイト)幅広いラインナップ
暗号資産は取引所によって銘柄数が違うため、マイナーな暗号資産は取り扱い数が少なく、トレードできない場合もあります。bitFlyerでは全14銘柄を取り扱っているため、マイナーな暗号資産を含めた幅広い投資ができるでしょう。
取り扱っている銘柄には、ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)、リップル(XRP)などのメジャーな通貨から、ネム(XEM)やモナコイン(MONA)などのマイナーな暗号資産まであります。
アクティブなトレードも可能
bitFlyerでは、アクティブな暗号資産の取引所トレードができるbitFlyer Lightningが利用可能です。取引自体は投資家同士のトレードとなり、ビットコインとイーサリアムのみの取り扱いとなります
販売所での売買は手数料が高くなることがありますが、bitFlyerならbitFlyer Lightning でトレードが成立するので、手数料を抑えた投資を実現できます。
bitFlyerクレカ入会&利用で最大2.5%還元
(引用:bitFlyer公式サイト)bitFlyerでは日本で初めて、ビットコインが貯まるクレジットカードの提供を開始しました。2022年1月現在、還元率が大幅にアップする入会キャンペーンも行っています。キャンペーン期間は2021年12月1日から2022年3月31日までです。
提供開始日から3日で、申し込み件数が大台である1万件を突破し、大きな話題となりました。カードの表面はナンバーレスで、個人情報保護にも配慮されたシンプルなデザインです。
また、非接触決済サービス(Apple PayやQUICPayなど)にも対応しています。 クレジットカードのブランドは「Mastercard(マスターカード)」です。ポイントと違い、獲得したビットコインは価格変動により価値が上昇することもあるので、還元率(最大2.5%)以上の恩恵を受けられる可能性もあります。
スタンダードタイプは、初年度及び2年目以降の年会費も無料なので、入会しておいて損はないでしょう。さらに入会キャンペーンの実施中は還元率が特に高くなっています。そのため、早めに入会しておきましょう。
bitFlyerのメリット
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大手の安心感
bitFlyerはビットコインの取引量や取り扱い銘柄も多く、大手暗号資産取引所ということで安心して投資ができます。また、外部だけでなく内部統制も行っているため、セキュリティの高さでも安心感があるでしょう。
初心者にも使いやすいスマホアプリ
bitFlyerではスマホから売買できる専用アプリのbitFlyerウォレットを用意しています。このため、初心者でも簡単な操作で売買することが可能です。iOSとAndoridのどちらでも無料ダウンロード可能であるため、気軽に導入できます。
さらにTポイントとビットコインの交換サービスが利用できることもメリットの1つといえます。
レバレッジの利用が可能
bitFlyerでは最大2倍までのレバレッジを効かせた暗号資産による取引が可能です。FXでレバレッジ取引に慣れている人や、大きな利益を得たい人には嬉しいサービスだといえるでしょう。
安心のセキュリティ
bitFlyerは数ある暗号資産取引所の中でもセキュリティが強固であるといわれています。口座管理画面にはSSL通信による暗号化がされており、投資家がログインする際に2段階認証を採用するなど、万全なセキュリティ体制をとっています。
さらにbitFlyerが保管する暗号資産についても、コールドウォレットでインターネット上から隔離された場所で保管していることから、ハッキングなどのリスクを最大限に軽減しています。
万全なカスタマーサポート
bitFlyerではオンラインや電話でのサポート体制をとっています。取引やサービスを行う窓口、不正使用に関する窓口、サービス内容について応対する窓口など個別に電話窓口を設けているので、目的に応じて使い分けることができるでしょう。
bitFlyerは日本の名だたる大企業(SMBCベンチャーキャピタル、みずほフィナンシャルグループ、三菱UFJキャピタルなど)の出資により設立された暗号資産取引所です。これらの大企業が出資していることから、運営面で困ることはないでしょう。bitFlyerのきめ細かなサービスには、出資企業の安定感、またサービスへの姿勢を感じることができます。
bitFlyerのデメリット
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販売所での取引コストは大きい
販売所では基本的に売買差額の手数料が広く設定されているため、取引所に比べると手数料が高くなってしまいます。そのため、販売所での取引はコストが多くかかることになります。
振込手数料が高い
出金手数料については、登録口座が「三井住友銀行」の場合、3万円未満の出金なら220円(税込み)、3万円以上の出金なら440円(税込)となっています。
しかし、登録口座が三井住友銀行以外の場合については、3万円未満の出金なら550円(税込)、3万円以上の出金なら770円(税込) となり手数料が高くなってしまいます。
