明石

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菅原明朗さん
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菅原明朗さん
ふるさと資料コーナーに置かれた稲垣稔さんの譜面=あかし市民図書館
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ふるさと資料コーナーに置かれた稲垣稔さんの譜面=あかし市民図書館
稲垣稔さん(冨森幸一氏撮影)
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稲垣稔さん(冨森幸一氏撮影)

 兵庫県明石ゆかりの音楽家2人の遺族が寄贈した貴重な譜面や資料が、あかし市民図書館(大明石町1)に展示されている。明石を拠点に世界で活躍したクラシックギタリスト稲垣稔さんが所有していた譜面や、明石生まれで戦前から1980年代まで管弦楽や宗教音楽を作曲した菅原明朗さんの自筆譜(複写)など計約1400点で、同図書館の開館で気軽に閲覧できるようになった。同図書館でしか見ることができない資料も含まれている。

 郷土資料や行政の刊行物が並ぶ同図書館の「ふるさと資料コーナー」には、スペインなどで出版されたギターの楽譜と、稲垣さんのプロフィルが書かれたパネルが最前列に展示されている。2013年に稲垣さんが54歳で亡くなった後、自宅などに残された譜面約1300点について遺族が「多くの人に見てもらって活用してほしい」と市に寄贈を希望。市は著作権の処理や閲覧のルールの検討も踏まえ、今年1月の同図書館オープンに合わせた展示を決めた。

 菅原明朗さんの自筆譜など63点は市立文化博物館(上ノ丸2)が遺族から寄贈を受けていたが、閲覧希望者は事前申請しないと見ることができなかった。市はより多くの人に見てもらおうと譜面を複写。同コーナーにファイルを置き、交響写景「明石海峡」など代表作も気軽に見ることができるようになった。弟子や研究者、演奏家らが何度も訪れ、じっくりと譜面を読み込んでいるという。

 市本のまちづくり担当課の前園直孝課長は「明石に偉大な音楽家がいたことを多くの人に知ってもらえれば」と話している。(吉本晃司)

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