明石

  • 印刷
ため池のオニバス(右下)を観察する参加者=明石市大久保町西島
拡大
ため池のオニバス(右下)を観察する参加者=明石市大久保町西島

 絶滅の恐れがある水生植物「オニバス」について、生態などを学ぶ観察会が27日、兵庫県明石市大久保町西島の西島新池などであった。親子連れや地域住民ら約150人が、直径1メートルを超える葉を直接観察し、農業を支えるため池に生息する希少生物に親しんだ。

 オニバスはスイレン科の一年草で、環境省のレッドリストで絶滅危惧2類に指定。明石は全国的にも有数の群生地という。観察会は、農業や水利組合関係者やらでつくる「西島ため池協議会」が、毎年開催しており今回で20回目となった。

 観察会に先立ち、江井島コミセン(江井島中学校内)で講演会を実施。神戸大学の角野康郎教授が、兵庫県のため池数が全国的に突出していることを紹介し、農業用の貯水機能に加え、洪水防止やオニバスなど多様な生態系の源泉となっていることを解説した。その上で、「地元の人は気づきにくいが、地域の宝として次世代に伝えてほしい」と訴えた。その後、コミセン近くの西島新池に移動し、兵庫・水辺ネットワークの碓井信久さんらが特徴を解説した。

 参加した二見中学校3年の女子生徒(15)は「貴重な生態系が残っていてすごい。大切にしたい」と話していた。(藤井伸哉)

明石の最新
もっと見る

天気(11月25日)

  • 13℃
  • ---℃
  • 0%

  • 11℃
  • ---℃
  • 10%

  • 13℃
  • ---℃
  • 0%

  • 13℃
  • ---℃
  • 0%

お知らせ