bitFlyerがおすすめな人
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bitFlyerはビットコインをメインに取引したい人や、大手の暗号資産取引所で投資したい人におすすめです。特に、bitFlyer Lightningを使えばレバレッジをかけたトレードも可能なため、ビットコインで効率よく資産を増やしたい人にも向いています。
bitFlyerの評判
利用者から以下のような声が挙げられています。
bitFlyerの評判
40代/女性 専業主夫
ビットフライヤーは大手の仮想通貨なのでセキュリティ面でも安心して利用することができます。取扱仮想通貨もおおく自分にあった物を選択できるし、100円の少額から購入できるので初心者の方や資金が少ない方でも利用しやすいのが魅力です。サイト内は見やすく直感でも操作しやすいので取引しやすく気に入って使っています。
20代/男性 その他
やはりbitFlyerの良い点としては、アプリのUI及びUXが優れている点にあります。現在の価格がわかるチャートなどの便利さが他と群を抜いているとおもいます。また、ポイ活が流行っている現状からしてもポイント交換サービスはとても便利且つ魅力的でした。ポイントが腐ることなく有効活用できるのも素晴らしいと思います。
20代/女性 正社員
Tポイントからビットコインへの交換や、ポイントサイトからビットコインへの交換が非常にスムーズで良い。交換がすぐに反映されるので反映まで待つ必要がないのが利点である。アプリも操作がしやすい。売り買いのボタンがわかりやすく、細かい数字での取引もレートをすぐに算出してくれるのが良い。複数のパスワード設定などセキュリティもしっかりしている印象。
30代/男性 その他
まずは誰でもわかりやすい取引方法なので、初心者でしたが、迷うことなくトレードすることができました。また小額から仮想通貨に投資できるところもとても良い所だと思います。申し込みも煩雑な手続きがほとんどなかったので、スムーズに審査が進み1日たった時にはもう書類審査なども通過していたので、とてもありがたかったです。
30代/男性 正社員
取引通貨にもよりますが、スプレッドがとても高く、通貨によっては売買時に引かれる金額がとても高いです。もう少し安く取引ができると良いなとは感じます。それと、チャートのみやすさですが、はっきり言って見づらいというか、ローソク足チャートで見れる様にしてほしいです。仮想通貨は本当に一瞬で金額の上がり下がりがあるので、もう少し細かいチャートを見ていかないと損をすることもあるので、改善してほしいです。
4位 GMOコイン
(引用:GMOコイン公式サイト)4位 GMOコイン
- GMOコインのおすすめポイント
- GMOコインのメリット
- GMOコインのデメリット
- GMOコインがおすすめな人
- GMOコインの評判
GMOコインは、GMOインターネットグループが運営する暗号資産取引所です。取り扱い銘柄数の豊富さやセキュリティ対策、また取引環境が非常に充実しており、初心者から上級者まで使いやすい取引所と言えるでしょう。
また、GMOコインでは暗号資産FXと取引所取引においてレバレッジ取引を行うことができます。
レバレッジ取引では祝日を含む毎営業日のAM6:00時点の建玉状況を基準に、前日の終値から計算した評価額に対して1日あたり建玉✕0.04%のレバレッジ手数料が発生します。※2022年1月現在
運営会社名 GMOコイン株式会社 取引手数料 Maker:-0.01%
Taker:0.05%取り扱い通貨 ビットコイン、イーサリアム、ビットコインキャッシュ、ライトコイン、リップル、など 最低取引量(BTC) 0.0001 BTC レバレッジ取引 あり
※データはGMOコイン公式ページより引用
ユーザー評価 Google Play App Store 3.8 2.3 以下では、GMOコインのおすすめポイントや、メリット・デメリットを紹介します。
GMOコインのおすすめポイント
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豊富な取り扱い数
(引用:GMOコイン公式サイト)GMOコインは全部で15種類の通貨を取り扱っています。数々の暗号資産の中から投資先を選べるのは、幅広く投資したい人にとって魅力的だといえるでしょう。
GMOコインが取り扱っている通貨は、ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、ビットコインキャッシュ(BCH)、ライトコイン(LTC)、リップル(XRP)、ネム(XEM)などです。
一括管理が可能な取引ツール
GMOコインが提供しているスマートフォンアプリの「暗号資産ウォレット」は、販売所・取引所での暗号資産の売買に加えて、暗号資産FXの取引も可能となっています。「暗号資産ウォレット」に全てが集約されているので、1つのアプリで取引を完結できるでしょう。
初心者でも使いやすい「ノーマルモード」と上級者向けの高機能チャートを備えた「トレーダーモード」から選べるのもユーザーにとって有意義といえます。2つのモードはいつでも切り替えられるため、用途によって使い分けることも可能です。
