イーサリアム,今後
(画像=PIXTA)

暗号資産取引の経験者であれば、イーサリアムを知らない人はいないでしょう。ビットコインには及ばないものの時価総額で2番手をキープしている仮想通貨ですから、今後の動向について興味・関心を抱いている人も多いはずです。

株式会社ZUUが2022年1月に暗号資産(仮想通貨)取引所の口座保有者500名を対象に行った調査でも、21%の人がイーサリアムに投資をしていると回答しており、ビットコインに次いで人気があることがわかりました。

これからも価値が伸び続けていくのかに注目しつつ、イーサリアムの今後について考えてみましょう。

目次

  1. 【2022年予想】イーサリアムの価格は今後上昇する?
  2. そもそもイーサリアムとは
  3. イーサリアムの特徴
  4. イーサリアムに投資するメリット
  5. イーサリアムに投資するデメリット
  6. イーサリアムの価格が今後上昇すると予想される理由
  7. イーサリアムの価格が今後上昇しないと予想される理由
  8. 機関投資家が予想するイーサリアムの今後の展望・将来価格
  9. AIが予想するイーサリアムの今後
  10. イーサリアムの今後に関するSNS上の意見
  11. 2021年までのイーサリアムの価格推移
  12. イーサリアムを購入できる取引所10選
  13. イーサリアムを購入する暗号資産(仮想通貨)取引所の選び方
  14. イーサリアムの買い方4ステップ
  15. イーサリアム取引におすすめな取引所ランキング
  16. イーサリアムをこれから購入するときに気を付けたいこと
  17. イーサリアムに関するよくある質問
  18. 調査概要

【2022年予想】イーサリアムの価格は今後上昇する?

イーサリアム(2021)
(引用:CoinGecko)

時価総額でトップにいるビットコインは仮想通貨取引をしたことがない人でも知っているほど有名ですが、イーサリアムもビットコインとともに人気があります。ビットコインとは異なる特徴を持っていることがキーポイントとなり、需要が高まっているのです。

チャートを見るとわかるように2021年8月に行われたアップデート「ロンドン」以降、2021年11月までは価格は上昇トレンドとなっています。

では、イーサリアムが注目されている理由をわかりやすくまとめていきます。

イーサリアムの需要が高まっている理由

仮想通貨取引では信頼性が重要です。スマートコントラクトという技術を使っていることが大きな特徴であるため、多くの投資家がその動向を見守っています。スマートコントラクトは、取引を行うときに第三者を必要としないことから高い信頼性を持つと同時に、仲介者が不要になることによってコストの削減も期待できます。

またそれだけでなく、分散型アプリケーションを開発するためのプラットフォームという面でも脚光を浴びています。ちなみに、分散型アプリケーションはDAppsという略称で呼ばれることもありますが、中央管理者を必要としないというメリットがあります。データの改ざんが難しいことや、ハッキングのリスクを減らすことができるなどのメリットがあるので、今後の進展に期待が集まっているのです。

スマートコントラクトとは

スマートコントラクトとは

日本語にすると自動契約技術と変換できるスマートコントラクトのわかりやすいイメージとしてあげられるのが、自動販売機です。お金を入れてボタンを押せば欲しい商品を買うことができるというような、特定のルールで契約を自動化できる仕組みのことを指しています。

そもそもイーサリアムとは

イーサリアムの持つ2つの意味


  • 分散型アプリケーションを開発するためのプラットフォームのこと
  • イーサリアム内で流通している暗号通貨のこと

まずイーサリアムという単語は、2種類の意味を持っています。一つ目のは、分散型アプリケーションを開発するためのプラットフォームのことで、アプリを作ることができるサービスを提供しています。

そして、イーサリアム内で流通している暗号通貨のこともイーサリアム(ETH)といいます。まったく異なるものを同じ単語を使って表現しているのです。イーサリアムを使ったアプリの開発が進めば進むほど、アプリ内で使用されるイーサリアムが増えていくのは自然なことです。これからどういった推移になるのかに注目が集まっていますが、2種類の意味合いで使われているということを念頭においておけば、情報を集める際にも勘違いせずに済みます。

イーサリアムクラシックとの違い

イーサリアムクラシックという仮想通貨は、The DAO事件という世界的な衝撃を与える出来事をきっかけに生まれました。The DAOはプラットフォームとしてではなく通貨としてのイーサリアムを取り扱う投資ファンドのことを指しています。The DAO事件とは、およそ8,000万米ドルもの価値と同等のイーサリアムが盗まれるという出来事で、仮想通貨取引に関係する人々に大きなインパクトを残しました。

