LINE証券とPayPay証券を徹底比較!違いやメリット・デメリットは?
(画像=PIXTA)

スマホで気楽に投資できる「LINE証券」と「PayPay証券」。いずれも顧客満足度が高く、株式投資初心者におすすめの証券会社です。しかし、LINE証券とPayPay証券のサービスがどう違うのかわからない方や、どちらにしようか迷っている方もいるのではないでしょうか。

結論をいえば、手数料の安さや投資信託の銘柄の豊富さで選ぶならLINE証券が、送金手続きなどを省いて気楽に投資したいならPayPay証券がおすすめです。今回はLINE証券とPayPay証券を、手数料や操作性、対応銘柄など、あらゆる角度から徹底比較。読めばきっとどちらを選ぶのか、また、どちらも利用するのか決まるはずです。

LINE証券がおすすめの人PayPay証券がおすすめの人
・スマートフォンで簡単に操作したい人
・ポイントを使って投資をしたい人
・現金での入出金を面倒だと感じる人
・IPOに挑戦したい人
・送金手続きが面倒な人
・充実したサポート体制のもとで投資したい人

目次

  1. LINE証券とPayPay証券を比較
  2. 【LINE証券】主な特徴
  3. LINE証券のメリット
  4. LINE証券のデメリット
  5. 【LINE証券】こんな人におすすめ
  6. 【PayPay証券】主な特徴
  7. PayPay証券のメリット
  8. 【PayPay証券】デメリット
  9. 【PayPay証券】こんな人におすすめ
  10. 【PayPay証券】開催中のキャンペーン
  11. 【LINE証券】口座開設手順
  12. 【PayPay証券】口座開設手順
  13. 証券会社の比較で押さえておきたいポイント
  14. LINE証券とPayPay証券のテーマ別比較
  15. LINE証券とPayPay証券は併用がおすすめ
  16. LINE証券とPayPay証券、ポイントを押さえて自分に合った投資スタイルを
  17. LINE証券とPayPay証券に関するQ&A

LINE証券とPayPay証券を比較

LINE証券とPayPay証券のサービスを比較しましょう。

▽LINE証券とPayPay証券のサービス比較

LINE証券PayPay証券
手数料・スプレッド手数料:現物取引55円 (税込)〜スプ レッド:「基準価格」に0.5%を乗じた価格
(※時間帯により異なる)
IPO
単元未満株△(IPOのみ取り扱いあり)
投資信託〇あり〇あり
NISA・つみたてNISA・iDeCo〇(つみたてNISA、iDeCoのみ )
投資ツール
サポート体制
ポイント制度
※2022年2月現在
※売買手数料は東京証券取引所の立会時間内(前場:9時~11時30分、後場:12時30分~15時)の場合
※PayPay証券のカスタマーサービスはPayPay証券に対する意見や苦情受付窓口
※データはLINE証券、PayPay証券各公式ホームページより引用

手数料について、LINE証券とPayPay証券は大きな差はないといえるでしょう。
しかし単元未満株の取り扱いやポイント制度において、それぞれ異なる特徴があります。

【LINE証券】主な特徴

LINE証券は、LINEの子会社LINE Financial株式会社と野村ホールディングス株式会社の共同出資により開発されたサービスです。

LINE証券は、ショッパーズアイ社が実施した調査において「スマホ証券利用率」や「20代投資家が選ぶスマホ利用で使いやすいネット証券」でNo.1を獲得しています。

・厳選した日本の有名企業300銘柄とETF15銘柄を、数百円から購入できる
少額投資でも、配当がもらえます。

・平日21時まで即時注文・即時約定できる(※一時中休みあり)

・LINEアプリで、口座開設・取引ができるのでわかりやすく、操作も簡単!

参照:LINE証券「LINE証券の特長(まとめ)」

LINE証券についてメリットやデメリットなどを詳しく解説します。求めているサービス内容があるか、内容をしっかりチェックしてみてください。

LINE証券のメリット

操作が簡単

LINE証券の大きなメリットは操作が簡単なことです。直感的な操作で、株式投資初心者でもスムーズに取引できます。「LINE」アプリがあれば口座開設から取引までスマホで完結する点も魅力でしょう。

LINEアプリを開き、メニュー「ウォレット」の「証券」をタップすれば取引を開始できます。取引の操作はとてもシンプルで、「チャート」と呼ばれる株価の値動きを表すグラフや売買の状況がわかる「板情報」の画面から、他の画面に移動せず株を注文できます。

板情報を見ながら気になる銘柄があれば、希望の価格や数量を設定して「買う」をタップするだけで注文完了。画面を行ったり来たりしないで済むので、操作ミスもなく簡単に取引できます。