暗号資産(仮想通貨)の購入で毎日10人に1,000円が当たる
(引用:GMOコイン公式サイト)GMOコインでは、2022年1月現在、期間無制限で、暗号資産を1回以上購入した人に対し毎日10名限定で頭金1,000円をプレゼントしています。
抽選方式を採用しており、1度当選した人が再当選することはないため、公平に抽選されるでしょう。また、期限を設けていないため急ぐ必要もありません。
過去には、条件を満たすことで1.5%のポイントキャッシュバックなど、さまざまなキャンペーンを開催していたため、見逃さないためにも随時チェックしておくべきだといえます。
GMOコインのメリット
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大手グループという安心感
GMOインターネットグループでは、GMOクリック証券などの金融関連の事業を広く展開しています。金融関連の事業で培われてきた実績をGMOコインに活用していることから、初心者に使いやすいサービスと信頼できるセキュリティ対策を実現しているといえるでしょう。
暗号資産取引ではハッキングや流出が問題となりやすいですが、GMOコインでは定期的な脆弱性診断、資産の分別管理、2段階認証、24時間の監視など厳重なサイバー攻撃対策が取られています。
売買なしでも利益を得られる
暗号資産は売買で利益を得られる投資というイメージが強いですが、GMOコインではステーキングによる利益も得られることも嬉しいポイントといえるでしょう。
ステーキングとは、ビットコインにおけるマイニング(新たなブロックを生成し、その報酬として暗号資産を手に入れること)のようなプロセスです。2022年1月現在、対応しているのはテゾス(XTZ)のみですが、日数や保有数量に対して、年率で3〜6%の報酬が得られます。
GMOコインのデメリット
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少額投資には不利なこともある
GMOコインの最低入金額は、1回あたり1,000円となっています。一方、最低出金額が1回あたり1万円となっているため、少額で投資した場合は簡単に引き出すことはできません。お試しを目的とした少額取引をしたい人にとってはデメリットといえるでしょう。
スプレッドが広くなる可能性がある
販売所での取引の際に、価格の値動きが激しい場合、スプレッドが広がりやすくなる可能性があります。予想した価格で購入できないような場合もあるので、慎重な取引を心がけましょう。
追証の負担
レバレッジ取引を暗号資産で行う場合は、通称「追証(おいしょう)」の有無が気になるはずです。追証とは、あらかじめ預け入れた証拠金が一定額を下回った際に、証拠金を追加で入金することです。入金できないと、ポジションがロスカット(強制決済)されることになります。場合によっては追証が負担となって、投資判断を狂わせるようなことが発生することもあるため、注意しましょう。
その一方で、追証は利益がマイナスになった際に損失が膨れ上がらないように知らせてくれるので、プラスの捉え方もできます。
GMOコインでは2021年4月から追証を導入しています。
GMOコインがおすすめな人
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GMOコインのセキュリティの高さは業界でも高水準であるため、利用者は安心して取引することができます。サイバー攻撃への対策の他にも、インターネットを遮断した状態で暗号資産を保管していることから、ハッキングや流出のリスクを軽減できます。
また、暗号資産FXを使うことで、買い売りのどちらからでも取引を始められ、さらにレバレッジを掛けることで大きな利益を狙えます。 そのため、戦略的に暗号資産の投資をしたい人におすすめです。
GMOコインの評判
利用者から以下のような声が上げられています。
GMOコインの評判
30代/男性 正社員
基本的に入金がすぐに行えますので、すぐに買いたいときには非常に便利なところがとても良いです。手数料も無料だったのでその点も良かったです。スプレッドもそこまで大きくないので、取引のしやすさも良いですし、色々な仮想通貨の取扱業者の中でも使いやすさはトップレベルだと思います。初心者ならここをオススメするほどです。
40代/男性 個人事業主
手数料が、業界でも安い方だと思うので、その点は満足しています。あと、入金と出金の両方で手数料がかからないので。気軽に出し入れがしやすいので。手軽に始められて、いつでも辞めることができるので。小額から始めたい初心者にとっては、ありがたいサービスかなと思います。多機能ではないと思いますが。使い勝手の良いところが気にいっています。
40代/男性 個人事業主
注文の際、板に付いていないメイカーで注文すると、手数料がマイナス手数料で利用者側に支払われる仕組みであるのが良い。また注文にあたって注文額が板に付いているかどうかの確認を、現在の価格から幅広い範囲で一覧化されているのを確認することが出来るので、誤ってテイカーで注文してしまうことの抑止効果があるのも良いです。加えて最近は、取り扱い通貨が次々に多くなっているのも、選択の幅が広がって良いです。
30代/男性 正社員
