【2022年2月最新】楽天証券の米国株の手数料は高いの?大手他社と徹底比較!
(画像=PIXTA)

「楽天証券で米国株を買いたい!でも手数料が高いの?」
「楽天証券で米国株投資を始めたいけれど、ほかの証券会社との違いは?」

投資に使える楽天ポイントやお得なキャンペーンで人気の楽天証券。楽天証券は米国株の取り扱いも4,000銘柄以上と豊富です。日本株の手数料もプランによっては無料となっており、お得な楽天証券ですが、米国株はどうなのか気になる方もいるでしょう。そこで今回は、楽天証券の米国株の手数料を他社と徹底比較。ほかの証券会社にはない楽天証券の魅力もお伝えしますので、ぜひチェックしてください。

目次

  1. 楽天証券の米国株取引手数料は高いの?
  2. 楽天証券と他証券会社との米国株手数料を比較
  3. 楽天証券で米国株取引をする6つのメリット
  4. 楽天証券が向いている人とは
  5. 米国株の魅力とは?4つの特徴を紹介
  6. 米国株式投資のデメリット4点
  7. 米国株投資に必要な準備
  8. 米国株投資において手数料を節約するための方法4つ
  9. 米国株投資の証券会社選びのポイント5つ
  10. 米国株投資するならおすすめの4つの証券会社
  11. 米国株手数料が安い楽天証券で米国株デビューをしよう!
  12. 楽天証券についてよくあるQ&A

楽天証券の米国株取引手数料は高いの?

楽天証券の米国株取引手数料は高いの?

結論から申し上げますと、楽天証券の米国株取引手数料は、他社と比べ顕著に高いということはありません。約定代金が2.22米ドル以下の取引については無料となっており、負担なく取引できる金額に設定されています。

▽楽天証券の1取引あたりの手数料

約定代金手数料
2.22米ドル以下無料
2.22米ドル超 ~ 4,444.45米ドル未満約定代金の0.495%(税込)
4,444.45米ドル以上22米ドル(税込)

なお、楽天証券の米国株は、電話やインターネットなどの取引方法によって手数料が変わることはありません

楽天証券の最低手数料が0米ドルになった背景

「米国株は手数料負けする」という話を聞いたことがある方もいるでしょう。
以前は、各証券会社が設定する米国株の最低手数料は5.5米ドル(税込)となっており、売買の往復手数料として最低でも10米ドルが必要、という状態でした。

しかし、2019年の7月、マネックス証券を皮切りに、米国株の最低手数料の引き下げ競争が始まったのです。楽天証券においても米国株の最低手数料は5.5米ドル(税込)から0米ドルへと引き下げられました。2019年を境に手数料負けのリスクが軽減され、米国株に挑戦しやすい環境になったといえます。

米国上場ETF9銘柄の買付手数料も無料

楽天証券は米国上場ETF9銘柄の手数料も無料です。

2020年10月2日から新たに、AIビッグデータETF、フィンテックETF、ゲノム&バイオテクノロジーETFの3社を買付手数料無料で扱う株として追加しました。

▽楽天証券で手数料無料の米国上場ETF9銘柄

1. バンガード®・トータル・ワールド・ストックETF
2. バンガード・S&P 500 ETF
3. バンガード・トータル・ストック・マーケットETF
4. SPDR S&P 500 ETF
5. SPDR ダウ・ジョーンズ REIT ETF
6. SPDR ゴールド・ミニシェアーズ・トラスト
7. グローバルX AIビッグデータ ETF
8. グローバルX フィンテックETF
9. グローバルX ゲノム&バイオテクノロジーETF

米国上場ETFに挑戦したい方にも、楽天証券はおすすめです。

楽天証券と他証券会社との米国株手数料を比較

楽天証券と他証券会社との米国株手数料を比較

楽天証券の米国株手数料は、他社と比べ高いのか低いのかを検証しましょう。

為替手数料(1ドル当たり)取引手数料(税込)米国株取扱銘柄数
楽天証券25銭約定代金の0.495%
(0米ドル~22米ドル)
4,671銘柄
SBI証券片道のみ25銭約定代金の0.495%
(0米ドル~22米ドル)
5,002銘柄
(2021/12/29現在)
マネックス証券買付時:0銭
売却時:25銭
約定代金の0.495%
(0米ドル~22米ドル)
4,577銘柄
※2022年2月16日現在
※引用:楽天証券SBI証券マネックス証券

 

大手3社の証券会社はどこも取引手数料や為替手数料が安価で、米国ETF銘柄の取扱いも多いことがわかります。
楽天証券と、SBI証券やマネックス証券との違い、それぞれのメリットを比較してみましょう。