現金を使わず投資できる

現金の入金をしなくても投資できるのも、LINE証券の魅力でしょう。LINE証券はLINEポイントやLINE Payと連携できるので、スマートフォンでスピーディーに資金を準備できます。

LINE Payを利用すれば、入出金にかかる手数料が無料。入金すれば、注文できる金額の上限を表す「買付余力」にすぐに反映されるので、急いで取引したい場合も便利です。

LINEポイントで投資できる

LINEポイントクラブの動画を見たり漫画を読んだりすると貯まる「LINEポイント」。そのほかLINEショッピングやVisa LINE Payクレジットカードの利用でも貯めることが可能です。

貯まったLINEポイントは1ポイント=1円として、投資に利用できます。「投資をしたいけど損をするかもしれないから不安」という人は、1ポイントから使えるポイント投資から始めてみるのもよいでしょう。

LINEポイントを利用するときは、メニューアイコンをタップして入金を選択し、利用するポイント数を入力するだけなので簡単です。

LINE Payで入出金できるから取引がスピーディ

スマートフォンで便利に使える決済サービスLINEPayは、LINEを利用している人ならLINEアプリのウォレットタブから簡単に登録できます。

LINEPayで入金するときは、LINEポイントと同じくメニューアイコンをタップして入金を選択し金額を入力。決済ボタンをタップすると、LINE証券口座に入金されます。

入金手続きをすると即残高に反映されるので、「注文しようと思ったら残高が足りなかった」という急ぎの取引にも対応可能です。

セキュリティ対策が万全

LINE証券では、セキュリティ対策が万全であることもメリットのひとつ。どのような対策が取られているのか見ていきましょう。

LINE証券では、多要素認証を取り入れており、2020年9月18日時点では同様の被害は確認されておりませんが、お客様には、以下のご確認をお願いしております。

① 取引暗証番号/生体認証のご利用
LINE証券では、取引の際に暗証番号を利用いただくことが可能です。メニューの設定から取引暗証番号をONにしていただき、他のインターネットサービスと同じ暗証番号を利用することは避けていただくことをお勧めしております。また、LINEFXでは、アプリを開く際に生体認証をお使いいただけます。設定からセキュリティ設定、生体認証をONにてご利用することができます。

② 出金履歴と口座のご確認
出金先口座がご本人名義の口座となっているか、過去の出金において不正な送金がないかご確認をお願いしております。不正な送金をご確認された場合、こちらの問い合わせ先までご連絡ください
LINE証券:https://trade.line-sec.co.jp/contact
LINEFX:https://trade.line-sec.co.jp/contact/fx

③ 疑わしいURLやメールへのご注意
LINE証券は、LINEから利用できる投資サービスとなります。LINEのアカウント乗っ取りを防ぐために疑わしいURLやメールにご注意ください。LINEでは、乗っ取り対策機能として、ログインの通知機能や「ログイン許可」設定、「ログイン中の端末」設定などがございます。

引用元:LINE証券「セキュリティに関する取り組みについて」
LINE証券のセキュリティ対策
  1. LINE証券専用の暗証番号の設定
  2. 必要最低限の個人情報取得と重要情報の暗号化

LINE証券専用の暗証番号の設定や、LINEFXで生体認証システムの利用ができます。LINEアプリのパスワードとの併用で、万一スマートフォンを紛失しても第三者が勝手に取引することは難しいでしょう。

個人情報の取得に関しては必要最低限にとどめ、通信や保管の際は暗号化をしています。個人情報が適切に管理されているかどうか、担当部署による確認や検証も実施されています。

LINE証券のデメリット

LINE証券に限りませんが、口座開設して投資を始めるときは、事前に注意したいポイントもあります。「口座開設したものの、思っていたのと違った」とならないようしっかりとチェックしておきましょう。

外国株・NISA非対応

LINE証券のデメリットとして挙げられるのは、外国株式の取扱いがないことです。外国株を購入することはできませんが、LINE証券では2022年1月よりCFD取引「LINE CFD(いちかぶチャレンジコース)」の提供を開始しており、CFD口座を開設することで米国株への投資が可能になりました。

外国株式の取扱いが開始されるまでは、数百円から取引できるLINE CFDも検討してみてはいかがでしょうか。

LINE証券は、利益が非課税になる制度NISAには非対応です。現行の一般NISAの投資期間は2023年で終了し2024年から新制度が開始されるため、しばらくの間取り扱いはされないのかもしれません。

しかし、LINE証券では2022年2月よりつみたてNISAの取扱いを開始しました。毎月1,000円という少額から始められてLINEポイントも利用できます。LINE証券で口座を開設するなら、つみたてNISAを検討してみるのもよいでしょう。