余り大きなレバレッジを書けるのには向いてないと思います。2倍までですので、流動性のある資産だからその方が良いのかもしれないですが、出来たらもうちょっと欲しかったかなと思います。仮想通貨の種類も多くない方だと思いますので、もっと色々なのが見たいという時には別の講座を選んでみた方が良いのだろうと思います。
40代/男性 個人事業主
注文の際にメイカーで発注するとマイナス手数料で利用者側に支払われる仕組みなのは良いが、他社取引所ではGMOコインよりも高還元率で支払いを受けることが出来るところもあるのが少し残念です。また基本的に週一回のメンテナンス時間帯がありますが、日中の時間帯で指定されているために、その時間帯は全く操作出来なくなるのも少し残念なところです。利用者の操作頻度が少ない夜中が指定時間帯であれば良いのですが。
5位 SBI VCトレード
(引用:SBI VCトレード公式サイト)4位 GMOコイン
- SBI VCトレードのおすすめポイント
- SBI VCトレードのメリット
- SBI VCトレードのデメリット
- SBI VCトレードがおすすめな人
- SBI VCトレードの評判
SBI VCトレードは、SBI証券や住信SBIネット銀行、SBI FXトレードなどでお馴染みのSBIグループが運営する暗号資産取引所です。セキュリティに関しては、大手グループの一員としての実績があるため、信頼感があります。
※2022年1月現在
運営会社名 SBI VCトレード株式会社 取引手数料 無料 取り扱い通貨 ビットコイン、リップル、イーサリアム、ビットコインキャッシュ、ライトコイン、など 最低取引量(BTC) 0.0001 BTC レバレッジ取引 あり
※データはSBI VCトレード公式ページより引用
ユーザー評価 Google Play App Store 2.4 2.6 SBI VCトレードもレバレッジ取引を行う事ができますが、レバレッジ手数料の計算方法が国内の多くの取引所とは異なっているため、あらかじめ理解しておくことが必要です。
SBI VCトレードのレバレッジ手数料は一律ではなく、毎日18:00までに算出された手数料率が公式サイトのレバレッジ手数料率カレンダーに掲載されます。
手数料率は日毎に変わるだけでなく、銘柄及び売買のポジションによっても変化します。また、料率がプラスの場合は手数料を支払う必要がありますが、マイナスの場合は逆に手数料をもらうことができます。
尚、ロールオーバーのタイミングは翌朝の7:00です。また、取引ツールについても使い勝手がシンプルであるため、初心者でも安心して暗号資産投資を始めることができるでしょう。
以下では、SBI VCトレードのおすすめポイントやメリット・デメリットを紹介します。
SBI VCトレードのおすすめポイント
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安心のセキュリティ体制
投資に興味がある人は、SBIという会社名を一度は聞いたことがあるでしょう。SBI VC トレードを運営するSBIグループでは、ネット証券最大手であるSBI証券、低資金からトレードを始められるSBI FXトレードなど、さまざまな金融事業を展開しており、それらの事業で培われた技術が活かされています。 また、SBI VCトレードでは、外部対策だけでなく、内部対策にも力を入れているため、脆弱性を狙われる心配もないでしょう。セキュリティ体制と資産管理にはSBIグループの信頼性があり、安心して暗号資産の投資がスタートできます。
初心者にも優しいスマホアプリ
(引用:SBI VCトレード公式サイト)SBI VCトレードではスマホ専用アプリが実装されているので、スマホからでも暗号資産の取引に取り組むことができます。操作性を重視したデザインで、初心者でも直感的な操作で暗号資産を売買することが可能です。
テクニカル指標を表示させる機能によって、チャートを通じて分析することができます。画面には発注ボタンが設置されているのでトレードがリアルタイムで可能です。
住信SBIネット銀行との連携で即時決済可
SBIグループでは、事業の一環として住信SBIネット銀行を扱っており、SBI VCトレードと口座を連携させた即時決済が可能です。そのため、利益を出金する場合や投資するための資金を入金する場合に、住信SBIネット銀行とあらかじめ連携させておけば、手数料が無料になり、かつすぐに決済が可能となります。
他のSBIグループが提供している投資サービスを利用している人であれば、同様に即時決済が可能です。1つの銀行で資金管理ができるのは、手間がかからなくて便利といえるでしょう。
新規口座開設でもれなく1,500円相当の暗号資産プレゼント
SBI VCトレードでは、以下のキャンペーンを実施しています。
内容:対象となるお客さま全員に1,500円相当の暗号資産をプレゼント
対象:期間において、SBI VCトレード(旧TAOTAO)口座の開設が完了したお客さま
期間:2021年12月1日(水)~2022年3月31日(木)
口座開設時に、口座開設画面内にある銘柄選択エリアから希望の銘柄を選択する必要があります。
ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、リップル(XRP)の中から1種類選択することで、該当銘柄1,500円相当を受け取れます。興味があれば、ぜひ参加されてみてはいかがでしょうか。
