明石

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寄付に添えられた手紙=明石市貴崎1
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寄付に添えられた手紙=明石市貴崎1

 拝啓  明石市社会福祉協議会(市社協)に寄付を続けるあなたへ

 初めまして。突然のお手紙、失礼します。市社協の職員さんから、あなたが2005年10月から12年半、寄付を続けていると聞きました。今年2月15日に届いた144回目で、計139万5千円となったそうですよ。

 同封されている手紙は、《前略 福祉に役立てて下さい》という短い言葉と金額、日付けだけ。

 消印は「明石」。金額は5千円~1万5千円と月によって違うそうですが、ほぼ毎月寄付を続けられたのですね。

 職員さんは「毎月欠かさず、送ってくれる人はいない」と、とても感謝しています。

 安心してください。あなたの思いは伝わり、市社協内の「善意銀行」に預け、明石市内の福祉施設やボランティアグループに届けられています。ただ、職員さんが声をそろえるのは、「一体どんな方だろう? 一目会って直接お礼がしたい」ということです。

 そんなあなたの人となりが感じられたことが一度だけありました。142回目の寄付となった昨年12月13日のこと。約2カ月前に発生した大蔵中町の商店街「大蔵市場」の火災について、手紙が添えられていました。

 《優しく分け隔てなく、(子どもたちを)見守って下さった大蔵地区にとても感謝》

 《市場の魚のおいしかったこと。主人は魚釣りに 毎日曜日は家族で魚釣りが日課になりました》

 《心ばかりですがお見舞いをと同封しました》

 これらの言葉とともに、「善意銀行1万円」「市場の人たちへ5千円」と記されていました。

 このような文面に、職員さんは「子育てを終えられた女性かな」などとあなたの顔を思い浮かべています。「公表しないので、そっと会いに来てほしい」とも話しています。

 この記事を読まれることがあれば、職員さんに連絡してほしいのです。市社協TEL078・924・9105です。

 そして、温かい気持ちをずっと送り続けてきたあなたに、私もお会いしたいです。

       敬具

神戸新聞明石総局 藤井伸哉

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