明石

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光赤外線望遠鏡の仕組みなどが紹介された講演会=明石市大明石町1
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光赤外線望遠鏡の仕組みなどが紹介された講演会=明石市大明石町1
完成した光赤外線望遠鏡=兵庫県播磨町新島(撮影・風斗雅博)
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完成した光赤外線望遠鏡=兵庫県播磨町新島(撮影・風斗雅博)

 南米チリのチャナントール山(5640メートル)の山頂にある「東京大学アタカマ天文台(TAO)」に設置する世界最高水準の光赤外線望遠鏡完成を記念した講演会が28日、兵庫県明石市大明石町1のあかし市民広場で開かれた。同市出身の上塚貴史・東大特任研究員らが望遠鏡の仕組みなどを解説。市民ら約300人が、銀河や宇宙のロマンに触れていた。

 同望遠鏡の設置は、東大天文学教育研究センターが1998年から進めている。講演会は、望遠鏡の本体が播磨町の工場で完成したことから同センターが主催。明石市立天文科学館の井上毅館長や、同館の人気キャラクター「軌道星隊シゴセンジャー」のシゴセンジャーレッド、悪役のブラック星博士も登場した。

 講演した上塚研究員は、同望遠鏡用赤外線カメラの設計開発を担当している。プロジェクトの経過や、砂漠地帯にあるアタカマ天文台周辺の様子などを説明。コップや水、ポリ袋などを使って、赤外線の特徴を紹介した。また、同望遠鏡の大型精密部品の加工で、明石市に本社を置く金属切削加工の「きしろ」が協力したことなどに触れ、「明石生まれの望遠鏡を使い、赤外線観測に最高の環境で銀河や惑星、宇宙の起源に迫っていきたい」と意気込みを語った。

 東大の田村元秀教授の講演もあり、集まった天文ファンらは熱心に耳を傾けていた。

 同望遠鏡は来年初めにも試験運用を始める計画で、上塚研究員は「明石は天文学への興味が高い地域だと感じている。ぜひ、プロジェクトを応援してほしい」と話していた。(奥平裕佑)

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