SBI VCトレードのメリット
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貸暗号資産サービスが利用できる
SBI VCトレードでは通常の暗号資産売買の他に「VCTRADE LD」が利用できます。VCTRADE LDとは、保有しているビットコインをSBI VCトレードに貸し出すことで利用料を受け取れるサービスのことです。売買を行わなくても利益を得られるため、長期的にビットコインを保有する人であれば、大きなメリットとなります。VCTRADE LDを活用すれば、継続的に利益を得られる可能性があるため、効率的な暗号資産投資が実現できるでしょう。
少額投資ができる
ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、リップル(XRP)は500円から注文可能です。販売所・取引所ともに少額から取引できるため、投資資金が少ない人や、注文のしやすさを試したい人にはおすすめです。
各種手数料が安い
実質的に負担するコストは、取引レートのスプレッドになりますが、SBI VCトレードでは価格提示される際に含まれているため、取引手数料は実質無料です。また、入金手数料、出金手数料ともに住信SBIネット銀行を利用することによって、無料にできることが大きなメリットに挙げられるでしょう。
SBI VCトレードのデメリット
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取り扱い銘柄数が少ない
国内の大手暗号資産取引所の多くは、10銘柄以上の暗号資産を取り扱っています。しかし、SBI VCトレードは取り扱い銘柄数が7種類であるため、多くの銘柄に投資したい人にとってはデメリットとして挙げられるでしょう。
SBI VCトレードでは、ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、リップル(XRP)、ビットコインキャッシュ(BCH)、ライトコイン(LTC)、ポルカドット(DOT)、リンク(LINK)の7種類のみの取り扱いとなっています。
しかし、銘柄を絞って投資できるため、複数の暗号資産に目移りすることがありません。あらかじめ投資したい暗号資産が決まっているのであれば、デメリットには感じることはないでしょう。
取引できない時間帯がある
SBI VCトレードの取引時間は午前7時〜翌午前6時の23時間なので、24時間いつでも取引できないことがデメリットといえます。ただし、この1時間はメンテナンスを実施しているため、セキュリティ体制が整えられているとも考えられます。
SBI VCトレードがおすすめな人
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SBI VCトレードはビットコインやイーサリアムなどのメジャーな暗号資産でこれから投資を始めたい人におすすめです。 高機能なシステムを投資家に提供しているため、上級者でも使いやすい取引所といえるでしょう。
また、住信SBIネット銀行で口座連携ができるので、スムーズに暗号資産の投資をスタートできます。
SBI VCトレードの評判
利用者から以下のような声が挙げられています。
SBI VCトレードの評判
30代/女性 正社員
もともとSBIの口座をもっていたので、即座入金ができるのがよくてこちらでお取引することに決めました。取り扱い通過が少ないので、最初は少し不便を感じていたのですが、初心者ならこれで十分かなと思いました。いつもはスマホアプリでやっているのですが、そちらもとても使いやすく便利だと感じています。最低500円からお取り引きできるので、初心者でもこれなら安心ですね。
30代/男性 個人事業主
私が、SBI VCトレードを使わせて頂く中で非常に良かった内容としましては、暗号資産におけるフルラインナップサービスを提供して頂けると言う内容でありました。まずは、各種取引手数料が無料であること、現物取引、レバレッジ取引が可能であると言うこと、安心安全なセキュリティの中でできることが素晴らしいと思えました。
40代/男性 正社員
通常は米ドル円で1通貨あたり0.2銭という廉価な売買スプレッドですが0.1銭までスプレッドが短縮されています。。全15通貨ペアに対して実施されておりますので大変お得に売買が可能です。その他スワップポイントにつきましても業界の中でもかなり高水準となっておりメキシカンペソ円、トルコリラ円などを取引しておりますが不満はありません。本当に満足してます
40代/女性 契約社員
仮想通貨を貸し出して利用料を得られる、貸暗号資産サービスのVCTRADELDがあるので口座を開設してみました。 VCTRADELDのサービスを利用することで、利益がマイナスの時も放置しているだけでお金が増えるので精神的に苦しくありません。大手証券会社であるSBI証券の展開する取引所なのでセキュリティが高く安全です。住信SBIネット銀行との連携により口座への入金もスムーズで、とても気に入っています。
40代/男性 個人事業主