これをきっかけとして、DAppsの開発プラットフォームを重点的に開発しているイーサリアムと、loTプラットフォームに重点を置いて開発を推し進めているイーサリアムクラシックの二つに分裂する流れとなったのです。もともとの起源は同じですが、業界に大激震をもたらした事件をきっかけに方向性の違いから生まれたのがイーサリアムクラシックと言えるでしょう。

ビットコインとの違い

ビットコインとの違い

ビットコインも、スマートコントラクトを採用しているという点においては、共通の暗号資産であるといえます。先に誕生したのがビットコインであることを考えれば、自動契約技術の先駆けはビットコインということになるでしょう。

二つの仮想通貨の大きな違いは、ビットコインが全世界で共通して使える通貨として開発されたということです。日本では円を使って支払いを行っている感覚と同じように、ビットコインが使われることを想定して生み出されました。それに対して、イーサリアムはDAppsを使って構築されたアプリ内で使える通貨として存在しているため、使えるシーンにおいて大きな違いがあるといえるでしょう。

2022年1月現在では、ビットコインは時価総額でトップですが、これからの動向次第で状況が変わる可能性も想定されます。

イーサリアムの特徴

イーサリアムの特徴

順を追ってここまで読み進めてきたのであれば、イーサリアムが他に類を見ないような独特な性質を持っているのではないかと考える読者も多いのではないでしょうか。国内で取引されている仮想通貨は、およそ1,500通貨程度あると言われています。これほどひしめき合っている競合と争いながらも時価総額で2番手を維持するイーサリアムをより詳しく知るために、さらに深く掘り下げていきましょう。取引を行う上で、通貨の持つ強みを知ることは大切な要素となります。

発行枚数の上限が設定されていない

発行枚数に上限があるビットコインは、購入できなくなる可能性があるため、上限近くまで発行されてしまうと、悠長に買い時を待っていられないという不安があります。実際にビットコインに関しては、ほどなくして新規発行ができなくなるだろうという予想がなされていますので、今後も価格が上昇し続けるなら早めの購入をしなければと焦ってしまい、逆に損をしてしまいかねません。

しかし、イーサリアムは上限を設定していないため、慌てて購入する必要はまったくなく、じっくりとトレード戦略を練って取引をする余裕を持つことができます。ただし、現段階では発行上限がないというだけであって、これから置かれる環境に変化が起こらないという保障はありません。上限の設定がされる可能性がないわけではないので、注意はしておくべきでしょう。

スマートコントラクトを導入している

自動契約によって得ることができる信頼性の高さは、暗号資産取引にとって非常に重要な要素です。資産を失うかもしれないというリスクを背負っている以上は、少しでもリスクを減らしておきたいと考えるのがトレーダーの根底にある感情でしょう。仮に取引をする際、間に誰か第三者を交えたとすると、第三者による価格の操作などのリスクが伴います。

しかし、スマートコントラクトを使った取引では、あらかじめ決められたルールにのっとってのみ契約が進んでいくため、不正が行われるリスクは最小限にとどめることができます。また、契約に第三者の存在が不要であるということは、人件費を削減できるということでもあります。コストが削減できた分だけ、取引に必要となる手数料が軽減されるため、スマートコントラクトの導入はメリットが多いといえるでしょう。

DAppsを構築できる

仮想通貨としてではなく、分散型アプリケーション開発のためのプラットフォームとしてのイーサリアムの存在も他の仮想通貨と差別化ができる特徴です。まだまだ普及しているとはいえませんが、私たちが普段利用しているアプリと、分散型のアプリであるDAppsでは、中央サーバーを必要としないことや、特定の管理者を設置しなくても運用できるなどの違いがあります。

そのため、ハッキングを心配しなくてもよくなり、セキュリティ面での信頼性は向上します。また、管理者側のトラブルによるサービスの一時的な停止の危険性などもなくなり、高速化も実現できるなどのメリットがあります。これから、ますます発展を遂げていくであろうDAppsの構築に力を入れていることは、イーサリアムの最大の特徴と言っても過言ではないでしょう。

イーサリアムに投資するメリット

イーサリアムのメリット

使いやすいトークンを発行できることに加えて、送金速度が非常に速いという二つの点が評価できます。

もちろん、先ほど紹介したスマートコントラクトやDAppsも魅力ですが、イーサリアムのメリットはそれだけではありません。トークンとは、新たな仮想通貨だとイメージしてみるとわかりやすいでしょう。企業だけでなく個人であっても独自の通貨を発行して、資金調達を行うことができるようになります。厳しい審査をクリアしなくてもトークンを発行できるため、株券の発行に変わる資金調達方法として注目が集まっているのです。

