米国株の買い方やおすすめ銘柄紹介

米国株投資に興味があっても、「どうやって米国株を購入するのか手続きが分からない」、「どの銘柄を購入すればいいのか分からない」と疑問を抱えている方が多いのではないでしょうか。

この記事では初心者の方向けに、米国株を購入する際の流れや、おすすめの銘柄を分かりやすく解説していきます。ぜひ米国株投資を始める際の参考にしてください。

目次

  1. 米国株の買い方の基本を押さえよう
    1. 資金を用意する
    2. 外国株取引口座を開設する
    3. 米国株を購入する
  2. 米国株を購入する際におすすめの日本の証券会社
    1. おすすめ証券口座のサービス別ランキング
  3. 米国株購入で押さえておきたい証券取引所
    1. 世界でも有数の取引所「ニューヨーク証券取引所(NYSE)」
    2. スタートアップ企業が多い「NASDAQ」
  4. 米国株を購入する4つの魅力
    1. 魅力①1株単位から購入可能
    2. 魅力②配当頻度が多い
    3. 魅力③高配当銘柄が多い
    4. 魅力④NISA口座の対象商品
  5. 初心者に最もおすすめの投資手法
    1. グロース投資
    2. バリュー投資
  6. 米国株を選ぶ際のポイント
    1. 売りたいときに売れ、買いたいときに買える銘柄であるかどうか
    2. 安定傾向を示しているか
    3. 将来の伸びしろがあるか
  7. 米国株投資でおすすめの証券会社とその特徴
    1. 米国株の銘柄数が多い
    2. 取引手数料や為替手数料が安い
    3. キャンペーンが豊富
    4. 初心者にも有用な情報やツールがある
  8. 米国株の選び方:誰もが知っているサービスを提供している企業を選ぶ
  9. 米国株で投資を行う際の注意点
    1. 注意点①決算書をしっかり見る
    2. 注意点②サーキットブレーカー制に要注意
    3. 注意点③課税の仕組みを知ろう
  10. 米国株取引でおすすめの証券会社ベスト3
    1. 1位:マネックス証券
    2. 2位:SBI証券
    3. 3位:楽天証券
  11. 米国株の基本を押さえて改めて実践的な投資をしよう
  12. 米国株に関する主なQ&A
    1. Q. 米国株の取引が可能な時間はいつですか?
    2. Q. 米国株を買う際の最低取引単位はいくつですか?
    3. Q. 米国株のより具体的な魅力はなんですか?
    4. Q. 米国株投資に向いているのはどんな人ですか?
    5. Q. 税金はどのような取り扱いになりますか?
    6. Q. 確定申告は必要ですか?
    7. Q. NISAでも米国株は購入できますか?
    8. Q. 初心者におすすめの買い方はありますか?
    9. Q. 米国株で人気のある銘柄はなんですか?
    10. Q. 証券会社の選び方のポイントはなんですか?

米国株の買い方の基本を押さえよう

米国株の買い方を説明
(画像=PIXTA)

ここでは米国株を実際に購入する際の流れを確認していきます。米国株の購入は、2つ方法があります。

1つ目は、日本の証券会社で口座を開設し、米国株のETFや投資信託を日本の証券取引所で購入する方法です。2つ目は、日本の証券会社で外国株の取引口座を開設し、米国の取引所で上場されている個別株やETF、投資信託を購入する方法があります。

日本の証券取引所で米国株のETFや投資信託を購入する場合、日本円で購入可能です。また、米国株の取引口座を開設した場合は、米ドルでの購入となります。日本円から米ドルへの両替を行う際、為替手数料についても考慮する必要があります。

それでは、それぞれのステップを確認していきましょう。

日本の証券取引所で購入する3ステップ

  1. 資金を用意する
  2. 日本の証券取引所を利用するための口座を開設する
  3. 米国株のETFや投資信託を購入する

日本の証券取引所で米国株のETFや投資信託を購入する場合は、口座開設後、日本株と同じように取引が可能です。

利用したい証券会社のホームページ内にある口座開設申込へアクセスし、本人確認書類の提出、銀行口座の登録などの初期設定が完了することで実際に取引開始できます。

証券会社のホームページ、または専用アプリへログイン後、米国株のETFや投資信託を選択し、購入することで完了です。

下記では、米国の取引所で購入する場合のステップを詳しく説明します。

米国の取引所で購入する3ステップ

  1. 資金を用意する
  2. 外国株取引口座を開設する
  3. 米国株を購入する

資金を用意する

日本から米国株を購入する際は、日本円もしくは米ドルを元手にします。日本円で購入することを円貨決済米ドルで購入することを外貨決済と呼びます。

円貨決済では、投資家は日本円で購入手続きをし、その後、証券会社が米ドルに両替手続きをします。

一方、外貨決済では投資家があらかじめ両替した米ドルを元に、購入する方法です。

いずれの決済方法にもメリット・デメリットがありますので、以下の表で確認してみましょう。

米ドル決済 円貨決済
メリット ・為替手数料を安く抑えられる
・売却した資金で再投資する際に両替手数料が発生しない
・事前に米ドルを準備する手間がかからない
・購入したいときにすぐ手続きできる
デメリット ・自分で米ドルを準備する手間がかかる
・米ドルを準備する間に購入のチャンスを逃すことがある
・購入するたびに為替手数料が発生する
・為替レートが米ドル決済よりも不利なことがある