投資可能金額の上限

LINE証券では、単元未満株と呼ばれる銘柄ごとに決められている最低売買単位を下回る株式の取扱いがありますが、1注文あたりの発注上限数と上限金額が決まっています。1注文あたり、発注上限数は500株、発注上限金額は1,000万円です。

初心者にとっては大きなデメリットとは言えないかもしれませんが、大きな金額での投資を考えている人は注意が必要な点でしょう。

【LINE証券】こんな人におすすめ

LINE証券は、以下のような人におすすめの証券会社です。

LINE証券をおすすめできる人
  1. スマートフォンで簡単に操作したい人
  2. ポイントを使って投資をしたい人
  3. 現金での入出金を面倒だと感じる人

LINE証券は、スマートフォンで簡単に操作や入出金ができることにメリットを感じる人に向いているでしょう。どちらかというと、投資初心者向けと言えるかもしれません。

【LINE証券】開催中のキャンペーン

2022年2月現在、LINE証券で開催中のキャンペーンについてご紹介します。

  1. クイズに答えて最高3株分の購入代金プレゼント(2020年3月5日~終了時期未定)
    LINE証券で口座開設後、キャンペーンページからエントリーしてクイズに答えると、最高3株分の購入代金プレゼント

  2. つみたてNISA口座開設で200ポイントプレゼント(2022年2月8日~2022年4月30日23:59)
    期間中につみたてNISAの口座を新規開設した先着3万名に200LINEポイントプレゼント

  3. CFD口座開設で最大1,500円プレゼント(2022年1月22日~2022年3月31日23:59)
    特典1:キャンペーン期間中にCFD口座開設で200円プレゼント
    特典2:取引対象期間中に商品CFD対象銘柄の取引完了で1,000円プレゼント
    特典3:アンケート回答対象期間中にLINE CFDのLINE公式アカウントからのアンケートに回答して300円プレゼント
    ※LINE証券口座への入金となります

【PayPay証券】主な特徴

PayPay証券は2016年6月に日本初のスマホ証券として開業した証券会社です。わずか1,000円という少額から投資ができる仕組みを作り、より多くの人が投資を始めるきっかけを作ったと言えるでしょう。

2022年オリコン顧客満足度®調査のスマホ専業証券ランキングでは総合1位を獲得し、業界において高い水準のサービスを提供している会社です。

PayPay証券とは日本初3タップで株の売買ができる証券アプリです。

「株に興味はあるけど、失敗が怖い…」「ちゃんと勉強してから始めたい」など、株に興味はあるけどなかなか始められない方も多いのではないでしょうか。

PayPay証券は1,000円から少額で株を購入できます。
慣れてきたら様子を見ながら投資金額を増やしたりと、初心者でも手軽に、簡単に株式の世界を楽しんでいただけます。

引用元:PayPay証券「PayPay証券とは」

PayPay証券のメリット

PayPay証券のメリットを詳しく解説します。

1株から応募できるIPO

ひとつ目のメリットは、1株から応募可能なIPOです。一般的には100株単位での取扱いとなるため従来の市場では一部の投資家に限られていたIPOの申込みを、少額から参加できるようにしたことで多くの人にチャンスが回ってくるようになりました。

なんと!1株から申し込みができるIPO専用アプリ

誰でもIPO!は、新規上場株式を1株から1株単位で100株(1単元)まで、購入申し込みができます。 抽選倍率の高いIPOを、一人でも多くの方に体験いただき、今まで一部の投資家にチャンスが偏っていたIPOの購入申し込みに、少額から誰でも参加できるようにすることで、多くの方に当選の機会を作りたいとの思いでサービスを開始します。

引用元:PayPay証券「誰でもIPO!アプリ」

IPOの概要

IPOとはInitial Public Offeringの略で、新規株式公開と呼ばれています。つまり、これまで未上場だった企業が新規上場して株式を公開することです。

IPOは上場日に最初につく株価(初値)が上場前に設定される公募価格を上回ることが多く、利益が出やすいのでチャンスがあれば手に入れておきたいところです。2008年10月~2018年10月までの10年間に新規公開した銘柄のうち、79%が公募価格を上回る初値を付けたそうです。

1株単位で申込可能

PayPay証券の「誰でもIPO!」では、新規上場株式を1株から購入申込みできます。1株単位で最高100株までIPO専用のアプリで申込み可能です。

IPOは購入申込み期間が限られており、購入できるかどうかは抽選で決まります。応募には証券口座が必要なので、希望する場合は早めに証券口座を開設しておきましょう。

充実したサポート体制で投資初心者も安心できる

PayPay証券は、投資初心者にとっても大きなメリットがあります。投資を始めようとするときは、資金面や知識不足の不安がつきまとうこともあるかもしれませんが、PayPay証券には投資初心者にも安心して利用できるサービスがあります。