また、送金速度の速さも、しっかりと着目しておきたいポイントです。ビットコインでさえ、送金に必要なマイニングは10分に1度程度と言われていますが、イーサリアムはそれをはるかに凌駕する15秒に1度という頻度で行われていることがメリットでしょう。

マイニングとは

暗号資産では、通貨を管理する国や中央銀行が存在しない代わりに、第三者がネットワークを通じて暗号資産を管理する仕組みになっています。この第三者による取引の承認作業や確認作業のことを「マイニング」といいます。

イーサリアムに投資するデメリット

様々なメリットのある人気の高い仮想通貨ですが、それ相応のデメリットも抱えています。メリットばかりに着目し過ぎてしまうと、後に痛手を追ってしまう可能性もあるので、デメリットにも目を向けておくべきでしょう。

まず、今後の課題としてスケーラビリティに関する問題があげられます。スケーラビリティとは、システムやネットワークなどが利用負荷や規模の増大に対応できる拡張性のことをいい、イーサリアムでは今後利用者が拡大し続けたときの弊害として、送金処理に時間がかかるようになることが懸念されています。

イーサリアムのデメリット

また、発行上限が設定されていないことも、不安要素と考えられます。このままのペースで発行が続けば、価格が大きく変動してしまう可能性も考えられています。マイニング報酬の引き下げによる影響なども想定しておかなければなりません。

イーサリアムの価格が今後上昇すると予想される理由

今後上昇するとみられる理由

ここからは気になる動向について見ていきましょう。まずは、イーサリアムに対して肯定的な側面を確認していきます。価格の上昇を見込める要因が複数ありますので、多くの投資家からの注目を集めています。納得のできる根拠があれば、自信を持って取引を行うことができるので、しっかりチェックしておくことをおすすめします。

イーサリアム企業連合会に多くの企業が加盟しているから

DAppsの開発が進むことは投資家だけでなく、様々な企業からも注目を集めています。しかし、企業がイーサリアムを活用する事業を取り入れていこうとしたときに課題として立ちはだかるのが、現状のアルゴリズムをそのまま利用してしまうと、取引情報の詳細が公になってしまうということです。この致命的な欠点をクリアできる企業用のイーサリアムを開発することが、イーサリアム企業連合会(EEA)の目的です。

すでに名だたる有名企業を含めた多数の企業が加盟しているため、実際に製品がリリースされたときには、大きな話題となることは間違いありません。

EAAに加盟している主な企業は次の通りです。

主なEAA加盟企業

  • マイクロソフト
  • インテル
  • JPモルガン
  • ING
  • アクセンチュア
  • CME グループ
  • MUFGグループ
  • トヨタ(Research institute)
  • KDDI
  • NTTデータ

上記のように、EEAに加盟している有名企業の中にはマイクロソフトやインテルなど全世界的に有名な企業も含まれていますし、日本企業でもトヨタやKDDIなどの大手企業が加盟しています。名を連ねている企業を見るだけでも、イーサリアムへの期待がどれだけ高まっているかがわかるでしょう。

DeFi市場が成長しているから

DeFi市場と聞いただけでは、まったく何のことかイメージがわかない人も多いかもしれません。DeFiとは分散型金融のことを指しています。イーサリアムは分散型アプリケーション開発のプラットフォームですから、今後のDeFi市場の発展とともに需要が高まっていくことを想像することは難しくありません。

分散型金融のメリットは、中央管理者もしくは仲介者の存在が不要であることから、手数料0での取引が可能になることが挙げられます。コストを抑えることができるのは、顧客にとっても喜ばしいことです。ユーザーのニーズを満たすことができる市場ですから、発展していく可能性が高いと言えるでしょう。

また、DeFiは取引速度の速さにも魅力があります。時代の流れが早くなっていることから、金融取引にもスピードが求められます。今後の市場の発展に注目しておきましょう。

アップデートが実施されているから

将来性をしっかりと意識していたイーサリアムは誕生した当時から、段階的にアップデートを行っていくという発表がされていました。2021年8月5日に、「ロンドン」という大がかりなアップデートが行われたことを知っている人も少なくはないでしょう。ロンドンが実装された直後から、価格が値上がりしていることを踏まえると、これ以降のアップデートにおいても価格が上昇するだろうと予測している投資家が多いと考えられます。

では、アップデートによって何が変わるのかというと、取引手数料の引き下げや価値の上昇などが期待されます。また、最後のアップデートでは、課題の解決にマイニング方式を変更することで対応することがわかっています。維持コストを削減できると考えられているだけでなく、スケーラビリティ問題も改善されることで価格の上昇を期待できるため、アップデート後にどのような価格変動が起こるのかには注目すべきでしょう。