円貨決済は、証券会社が投資家に代わって両替手続きをしてくれるため、手間がかかりません。米ドルを事前に準備する必要がなく、購入したいタイミングですぐに手続きできることが利点です。

ただし購入のたびに為替手数料が発生することから、取引コストはやや高くなります。また、円貨決済の際に証券会社が提示するレートが、投資家側にとって不利なものとなることがあります。

一方、米ドル決済では自分で米ドルを調達しますから、証券会社や銀行の為替手数料を比べながら米ドルに換えられることが利点です。

また、米国株を売却して得た米ドルの資金で再度投資するのであれば、為替手数料がかからないというメリットもあります。

しかし購入手続きをする前に米ドルに両替する手間がかかる点や、両替手続きの間に購入チャンスを逃す可能性があることが弱みといえるでしょう。

よって、手続きに手間をかけたくない方は円貨決済取引コストを抑えたいのであれば米ドル決済を選ぶのがおすすめです。

外国株取引口座を開設する

米国株に投資する際には、外国株式取引口座を開設する必要があります

ネット証券であれば口座を開くのに手数料がかからず、手続きもオンラインで完結することがほとんどです。既に証券会社で投資信託などの取引をしているのであれば、その日のうちに開設できることもあります。

証券会社の選び方については、後述の「米国株投資でおすすめの証券会社とその特徴とは」で解説していますので、そちらも参考にしてください。

米国株を購入する

外国株取引口座の開設が完了したら、いよいよ米国株を購入します。

米国株を購入すると取引手数料を負担するほか、円貨決済では為替手数料が発生します。事前に手数料がどの程度になるか確認しておきましょう。

マネックス証券を例に、米国株を購入するのにかかる手数料を確認していきます。

マネックス証券では、米国株取引の約定代金に対して0.495%(税込)の手数料が発生します。1万円分の米国株を購入するのであれば、49.5円を手数料として支払うことになります。

また円貨決済で米国株を購入するのであれば、為替手数料の確認も必要です。マネックス証券では買い付けする際の為替手数料は無料ですが、売却時に1ドル当たり0.25円の為替手数料がかかります。

取引手数料や為替手数料は、それぞれの証券会社で異なります。取引する際はよく比較して検討するといいでしょう。

証券会社毎の為替手数料比較

証券会社名 為替手数料(買い) 為替手数料(売り)
マネックス証券 0円※ −0.25円
auカブコム証券 +0.2円 −0.2円
SBI証券 +0.25円 −0.25円
楽天証券 +0.25円 −0.25円
paypay証券 +0.35円 −0.35円
野村證券 +0.50円 −0.50円

※為替変動などを考慮し、定期的に見直すことがあります。次回は2022年3月を予定で見直しの結果、有料になることもあります。

「為替変動リスク」
外国の通貨で取引される外質建ての金融商品は外国為替レートの変動により、換金・満期の際、円での手取り額が購入(預入)したときの金額を上回る場合も下回る場合もあります。
購入時より円高になると、円での手取り額が減り、為替差損を被ります。逆に、円安になると、為替差益を得ることができます。

引用元:日本証券業協会|『投資の時間』「金融・証券用語集」為替変動リスク(かわせへんどうりすく)

外貨決済と円貨決済はどちらがおすすめ?

上記の「まずは資金を用意しよう」でも解説した通り、外貨決済と円貨決済にはそれぞれメリット・デメリットがあります。

円貨決済では、投資家に代わって証券会社が日本円を米ドルに両替してくれ、投資家が米ドルを準備する必要がありません。また米国株を購入したいときにすぐに手続きできる点もメリットといえます。

ただし、取引のたびに為替手数料が発生し、結果的に取引コストが割高になることもあるでしょう。証券会社が設定した為替レートが、投資家にとって不利に働く可能性もあります。

一方、外貨決済では自分で米ドルを調達できますから、両替する会社を選べば為替手数料を抑えられる点が魅力です。

しかし事前に米ドルに両替する手間があること、両替の間に購入するチャンスを逃す可能性があるのはデメリットです。

メリット・デメリットを踏まえると、スムーズに米国株を取引したい方は円貨決済、取引コストを抑えたい方は外貨決済を選ぶべきでしょう。

米国株を購入する際におすすめの日本の証券会社

米国株の購入が可能な証券会社
(画像=PIXTA)

米国株を購入することができるおすすめの証券会社を表にまとめました。

証券会社名 マネックス証券 SBI証券 楽天証券 DMM証券 PayPay証券
米国株
取扱銘柄数
4,575 5,002 4,579 1,261 147
取引手数料
(税込)
約定代金の
0.495%
約定代金の
0.495%
約定代金の
0.495%
無料 「基準価格」に
0.5~0.7%を
乗じた価格
上限手数料
(税込)
22米ドル 22米ドル 22米ドル - -
為替手数料
(1ドル当たり)
買付時:0円
売却時:0.25円
0.25円 0.25円 0.25円 0.35円
※データは2022年1月14日時点
引用元:マネックス証券SBI証券楽天証券DMM株PayPay証券各公式サイト