1,000円から投資できる

株式投資では、購入できる株式の単位が決められています。一般的には1単元100株で取引されるので、株式投資しようとすると多くの資金が必要です。

PayPay証券では1,000円という少額から株式投資ができるので、資金不足を理由に諦めていた人も気軽に始めることができます。

少額から米国株投資を始めたくて利用を開始。
操作が簡単で、気軽に活用しています。

米国株を始めたいなと思っていたのですが、気軽に使えるサービスがありませんでした。
PayPay証券は、1,000円から金額指定で米国株の買付が可能で、操作が簡単。
証券口座への送金手続きが不要な「おいたまま買付」のサービスも便利で、入金処理がとても楽にできるので、気軽に活用しています。(30代男性・自営業)

引用元:PayPay証券「ユーザーの声」

「株式投資に興味があるけど大きな損失のリスクが不安」という人も少額から少しずつ慣れていくことができるので、投資初心者にとって嬉しいサービスです。

漫画で投資情報を収集できる

投資初心者に嬉しいもうひとつのサービスは、投資に関する情報が漫画で読めることです。投資には専門的な用語が多くありますし、知識がないことで損をするのでは?という不安がある人も多いでしょう。

専門書を読むのはハードルが高いと感じる人も、漫画なら手軽に投資に関する知識を身につけられるのではないでしょうか。

投資に関する漫画はアプリをダウンロードしてスマートフォンで読めるので、すきま時間の有効活用も可能です。

「おいたまま買付」でスムーズに取引できる

PayPay証券のサービスの中で便利に使えるのが「おいたまま買付」という機能。通常買付をする際は証券口座の残高分が限度になり、それ以上の買付をする場合は証券口座への送金が必要です。しかしPayPay証券のおいたまま買付機能では、残高が不足していても買付できるシステムになっています。

「おいたまま買付」の概要

おいたまま買付とは、PayPay証券の証券口座に残高がない場合でも連携している預貯金口座に残高があれば買付ができる機能です。

利用には事前に金融機関との連携手続きが必要ですが、すぐに取引をしたい場合など便利に使えます。連携できるのはPayPay銀行をはじめ三井住友銀行やみずほ銀行、ゆうちょ銀行など6つの銀行が選べます

そのほか、docomoのd払いやソフトバンクカードとの連携もできるので、あらかじめ手続きしておくとよいでしょう。

【PayPay証券】デメリット

PayPay証券で口座開設する前に知っておきたい注意点をまとめました。
メリットだけでなくデメリットについても確認しましょう。

他のネット証券と比べ高い手数料水準

証券会社で口座を開設して投資を始めるとき、取引にかかる手数料も気になるところではないでしょうか。一般的にネット証券は手数料水準が安い傾向にありますが、PayPay証券の手数料は他のネット証券に比べると高いことがデメリットです。

売買の手数料のほか、証券口座の入出金やおいたまま買付の送金にも手数料がかかるので、経費が多くかかって赤字にならないよう注意が必要でしょう。

出金の際、PayPay証券から顧客への振込は、みずほ銀行を指定することで手数料を低く抑えることができます。おいたまま買付では、1回の送金が2万円未満の場合に手数料がかかるので、2万円以上まとめて送金すると手数料が無料になります。

NISA・iDeCoなどの制度に非対応

PayPay証券はNISAやiDeCoなどの制度には対応していません。グループ企業のPayPay銀行ではNISAなどの取扱いがありますが、2022年2月現在PayPay証券での取扱いについては発表されていません。

NISAやiDeCoの利用を検討している人は、別の証券会社での口座開設を視野に入れて調べてみてはいかがでしょうか。

【PayPay証券】こんな人におすすめ

PayPay証券は、次のような人におすすめの証券会社です。

PayPay証券をおすすめできる人
  1. 少額から株式投資を始めたい人
  2. 送金手続きが面倒な人
  3. スマホアプリで投資をしたい人

PayPay証券は1,000円から投資ができるので、少額から投資を始めてみたいと思っている人にはおすすめの証券会社でしょう。株式や投資信託、IPOなど、スマートフォンの専用アプリが充実しているので、アプリの操作が苦にならない人にも向いている証券会社です。

【PayPay証券】開催中のキャンペーン

2022年2月現在、PayPay証券で開催中のキャンペーンについてご紹介します。

  1. 誕生1周年記念キャンペーン(2022年3月31日まで)
    新規でPayPay証券の口座を開設すると抽選で111名に10,000円、1,111名に5,000円の投資資金プレゼント

  2. PayPay銀行おいたまま買付キャンペーン(2022年3月31日まで)
    特典1:PayPay銀行預金残高でのおいたまま買付利用で振替手数料無料
    特典2:期間中に初めてPayPay銀行とおいたまま買付の連携をして預金残高で買付注文を行うと500円プレゼント