楽天証券とSBI証券の比較

楽天証券SBI証券
米国株の取扱銘柄数4,671銘柄5,002銘柄
売買手数料約定代金の0.495(税込)
0米ドル~22米ドル
業界最低水準
約定代金の0.495%(税込)
0米ドル~22米ドル
業界最低水準
為替手数料25銭片道のみ25銭
その他自社独自のサービス取引手数料の1%
楽天ポイントが付与
NISAへの対応
米国貸株サービス
口座開設
※2022年2月4日時点
※引用元:楽天証券SBI証券 公式サイトより引用

◎強みとメリットの比較

楽天証券SBI証券
強み為替手数料がスプレッドのみで取引可能取り扱い銘柄が多い
メリット楽天ユーザーの人はポイントがたまってお得長期間保有をするのであれば、貸株のサービスを検討できる
口座開設

SBI証券の特徴として楽天証券よりも米国株銘柄の取扱い銘柄数が豊富です。(2022年2月4日時点)売買手数料は楽天証券同様の業界最低水準であることがわかります。為替手数料について住信SBIネット銀行を利用している人は為替手数料を4銭にすることができ、加えて入出金手数料も無料です。

NISAへの対応が可能で税金がお得になることは楽天と同様ですが、米国株を貸すサービスの「カストック」という名前のサービスを提供しており、SBI証券に株を貸し出すことによる貸株金利を手に入れることができます。

楽天証券は、グループ内のショッピングやその他のサービスで使うことができる楽天ポイントが付与されるため、2社ともに投資によるメリットが得られるサービスを提供しています。

楽天証券とマネックス証券の比較

楽天証券マネックス証券
取扱銘柄数4,671銘柄4,577銘柄
売買手数料約定代金の0.495(税込)
0米ドル~22米ドル
業界最低水準
約定代金の0.495%(税込)
0米ドル~22米ドル
業界最低水準
為替手数料25銭片道25銭
その他自社独自のサービススマートフォンアプリで
米国株取引が可能に
米国株デビューキャンペーン有
口座開設
※2022年2月4日時点
※引用元:楽天証券マネックス証券 公式サイトより引用

◎強みとメリットの比較

楽天証券マネックス証券
強みスマートフォンアプリで米国株の取引ができる取引銘柄が多い
メリット楽天ユーザーの人はポイントがたまってお得米国株を初めてする人のキャンペーンがある
口座開設

マネックス証券では取扱いの銘柄が楽天証券とほぼ同等数の取扱いです。他にも、中国株などさまざまな外国株の銘柄を豊富に取り扱っています。

売買手数料も最低0米ドルからと楽天証券よりもお得に感じるものの、売却時には国内取引手数料以外に現地取引費用がかかるので、総合的にコストを検討する必要があります。約定代金は楽天証券と変わらず業界最低水準です。他の自社サービスとしては、マネックス証券では米国株デビューキャンペーンなどもやっているので公式ページをチェックしてみてください。

楽天でもiSPEEDというアプリを使ってスマートフォン1つで簡単に米国株を取引できるのが特徴です。

iSPEED
(画像:編集部作成)

どちらの証券会社も米国株の取扱いに関するハードルを下げ、初心者でもチャレンジしやすいようにしています。iSPEEDの口コミ・評判について以下の表を参考にしてみてください。

楽天証券「iSPEED」の良い評判・口コミ

イチチ1

★★★★★

米国株: 想像以上に便利 個人的にはマネックスのより好きです。トレーディング性は劣りそうですが、情報と使い勝手は楽天だと思います。

HTMUK

★★★★★

とにかく使いやすい 米国株もアプリで分かりやすく取引できるのも強み。 取引の参考になる指数、検索機能も申し分ない。 とにかく初心者にも使いやすいので、このアプリを使えるだけでも、楽天証券にする価値ありです。

めだか133

★★★★★

すごくいいです これはすごい。他社の口座もいくつか持っていますが、このアプリがダントツに使いやすいです。それでいてメチャクチャ多機能。 とにかく情報が多いのに使い勝手がいい。UIデザイナーさんが優秀ですねこれは。 板、四季報、チャートなど基本的な機能はもちろん、スクリーニングもアプリ内でできるし、ニュースの情報量も良い。おまけに楽天証券のYouTubeチャンネルにもリンクされている充実ぶり。 お気に入り銘柄も整理しやすく、メイン画面のカスタマイズもとても細かくできます。それでいて全体的に見やすくてとても良いです。