おすすめ証券口座のサービス別ランキング

証券会社に口座を開く際は様々な比較ポイントがあります。

ここでは、米国株購入におすすめの証券会社以外も含め、主な提供サービス(制度)を比較したランキング形式でご紹介します。

掲載情報は各証券会社の公式サイトを基に作成しています。詳細は各公式サイトをご確認ください。



米国株購入で押さえておきたい証券取引所

株式は証券取引所を通じて売買されます。証券取引所には種類があり、日本でも東京や福岡など5ヵ所の証券取引所が存在します。

証券取引所によって上場している企業に異なる特色があります。それぞれの違いを押さえましょう。

投資初心者がこれから米国株を購入するにあたって、主要な投資先となるであろう2つの証券取引所について解説していきます。

米国株購入で押さえておきたい証券取引所

  • ニューヨーク証券取引所(NYSE)
  • NASDAQ

世界でも有数の取引所「ニューヨーク証券取引所(NYSE)」

米国株投資を始めるにあたって、欠かせない取引所がニューヨーク証券取引所(NYSE)です。株式の時価総額は世界最大で、世界経済に大きな影響を与える存在です。

また設立されたのは1792年と、歴史も古い証券取引所です。

ニューヨーク証券取引所に上場している企業として、コカ・コーラやVISA、ウォルト・ディズニー・カンパニーなど世界の主要企業が挙げられます。

アメリカを代表する株価指数「NYダウ工業株30種」の構成銘柄に、ニューヨーク証券取引所に上場する企業が多く採用されていることからも、いかに影響力が大きいかが分かるでしょう。

日本の企業もADR(米国預託証券)という制度を利用して、ソニーグループやトヨタ自動車、キヤノンなどがニューヨーク証券取引所に上場しています。

スタートアップ企業が多い「NASDAQ」

米国株投資を始める際には、もう1つの主要市場NASDAQ(ナスダック)のチェックも欠かせません。

NASDAQは1971年に開設された新興企業向けの証券取引所です。NASDAQに上場する代表的な企業として、アップルやメタ・プラットフォームズ(元フェイスブック)、マイクロソフトなどが挙げられます。

新興企業が多く上場するNASDAQは成長性に魅力があります。

アメリカを代表する企業・アップルの株価を例に取ります。約10年前、2012年1月3日の終値は14.69ドルでした。

それが2022年1月13日には終値が172.19ドルと、10年で10倍以上上昇していることが分かります。

決してアップルが特殊というわけではありません。NASDAQには大きく株価を伸ばしている企業がたくさんあるのです。成長性を重視するなら、NASDAQは外せない投資先といえるでしょう。

米国株を購入する4つの魅力

米国株をおすすめする4つの理由

長期での資産形成を考えたとき、投資先として欠かせないのが米国株です。

米国株は1株から購入できるため、まずは小さい投資から始めようと考えている初心者の方でも挑戦しやすいのはメリットです。

また国内株に比べて配当の頻度・金額が高いことが多く、ただ株式を持っているだけで利益を得られる点も魅力でしょう。

以下の項目でさらに詳しく米国株の魅力について解説していきます。

米国株を購入する4つの魅力

  1. 1株単位から購入可能
  2. 配当頻度が多い
  3. 高配当銘柄が多い
  4. NISA口座の対象商品

魅力①1株単位から購入可能

米国株は1株から買える

米国株は1株単位で購入できることが大きな魅力です。

日本株は「単元株制度」が採用されており、100株もしくは1,000株単位で購入するのが一般的です。

たとえばユニクロを運営する株式会社ファーストリテイリングの株価は、2022年1月14日終値で6万3,910円でした。

最小単位である100株でユニクロ株を購入すると、600万円以上の資金が必要となります。初心者の方にとっては気軽に購入できるものではありません。

一方、米国株は1株から購入でき、少額投資から始めたいという方にも向いています。

たとえばアメリカを代表する企業・アップルは2022年1月13日(現地時間)の終値が172.19ドルで、約2万円で1株分を購入することが可能です。

投資はなるべく小さな元手から始めたいもの。少ない運用資金から始められる点は、初心者にとっても大きなメリットとなります。

魅力②配当頻度が多い

米国株は配当頻度が多く魅力的

米国株は配当の頻度が高いことも魅力の1つです。

日本株の多くは配当を年に1、2回としているところがほとんどですが、米国企業は年に3、4回配当を出しています。ですから米国株は購入した後に、間もなく配当を受け取ることも可能なのです。

また配当の時期が異なる複数の米国株銘柄を購入しておき、配当を毎月受け取るようにもできます。投資初心者の方は、売買取引以外に利益を受け取る機会を多く持てるため、投資の楽しみを実感できるでしょう。

魅力③高配当銘柄が多い

米国株は高配当銘柄が多く魅力的

高配当の銘柄が多いことも米国株の魅力です。米国企業には「利益は株主のもの」という考えが根付いているため、配当金が高い傾向にあるのです。

たとえば高配当銘柄と呼ばれる米国株の直近の配当利回りを確認してみましょう。

直近配当利回り(税込)