米国でETFの承認が期待されるから

すでにカナダではイーサリアムのETFが承認されていることを考えると、予想される展開としてアメリカでETFに承認されてもおかしくないという期待が集まっても不思議ではありません。ETFとは上場投資信託と呼ばれるもので、初心者でも投資がしやすいと考えられています。ETFは一つの企業の株を買うのではなく、上場している複数の企業に分散投資をする仕組みとなっているため、リスクが低いことがメリットです。

また、値動きがわかりやすいように設計されていることや、コストの安さなども魅力の一つといえるでしょう。イーサリアムのETFが承認されたときのことを想像すると、初心者でも投資しやすいという側面も手伝って、イーサリアムへ投資をしたいという人もいるでしょう。

ERC20トークンを用いたICOを行えるため

新規仮想通貨公開を略した名称がICO(Initial Coin Offering)です。新しく仮想通貨を発行することによって、資金調達することを指します。これまでの資金調達といえば、金融機関からの融資や株式の発行などがありましたが、イーサリアムならDAppsの取引速度を活かした、より高速の資金調達が魅力となるでしょう。

なお、ERC20とは、仮想通貨を発行する上での統一規格のようなイメージで、ICOを行いやすくするためのものです。統一規格がなければ、互換性がないために取引が複雑化してしまいます。ERC20という規格が使えるかどうかによって、ICOによる資金調達が成功するかどうかに大きな差が生まれる可能性が考えられるのです。

イーサリアムの価格が今後上昇しないと予想される理由

将来性を考えると、イーサリアムの価値が認められ価格が上がっていく可能性を示唆する情報が数多く存在しています。しかし、全てが明るい情報ばかりというわけではなく、価格の情報が見込めないかもしれないことを示す情報もあるのです。不安要素もしっかりと確認しておくことで、価格の大幅な下落を予見できるかもしれません。

仮想通貨に対する規制が強化される可能性があるから

これはイーサリアムに限定された話ではありませんが、仮想通貨に対する規制が今以上に厳しくなった場合には、価格の上昇が見込めなくなるでしょう。実際に、仮想通貨の取引を停止するように金融機関へと指示を出している国などが存在しています。規制強化の流れに拍車がかかれば、当然ながらイーサリアムの価格も上がりにくくなってしまうでしょう。

また、発展途上であるDeFi市場への規制が行われる可能性も否定はできません。暗号資産の歴史はまだまだ浅いと言わざるを得ないため、これから新たな規制が設けられることは仕方のないこととも考えられます。規制の内容によっては、価格の上昇にさほど影響がないことも考えられますので、どのような規制が入るのかに注目しておく必要があるでしょう。これからの動向から目が離せません。

ハッキングされる可能性があるから

イーサリアムクラシックとの違いを紹介したときにも触れましたが、弱点を狙ったハッキングによる資金の流出の危険性が懸念されています。日本においても2018年にCoincheckの資金流出事件がありますし、暗号資産取引におけるセキュリティのレベルが高まらなければ、価格が伸びにくくなると予想されます。

最近では、2021年にポリ・ネットワークというDeFiサービスの運営を行っている会社がセキュリティの弱点をつかれ、イーサリアムが流出するという事件も起こっていることから、暗号資産取引のセキュリティへの信頼感が揺らいでいくことも充分に考えられます。

機関投資家が予想するイーサリアムの今後の展望・将来価格

個人投資家がとても扱えない程の高額な資金を使って、大口の取引を行っている機関投資家がトレードを行うときには、じっくりと分析を行った上で投資方針を決めていきます。顧客の資金を増やすことを目的としているため、損失を抱えることのないように細心の注意を払っていますので、機関投資家がどのような展望を持っているのかは、個人投資家にとっても参考にしたい内容です。

JPモルガン・チェースの予想

世界においても規模の大きい金融機関であるJPモルガン・チェースはどのような見解を示しているのでしょうか。シカゴ・マーカンタイル取引所の取引データをもとに、先物取引についての分析を彼らが行った結果として、イーサリアムが現状では時価総額で優っているビットコインよりも高い需要があるのではないかと考えています。

その根拠として挙げているのが、価格の下落幅の違いです。2021年の8月と9月を比較すると、ビットコインの下落は10%に近くなっています。一方のイーサリアムがどのような値動きをしたかというと、下落しているものの半分程度の5%ほどに収まっているのです。

「これは機関投資家のイーサリアムへの需要がビットコインへの需要に対して、より健全であることを示している」(JPモルガン)

引用元:機関投資家はビットコインよりイーサリアム:JPモルガン (coindesk)

米ファインダー社の予想

米ファインダー社は、42名の専門家に対しての調査を2021年の8月に実施しており、その調査結果に基づいてイーサリアムの価格は2022年以降においても上向いていくと予想しています。DeFi市場が拡大していくことを根拠として、これからも需要が拡大していくことは当然であると考えているようです。これからのDAppsの成長が著しいと判断しているため、仮想通貨としての価値が世界で一番であるのはイーサリアムであるという内容の発言までしています。

“As decentralised finance keeps growing, with smart contracts being more widely developed and adopted, the demand for ETH will increase,” said Jeremy Cheah, an associate professor at Nottingham Trent University who was among those predicting future price gains.