出典:Google Play プレビュー

楽天証券「iSPEED」の悪い評判・口コミ

アダロン

★★

預り金表示について 初心者ですが気になるところを・・・ ①外国株を購入時の拘束金←非常わかりにくかった。(同様の質問がサイト上にも多々あったが、改善の兆しは無いようでした)。『一時拘束金』等の項目があると安心すると思うのですが。難しいのかな? ②米国株の売却益について、日本国内課税分は預り金から引かれているようで焦った。←他の証券会社の説明からの推測なので、あってるかな? 中級者には常識なのかもしれないが、初心者には理解しにくい金の動きはストレス以外の何者でも無い。恐らく説明文の中には書いてあるのだろうが、質問の多い事項については、説明する側、受取り側で齟齬の無いような取り組みが不可欠と感じた。

すとーn

デイトレードには不向き 一度逆指し値で注文を出したあと、値の数字を変更しようとすると、なぜか同じ銘柄が2つあり非常に分かりづらい。売り注文を出している銘柄は買い増しができないのは致命的。 また、陽線陰線の色が変更できない。移動平均線も同様です。購買画面は文字がラクラクホンみたいに大きすぎます。そもそも機能を詰め込みすぎ、小さい画面でチャートの4画面表示は不要だし、サマリーとチャート画面は統合するべきでしょう。。チャートが小さいのだから、価格帯別出来高の表示はチャートに重なるように表示させて欲しい。 米国株は取引しないので、画面から非表示にできる設定を早急に付けて欲しいです。何が二刀流じゃ! 商魂たくましいですわ(笑 MaketSpeedは使いやすいですが、こちらはそれほどでもないですね。あえて良いところを上げれば、お気に入り銘柄が、MaketSpeedと連動していることですね。

ずんん

★★★

UIが古臭いかな… 評判が良かったので使ってみましたが 昔からのアプリを直し直し使ってる印象でした 少し使ってみた感じのリクエストをあげます。 約定照会のリストには日付が表示できてない デフォルトがフィルターなしで毎回1日分の表示しか出ないから遷移後すぐは何も表示されない 投資信託は表示されない それもあってトータルの資産管理の残高照会や損益が一覧できる表がない 通切り替えで損益をすぐ見ることができない 購入価格からの差益、入金額からのトータルの差益を見たい 大味のUIは高齢向けかな? あとサービス側の問題かもしれないけど条件付き購入の種類が少なすぎるOCO注文とか以下以上成行、リターン注文、色々やりたい あと外国株式のリアルタイムチャート表示はネットで見れば見れるから有料にして不便にする必要ないと思う どこまでがサービス側かわかりませんが 割り切らずに1つのアプリで完結したいです

出典:Google Play プレビュー

楽天証券で米国株取引をする6つのメリット

楽天証券で米国株取引をする6つのメリット

他社との比較をみてきましたが、取扱銘柄数や売買手数料を比較すると、楽天証券だけの特別なメリットが少ないように感じます。それでは、楽天証券は他にはどんなメリットがあるのでしょうか。

自社の手軽なアプリや楽天ポイントなどの特徴にも触れてきましたが、ここで具体的に楽天証券における米国株取引をする主なメリットを紹介していきます。

1.業界最多水準にそろった取扱銘柄

SBI証券やマネックス証券などの他社と比較をしてきましたが、楽天証券にもほかの大手の証券会社と同様、多くの銘柄を取り扱っています。さらに米国株式の中でもこれまで説明してきたETFやADRなどさまざまな銘柄があり、多種多様な銘柄の株を取り扱っているといった点も特徴の1つです。

個別の銘柄よりも、複数の銘柄に投資していきたいと考える人にも向いている証券会社でもあります。またネット証券の中での米国銘柄取り扱い数は業界No.1で、その数業界最多水準約4,670です。

iSPEEDというアプリを作るなどネット上で手軽に米国株取引ができることが、豊富な取扱銘柄があることと相まって楽天証券の魅力になっています。

2.約定代金が2.22米ドル以下の取引は手数料無料

楽天証券としてアピールポイントは、約定代金が2.22米ドル以下の取引に関して手数料が無料という点です。加えて楽天証券の指定のETFを購入すると手数料が無料になるというシステムもあるので、購入する株を工夫することで、手数料にかかる費用をかなり抑えることができます。

またインターネットや電話などの取引方法によって手数料が変わることはありません。そして、約定代金が2.22米ドル以上の場合でも、手数料には上限があり、その上限は22米ドルです。

3.楽天ポイントが使える米株積立

楽天では2021年12月26日から、米国株式も楽天ポイントによるポイント投資が可能となりました。これは、米株積立に(円貨決済のみ)楽天ポイントを利用して決済ができるもので、ポイントを利用することで自身の現金の出費を減らして米国積立を始めることができます。

楽天ポイントは、旅行やショッピングなどで気軽に貯まりやすいポイントです。米国株の取引に楽天ポイントを利用できることで、投資がまだよくわからない初心者でも楽天証券で米国積立を開始しやすくなりました。