・AT&T(T):7.76%
・エクソンモービル(XOM):4.98%
・ベライゾン・コミュニケーションズ(VZ):4.78%
・IBM(IBM):4.87%

※データは2022年1月14日時点
引用元:Bloomberg

このように、米国株では4%を超える配当を手にできる銘柄が多く存在しています

配当金は株式を保有しているだけで受け取れます。「頻繁に株を売買して利益を出すのは難しそう」と考えている方でも、手軽に利益を得られることが魅力です。

魅力④NISA口座の対象商品

NISAで取引できる金融商品とは
(引用:金融庁)

米国株はNISA口座でも購入できます。

各証券会社によって、NISA口座における対象商品に米国株が含まれているかを確認しましょう。 配当金や譲渡益が非課税となるNISA口座は、米国株投資とも好相性です。

一般NISAで取引できる金融商品は、株式投資信託、国内・海外上場株式、国内・海外ETF、ETN(上場投資証券)、国内・海外REIT、新株予約権付社債(ワラント債)です。これらの商品を一般NISA口座で保有すれば、5年間は売却益、配当金、普通分配金等にかかる税金が非課税となります。

引用元:金融庁|NISA特設ウェブサイト「一般NISAの基礎知識」一般NISAで取引できる金融商品

初心者に最もおすすめの投資手法

初心者に最もおすすめの投資方法

米国株の初心者におすすめの投資手法として、「グロース投資」と「バリュー投資」が挙げられます。以下で詳しく見ていきましょう。

グロース投資

グロース投資とは、売上高や利益の増大が見込める銘柄を選んで投資する手法です。「成長株投資」ともいわれ、企業の成長性を重視して投資します。

このような企業は利益を配当として株主に還元するよりも、企業の成長に向けた投資に使うことを重視し、株主への配当金を抑えている点が特徴です。

グロース株の代表例として、アップルやアマゾン、テスラなどがあります。

バリュー投資

一方、バリュー投資とは企業価値の割に、株価が割安と判断される銘柄に投資する手法です。

判断基準として、1株当たり純利益に対する株価の高さを示すPER(株価収益率)や、純資産額と株価を比較するPBR(株価純資産倍率)などを用いることが一般的となっています。

バリュー投資は、米国の著名な投資家であるウォーレン・バフェット氏が採用していることでも知られる投資手法です。

米国株を選ぶ際のポイント

米国株を選ぶときのポイント

米国株に投資する際には、3つのポイントに留意して銘柄を選ぶ必要があります。1つずつ詳しく見ていきましょう。

米国株を選ぶ際のポイント

  1. 売りたいときに売れ、買いたいときに買える銘柄であるかどうか
  2. 安定傾向を示しているか
  3. 将来の伸びしろがあるか

売りたいときに売れ、買いたいときに買える銘柄であるかどうか

米国株を購入する際には、その銘柄が売りたいときに売れ、買いたいときに買える銘柄であるかを確かめます。「流動性が高い銘柄かどうか」を見るのです。

流動性が高い銘柄は市場に流通している株式が多く、どのタイミングであっても売買取引が成立しやすくなっています。しかし市場に流通している株式が少なければ、なかなか取引の相手が見つからず、売買が成立しません。

発行している株式が多い企業は流動性が高いと判断できます。銘柄を選ぶ際には、株式の流動性も確認しておくといいでしょう。

安定傾向を示しているか

株式投資を始める方の多くは、「大きく株価が下落したらどうしよう」と不安を抱えています。もちろん未来の株価を予測することはできませんが、過去の値動きを知ることは可能です。

米国株の銘柄を選ぶ際には、「これまでどのような値動きを続けてきたか」、「リーマンショックやコロナショックからの立ち直りは早かったか」といった点を確認しましょう。

なるべくパフォーマンスが安定している銘柄を選べば、精神的な負担も小さくなります。

将来の伸びしろがあるか

企業の成長性も重要なポイントです。成長性がある企業は今後も利益の増加が見込まれ、それに伴い株価の上昇が期待できます。

今後の事業に成長が期待できるかどうか、時代の流れをくみ取って変化している企業であるかを見極めましょう。

成長性は目に見えるものではありません。判断するのは困難ですが、たとえば「新しい商品の開発に着手した」、「競合企業を買収した」などニュースを意識的にチェックすれば投資のヒントが得られるかもしれません。

米国株投資でおすすめの証券会社とその特徴

米国株投資におすすめの証券会社とは

米国株投資を始めるにあたって、どの証券会社の口座開設を持つかは大切なポイントです。「証券会社の数が多すぎて、どうやって選べばいいか分からない」という方も多いでしょう。