暗号通貨という先進的な題材を取り扱うからでしょうか、サイトのデザインがなかなかクールで先進的です。取引手数料と入金手数料が無料なのは良いですね。ログイン時のパスワードセキュリティもあり、大手が運営しているという安心感もあります。一部の暗号資産の移管がまだ対応されていないようなので早急な対応を期待したいです。
各種手数料で比較してみよう
各種手数料で比較してみよう
- 取引にかかる手数料(購入手数料、売却手数料)で比較
- 送金・送付手数料で比較
- 提携している金融機関で比較
- 利益を左右するスプレッドで比較
今まで見てきたように、暗号資産の取引には購入手数料や売却手数料といった取引手数料や、送金時などにも手数料が発生するため、あらかじめ確認しておきましょう。以下では、これら手数料について比較して紹介します。
取引にかかる手数料(購入手数料、売却手数料)で比較
取引に関する手数料が安い業者としては、DMM Bitcoinが挙げられます。DMM Bitcoin は、取引手数料を含め、各種手数料が無料である点が魅力といえます。(※BitMatch取引手数料を除く)
初心者の場合は、手数料を考慮しつつ取引を行うことは少し難易度が高いと感じるでしょう。各種手数料が無料であれば、気にせず取引を行えるため、初心者にとって大きなメリットといえます。
また、DMMグループの金融サービスのノウハウを活用したサポートが受けられることや、セキュリティ体制がしっかりと整備されているところも嬉しいポイントといえるでしょう。
送金・送付手数料で比較
送金手数料とは、基本的に送金する側にかかる手数料で、主にマイナー手数料と取引所に支払う手数料の2種類に分けられます。マイナー手数料は、送金処理をしてくれるマイナーに支払う手数料のことです。一方で取引所に支払う手数料は、仲介料として取引所に支払う手数料のことをいいます。送金手数料はこれらの2つの手数料を合算したものを表示しています。
GMOコインでは基本、送金手数料が無料であるため、手数料を軸に取引所を選ぶのであれば、最有力といえるでしょう。ただし、マイナーに支払う手数料は、自己負担となるため注意が必要です。
提携している金融機関で比較
入出金手数料がかかる業者でも、提携銀行では無料という場合があります。入出金するたびに手数料が差し引かれてしまっては、利益が出たとしてもその分減ってしまうことになります。利用している銀行と提携しているかという点も、比較材料の1つといえるでしょう。
例えばCoincheckでは、住信SBIネット銀行などの銀行と提携しているため、提携している銀行口座を保有していれば入金手数料は無料になります。
利益を左右するスプレッドで比較
手数料だけではなく、スプレッドで比較することもポイントです。もちろん各種手数料での比較も重要ですが、それだけでは十分とはいえないでしょう。
スプレッドとは、買値と売値の差額のことで、利益に大きく直結する要素といえます。基本的にスプレッドが狭いときに、取引を行うことをおすすめします。また、このスプレッドがいわゆる金融機関が受け取る「手数料」になります。このことから「スプレッド」=「手数料」ということが理解できるでしょう。
DMM Bitcoinでは、ユーザー間の注文の際に、仲値で取引できる「BitMatch注文」という注文システムを採用しています。仲値による取引なので、ユーザーはスプレッドを気にせず取引手数料のみで取引することができます。業者を選ぶ際は、スプレッドと取引手数料のバランスを見ることがポイントといえます。
暗号資産にかかる手数料を抑えるコツ
暗号資産にかかる手数料を抑えるコツ
- できる限り販売所を利用する
- 安易に「レバレッジ取引」を行わない
- 取引手数料・入出金手数料にかかるコストが低い取引所で取引する
暗号資産取引を行う際に、手数料をできるだけ抑えるにはどのような方法が考えられるのでしょうか。注意すべきポイントについて整理してみましょう。
できる限り販売所を利用する
国内の主な暗号資産取引所では、基本的に販売所の取引手数料を無料に設定しています。取引コストを抑えるためにも手数料をいかに削減できるかが、重要なポイントといえるため、なるべく手数料が無料である販売所を選ぶようにしましょう。
しかし、販売所で暗号資産を購入すると、スプレッドが余分に発生するため注意が必要です。
安易に「レバレッジ取引」を行わない
レバレッジ取引を行うと建玉手数料が毎日かかることになります。建玉手数料とは、証拠金取引において未決済のまま残っている契約を保管する手数料のことです。長期にわたって保有する場合には、かなりの手数料が必要となる場合があるため、事前に確認しておきましょう。
そのため、初心者のうちは、特に現物取引に限定して暗号資産取引を行うことをおすすめします。レバレッジ取引は、大きな利益が見込めますが、その分リスクが大きいことを理解しておくべきでしょう。
取引手数料・入出金手数料にかかるコストが低い取引所で取引する
暗号資産取引を行うには、多くの場合、取引手数料・入出金手数料が必要となります。この2つの手数料が無料の取引所も存在します。国内取引所であれば、DMM Bitcoinは取引手数料・入手金手数料が全て無料であることで知られています(※BitMatch取引手数料を除く)。
取引・送金などの手数料以外にかかる手数料とは?
