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満1歳までの乳児の保護者らに無償で貸し出している「ベビーシート」=明石市田町2
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満1歳までの乳児の保護者らに無償で貸し出している「ベビーシート」=明石市田町2

 明石交通安全協会(兵庫県明石市田町2)が明石市の委託を受けて続けている「ベビーシート」の無償貸し出しが、今年で17年目を迎えた。これまでの貸出件数は8千件を超えており、同協会は「初めに乗った赤ちゃんが高校生になっていると思うと、感慨深い。管理などに手間はかかるが、子どもを事故から守るために続けたい」としている。

 ベビーシートは、おおむね1歳未満の乳児が車に乗る際、座席に取り付ける。2000年の道交法改正で、6歳未満の子どもに対してチャイルドシート(ベビーシート含む)の装着が義務化され、県交通安全室によると、改正後は貸し出しや購入費助成に取り組む自治体などもあったが、現在も継続しているケースは珍しいという。

 同市では01年4月から貸し出しをスタート。同市在住で、運転免許を持つ保護者を対象に、子どもが満1歳の誕生日を迎えるまでの期間、無償で貸し出している。貸出台数は初年度が最多の695件に上り、近年は400~420台程度で推移している。

 貸し出しを続ける中で、壊れたり、返却されなかったりするシートもあり、台数は年々減少。それでも、「少しでも清潔感のあるものを」と、シートのシミや汚れを落とし、故障箇所を自分たちで直すなどして使い続けている。

 利用した同市の女性(36)は「子どもが生まれて一番お金が必要な時なので、ありがたい。ママ友にも借りている人が多く、みんなすごく助かっている」と話していた。

 貸し出しは予約制で、出産予定日の約2カ月前から予約できる。安全に使ってもらうために、事前に正しい取り付け方法などを学ぶ講習を開いている。同協会TEL078・923・1883

(奥平裕佑)

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