ここからは、米国株投資におすすめの証券会社の特徴を解説していきます。

米国株投資におすすめの証券会社の特徴

  • 米国株の銘柄数が多い
  • 取引手数料や為替手数料が安い
  • キャンペーンが豊富
  • 初心者にも有用な情報やツールがある

米国株の銘柄数が多い

どの金融商品に力を入れているかは、証券会社によって異なります。投資信託の銘柄が豊富な証券会社、ETFの取り扱いが多い証券会社など、特徴は様々です。

取り扱う米国株の数も証券会社によって異なります。証券口座を開設する際は、なるべく取扱銘柄数が多い証券会社を選びましょう。

銘柄数の多さは、投資家が利益を得るチャンスに直結します。「この株を購入したい」と思っても、証券会社で取り扱いがなければ購入する手立てがありません。

取扱銘柄が多い証券会社であれば、豊富な選択肢から投資先を選べます。また、複数の銘柄に分散投資することで、リスクを減少できる効果も出てきます。

取引手数料や為替手数料が安い

米国株に限らず、投資では取引にかかるコストを抑えることが重要です。どれだけ利益を上げても、手数料が多く発生するとその分、利益が減少してしまいます。

証券会社を選ぶ際には米国株の取引手数料や、円貨決済の為替手数料も確認しましょう。1回当たりの取引手数料は小さくても、何度も取引を繰り返すと投資家に重くのしかかってきます。

円貨決済で米国株を購入するのであれば、為替手数料も欠かさずチェックしましょう。為替手数料は円貨決済の際に発生する手数料で、額に応じて手数料が決まります。

為替手数料は円貨決済するたびに発生しますから、なるべく手数料が安い証券会社を選ぶことがおすすめです。

キャンペーンが豊富

証券会社の多くでは、ユーザー獲得のために様々なキャンペーンを開催しています。

証券会社によっては、口座を開設した人を対象にしたキャッシュバックなど、豪華なキャンペーンも用意しています。証券会社を選ぶ際には自分が利用できそうなキャンペーンがあるかをチェックしましょう。

キャンペーンが頻繁にある証券会社であれば、口座を開設してから得をする機会が多くなってくるでしょう。

また、キャンペーンは期間限定のものや、エントリー必須のものもあります。細かい適用条件まで確認しておきましょう。

初心者にも有用な情報やツールがある

証券会社は、会員向けに投資にまつわる情報、ツールを提供しています。

証券会社からの情報提供は、米国株に投資する上で有益なニュースが得られる手段にもなります。どのような手段で情報提供しているかチェックしましょう。

特に初心者の場合、投資情報をどこで集めればいいか分からない方も多いものです。証券会社を選ぶなら、米国株に関する情報収集が容易なところを選ぶのが得策です。

情報提供の種類は証券会社によって異なり、オンラインセミナーや、動画でのニュース配信、プロ投資家のコラム配信など様々です。

比較する際は、自分が利用しやすいデバイス(スマホ・PCなど)向けに配信されているか、情報が配信される頻度に注目したいところです。

米国株の選び方:誰もが知っているサービスを提供している企業を選ぶ

米国株投資の大きな魅力は、世界的に知名度が高い企業に投資できる点です。

たとえばiPhoneを製造・販売しているアップルや炭酸飲料のコーラで有名なコカ・コーラ、エクセルやワードなどのOfficeソフトを提供しているマイクロソフトなど、誰もが知っている企業にも投資できます。

世界中にユーザーがいるような大型企業の株は安定して収益が出る可能性がある上、株価も安定する傾向にあります。初心者の方はこのような銘柄を選ぶと、精神的にも余裕を持って投資できるでしょう。

米国株で投資を行う際の注意点

米国株で投資を行う際の注意点

米国株に投資をする際はデータや米国市場の仕組み、税金などあらかじめ知っておきたい注意点があります。詳しく見ていきましょう。

米国株で投資を行う際の注意点

  1. 決算書をしっかり見る
  2. サーキットブレーカー制に要注意
  3. 課税の仕組みを知ろう

注意点①決算書をしっかり見る

投資する企業の決算書にも目を通しましょう。「決算書のどこを見ればいいか分からない」という方は「ROE(株主資本利益率)」と「売上高と利益成長率の伸び率」だけでもチェックすることをおすすめします。

ROE(株主資本利益率)とは、会社の資本でどれだけ利益を出しているかを示す数字で、企業が資本を効率的に利用しているかが分かるものです。

ROEが高い企業は、より少ない資本で大きい利益を上げられる、資本効率のいい企業だということを示します。

ただし、ROEは借入金を増やしても上がり、資本効率がいいように見せられる指標でもあります。借入金の多さは、自己資本比率や有利子負債比率を見てチェックしておきましょう。

また、決算書では売上高と利益成長率の伸びも確認しておきたいところです。前回の決算と比べて上昇しているようであれば、企業の経営がうまくいっている証拠であり、株価上昇が期待できます。

また企業の業績には問題がなくても、新型コロナウイルスの感染拡大のような外部要因で株価が下落する場合もあります。

決算書を見て、「今の株価の下落は業績に反映されていない。もっと株価は上がってもいいはずだ」と感じれば、その銘柄を買い増すタイミングとも判断できます。

注意点②サーキットブレーカー制に要注意

米国株は特定の銘柄の株価が大きく変動すると、取引を制限する「ストップ安・ストップ高」の仕組みがありません。そのため、変動要因が起こると1日の中で株価が大きく上下することがあります。