また一度、ポイントの利用設定を行うと設定内容の通りに自動で利用されます。利用設定とは、1ポイント1円で利用することができ、全てのポイントを一気に使うことも可能ですが、1日あたり何ポイント、毎月何ポイントといった設定も可能です。そのため計画的な資産運用やポイント投資をすることができます。

楽天証券のポイント投資については以下の動画も参考にしてみてください。

楽天証券 - YouTubeチャンネルより

4.日米株同時に取引できる

マーケットスピード
(画像:編集部作成)

楽天証券では、マーケットスピードやiSPEEDという独自のアプリを用いて株を管理し、購入することができます。その中で日米株を同時に取引ができることも魅力の一つです。

マーケットスピードとは、PC用の取引ツールです。10種類以上のテクニカルチャートにより米国株式の取引をサポートします。iSPEEDは、スマートフォンアプリです。そのため、どこでも場所を選ばずスマホ一つで取引をすることができます。iOS、Androidどちらも対応可能なアプリです。株の注文だけでなく、ニュースやチャート、株アラート機能など、さまざまなサービスを搭載しています。

5.米ドル決済と日本円決済が選択可能

決済の際に米ドルまたは日本円を選択可能です。日本円での決済は株価や為替相場を注意しながら取引をすることで手数料がお得になることもあります。

しかし、日本円での決済は取引のたびに米ドルに交換するための手数料がかかるため、繰り返して米国株の取引を行う予定がある方は、米ドルでの決済がおすすめです。米ドルでの決済は、利益や損の確認がしやすいので、的確に投資の判断ができます。

6.超割コースのお得なポイントプログラム

楽天証券の超割コースは、取引手数料の1%、大口取引なら2%をポイントで得られるコースです。

このコースを選択すると、国内、外国両方の株式だけでなく、金、プラチナ、先物、オプション取引などの取引手数料もポイントで獲得できます。さまざまな取引でポイントが貯まるので、ポイントも貯めやすくお得なポイントプログラムです。

ポイントは「楽天ポイントコース」と「楽天証券ポイントコース」の2種類のコースから選べます。楽天ポイントコースは、ショッピングなど楽天グループ内で使用可能です。楽天証券ポイントコースは、「JMBマイル」と交換し、JALの航空券や楽天ポイントと交換することもできます。

楽天証券が向いている人とは

楽天証券が向いている人とは

楽天証券が向いている人とは、どんな人でしょうか。それぞれの特徴について解説します。

まずは少額から投資を始めてみたい人

楽天証券の「超割コース」というポイントが利用できるコースの特徴は、取引手数料がSBI証券と並んで安いことです。そのため、コストの負担を抑えて投資を始めることができます。さらに楽天ポイントを利用することもできる点から、これまで楽天グループのサービスを利用していた人が気軽に投資を始めることができるサービスです。

また楽天証券は、「いちにち定額コース」というコースも扱っています。このコースは1日の約定金額が100万円までなら取引手数料が無料になるというものです。楽天証券ではお得なプランを利用して少しずつ投資を始めることができます。

海外EFT投資をしてみたい人

楽天証券では、大手のSBI証券やマネックス証券よりも多くの米国ETFを取り扱っているところも特徴です。加えて、他の中国ETFやASEANのシンガポール、マレーシア、タイ、シンガポールの4ヵ国の海外ETFの取扱いがあります。SBI証券の9ヵ国に続いて、取扱っている国の数が多いです。

また、中国株に関しては取引上限手数料が楽天証券では5,000円と決められているので、多額の取引を考えている方は楽天証券がおすすめです。

米国株の魅力とは?4つの特徴を紹介

米国株の魅力とは?4つの特徴を紹介

最近投資家の間で注目されている米国株ですが、その魅力とはどのようなことでしょうか。理由は大きく分けて4つあります。「1株単位で株を購入することができる」「為替差益が生じることがある」「配当金が高い株式が多い」「長期的に右肩上がりの成長を続けている」という4点になります。

それぞれについて項目ごとに解説します。

1.1株単位で株を購入することができる

ミニ株やマネックス証券のワン株などの特別なサービスを除けば、国内株は基本的には100株単位で購入します。ということは、株を購入したいと考えても1株1万円の株価の株を購入したいならば、100株分の100万円を用意しなければ、国内株に投資することができないということです。

しかし、米国株は1株単位で購入することが可能です。そのため、手持ちの資産が少ない方でも気軽に米国株を購入し、米国株積立を開始することができます。日本人でも聞いたことがあるような「アップル」「ウォルト・ディズニー」「マイクロソフト」などの大手の会社への投資も気軽にできるのです。

2.為替差益が生じることがある

外国株のため、為替差益が生じることがあります。日本の円とアメリカの米ドルとの交換レートが為替レートです。

テレビやネットニュースで見かけたことがある方もいるかもしれませんが、この為替レートは常に変動しており、日本円を米国ドルに変えるタイミングによっては利益が発生することがあります。これが初めに述べた「為替差益」というものです。

