明石

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思い出の品や未来の自分に宛てた手紙をロッカーに収める児童=明石市大久保町ゆりのき通3
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思い出の品や未来の自分に宛てた手紙をロッカーに収める児童=明石市大久保町ゆりのき通3

 卒業に際し、思い出の品や手紙をタイムカプセルに詰め込み、学校の庭へ……ではなく、教室のロッカーにしまう学校がある。兵庫県明石市の大久保南小学校だ。6年生187人が19日、それぞれ思いを込めた品を学校のロッカーに封じ込めた。開封は、8年後の成人式の日。

 一風変わった手法は、今年度で定年を迎える内藤聡校長(60)の発案だ。

 99年に開校した同校は手狭でタイムカプセルを埋める土地がない上、土の中に埋めた別の学校では、せっかくの品が水浸しになることもあった。

 このため4年前、地域の特徴や歴史を紹介する「ゆりのきミュージアム」を空き教室に開設し、ロッカーをタイムカプセルとして活用する方法を思いついた。ロッカーはクラスごとに板でふたをし、金具で固定している。

 この日、児童らは20歳の自分に宛てた手紙をクリアファイルに入れてロッカーに収めた。クラスごとに持ち寄った品も一緒に入れ、全員のイラストや名前を描いたカラフルな板でふたをした。

 6年5組の男児(12)は「手紙で、未来の自分にエールを送りました」と満足げ。別の男児(12)は大好きな野球のボールにクラスメートのサインを集めた。「将来誰かがスターになってるかもしれんから」

 5組は自分の秘密を記した紙をカプセルに入れた。女児(12)は「何を書いたか? 今は秘密」とはにかんだ。(勝浦美香)

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