これは大きく利益を得られるチャンスともいえますが、同時に手持ちの株の株価が大きく下落するリスクも抱えているともいえるのです。

ただしニューヨーク証券取引所、NASDAQでは「サーキットブレーカー制」が導入されており、市場全体が大きく変動した際に取引が制限されることがあります。

ニューヨーク証券取引所では、1987年のブラックマンデーをきっかけに制度を取り入れました。

サーキットブレーカー制は、あくまで市場全体の値動きに対する制限であって、個別銘柄の値動きの制限はしません。

たとえサーキットブレーカー制が発動し取引が停止しても、その後、取引再開時に保有している銘柄が大きく下落することも十分考えられます。

したがって米国株に投資をするなら、株価が1日で大きく変動する可能性があることを常に意識しましょう。

注意点③課税の仕組みを知ろう

米国株の課税の仕組み説明

米国株の取引で利益が出ると、国内株と同じように課税の対象となります。株式を売却して得た利益と、配当金はそれぞれ税金の仕組みが異なります。

まずは、株式の売却によって利益を得た場合です。株式の譲渡益は日本国内で課税され、他の金融商品と同じように20.315%(所得税15.315%、住民税5%)の税金を納める必要があります

一方、配当金は米国と日本の二重で課税されます。

米国株で得た配当金はまず米国内で10%課税され、残りの配当金に対して今度は日本で20.315%(所得税15.315%、住民税5%)の税金が課されることとなります。

日本では配当金に関し、「外国税額控除」という救済措置を設けています。

これは、米国株の配当金を受け取ると、証券会社から送付される「外国税額控除に関する明細書」を元に確定申告をすることで、二重に課税された税金が還付される仕組みです。

外国税額控除を利用する以外にも、「源泉徴収なしの特定口座」、「一般口座」で取引すれば確定申告が必要となります。ただし年間の取引で得た利益が20万円以下であれば一般的に確定申告は不要とされます。

源泉徴収ありの特定口座の場合は、年間の利益が20万円以下でも源泉徴収されます。少額取引であれば源泉徴収なしの特定口座の方が税制上、メリットがあるでしょう。

金融商品取引業者等に「特定口座」を開設している場合は、この特定口座での取引については、「簡易申告口座」か「源泉徴収口座」を選択することができます。
「簡易申告口座」の場合は、金融商品取引業者等から送付される特定口座年間取引報告書により簡易に申告することができます。
「源泉徴収口座」の場合は、さらに、その口座内における譲渡益について、申告不要を選択することができます。

引用元:国税庁|「株式・配当・利子と税」特定口座

外国株式等の譲渡対価の邦貨換算額相当額が、株式等の譲渡に係る収入金額として取り扱われることとなるため、為替差損益を雑所得として区分する必要はありません。

引用元:国税庁|質疑応答事例「所得税」外貨建取引による株式の譲渡による所得

ただし年間の利益が20万円以下であっても、給与所得が2千万円を超える会社員は確定申告が必要となるため注意が必要です。

米国株取引でおすすめの証券会社ベスト3

米国株取引でおすすめの証券会社

ここからは、米国株取引でおすすめの証券会社のベスト3を紹介していきます。ぜひ口座開設する際の参考にしてください。

米国株取引でおすすめの証券会社ベスト3

  1. マネックス証券
  2. SBI証券
  3. 楽天証券

1位:マネックス証券

1位は、米国株銘柄の多さに定評があるマネックス証券です。マネックス証券はNISAでの買付手数料が実質無料、円貨決済時の為替手数料も無料で、低コストである点も魅力です。

ここからはマネックス証券のメリット・デメリットについて確認します。

メリット
  • 円貨決済時の為替手数料が無料
  • NISA口座での米国株購入の手数料が実質0円
  • 米国株の時間外取引が可能
デメリット
  • 取扱い外国株は米国、中国のみ
  • 国内株式の手数料が他の証券会社に比べて高い

マネックス証券のメリット

マネックス証券は、円貨決済時の為替手数料が無料であることを前面に打ち出してアピールしています。

無料期間は定期的に見直され、現在は2022年3月までとされていますが、このサービスは2019年7月8日から長く続く特典です。

円貨決済で証券会社に米ドルを調達してもらい、かつ手数料が無料であるのは大きな利点です。

また、NISA口座での米国株購入にかかる手数料も実質0円です。

マネックス証券では米国株を買い付けた際に、約定代金に対して0.495%の手数料がかかりますが、NISA口座で購入すれば手数料が全額キャッシュバックされます。

さらにマネックス証券では、立会時間外のプレマーケット・アフターマーケットの時間帯も時間外取引として米国株を売買できます

立会時間を含めて最大12時間の取引が可能で、突発的な取引チャンスを逃さずに済むでしょう。

マネックス証券のデメリット

外国株は米国・中国のみであることが、マネックス証券のデメリットとして挙げられます。

たとえばSBI証券では、米国・中国・韓国・ロシア・ベトナム・インドネシア・シンガポール・マレーシア・タイの株式を取り扱います。

米国株以外への投資を検討している方にとっては、マネックス証券では物足りないと感じることもあるかもしれません。

また、マネックス証券は国内株式の手数料が他の証券会社に比べて高いこともデメリットといえます。

マネックス証券では10万円までの取引に対して、1注文当たり110円の手数料がかかります。SBI証券のスタンダードプランでは、5万円までの取引が1注文当たり55円、10万円までは1注文99円です。