為替差益を手に入れるには、円高のタイミングで米国株を始めるのがよいでしょう。しかし、為替レートによっては反対に損をする場合もあるので、為替レートの動きをしっかり見ておくことが必要です。

3.配当金が高い株式が多い

アメリカは日本よりも投資が活発です。さらにアメリカでは、多くの企業が利益を株主に還元する「配当金」を重視しています。

そのため、アメリカには日本と比較すると配当金が高い銘柄が多く、毎年継続して配当金が増える「連続増配」を達成している企業も多いのです。コカコーラやマクドナルドなど有名な企業が達成しています。

これらの企業は、2021年の8月の時点で、コカコーラは59年間、マクドナルドは45年間という長い期間連続増配を達成してきました。配当金が支払われる回数という点でも日本の多くの株が年2回であるのに対して、アメリカはその倍の4回という銘柄が多数あるほどです。

4.長期的に右肩上がりの成長を続けている

また前項でも述べたように、米国は投資が活発なため、米国株市場はこれまで長期的に成長し続けてきました。日本と比較すると、日本株市場のパフォーマンスは30年間ほぼ変わっていませんが、アメリカの株市場は30年の間でなんと約12倍も成長しているのです。

市場自体が成長しているので、平均的なパフォーマンスをあげるだけで市場の成長と共に資産が増えていきます。

米国株式投資のデメリット4点

米国株式投資のデメリット4点

米国株式投資のメリットを伝えてきましたが、反対にデメリットも紹介します。大きく分けてこちらも4点です。それぞれ項目ごとに解説していきます。

1.企業の情報が少ない

日本では、日本国内の情報はつかみやすいのですが、米国の企業等の情報は現地在住の人と比べて、入手しにくい状況です。ただ、対策として各証券会社が米国株のレポートを多く発行しています。

マネックス証券では4半期ごとの米国株厳選銘柄レポートBOOK、米国株ウィークリーレポート、月1回のオンラインセミナーなどがあります。SBI証券で発行しているのはモーニングスター社が提供する個別銘柄レポート、米国株式決算速報ニュース、米国の投資週刊誌バロンズの記事を厳選したレポートなどです。

また、楽天証券でも米国の投資週刊誌バロンズの記事を厳選したレポートを発行しているので、現地在住の方よりは劣るもののある程度の情報を手に入れることはできます。

2.下落のリスクがある

魅力の面で説明した為替には、リスクがあります。為替相場の下落によってリスクを負う可能性があります。これは米国株だけではなく、他の外国株や債券、外貨預金などの金融商品にも影響を与えるものです。

しかし、魅力の面でも説明したように利益になることもあるので、どちらに転ぶかはわかりません。どうなるか予想がしにくいものは、金融市場ではリスクとされています。

3.手数料が高い

この記事のテーマでもある手数料の高さが米国株の取引におけるデメリットの一つです。そのため各証券会社が米国株の売買手数料を安くしようとしています。2019年7月に各証券会社が売買手数料の引き下げをしており、最低取引手数料がなくなっています。これにより以前と比較するとかなり購入しやすくなりました。

4.日本株式投資よりハイリスクハイリターン

米国株は日本株よりもハイリスクハイリターンが基本です。しかし米国株は日本株と違い、説明したように1株から購入できるので、ハイリスクハイリターンの取引が怖いと感じる人は米国株の取引は、少額の取引から初めてみるのもよいでしょう。

米国株投資に必要な準備

米国株投資に必要な準備

手数料や扱う銘柄の数、自身の予定している投資資金などの条件から米国株を取り扱っている証券会社を選びます。そして、その証券会社に口座を開き、購入のために必要な米ドルまたは円貨を準備します。その後、取引可能銘柄から銘柄を選び、発注という流れです。

米国株投資において手数料を節約するための方法4つ

米国株投資において手数料を節約するための方法4つ

各証券会社で米国株取引の手数料を値下げする動きが見られています。そして2019年7月にはマネックス証券、SBI証券、そして楽天証券の大手3社がそろって最低手数料を0米ドルに下げました。その結果、他の証券会社でも手数料が格段に安くなったのです。

その中で特に手数料を節約する方法が4つあるので、それぞれ詳しく解説します。

1.取引回数を少なくする

取引回数を少なくすることが大切です。というのも、海外株取引では何度も取引をすると、そのたびに手数料がかかってくるからです。

そのため、米国株はなるべく少ない回数で、中長期的な取引をすることをおすすめします。デイトレードのスタイルでは、売買の往復で0.9%の手数料がかかるので手数料負けしてしまう可能性が高いです。