取引・送金などの手数料以外にかかる手数料とは?
- 取引を行う上で必要となる口座開設手数料
- 取引を継続するために必要な口座管理手数料
- 高利益を狙える暗号資産FX取引にかかる手数料
- レバレッジ取引手数料
取引手数料(購入手数料、売却手数料)や送金にかかる手数料などについて見てきましたが、それ以外に発生する手数料があります。口座開設する際の手数料や口座管理する際の手数料などです。
また、現物の取引だけでなく、レバレッジをかけて利益を狙える「暗号資産FX」取引を行う際の手数料やレバレッジ取引を行う際の手数料もあります。順番に説明します。
取引を行う上で必要となる口座開設手数料
取引を開始するには、最初に口座を開設することが必要となります。基本的に口座開設手数料についてはどこの取引所でも無料であるため、特に差別化されることはありません。口座開設には、本人確認ができる書類などが必要であるため、すぐに取引開始するためにも事前準備を行うとよいでしょう。
取引を継続するために必要な口座管理手数料
口座管理手数料とは、暗号資産取引所の口座を維持管理するための手数料のことを指します。海外では口座を維持するために、管理手数料が取られているため、海外の口座を保有する場合には必要となります。
しかし、日本の取引所では無料であることが多いため、口座管理コストの心配がなく、口座を保有することができます。
高利益を狙える暗号資産FX取引にかかる手数料
暗号資産取引には現物取引だけではなく、レバレッジをかけてさらに効率よく利益を狙える「暗号資産FX」があります。暗号資産FXとは、現物取引のように暗号資産そのものを売買するのではありません。「ポジション(建玉)」を保有するために、口座に預けた投資資金(証拠金)を担保にして、それを決済することにより価格変動の差益を得る差金決済取引のことをいいます。
暗号資産FXでは、投資資金(証拠金)を担保にしてレバレッジ(てこの原理)をかけることで、より大きな金額で取引することが可能です。ただ暗号資産FX取引の場合は、ポジションを保有しているだけでも毎日レバレッジ手数料というコストが生じるので、注意しましょう。
そのため、暗号資産FX取引を行う場合は、できるだけ日をまたがずに短期間で決済するのがよいでしょう。
レバレッジ取引手数料
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レバレッジ取引を行う際には、レバレッジ手数料を十分に確認することが必要です。レバレッジ手数料とは、保有したポジションを翌日に繰越すたびに発生する手数料のことをいいます。
レバレッジ取引は、証拠金を預けて資金を借りて取引を行うため、利用している間は利息のような扱いで手数料がかかるのです。
DMM Bitcoinでは、レバレッジ手数料がポジション金額の0.04%(1日当たり)と安いので、頻繁に取引を行う人にとってはおすすめでしょう。
仮にBTC(ビットコイン)の価格が100万円の場合で、0.01BTCの数量で保有した場合であれば、レバレッジ手数料は1日当たり4円になります。長くポジションを保有すると手数料の負担額は大きくなるので、レバレッジ取引を行う人にはDMM Bitcoin がよいでしょう。
暗号資産取引についてもっと知ろう
暗号資産取引についてもっと知ろう
- レバレッジ取引とは?
- 取り扱い通貨が多い取引所の方がよいのはなぜ?
- スプレッドとは?
レバレッジ取引とは?
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レバレッジ取引とは、元手の数倍の金額で取引することを指します。レバレッジ取引は、少なめの元手で大きなリターンを狙えますが、その分の損失も大きくなる可能性があります。レバレッジ取引を始めても、最初は小さなレバレッジからスタートした方がよいでしょう。
取り扱い通貨が多い取引所の方がよいのはなぜ?