マネックス証券は、取引を繰り返すほどコストがかかることが分かります。

マネックス証券の口座開設の流れ

マネックス証券の口座開設は、下記の手順でオンラインにて申し込みが可能です。

申込み前の注意事項を確認後、まずはメールアドレスを登録します。

次に、お名前などの本人情報を入力します。

マイナンバーカードや運転免許証などの認証手続きについては、スマートフォンからカメラ撮影でも可能です。下記画像では、スマートフォンから認証手続きを行っています。

なお、手続きの際、3回失敗すると認証手続きを初めから行う必要がありますので、フラッシュ機能を利用せず、明るい場所で撮影を行ってください。

次にマネックス口座の新規開設や、NISA・つみたてNISA口座についての開設希望など、口座に関する質問事項に回答します。

インサイダー取引防止のため、職業情報の入力や確認事項に同意をします。

申し込み内容に相違ないか最終確認をします。

申し込み内容に相違ない場合は「お申し込みを完了する」ボタンを押下し、申し込み手続き完了です。

2位:SBI証券

SBI証券
(出典:SBI証券)

米国株取引におすすめしたい証券会社の第2位は、SBI証券です。SBI証券は「2021年 みんなの株式 ネット証券比較ランキング」で総合1位を取るなど、投資家から人気のある証券会社です。

SBI証券のメリット・デメリットを見ていきましょう。

メリット
  • 米国株専用のアプリがある
  • 米国株の取引手数料が無料(口座開設から最大2ヵ月)
デメリット
  • メンテナンスによる取引不可が多め
  • 国内株と米国株の取引アプリが別々

SBI証券のメリット

SBI証券は米国株専用のアプリがあることが強みです。情報収集から売買取引までをサポートし、スマホ1つで手軽に米国株の取引ができるようになっています。

またSBI証券では口座開設から最大2ヵ月間、米国株の取引手数料が無料です。購入時だけでなく、売却時の手数料も無料。最大2ヵ月はコストを気にせず取引ができるのです。

さらにSBI証券は、投資情報が豊富であることもメリットです。SBI証券ではホームページ上で基本編から応用編までを網羅した「外国株ゼミナール」を展開し、投資家をサポートしています。

投資の専門家による「外国株式・海外ETFデビュー講座」もホームページで閲覧できます。初心者の方でも情報収集の手段に困らないでしょう。

SBI証券のデメリット

メンテナンスが頻繁にあることがデメリットとして挙げられます。米国株は、米国株式取引終了から9:00頃までと、毎日19:00から30分間、定期メンテナンスがあります。

どちらも長い時間ではありませんが、毎日アクセスできない時間帯があると不便に感じる方もいるでしょう。

またSBI証券は米国株・国内株のアプリがそれぞれ別々に作られていることもデメリットといえます。米国株・国内株両方の取引をするとき、2つのアプリで取引しなければならず、面倒だと感じるかもしれません。

SBI証券の口座開設の流れ

SBI証券の口座開設は4ステップで簡単に手続きできます。

3位:楽天証券

楽天証券
(出典:楽天証券)

米国株取引におすすめの証券会社第3位は楽天証券です。多くの投資家から支持され、2021年12月には証券口座数が700万を超えました。楽天証券のメリット・デメリットを確認します。

メリット
  • 楽天ポイントで米国株を購入可能
  • 楽天銀行との口座連携で預金金利アップ
デメリット
  • 中国株の取引手数料が比較的高い
  • 米国株の時間外取引ができない

楽天証券のメリット

楽天証券では、楽天ポイントを1ポイント=1円に換算し、ポイントで米国株を購入できます。楽天ポイントだけで米国株を購入することも可能で、現金を使わずに投資できるのです。

ただし楽天ポイントの利用には上限が定められています。

楽天ポイント利用上限(2021年12月25日時点)
ダイヤモンド会員:
50万ポイント/1日 50万ポイント/月間
ダイヤモンド会員以外:
3万ポイント/1日 10万ポイント/月間

※2021年1月14日時点。引用元:ポイント投資(米国株式) | ポイント投資 | ポイントプログラム | サービス案内 | 楽天証券

また楽天証券は、楽天銀行の口座と連携すると普通預金金利が0.10%まで上がる特典もあります。メガバンクの普通預金金利0.001%の100倍もの金利がつくのは大きな魅力でしょう。

さらに楽天証券では、米国株を積み立てで購入できるサービスもあります。最低1万円から毎月もしくは毎週、自動で米国株が購入されることから、取引に手間をかけたくない方にもおすすめです。

楽天証券のデメリット

楽天証券では、米国株の時間外取引ができません。楽天証券での米国株の取引時間は、23:30~翌6:00(サマータイムは22:30〜翌5:00)に限られ、それ以外の時間帯は「注文受付時間」とされます。

時間外のプレマーケットや、アフターマーケットでも取引がしたい方にとってはデメリットと感じられるでしょう。

また楽天証券では、中国株式の取引手数料が高いことも弱みといえます。楽天証券で中国株式を10万〜100万円未満の範囲で取引する場合、約定金額の0.55%を取引手数料として負担します。