引用元:Ethereum (ETH) price prediction 2022(ファインダー)

引用箇所では、NDAX Bilal HammoudのCEOが、ETHは2022年末までに10,000ドルに達すると予測しています。

なお、2025年にはおよそ1万8,000ドルまで価格は上昇し、その後も上昇を続けながら2030年にはおよそ7万2,000万ドルにまで価格が到達するという予想を打ち出しているのです。JPモルガン・チェーンと同じように、ビットコインよりも高い評価を受けるべきなのはイーサリアムだとの見方をしており、利便性においてはイーサリアムに軍配が上がるとしています。

英紙インディペンデントの予想

イギリスのオンライン新聞として名高い英紙インディペンデントでも、学者やアナリストなどの専門家35名に対して調査を行い、2021年5月に調査結果が公開されました。調査内容を詳しく見ていくと、暗号資産市場はイーサリアムに対して見合った評価ができていないという見解を持っており、今後は価格が上昇する予想となっています。

その根拠は、より信頼性の高いコントラクトが開発されることによってDeFi需要が高まっていけば、自然と価値が上がってしかるべきということでしょう。

“As decentralised finance keeps growing, with smart contracts being more widely developed and adopted, the demand for ETH will increase,” said Jeremy Cheah, an associate professor at Nottingham Trent University who was among those predicting future price gains.

引用元:ETHEREUM PRICE SHOOTS TO NEW ALL-TIME HIGH AS EXPERTS MAKE $20,000 PREDICTION(インディペンデント )

引用は、英紙インディペンデント内にあるノッティンガムトレント大学のジェレミーチア准教授のコメントです。「スマートコントラクトが広く採用されて分散型ファイナンスが成長し続ければ、イーサリアムの需要は高まるだろう」と述べ、イーサリアムへの期待を語っています。

イーサリアムがこれから実施することになっているアップデートが期待通りの結果を発揮することによって、DeFi市場がますます拡大していくことに期待が寄せられています。

なお、2025年までに、およそ2万ドルまで価格が上昇すると予測しており、米ファインダー社が予想した数値よりも高値で取引される可能性を想定していることは興味深い情報です。

AIが予想するイーサリアムの今後

最近ではAIの解析精度が高まっていることから、仮想通貨取引の参考にすることができるようになりました。今回の予想ではwebbotというAIの予想を紹介していきます。なお、webbotは、Web上の情報を収集して解析を行うプログラムで、収集する対象としているのは、SNS・掲示板・ブログなどの言語情報です。感情に関連のあるワードをもとに、どのような価格変動が起こるのかを予想するという独特なアルゴリズムで予測した結果、イーサリアムの価格は上昇すると算出されています。

人間の行動は、大衆心理に大きな影響を受けるということを前提として設計されているwebbotですが、残念ながら突発的な出来事に対しては対応できないという弱点があります。大規模な自然災害などによる想定外の出来事が起こることは想定されていないことに注意してください。

2021年までのイーサリアムの価格推移

将来を見据えて取引を行うためには、過去にどのような値動きをイーサリアムがしたのかを知っておくことが非常に重要です。市場は、何に反応して、どのような値動きをしたのかが頭に入っていれば、次にどのような展開が訪れるのかを想定するときの大きな力となってくれるでしょう。では、2016年まで遡って振り返っていきます。

2016年の価格推移

イーサリアム(2016)
(引用:CoinGecko)

2013年にテスト的な意味合いを込めて登場しましたが、その当時は個人投資家には取引が可能な仮想通貨ではありませんでした。一般的に取引ができるようになってから、しばらくの間は穏やかに価格が推移していて、2016年2月までは日本円で500円以下という、今では考えられないような安値で取引が行われていたのです。この頃に買っておけば良かったと悔やむトレーダーも少なくはないと思いますが、価格が大きく上昇するきっかけとなったのが、ホームステッドアップデートです。

それまでの価格の3倍以上となる1,600円まで、驚異的な上昇をしています。このときのアップデートでは、セキュリティの向上に関連する修正が行われました。アップデートに強い関心が寄せられていることがわかります。6月には2,100円程度まで上昇しましたが、盗難事件をきっかけに約1,000円へと急落してしまいました。