2.1度の買付金額を大きくする

以前は、大手3社(SBI証券、マネックス証券、楽天証券)における取引手数料は約定代金の0.495%で、最低手数料が約5米ドル~最高22米ドルと横並びになっていました。この場合、100米ドルで購入しても1,000米ドルで購入しても約5米ドルの手数料がかかります。この手数料が5米ドル以上となるのは、約定代金が1,110米ドル以上の時です。

これ以上の代金になると、手数料は0.495%になり、約定代金に応じて手数料が最大上限の22米ドルまで増えていきます。そのため、少額の購入はできますが、手数料を抑えるためにはまとまった金額の投資が理想です。

2019年7月の時点で実は大手3社の最低手数料は0米ドルとなっています。そのため少額取引の際に手数料負けすることはなくなりましたが、買い付け時の工夫の説明として記載しています。

3.4,445ドル以上の購入ならば割安に

前項で説明したように、最大手数料の上限が22米ドルのため、約定代金が4,445ドル以上になると手数料の割合が低くなりお得になります。例えば5,000米ドルの買い付け金額の時の手数料は、5,000×0.495%=24.75米ドルです。

その結果、手数料が上限の22米ドル以上となるので、最大上限額の22米ドルが適用となり、手数料は割安になります。

4.NISA口座を有効に活用する

NISA口座で米国株を購入すると、買い付け時の手数料が無料になるのです。NISAでの投資枠は決められており、年間120万円までです。したがって、年間120万円以下の投資を考えている方はNISA口座を使うことで、完全に手数料が無料で取引ができます。米国株での取引を少額で検討している方はこちらの方法がおすすめです。

米国株投資の証券会社選びのポイント5つ

米国株投資の証券会社選びのポイント5つ

ここまで米国株取引を取り扱っている証券会社をいくつか取り上げて説明をしてきました。その中でもどの証券会社がよいのかという証券会社選びのポイントを5つ紹介していきます。

1.取引手数料が安い

ここまで説明してきた通り、証券会社は米国株の手数料を安くしようと競合しており、2019年7月には最低手数料の5.5米ドル(税込)を大手3社は撤廃しています。海外株のデメリットとして大きいのが取引手数料のため、取引手数料の安さは重要です。

2.取扱銘柄数が多い

それぞれの証券会社が扱っている銘柄の多さも大切なポイントです。大手3社ではマネックス証券が約4,500銘柄、SBI証券が約5,000銘柄、楽天証券が約4,700銘柄と豊富です。さらに米国ETF銘柄についても3社とも豊富に取り扱っています。

3.注文受付時間

米国市場の取引時間は米国東部時間の9時半~16時と統一されており、時差のある日本では、23時~翌6時、サマータイムでは22時半〜翌5時となっています。

その市場取引に加え、現地時間の8時~9時半と16時~20時には時間外取引が行われます。その時間を加味すると、日本で米国株を取引できるのは通常時間で22時~翌10時です。

時間外取引ができるのがマネックス証券のみとなっていますが、時間外取引には売買価格の変動が大きくなるリスクもあるため、慎重に取引を行います。

4.注文方法の種類が豊富にある

注文方法も証券会社によってさまざまです。例えばマネックス証券では、通常の指値注文や成行注文だけでなく、逆指値注文やトレールストップ注文などさまざまな注文方法で米国株を取り扱っています。証券会社ごとに可能な注文方法が違うため比較検討が必要です。

5.特定口座(源泉徴収あり)に対応を確認

米国株の取引では、税金の関係で特定口座に対応しているかどうかも重要な証券会社選びのポイントです。米国株の税金計算に負担を感じる方は、特定口座に対応しているかどうかも確認する必要があります。

米国株投資するならおすすめの4つの証券会社

米国株投資するならおすすめの4つの証券会社

米国株投資ができる証券会社はさまざまです。ここからは、「楽天証券」「マネックス証券」「DMM 株」「SBI証券」の4つの証券会社について解説します。

1.楽天証券

楽天証券は、大手3大証券会社のうちの一つで、他に引けを取らない銘柄数や、最低手数料が0米ドルであることなど、魅力はさまざまです。ここでは楽天証券ならではの良いところを解説していきます。

手数料をポイントで還元できる

楽天証券は取引手数料をポイントで還元するというサービスを提供しています。これを超割コースといいます。通常は取引手数料の1%をポイントとして還元し、大口取引であれば2%をポイントとして還元します。

さらに、貯まったポイントは国内取引(現物・信用)でも利用することができ、米国株式、中国株式、それ以外の海外株取引にも利用することができます。

商品ラインナップ

また、豊富な商品ラインナップも魅力の一つです。NISAやつみたてNISA、国内株式、投資信託、外国株式、FX、個人債券など他社同様のサービスももちろんあります。

加えて、「楽ラップ」という1万円から始められるお任せ運用のコースや金、プラチナなどの価値が不変な商品が月々1,000円から購入できる安価なサービスも多数あるので、初心者でも始めやすい商品ラインナップが魅力です。

