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布団太鼓とともに収納庫の完成を喜ぶ住民ら=明石市西新町3
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布団太鼓とともに収納庫の完成を喜ぶ住民ら=明石市西新町3

 兵庫県明石市王子地区にある布団太鼓の収納庫が西新町3の山陽電鉄の高架下に完成し、10日、住民らによる祝賀会が開かれる。布団太鼓も修繕が重ねられ、布団屋根の正面には王子神社の「御幣」が飾り付けられた。住民らは「布団太鼓が、子どもから高齢者まで集うまちのシンボルになれば」と願っている。

 王子地区の布団太鼓は2014年、二見町東二見の「仲の町」地区から譲り受け、翌年から王子神社の秋祭りで地区内を巡行している。

 譲り受けた当初は太鼓を載せている「泥台」などに傷みが目立っていたが、作り直したり、金具を取り換えたりして修理してきた。今年も龍などが彫られた「狭間」をリフォームし、布団台や四本柱の漆を塗り替え、修繕は一段落ついたという。

 しかし、高さ3・5メートル、最上段の布団2メートル四方の布団太鼓を収納する場所がなく、これまでいくつかに分解したうえで地元の民家などに保管していた。祭りなどで組み上げるたびに時間も労力も掛かっていたという。

 今年に入り、山陽電鉄の高架下の一部が地元のまちづくりのために活用できることになり、王子まちづくり協議会が西新町3に防災施設を設けるのに合わせ、布団太鼓収納庫も造った。建設費は住民などから寄付を募り、収納庫を小型にするなどして費用を抑えたという。

 王子まちづくり協議会会長で布団太鼓保存会会長も務める藤本庸文さん(67)=西新町=は「住民の力を結集してようやく収納庫ができた」とし、来月14、15日に開かれる秋祭りは「幅広い世代が参加できる祭りになるのでは」と期待している。

 完成祝賀会は午前10時半から。藤本さんTEL090・3464・4371

(吉本晃司)

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