2017年の価格推移

イーサリアム(2017)
(引用:CoinGecko)

盗難事件の影響を引きずったまま、2017年は1,000円程度の価格帯を推移する流れが続いていました。しかし、ビジネスに活用されるようになって好感を抱いた多くの投資家が反応して、5月には5,000円ほどまで上昇し、6月には4万円にまで価格が到達しています。この急激な上昇をきっかけに取引が急激に増えたことが原因となって、システムに障害が起こってしまいました。

また、7月におよそ35億円に相当するイーサリアムの盗難事件が発生し、セキュリティ面の不安から2万円を割り込み、17,000円ほどまで急落しています。値動きが激しい2017年ですが、この後も価格の変動は続くことになり、10月に行われたメトロポリスアップデートをきっかけにして、過去最高値の更新へと向かって推移していきます。このアップデートによる値上がりは年度末だけでなく、翌年にも続いていく大きな変動となりました。

2018年の価格推移

イーサリアム(2018)
(引用:CoinGecko)

2017年からの流れをそのまま引きずるように始まり、2018年1月は過去に到達したことのない16万円という記録的な価格をマークしました。過去最高の盛り上がりを見せた年明けとなりましたが、同時に過去最高の暴落が起きる年でもありました。終わってみれば、価格が急落して1万円台に落ちてしまったきっかけとなったのは、ICOを規制する国が現れ始めたということです。このことから、今後も規制が入ることによって価格が下落する可能性には注意しておくべきでしょう。

しかし、2018年の暴落の最大の原因と言われているのは、ビットコインの価格が大暴落したことです。時価総額でトップを維持してきたビットコインの価格が急落したことによって、暗号資産全体から資金が流出してしまいました。注目度が高いイーサリアムであったとしても、市場全体がネガティブになっている影響から逃れることはできなかったというわけです。イーサリアムだけでなく、市場全体の動向にも着目をしておくべき年になったといえるのではないでしょうか。

2019年の価格推移

イーサリアム(2019)
(引用:CoinGecko)

ビットコインバブルが崩壊したことにより、仮想通貨市場がネガティブな雰囲気に包まれていた2018年の影響を受けて、2019年の初めは価格が上昇しない局面が続いていました。しかし、2月に行われたアップデートによって、少し価格が上昇する兆しが見えるようになり、6月末には3万6,000円程度まで値を戻しました。その後は再び下落に転じていますが、アップデートには、やはり大きな注目が集まっていることがわかります。

バブル崩壊が起こった後でも、これだけの価格の上昇が起こっていることを考えると、アップデートの直後には投資家からの評価が高まり、価格が上昇する可能性が高いといえるかもしれません。なお、この年の12月には第3段階イスタンブールアップデートが行われました。このアップデートの影響を受けて、2020年は価格の上昇から始まることになります。

2020年の価格推移

イーサリアム(2020)
(引用:CoinGecko)

2019年に行われた2回のアップデートに続き、2020年1月にもミューア・グレイシャーアップデートがありました。3月にかけて上昇を続けていき、3万6,000円台まで好調な値動きをしていましが、新型コロナウィルスの影響を受けて1万円ほどまで下落してしまいます。3月から始まる新型コロナウィルスのパンデミックが影響を与えたのは、仮想通貨市場だけではありません。

金融市場だけでなく、ありとあらゆる業界に大きな変化をもたらすことになりましたが、7月頃には感染者数にも落ち着きが見え始めました。また、DeFi市場がその存在感を認められつつある中で高いシェアを獲得していたイーサリアムの価値が高まり始めたこともあり、これまでは3万円台の中盤までしか届かなかった価格も、8月には4万円台まで回復していきました。

新型コロナウィルスのように、金融市場外の要素による価格の変動にも注目を向ける必要性を学ぶ年となったのではないでしょうか。

2021年の価格推移

イーサリアム(2021)
(引用:CoinGecko)

2021年は5月まで堅調な値動きを見せており、イーサリアムの価格はこのまま何の足かせもなく上がっていくように思えました。しかし、5月の中旬に、中国が仮想通貨に対する規制の強化を公表したことにより、それまでの流れが一変して、下落トレンドになりました。多くの投資家が法規制には敏感になっていることがわかる出来事でしたが、2021年は下落で終わる1年ではありませんでした。