【LINE証券】口座開設手順

ここからは、LINE証券の証券口座を開設する手順を開設していきます。従来の投資では証券会社の窓口に出向いて新規口座開設の手続きが必要でしたが、全てアプリで手続きができるので便利になりました。

口座開設には本人確認書類が必要です。あらかじめ準備をしておきましょう。本人確認書類は、以下のいずれかです。

  • マイナンバー通知カード+運転免許証
  • マイナンバーカード(個人番号カード)
  • マイナンバー入りの住民票の写し+運転免許証
  • マイナンバー入りの住民票の写し+健康保険証
    ※本人確認書類は、口座開設の進め方により異なる場合があります。

審査に時間がかかることがあるので、余裕を持って開設手続きを始めることをおすすめします。

手順1:LINEアプリへアクセス

LINEのアプリへアクセスします。LINEアプリを入れていない人は、先にスマートフォンにダウンロードしておきましょう。設定したパスワードなどをメモできるよう、あらかじめ準備しておきます。

LINEのアプリの中から証券のアイコンをタップして、口座開設手続きに進みます。

手順2:本人情報を入力

口座開設手続きページの「はじめる」というボタンを押したら、案内に沿って本人情報を入力します。入力時の注意事項としては、住所は後で登録する本人確認書類と同じものを入力すること。住所が相違している場合は口座開設ができないので注意が必要です。転居などで住所が相違している人は、あらかじめ本人確認書類の住所変更手続きを行ってから口座を開設しましょう。

手順3:携帯電話で認証手続

携帯番号を入力すると、SMSで6桁の認証番号が届きます。届いた認証番号を入力して手続きを進めましょう。認証番号が届かない場合は、再送信のボタンを押すともう一度送信されます。

再送信しても認証番号が受信できない場合は、さらに再送信ボタンを押して電話での自動音声認証にて手続きを進めます。

手順4:本人確認書類を登録

次に本人確認書類を登録します。画面上に表示された本人確認書類の組み合わせを選択します。

「かんたん本人確認」を利用すると、最短翌営業日から取引が開始できます。利用する場合は、スマートフォンで自分の顔とマイナンバーカード、または運転免許証を撮影します。

マイナンバーカードや運転免許証を持っていない場合や顔写真を登録したくない場合は、郵送されるハガキの受取りをもって本人確認手続き完了です。

手順5:暗証番号を設定

最後に6桁の暗証番号を設定して、手続き完了です。暗証番号はLINE証券専用になるので、忘れないように管理をしておきましょう。セキュリティ対策としても、LINEアプリなどと同じ番号にしないことをおすすめします。

【PayPay証券】口座開設手順

PayPay証券で証券口座を開設する手続きを説明します。口座の開設手続きには2つの方法があります。公式サイトの口座開設ページからメールアドレスを送信して、送られてくる案内に沿って進める方法と、PayPay証券アプリから手続きする方法です。

メールアドレスを送信する方法では、@cs.paypay-sec.co.jpからのメールを受信できるよう設定しておきます。

ここからは、PayPay証券アプリから手続きする方法を説明します。

手順1:PayPay証券アプリへアクセス

PayPay証券のアプリにアクセスします。スマートフォンにアプリを入れていない場合は、事前にダウンロードしておきましょう。

PayPay証券のアプリはいくつかの種類がありますので、間違えないように注意してください。PayPay証券の後ろに「日本株CFD」や「つみたてロボ貯蓄」などが入っているアプリ名は、同じPayPay証券のアプリでも機能が異なります。

手順2:本人情報を入力

アプリにアクセスしたら「口座開設」ボタンをタップして、案内に沿って本人情報を入力していきます。本人確認書類との照合が取れないと手続きができないので、間違いがないよう確認しながら入力しましょう。

手順3:本人確認書類を登録

本人確認書類をアップロードします。手続きを始める前に、手元に準備をしておきましょう。必要な本人確認書類は、マイナンバーカード(個人番号カード)、運転免許証、健康保険証、住民票の写し、在留カードなどです。

顔写真がない本人確認書類の場合は、2種類の書類を組み合わせて提出する必要があります。健康保険証を本人確認書類として提出する場合、被保険者等記号、番号、被保険者番号をマスキングして提出します。

手順4:「口座開設完了のご案内」の受領

全ての登録が完了したら、口座開設完了のご案内を受け取って終了です。この案内にはIDやパスワードが記載されているので、データとして保存したりプリントアウトしたりして管理できるようにしておきましょう。