2022年1月現在、暗号資産はすでに6,500種類以上存在しています。その数は、今後も増え続けるでしょう。海外取引所には通貨数を膨大に取り扱っているところもあります。しかし、日本の法律が及ばず金融庁の認可も受けていないことから不安な点が多いのが現状です。
取引所を選ぶ際は、国内の主要取引所の中から取り扱い通貨数が多く、自分が投資したい通貨が含まれているかを比較対象とするのがよいでしょう。取引価値のある暗号資産を多く取り扱っていることは、投資機会の拡大につながるといえます。
また、暗号資産の中には「草コイン」と呼ばれるものも少なくありません。「草コイン」とは、ビットコイン以外の暗号資産の総称であるアルトコインの中でも特に時価総額が小さく、知名度も低い暗号資産のことです。
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今までにこの「草コイン」が高騰したケースもあります。今後、もし「草コイン」が高騰すれば大きな利益を生み出すとされており、投資家の間でも注目されているコインです。「草コイン」のように知名度や流通量が少ない種類を取り扱っていると投資の幅が広がるでしょう。
複数の特徴を持った銘柄をバランスよく持った方が、利益とリスク対策どちらも追い求めることができるのでおすすめです。これから上昇が期待できる「草コイン」が含まれているかどうかという点も、取引所を選ぶ際のポイントとして加えられてはいかがでしょうか。
【Q&A】取引所の手数料に関するQ&A
以下では、暗号資産の取引を行う上での、手数料に関するQ&Aを紹介します。取引を行う前に抑えておきたい基本的な内容も含めて紹介しますので、認識を深めるためにも理解しておきましょう。
- 手数料にはどんなものが該当しますか?
- 暗号資産取引には取引手数料(購入手数料、売却手数料)、法定通貨および暗号資産の入出金手数料、現物取引におけるMaker手数料およびTaker手数料などがあります。 また、仮想通貨FXにおけるレバレッジ手数料、建玉手数料、ロスカット手数料、口座管理手数料として口座開設手数料、口座維持管理手数料など、さまざまな手数料が発生します。
- 取引所によって手数料は変動しますか?
- 手数料の額は取引所ごとに設定されており、それぞれ異なるので変動するといえるでしょう。大きな利益を生み出すためにも手数料などのコストを抑えたいところです。そのため、手数料を意識することは暗号資産取引所を選ぶ際のポイントの1つといえます。 取引所を選ぶ際は、各社の手数料を見積もり、比較検討するべきでしょう。取引手数料や日本円の入出金、暗号資産送受金手数料などは、取引所側が負担する場合もあります。 また、一定条件(提携先銀行の利用、注文金額)やキャンペーンで各種手数料が無料となる取引所も存在するため、十分に確認する必要があります。
- Maker取引の取引手数料がマイナスと表示されている意味とはなんですか?
- 暗号資産の取引手数料は、板に指値注文を出した取引参加者にかかるMaker手数料と、その相手方となる注文を発注した側にかかるTaker手数料に分けられます。しかし、取引所の中にはMaker手数料がマイナスとなっているような場合もあるため、注意しましょう。 マイナスとなっている場合には、その分の手数料を受け取れるということになります。つまり自己負担する必要がありません。Maker(取引版に新規で売り注文または買い注文を出す人のこと)は指値注文を行ってくれるので、Makerが増えることで市場が活発になり、流動性も高くなります。 このことから取引所の流動性を高める目的で、取引所の中にはMaker手数料をマイナスにしているケースもあります。しかし、Maker手数料がマイナスである場合は、Taker手数料が反対に割高であるケースがほとんどですので注意が必要です。 また、Makerができるのは指値注文の決済のみなので、即座に決済することはできません。Maker手数料がマイナスであることはメリットですが、その分デメリットもあることに注意しておきましょう。
- 手数料以外にかかる費用には何がありますか?
- 暗号資産で手数料以外にかかるものとしては「スプレッド」や「税金」などが挙げられます。スプレッドとは、実質取引手数料のようなもので、販売所の取引にかかる売値と買値の差額のことをいいます。 また、暗号資産で得た利益には「所得税」「住民税」がかかります。暗号資産の利益は「雑所得」として、給料などの他の所得と合算して税金を支払う義務が発生します。
- 暗号資産によって手数料は変動しますか?
- ほとんど暗号資産の種類により違いはありませんが、一部異なる場合もあります。取引後に認識していた手数料と違うことを防ぐためにも、取引する暗号資産の手数料を事前に確認しておくとよいでしょう。
※本記事で記載の情報は、個別に記載のない限り、2022年1月25日時点でのものになります。証券会社等の口座開設やキャンペーン利用の際には、各社公式ホームページの最新情報をご確認ください。
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