アップデート「ロンドン」の実施によって、再び上昇する兆しへと転じたイーサリアムは、その後は安定して価格を伸ばしています。10月には50万円を突破し、11月には過去最高値の更新となりました。やはり、アップデートが行われた後に、堅調な値動きとなる傾向がありそうです。最高値を記録した後は、下落が続いており、2022年1月の段階では40万円を割り込んでいますが、今後のアップデートなどポジティブなニュースに注目しましょう。

イーサリアムを購入できる取引所10選

ここにいたるまでの様々な局面からの分析を受けて、イーサリアムの将来性を感じて取引を始めてみようと思った人も少なくはないでしょう。これから暗号資産取引を行うなら、まずは取引所を選ぶ必要があります。国内にはイーサリアムの取引ができる取引所がいくつか存在しています。まったく知識がない初心者にとっては、どの取引所を選んで良いものか迷ってしまうものです。それぞれの特徴を簡潔にまとめていきますので、暗号資産取引を始めようと思っているときの参考にしてください。

2022年3月4日現在
引用元:GMOコインCoincheckHuobi Japan
DMM BitcoinbitFlyerbitbankBITPOINTLiquid by FTXSBI VCトレードLINE BITMAX

イーサリアムは国内でビットコインに次ぐ知名度と取引量を誇っています。そのため多くの取引所がイーサリアムを扱っていますが、慣れていないとどこの取引所がよいか分からない人も多いでしょう。

取引所はそれぞれで手数料や取り扱う暗号資産の種類、そしてセキュリティ面など多くの点が異なります。いろいろな取引所のメリットとデメリットを十分比較検討した上で自分に最適な取引所を選びましょう。

第1位 bitFlyer

bitFlyerはYouTubeの広告などでも表示されているので、仮想通貨に興味を持っている人であれば名前は知っている人も多いでしょう。国内でも有数の知名度を誇っているため流動性が高く、初めて登録する取引所の候補としてもおすすめです。

bitFlyerのメリット


  • 販売所なら売買手数料が無料
  • 住信SBIネット銀行からなら入金手数料が無料
  • 7年以上ハッキングが0の高セキュリティ
  • 1円から14種類の仮想通貨が買える

bitFlyerのデメリット


  • PCのスペックが低いと動作が重くなる
  • 人気が高いため入出金の遅れが発生することがある

第2位 Coincheck

Coincheckは取り扱い通貨が多いので、将来的に様々な通貨で取引をしたい人におすすめできる取引所です。逆に通貨の種類が多すぎて、どの通貨で取引していいのかわからないという人には向かないかもしれません。Coincheckは、積立に加えて、ガスや電気の料金がお得になるというユニークなサービスもありますので、電気とガス料金の一部を仮想通貨取引に使うなどの独特な使い方も考えられるでしょう。

Coincheckのメリット


  • 取引手数料が無料
  • 500円という少額取引が可能
  • 豊富な通貨から選んで取引できる

Coincheckのデメリット


  • スプレッドが広い
  • 過去に流出事件がある

第3位 DMM Bitcoin

DMM Bitcoinは、登録から実際に取引を始めるまでに必要な時間が、最短で1時間以内と業界内でも最速を誇る取引所です。仮想通貨取引をしようと決意して、その日のうちに取引を始めることができます。また、365日対応でLINEから問合せができるので、初めて取引を行う人でも安心してトレードに向き合うことができるでしょう。

DMM Bitcoinのメリット


  • 最短1時間以内に取引可能
  • 初心者・上級者のどちらにも対応したアプリ
  • スプレッドを気にする必要がないミッド価格
  • 出金・送料手数料が無料

DMM Bitcoinのデメリット


  • 現物取引ができる銘柄が少ない
  • 取引所での売買ができない

イーサリアムをこれから購入するときに気を付けたいこと

イーサリアムは、DAppsを構築できるプラットフォームとして注目を集めています。機関投資家の中には、時価総額でトップを守り続けているビットコインよりも利便性が高いと評価をしているなど、今後も価格の上昇が期待されています。DeFi市場が拡大していることや、マイニング方式がPOSへと変更されるアップデートを控えていることなど、ポジティブな要素が複数あるので、これからの動向に注目しておくべき仮想通貨ということができるでしょう。