独自のサービス

他にも楽天証券ならではのサービスとして「マネーブリッジ」というものがあります。これは、楽天証券の口座と楽天銀行口座を連携することで利用できるサービスで、6つの機能やサービスを利用することができるようになります。

1つ目に優遇金利といって投資に用いる予定の貯金を楽天銀行の普通預金内に入れておくだけで、優遇金利が年に0.1%適用されます。

2つ目がスイープという自動入出金機能です。この機能により、楽天証券で株を購入する際に楽天銀行内の口座から、不足金額を自動で入金できます。取引がスムーズになるだけでなく、通常の入出金にかかる手数料が無料になるため、その点でもお得です。

他にも、「らくらく入出金」というワンクリックで銀行口座から楽天証券への入金ができるようになるものや、「ハッピープログラム」という取引に応じてポイントが付与されるものなど、さまざまなサービスがあります。

さらに「貸株サービス」や、前述したポイントサービスなどのサービスも提供しており、機能や魅力が豊富です。

米ドル買い付け手数料キャッシュバックキャンペーン

2021年12月30日16時から2022年3月31日16時までの期間に、楽天証券では米ドル買付手数料キャッシュバックキャンペーンをやっています。

このキャンペーンは、現在米ドル取引をしている方やこれから始める予定の方、米国取引に関する費用を抑えたい方、円高のタイミングで、事前に米ドルを用意してから取引をしたい方におすすめのキャンペーンです。キャンペーンにエントリーして、米ドル取引をした方にこのキャンペーン期間中の米ドルの為替手数料の相当額を全額キャッシュバックします。

これにより負担である為替手数料にかかるコストを削減することができますので、ぜひ利用してみてください。

マネックス証券

次におすすめの証券会社は、マネックス証券です。開設口座数は216万件(2022年1月4日時点)、お預かり残高は5.2兆円など人気を誇っています。そんなマネックス証券について、おすすめのポイントを解説していきます。

銘柄数が豊富

マネックス証券といえば、豊富な銘柄数が特長です。その数、2022年2月4日現在で4,500銘柄以上です。大手の銘柄だけでなく中小の銘柄も取り揃えています。

サービス

マネックス証券のサービスは4つです。

まず1つ目は、「時間外取引」です。立会時間に加えて、プレマーケット、アフターマーケットでも取引ができます。それにより最大で12時間も取引でき、突然の株の値動きにも対応ができるため、取引のチャンスを取り逃がしにくいサービスです。

2つ目は、注文方法が豊富である点です。逆指値、トレールストップ、ツイン指値など取引方法が多いため、有効に利用することができます。また、米国株の操作方法がわからず困ってしまう方のために、夜間に対応しているコールセンターもあるので安心です。

3つ目は、銘柄スカウター米国株です。これは、米国上場企業を分析するサービスです。このサービスは無料で利用でき、過去10年の米国企業の業績を知ることができ、分析結果をグラフ表示できます。

最後に、トレードステーションという米国株の取引専用スマートフォンアプリがあることです。スマートフォンでチャートスクリーンを見ることができ、発注もできます。

米国株手数料を最大3万円キャッシュバックキャンペーン

さらに楽天証券同様、マネックス証券でも米国株に関するキャンペーンを行っています。それは米国株の取引手数料を最大3万円キャッシュバックするという内容です。

米国株取引を始めるか迷っている方を後押しすることが目的で、期間は2021年1月5日~2022年2月28日までです。概要としては、外国株用の口座の初回入金日から20日の間に取引をした米国株の取引手数料を最大で3万円までキャッシュバックします。取引を始めようかと悩んでいる方はキャンペーンを利用して取引を始めるのもお得です。

\米国株買付時為替手数料無料!/

DMM 株

次に、DMM 株です。こちらはあまり触れてきませんでしたが、DMM 株も実は手数料が業界最低水準でお得に取引できます。項目ごとに分けておすすめポイントを紹介します。

米国株の取扱手数料が無料

DMM 株では、米国株式における取引手数料が約定代金にかかわらず一律0円です。為替手数料も1米ドルあたり25銭、さらに他の口座開設や入金などさまざまな手数料が0円で利用できます。

サービス

DMM 株で米国株を取引するときは、いくつかのサービスがあります。他社同様に自社専用の取引アプリを用意しており、初心者でもわかりやすい仕様です。また、初心者でも始めやすいように平日24時間のお客様サポートも行っています。

