明石

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市役所の移転候補地から除外された上ケ池公園=明石市小久保1
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市役所の移転候補地から除外された上ケ池公園=明石市小久保1

 建て替えや移転が検討されている明石市役所(兵庫県明石市中崎1)について、市が候補の4地域からJR西明石駅周辺を除外する方針を固めたことが15日、分かった。市有の公園などを転用する案があったが、防災拠点となっていることや利用率が高いことなどから断念した。現在地、明石駅周辺、大久保駅周辺の3地域については建物の規模や使用する土地の具体案を示した。

 市議会新庁舎整備検討特別委員会で、市が明らかにした。市役所は老朽化や耐震性の問題があり、市は候補地として、現在地と明石、西明石、大久保各駅周辺の徒歩圏内を示していた。

 西明石駅周辺は、上ケ池公園(小久保1)や市公設地方卸売市場(藤江)が候補だった。市側は除外の理由として、同公園が地域防災公園となっていることや土日祝日の多目的広場の利用率が85%を超えていること、卸売市場は「明石の台所」として食品流通を支えていることなどを挙げた。両施設ともに、代替施設を整備するには財政負担が大きく、現実的でないとした。

 市は新庁舎の床面積を現在の約2万2600平方メートルから2万平方メートルにスリム化する方針で、建て替え事業費は116億円を想定している。現在地では、敷地の半分に16階建てのビルを建築し、1~10階部分を行政施設に11階以上を住居やオフィスなどの民間施設とする案を示した。残り半分の土地は売却し、財政負担の軽減を図る。

 明石駅周辺の案は、明石駅前立体駐車場(山下町)を解体し、約1万平方メートルの床面積を確保し、残りは民有地の購入や借地を検討する。大久保駅周辺の案では、取得予定の日本たばこ産業(JT)の工場跡地(大久保町大久保町)の一部を活用する。この両案では、現庁舎の敷地は全て売却する方針で、現状では約30億円が見込まれるという。

 また市は来年1月、防災▽都市計画▽建築▽都市経営・都市政策-などの専門家5人程度でつくる有識者会議を設置。7月までに3回の会合を開き、助言を求める。(藤井伸哉)

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