イーサリアムに関するよくある質問

イーサリアムについて、よくある質問を以下にまとめましたので参考にしてください。

イーサリアムが発行された枚数はどれくらいですか?
2020年10月の段階で、およそ1億1,300万という驚異的な枚数を記録しています。将来的には発行枚数に上限が設定される可能性がありますが、現段階では上限がないため、これからも発行枚数は増加していきます。注目が集まっているので、どこまで伸びるかは予想ができないでしょう。
イーサリアムの時価総額と現在の価格はどれくらいですか?
2022年1月16日に調べたところ、時価総額はおよそ3,900億ドルという莫大な金額にまで膨れ上がっています。日本円で38万円程度で取引されていますので、発行枚数と価格の掛け算で計算される時価総額がこれだけ大きな金額になっていることも納得できるでしょう。
イーサリアムはいくらから購入できますか?
最低取引金額は、どの取引所に登録するかによって変わります。自分が登録しようと思っている取引所の公式サイトなどで調べてみるとよいでしょう。この記事内でも紹介していますが、500円や1,000円程度から取引ができる取引所もありますし、100円程度から取引可能という取引所まで様々です。取引所によっては、1円や2円という場合もあります。
イーサリアムクラシックとはなんですか?
THE DAO事件という資金流出事件をきっかけにイーサリアムと分裂した仮想通貨です。イーサリアムと同じように分散型アプリケーションを構築するためのプラットフォームでもありますが、発行上限が設けられていることなど、様々な点でイーサリアムとは異なります。
イーサリアムのアップデート「ロンドン」とはなんですか?
イーサリアムは誕生した当初から、段階的にアップデートを行うことを計画していました。定期的に行われるアップデートの内容は様々ですが、アップデート「ロンドン」で注目すべきポイントは、ユーザーが支払う手数料が変わるということです。手数料が安くなれば利用者の増加が見込まれるため、イーサリアムの需要が高まる可能性を秘めたアップデートでした。
イーサリアムのマイニング方式とはなんですか?
イーサリアムが2022年1月の段階で採用しているマイニング方式はPOWというもので、時価総額で1位であるビットコインと同じものとなっています。しかし、これから取引量が順調に増えていった場合を考えると、今と同じ方式のままでは取引速度が遅くなってしまうと考えられているため、POSという新しい方式へとアップデートされる予定です。
取引所はどうやって選べば良いですか?
日本国内にも、様々な特徴を持った取引所が存在しているため、何を基準に取引所を選んで良いのか迷ってしまうものです。人によって重要視するポイントには違いがあると思いますが、セキュリティがしっかりしていることや、アプリの使いやすさ、流動性の高さなどを参考にして選ぶことをおすすめします。また、取引手数料も大事な要素となりますので、忘れずにチェックしましょう。
イーサリアムの買い時はいつ頃ですか?
過去の価格の推移を検証してみるとわかることですが、アップデートが行われたときには、必ず価格の上昇が見られます。今後もアップデートが行われますので、アップデートが行われる直前や、行われた直後は買って損はないと考えられるでしょう。しかし、アップデート後にどれだけ上昇トレンドが続くのかはわかりませんので、注意してください。
イーサリアムの最新版のロードマップとはなんですか?
これまで段階的なアップデートを繰り返しながら、価格を上昇させてきました。最後に行われるアップデートであるセレニティは、マイニング方式をPOSへと変更することで完了しますが、機関投資家の予想では2023年に行われるだろうと考えられています。実際にいつアップデートが実施されるかは未定ですが、価格の上昇が期待されるアップデートですので、注目しておくべきでしょう。
イーサリアムはクレジットカードで購入できますか?
クレジットカードを使うことができれば、手持ち資金がなくても購入できるので、非常に便利だと思います。以前はCoincheckやbitFlyerでクレジットカードが使える時期がありましたが、今現在ではクレジットカードを使った仮想通貨取引ができる暗号資産取引所は存在しておりません。自己資金での購入が前提となります。
販売所と取引所の違いとはなんですか?
Coincheckに登録して取引をしていると仮定すると、販売所で取引をするということは、Coincheckと取引を行うということです。Coincheckが提示している価格で仮想通貨を購入することになります。一方で、取引所での取引はユーザー間で取引を行います。取引所と販売所で手数料が異なるなどの違いがあるので、どちらを選択すべきかを考えながら取引を行うことになるでしょう。

調査概要

実査機関 株式会社クロス・マーケティング
調査目的 暗号資産取引所の口座保有者への満足度に関する調査
調査対象 暗号資産(仮想通貨)取引所で口座を保有している方
調査方法 インターネットリサーチ
調査対象者数 500名
調査実施期間 2022年1月
調査対象地域 日本国内
母集団 暗号資産(仮想通貨)取引所で口座を有する国内の20歳以上の男女500名
関連記事
bitFlyerとCoincheckを徹底比較!それぞれの手数料や特徴について解説
ビットフライヤー(bitFlyer)の評判を深堀り!口コミも紹介
【2022最新】コインチェックの評判を一挙紹介!安全対策やメリット・デメリット
仮想通貨の将来性は?今後期待されているコインをランキングで紹介!
【超初心者向け】ビットコインとは?仕組みや始め方をわかりやすく解説!