明石

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公開講座の打ち合わせをする登壇メンバー=明石市東仲ノ町
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公開講座の打ち合わせをする登壇メンバー=明石市東仲ノ町
「死には、ひとりひとりドラマがある。そこにひかれる」と話す溝渕雅幸監督=神戸市中央区
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「死には、ひとりひとりドラマがある。そこにひかれる」と話す溝渕雅幸監督=神戸市中央区
映画「四万十 いのちの仕舞い」の一場面(ディンギーズ提供)
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映画「四万十 いのちの仕舞い」の一場面(ディンギーズ提供)

 高齢化が進み、年間の死者は130万人を超える「多死社会」を背景に、自宅でのみとりを推進しようと、国は在宅医療の担い手を増やす取り組みを進めている。最期をどこで迎えるのか。考えるきっかけになりそうな催しが2月、相次いで開かれる。(片岡達美)

 2016年の国内死亡者のうち76%が医療機関で亡くなり、自宅は13%にとどまる。こうした状況で「どうすれば最期まで安心して在宅で過ごすことができるのか?」をテーマに、医療・介護関係者が参加する公開講座が11日午後1時半~4時、アスピア明石(兵庫県明石市東仲ノ町)の北館7階で開かれる。

 がん患者と家族でつくる「ゆずりは明石」主催。同市を中心に在宅医療に携わる清水メディカルクリニック(松が丘2)の清水政克副院長(44)が、東播磨の状況を踏まえながら、都市部での在宅医療の現状について問題提起。病院と自宅でそれぞれの有利、不利や、末期がん患者の在宅医療の現状などについて話す。続いてケアマネジャーや行政書士も加わって意見交換。要介護認定や医療費、成年後見制度など聴講者の疑問にも答える。

 「どんな状況でも最期まで家で暮らしたい気持ちがあれば手だてはある」と清水さん。「在宅医療をより具体的にイメージしてもらえるよう、材料を提供できたら」と話す。

 参加費700円。事前申し込みは不要だが、当日先着120人。ゆずりは明石TEL080・4822・1331(平日午前10時~午後3時)

   ◇   ◇

 ドキュメンタリー映画「四万十 いのちの仕舞い」が10日から、元町映画館(神戸市中央区元町通4)で上映される。高知県四万十市の小笠原望医師(66)は週2日、自宅や施設で療養中の患者を訪問診療。病状が急変すれば早朝、深夜でも駆け付ける。患者の話に耳を傾け、家族の要望にもできる限り答え、信頼も厚い。

 監督の溝渕雅幸さん(55)は「仕事が使命、というより、むしろ楽しみに見える。そこに魅力を感じた」という。また、「映画の印象は都心か、郡部かといった地域差や家族の状況により異なるだろう。ただ、誰にも訪れる死について考えるきっかけになれば」と話した。

 23日まで。元町映画館TEL078・366・2636

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