口座開設には2~3週間程度かかるようですので、余裕を持って申込することをおすすめします。

証券会社の比較で押さえておきたいポイント

これから投資を始める人や、既に始めているけど他の証券会社が気になる人は、いくつかの会社を比較することもあるでしょう。

ここからは証券会社を比較する際に押さえておきたいポイントについて解説します。項目を絞って比較して、自分に合った証券会社を選んでください。

取引にかかる手数料

証券会社で投資の取引をするには、手数料がかかります。手数料がいくらかかるかは各社違うので、口座開設前に必ず確認しておきましょう。

取引の際に手数料を考慮しておかないと、利益が少額の場合には赤字になるなんてことも起こりかねません。取引する金額によって手数料が異なることもあるので、自分の投資計画にそって細かく確認しておくことが必要です。

また、取引だけでなく口座の管理や入出金についても手数料がかかることがあるので、併せて確認しておくようにしましょう。

ツールの使いやすさ

スマートフォンのアプリでの投資も多くなりましたが、使いやすさについても比較検討するポイントになります。

操作が複雑だったり画面が見にくかったりすると、操作ミスによる損失の可能性もゼロではありません。証券会社のサイトにはサンプル画面が掲載されているので、画面の見やすさなどを確認しておくとよいでしょう。

証券会社のアプリの中には、あらかじめ設定しておいた株価に到達した際にプッシュ通知で知らせてくれる機能もあるので、どのような設定ができるかも併せて確認しておくのがおすすめです。

ポイントサービスの有無

ポイントサービスがあるかどうかも、大きなポイントになるのではないでしょうか。特に投資初心者の場合、最初から自己資金をたくさん投資することに不安があるかもしれません。その点、ポイントが投資に回せるシステムなら、気軽に試してみることが可能です。

サービスの内容によっては、積み立てなどで投資した金額に応じてポイントが貯まることもあります。ポイントを貯めたいと思っている人、ポイントを無駄なく使って運用したいと思っている人は、チェックしておきましょう。

NISA、つみたてNISA、iDeCoへの対応

NISAなどの制度の利用を検討している人は、口座を開設する予定の証券会社で対応しているかどうか確認が必要です。

デメリットの部分でも触れていますが、全ての証券会社で制度が利用できるとは限りません。全て利用できない場合や一部制度のみ利用可能など、対応は各社異なるようです。

NISAやつみたてNISA、iDeCoの利用に関して優先順位が高い人は、事前に必ず確認して、対応している証券会社で口座を開設してください

口座開設キャンペーンの開催

証券会社では新規顧客獲得のためのキャンペーンを開催していることがあります。新規で口座を開設すると、投資資金がプレゼントされることも

投資を始めるときに少しでもお得に始めたいなら、口座開設キャンペーンの時期を狙うのもおすすめです。

新規口座開設と同時にFXなど別の商品を申し込むことでさらに特典が受けられることもあるので、公式サイトやキャンペーンサイトを確認してみましょう。

LINE証券とPayPay証券のテーマ別比較

ここからは、LINE証券とPayPay証券の2社についてテーマに沿って比較をしていきます。優先したい項目や外せないポイントについて、比較内容をしっかり確認してみてください。

比較テーマ1:手数料水準

LINE証券とPayPay証券の手数料水準を比較した場合、全体的に見るとLINE証券の方が低いようです。

例えば東京証券取引所の立合時間内の株取引の手数料を比較すると、次のようになります。

LINE証券は約定代金が5万円までは55円(税込)、10万円までは99円(税込)、20万円までは115円(税込)と段階的に手数料が上がる仕組みで、上限は約定代金3,000万円超の取引で1,070円(税込)です。

PayPay証券の手数料は段階的な設定ではなく、一律で基準価格に0.5%を乗じた価格と設定されています。

比較してみると、売買する代金が10,000円の場合はLINE証券が55円(税込)、PayPay証券は50円(税込)の手数料がかかり、この時点ではPayPay証券の方が安いことが分かります。

手数料が同額になるのは売買する代金が11,000円のときで両社とも55円(税込)です。11,000円を境に両社の手数料の差は大きく広がります。

例えば売買する代金が20万円の場合は、LINE証券は手数料が115円(税込)であるのに対しPayPay証券は1,000円(税込)かかります。

LINE証券は業界最低水準の手数料とうたっていることから、手数料に関してはかなり抑えた設定になっているようです。

比較テーマ2:必要最低金額

次に投資に必要な最低金額について比較してみます。

LINE証券の最低投資金額は投資内容によって異なりますが、1株単位で購入可能な「いちかぶ」を利用すると株価によっては数百円での株式投資も可能です。また投資信託は1口100円から投資できます。
さらにLINE証券ではLINEポイントを使った投資もできるので、手元資金が実質0円から始めることができます。

PayPay証券の最低金額は1,000円からとされています。国内株や米国株を、100株単位でなくても購入できる仕組みになっているため、PayPay証券では1,000円から投資が可能になっています。

