明石

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校門近くで子どもたちの通学を見守る警備員。校舎の壁には防犯カメラ(左上)が設置されている=中崎小学校
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校門近くで子どもたちの通学を見守る警備員。校舎の壁には防犯カメラ(左上)が設置されている=中崎小学校

 兵庫県明石市内の小学校で2014年度から進められていた校門の防犯カメラとセンサーの設置が8月に完了し、2学期から全28校で運用が始まっている。モニターを通じ、教職員ら複数の人の目で常時、校門付近を見ることができるようになり、不審者に対する抑止力も期待されている。

 防犯カメラは、各小学校で通常使用する校門付近に設置。台数は学校ごとに異なり、28校で107台が稼働している。映像は校門近くの警備室や職員室、コミュニティ・センターなどにあるモニターに映し出され、多数の目に触れることで監視を強化している。

 映像は録画されており、プライバシーに配慮するため一定期間を過ぎると消去するなどの運用基準を定めているという。

 市教委は、05年に市内で発生した女子中学生切りつけ事件などをきっかけに、防御能力が未熟な小学生や園児を守るため、06年から警備員を各小学校に2人配置した。地域住民らが登下校時に交差点などに立つ「スクールガード」もつくり、17年5月時点で約5千人が登録している。

 防犯カメラ設置の効果について、市教委事務局の村田充次長は「校門の周囲にカメラの存在を掲示しているので、不審者に対して一定の抑止力が期待できる」とし、「警備員や教職員がいない夜間でも、センサーが不審者を検知すれば警備員がすぐに駆け付ける」と説明する。14年には、児童に大きな声を出しながら校門付近をうろつく不審者が、カメラの映像で後日特定された事例があったという。

 カメラ設置で市教委は警備員を2人から1人に減らした。村田次長は「安全対策をどこまで充実させるかは議論があるだろうが、子どもたちや保護者の安心を常に考えていきたい」と話している。(吉本晃司)

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