他にも、米国株式を信用取引の担保にすることができるため、米国株式に投資していた資金も保証金として計算されます。そして、米国市場は情報を入手しにくいことがデメリットですが、DMM 株では米国株式や、世界の経済情報についての情報を投資のレポート誌「バロンズ・ダイジェスト」で提供しており、購読料は無料です。

DMM株
(画像:編集部作成)

SBI証券

最後に、SBI証券です。SBI証券は国内取引の個人取引シェアNo.1を誇ります。投資初心者向けの定額プランやポイントサービス、投資経験者向けの幅広いラインナップ、安価な手数料などのサービスを提供している証券会社です。このSBI証券について最後におすすめポイントを紹介します。

国内最大手のネット証券会社のひとつ

SBI証券が扱っているのは、アメリカ株以外にも多くの外国株です。香港、韓国、ロシアや、東南アジアのベトナム、マレーシア、タイ、インドネシア、シンガポールなどのASEAN諸国の株式も取り扱っています。その数は合計9ヵ国です。世界各国に分散投資できます。

サービス

SBI証券で提供しているサービスもさまざまです。顧客の用途に合わせた多種多様な入金方法があります。即時入金、振替入金、SBIハイブリッド預金リアルタイム入金などです。また特定口座の取扱もあります。

そして、他の証券会社で取り扱っている外国株式やETFをSBI証券へ預けたり出したりすることができる移管入出庫サービスも行っています。

買付手数料全額キャッシュバックキャンペーン

そしてこちらのサービスはすでに2021年11月30日で終了していますが、SBI証券のアプリを利用し米国株取引をすることを勧めるキャッシュバックキャンペーンを行っていました。

国内株式を保有している方がSBI証券の米国株取引アプリで「円貨決済」指定で取引を始めると、買付にかかった手数料がキャッシュバックされるという内容です。今後もこのようなキャンペーンを行う可能性もあるので、米国株取引を始めようと検討している投資家の方はチェックしてみてください。

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米国株手数料が安い楽天証券で米国株デビューをしよう!

米国株手数料が安い楽天証券で米国株デビューをしよう!

ここまで他社と比較しながら楽天証券について説明してきました。楽天はショッピングや旅行などで簡単に貯めることができるポイントを利用して投資をすることができます。またiSPEEDという操作が簡単なスマートフォンアプリを利用でき、手数料も業界最低水準であるため初心者にはおすすめの証券会社です。

投資を始めたいという方向けのキャンペーンもやっているので、楽天証券で投資を始めてみてはいかがでしょうか。

楽天証券についてよくあるQ&A

楽天証券についてよくあるQ&A

最後に楽天証券についてよくある質問をまとめましたので、参考にして下さい。

米国株はいくらから買えるのでしょうか?
米国株は1株単位から購入することが可能で、多くの場合は数万円から購入することができます。
米国株の手数料はどのくらいかかりますか?
大手ネット証券会社のSBI証券、楽天証券、マネックス証券の取引手数料は基本的に約定代金の0.495%(税込)となっています。為替手数料に関しては、1ドルあたり25銭が多いのですが、マネックス証券であれば買付時の為替手数料はかかりません。
米国株は日本円とドルのどっちで購入した方がよいのでしょうか?
日本円での決済は取引をするたびに米ドルに交換するための為替手数料がかかります。そのため、繰り返して米国株の取引を行いたい方は、米ドルでの決済がおすすめです。
楽天証券の取引手数料は他の証券会社と比べて高いですか?
大手のSBI証券、マネックス証券と比較すると売買手数料は横並びで、最低は0米ドル〜最高22米ドル、基本的に約定代金の0.495%(税込)となっています。そのため楽天証券が特別高いわけではなく、手数料のみの比較なら横並びです。
SBIの米国株の手数料はいくらですか?
SBi証券の米国株の取引手数料は約定代金の0.495%(0米ドル~22米ドル)で、為替手数料は片道のみ1ドル25銭です。
楽天証券の口座は誰でも開設可能ですか?
楽天証券は「日本在住」で「本人の申請」があれば口座開設はできます。しかし例外として、暴力団員や反社会勢力に当てはまる人は確実に口座審査に落ちます。それ以外にも金融会社や銀行関係の役員や従業員も審査に落ちる可能性が髙めです。
楽天証券の口座開設までの日数はどれくらいですか?
スマートフォンで本人確認ができるeKYCというものを2020年5月17日より採用しており、このおかげで最短で翌営業日に口座開設が可能になりました。
楽天証券の口座開設に必要な物を知りたいです。
本人確認のための書類(運転免許証、もしくは個人番号カード)と本人の顔写真の提出で口座開設が可能です。
楽天証券の投資に楽天ポイントを使えますか?
楽天グループを利用して貯まったポイントで、投資をすることが可能です。これにより現金を使わず気軽に投資デビューすることができます。
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