比較テーマ3:購入できる銘柄

証券会社では、取扱いしている銘柄が各社異なります。LINE証券とPayPay証券ではどのような銘柄が購入できるのか見ていきましょう。

LINE証券は投資信託(ファンド)、PayPay証券は米国株

LINE証券では1口100円から投資信託ができるのも、投資初心者にとっては嬉しいポイントです。LINE証券の投資信託は全銘柄の購入手数料が無料。つみたてNISAへの対応も開始されたので、これまで一歩踏み出せなかった人も投資信託を始めるチャンスです。

PayPay証券には、LINE証券では取扱いがない米国株の取扱いがあります。MicrosoftやAmazonなど世界的企業の株を1,000円から購入できるので、気軽に始めてみてはいかがでしょうか。

LINE証券とPayPay証券の取扱銘柄数

LINE証券で取扱いしている日本株は単元未満株「いちかぶ」として1,500銘柄以上の取扱いがあります。単元未満株だけでなく、東京証券取引所に上場している約3,700銘柄を100株単位で取引することもできます。そのほかにも信用取引や投資信託の取扱いもあるので、興味がある人はチェックしてみましょう。

PayPay証券で取り扱っている銘柄数は、日本株160銘柄、米国株146銘柄です。取扱い銘柄数自体は少ないですが、PayPay証券が厳選した銘柄が揃っています。米国株の取扱いがあるのも魅力的で、日本でも馴染みがある世界的有名企業の株式を取り扱っています。

比較テーマ4:取引ツール

取引に使用するツールで比較してみましょう。

LINE証券の取引で使用するツールは、LINEアプリです。LINEアプリ内にあるLINE証券のページにログインすると取引ができます。

PayPay証券は、独自のアプリがあります。PayPay証券の取引アプリのほか、新規公開株式IPOやCFDなど複数の専用アプリがあり、機能別に分かれているようです。

どちらが使いやすいかは利用する人によりますが、スマートフォンにアプリをたくさん入れたくない人、ひとつのアプリで完結させたい人はLINE証券が向いているでしょう。機能別にアプリが分かれている方が使いやすいと感じる人は、PayPay証券の方が向いているのではないでしょうか。

比較テーマ5:ポイントサービス

ポイントサービスについて比較してみましょう。

LINE証券ではLINEポイントを投資に活用することができます。証券取引以外で貯まったポイントを投資に回せるので、気軽に始められるのではないでしょうか。LINE証券は、LINE PayやLINEポイントと連携できるので、ポイントを証券口座に入金する手続きも簡単です。

PayPay証券は、キャッシュレス決済サービスPayPayの利用で付与されるPayPayボーナスを運用に回せます。PayPayボーナスでの運用は、口座開設手続きなしで始められる点も大きなポイントです。

証券口座を開設していない人でも、PayPayアプリが入ったスマートフォンがあれば利用可能です。PayPayアプリの中の「ボーナス運用」をタップして利用開始できます。PayPayボーナスを運用に回すとき、引き出すとき、どちらも手数料無料である点も大きな魅力です。

比較テーマ6:NISA、つみたてNISA、iDeCoの対応状況

NISA、つみたてNISA、iDeCoの対応状況について両社を比較してみます。

LINE証券は2022年2月現在、つみたてNISAとiDeCoに対応しています。一方、PayPay証券は全て非対応です。

NISAについては両社とも対応していないので、NISAへの対応が証券会社選びの条件に入っている人は、LINE証券PayPay証券ともに利用することは難しいでしょう。

投資しながら節税が可能なつみたてNISAやiDeCoを利用したい人は、LINE証券を検討してみてはいかがでしょうか

比較テーマ7:開催中のキャンペーン

開催中のキャンペーンで比較してみると、2022年2月現在、両社とも口座の新規開設キャンペーンを開催しています。

キャンペーンの詳細については各社のメリットの部分で詳しく触れていますが、口座の開設だけで比較すると、必ず特典があるLINE証券に対してPayPay証券は抽選による特典なので、確実に特典をもらいたい人はLINE証券の方が良いかもしれません。

そのほかLINE証券では株のタイムセールも開催されており、対象銘柄が最大7%オフの割引価格で購入できるので押さえておきたいポイントです。株のタイムセールはLINE証券の公式LINEアカウントから通知されるので、ブロックしないように設定しておくことが大切です。

LINE証券とPayPay証券は併用がおすすめ

ここまでLINE証券とPayPay証券について詳しく解説してきましたが、両社ともメリットやデメリットがあります。どちらも外せないメリットがあるので、両社で口座を開設して併用することもおすすめです。

