明石

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 花火大会の見物客11人が犠牲となった兵庫県明石市の明石歩道橋事故の発生から16年となる21日、事故を教訓に安全安心の意識を高めるシンポジウムが、明石駅前再開発ビルの「あかし市民広場」(大明石町1)で開かれる。災害などを含めた不測の事態に個人や地域でも対応できるよう、遺族の講演や市民を含めたパネル討議を行う。

 まちづくりグループや若手商業者らが初めて企画。同市が市制施行100年となる2019年を控え、いずれも01年に発生した同事故や大蔵海岸砂浜陥没事故と真正面から向き合うことで、安心安全に備える意識を市民の中に根付かせ、新たな100年の礎となることを狙っている。

 開催に向けては、次男智仁ちゃん=当時(2)=を亡くした下村誠治さん(59)=神戸市垂水区=が理念に共感。4月から会合に参加し、事故当時の様子を伝えるとともに、シンポの方向性などの相談に助言するなど協力してきた。

 シンポでは、下村さんが「考えよう、拡げよう 安心・安全文化-強く結び付いた地域コミュニティーの必要性」と題して講演。その後、同市連合PTA副会長の吉川由祐さんと、同市で子育て中の主婦船岡智美さんがパネリストに加わり、「本当の安心・安全とは? -明石が目指す安心・安全なまちの姿」をテーマに討議する。

 企画の中心となった会社役員柿野真吾さん(34)=北王子町=は「事故はつらい歴史だが、タブー視せず議論することで、将来につながるシンポジウムにしたい」と話していた。午後6時~7時半。無料。柿野さんTEL090・5979・0530

(藤井伸哉)

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