明石

  • 印刷
2021年3月に閉校となる市医師会准看護高等専修学校=明石市鷹匠町
拡大
2021年3月に閉校となる市医師会准看護高等専修学校=明石市鷹匠町

 兵庫県明石市医師会が運営する准看護高等専修学校(同市鷹匠町)が2021年3月に閉校することが22日、分かった。卒業後に同医師会会員の医院で働く人の減少や教員確保の難しさ、近隣地域に看護師を養成する学校があることなどから、学校側は「役割を果たした」とし、半世紀の歴史に幕を閉じる。

 准看護師は都道府県知事が発行する免許で、医師や国家資格の看護師の指示に従った業務を行う。同校は1970年、市立市民病院の敷地内に設立。2年制で、1学年の現在の定員は50人。通学者は明石や神戸、加古川が中心で、30~40代の学生も多くいるという。講師は、同市医師会会員の医師や看護師らが務めている。

 開校当初は、医院で働きながら資格を取り、その医院で准看護師として働く人が多かったが、近年は数人単位までに減少。看護師への道を選ぶ人も多く、医師会への貢献度が減っていた。看護師を養成する大学や専門学校が市内に複数あり、幅広いカリキュラムを指導する教員の確保も負担に。校舎も老朽化しており、閉校を決めた。これまでに約2500人が卒業しており、来年4月入学の50回生が最後の学年になるという。

 一方、同市は准看護師のニーズ減少や、補助金を出していない他の資格の専門学校などとの公平性を理由に、補助金を減額。18年度は全廃する意向を示しているが、学校側は「補助金カットの影響は、閉校と全く関係ない」としている。(藤井伸哉)

明石の最新
もっと見る

天気(5月22日)

  • 26℃
  • ---℃
  • 10%

  • 30℃
  • ---℃
  • 10%

  • 29℃
  • ---℃
  • 0%

  • 28℃
  • ---℃
  • 0%

お知らせ