証券口座を初めて開設する人は、「複数の会社で証券口座を開設できる?」「複数管理する手間をかけるほどメリットはある?」と感じるかもしれません。

証券口座は1社に絞る必要はなく、複数の証券会社で開設することが可能です。ここからは、複数の会社で証券口座を開設するメリットについて解説しましょう。

複数会社の証券口座を開設するメリット

複数の証券会社で口座を開設するメリットは、各社の特徴を「いいとこ取り」できる点です。複数の証券会社を比較すると「この部分はA社がいいけど、こちらの部分ではB社の方がいいな」と思うことも少なくないでしょう。

投資の取引内容に応じて各社のメリットを使い分けることで、デメリットを感じることなく投資が可能になることもあります。

ほかにも複数の会社で証券口座を開設するメリットがあるので、詳しく見ていきましょう。

各社のそれぞれの強みを利用可能

複数の会社で証券口座を開設する大きなメリットは、それぞれの強みを利用できることです。複数の口座の管理は一見面倒に感じるかもしれませんが、「〇〇のときはA社」や「取引金額が〇円以上の場合は手数料が安いB社」のように内容によって分けておくと便利に使えるでしょう。

例えばこの記事で取り上げているLINE証券とPayPay証券の場合、手数料に大きな差が出る高額の株取引ではLINE証券IPOに少額で申込みしたいときはPayPay証券などの使い分けができるのではないでしょうか。

IPO(新規公開株)の当選確率がアップする可能性

IPO(新規公開株)は抽選で当選することで購入権が得られます。IPOの取扱いをしている証券会社での口座開設が必要ですが、複数の証券会社で口座を持っておくことでIPOへの応募も複数できるということです。

全てのIPOを取り扱っていない場合もありますが、LINE証券とPayPay証券の両方で申込できるとしたら、当選確率は単純に2倍になります。

IPOで利益を上げたい人は、複数の口座を持つことがメリットとして働くでしょう。

LINE証券とPayPay証券、ポイントを押さえて自分に合った投資スタイルを

この記事では、LINE証券とPayPay証券について各社のメリットやデメリットを踏まえながら比較してご紹介しました。

投資に関しては、自分が理想とする投資スタイルに合った証券会社選びが大切です。「少額から投資を始めたい」「手数料を安く抑えたい」など、自分の優先順位に合わせて証券会社を選んだり、複数の会社の証券口座を開設したりすることもおすすめです。

この記事を参考に、ぜひ自分に合った投資スタイルを見つけてみてください。

LINE証券とPayPay証券に関するQ&A

Q1:LINE証券はどのような人におすすめでしょうか?

LINE証券は手数料を抑えたい人や、ひとつのアプリで口座開設から取引まで簡単に済ませたい人におすすめです。LINEポイントを投資に使えるのも、ポイントを貯めている人にとって嬉しいポイントでしょう。アプリで手軽にポイントを使った投資ができるので、投資初心者と呼ばれる人にも向いている証券会社です。

Q2:PayPay証券はどのような人におすすめでしょうか?

PayPay証券は少額から株式投資を始めたい人や、米国株への投資に興味がある人に向いています。1000円から国内株や米国株への投資ができる点、1株からIPOに申込みできる点は、投資が初めての人にとって始めるきっかけになるのではないでしょうか。世界的に有名な米国企業の株に投資できる点も魅力的です。

Q3:LINE証券とPayPay証券、手数料が安いのはどちらでしょうか?

全体的に見ると、手数料水準が低いのはLINE証券です。手数料の設定基準が異なるので、売買する代金が11,000円までは同水準ですが、11,000円を超えると歴然とした差が表れます。LINE証券は最低手数料が55円(税込)からスタートして売買代金に応じて段階的に手数料が上がりますが、PayPay証券は東京証券取引所の立会時間内の取引手数料が一律で代金の0.5%に設定されています。

Q4:IPOに対応しているのはどちらでしょうか?

IPO(新規公開株)の取扱いについては、LINE証券とPayPay証券どちらの会社も対応しています。PayPay証券では1株から申込みができる制度があるので、資金不足で諦めていた人も申込みできるチャンスがあります。

Q5:どのようなキャンペーンを行っていますか?

LINE証券とPayPay証券では2022年2月現在、新規口座開設をした人に向けたキャンペーンを開催しています。LINE証券では最大3株分の購入資金をプレゼント、PayPay証券では抽選で現金がもらえるキャンペーンを開催しています。

そのほかLINE証券ではCFD口座開設で最大1,500円プレゼント、PayPay証券ではPayPay銀行との入金連携や買付を行うと500円プレゼントされるキャンペーンも開催しています。

※本記事で記載の情報は、個別に記載のない限り、2022年1月25日時点でのものになります。証券会社等の口座開設やキャンペーン利用の際には、各社公式ホームページの最新情報をご確認ください。

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