SBI証券は約定金額の0.26%ですから、中国株式の取引をする方にとっては取引コストが重荷になっていきます。

楽天証券の口座開設の流れ

楽天証券での口座開設は、3ステップで申し込みが完了します。

米国株の基本を押さえて改めて実践的な投資をしよう

1株から購入できる米国株は、小さい元手で投資を始めたいという初心者の方におすすめです。米国株は成長性があるとされ、長期での資産形成にも向いているでしょう。

米国株に投資をするのであれば、証券会社はマネックス証券、SBI証券、楽天証券がおすすめです。それぞれ手数料の安さや便利なツールなど、米国株投資に役立つ多くの魅力があります。

証券口座とともにNISA口座も開設しておきましょう。米国株の投資にNISA口座を利用すると、譲渡益や配当金が非課税となり、税制上、恩恵を受けられます。NISA口座は確定申告が必要ない点もメリットです。

米国株投資を検討している方は、まず証券口座の開設から始めてみましょう。

米国株に関する主なQ&A

最後に、米国株に関するQ&Aを紹介していきます。

米国株の取引が可能な時間はいつですか?
米国株は日本時間の22:00~翌10:00(現地時間9:30〜16:00)の間に取引が可能です。
米国がサマータイム制に入る3月第2日曜日〜11月第1日曜日の間は、日本時間の21:00〜翌9:00が取引時間となります。
また、米国の市場には「プレマーケット」と「アフターマーケット」があることも特徴的です。
・プレマーケット:日本時間22:00~23:30(夏時間21:00~22:30)
・アフターマーケット:日本時間6:00~10:00(夏時間5:00~9:00)
証券会社によっては、この2つの時間帯の取引も可能なところがあります。より長い時間、米国株を取引したいという方は、時間外取引についても確認しましょう。
米国株を買う際の最低取引単位はいくつですか?
米国株は1株単位から購入できます。
100株や1,000単位での購入となる日本の単元株制度と違って1株から購入ができる米国株は、数万円で大企業に投資できることが大きな魅力です。
たとえばアップルの株価は2022年1月14日終値で173.07ドルですから、2万円程度で投資できます。
米国株のより具体的な魅力はなんですか?
米国株の魅力は、世界的に有名な企業に投資できることです。超巨大IT企業であるGAFAM(Google、Apple、Facebook、Amazon、Microsoft)など誰もが知る企業に投資できます。
また、米国株は多くが高頻度で配当金を出しているのも魅力の1つです。中には年に3、4回配当金を出す銘柄もあります。
米国株投資に向いているのはどんな人ですか?
米国株は高配当の銘柄が多く、投資の楽しみとして配当金を受け取りたいという方におすすめです。たとえばIBMの直近利回りは4.89%もあり、魅力的といえるでしょう。
また米国株は小さい金額で投資を始めてみたいという方にもおすすめです。米国株は1株単位から購入できるため、数万円から投資が始められる手軽さが魅力といえます。
税金はどのような取り扱いになりますか?
米国株を売却して得る利益は米国内では課税されませんが、日本国内で20.315%(所得税15.315%、住民税5%)の税金が課されます。
また米国株で受け取った配当金に対しては、米国内で10%、日本で20.315%(所得税15.315%、住民税5%)を課税されてしまいます。
二重に課税されることになりますが、確定申告をすれば支払った税金を還付してもらうことが可能です。
確定申告は必要ですか?
米国株の取引で為替差益が発生した際でも、原則的に確定申告は必要ありません。
しかし米国株を購入するつもりで準備した米ドルを、購入に充てずに日本円に戻し、為替差益が出た場合は、雑所得とみなされ確定申告が必要となることがある点に注意しましょう。
NISAでも米国株は購入できますか?
米国株はNISA口座でも購入できます。
この記事で紹介したマネックス証券、SBI証券、楽天証券はいずれもNISA口座を使い、米国株に投資することが可能です。配当金や譲渡益が非課税となるNISA口座は、米国株投資とも好相性です。
初心者におすすめの買い方はありますか?
初心者の方は、まずは有名企業に投資することをおすすめします。世界的に知名度がある企業に投資すると安定した成長が期待でき、精神的にも余裕を持って運用できるでしょう。
また初心者であればETF(上場投資信託)もおすすめです。ETFとは、株式と同じように証券取引所に上場している投資信託で、1つのファンドの中に複数の銘柄が組み入れられたものです。
たとえばS&P500(スタンダード・アンド・プアーズ500種指数)を投資対象としたETFは、1つのファンドの中に500社の企業が組み込まれ、分散投資の効果が期待できます。
米国株で人気のある銘柄はなんですか?
SBI証券で保有人数が多い米国株銘柄の週間ランキング(1月10日〜1月14日)は以下の通りでした。
1位:アップル
2位:マイクロソフト
3位:コカ・コーラ
4位:エヌビディア
5位:テスラ
多くの投資家がGAFAや知名度のある企業を高く評価していることが分かるでしょう。
証券会社の選び方のポイントはなんですか?
証券会社を選ぶ際は、以下のポイントに注目しましょう。
・取扱銘柄の多さ
・取引手数料や為替手数料の安さ
・キャンペーンの種類
・初心者に有用な情報ツールはあるか
特に取引手数料と為替手数料は、取引をするたびに発生するものです。1回当たりの手数料は小さくても、取引を重ねれば万円単位にも達します。
米国株の取引手数料を無料としている証券会社もあります。証券会社を選ぶ際に、手数料を軽視してはいけません。