明石

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競りの様子を撮影する映画の撮影スタッフと牧村英里子さん(左端)=明石市岬町
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競りの様子を撮影する映画の撮影スタッフと牧村英里子さん(左端)=明石市岬町

 兵庫県明石市生まれのピアニスト、牧村英里子さんの演奏活動や人々との交流などを撮影しているデンマークのドキュメンタリー映画撮影スタッフが28日、同市を訪れ、明石浦漁協(岬町)での競りや、見学する牧村さんらを撮影した。

 牧村さんは、ピアノ演奏に演劇的要素を取り入れた「コンサートパフォーマンス」を確立し、欧州を中心に活躍している。

 時と海をテーマにした神戸新聞明石版の連載をまとめた「あかし本」を原案に、昨年秋からコンサートパフォーマンス「ときはいま」の公演を始めており、31日には中崎公会堂(相生町1)で「明石沖に漂う之巻」を上演する。

 ドキュメンタリー映画は、2015年夏にデンマークで牧村さんの公演を見た同国の映画監督ヤニック・スプリズボエルさん(53)が、カメラマン、音響スタッフとともに17年夏から撮影している。

 牧村さんについてスプリズボエルさんは「ピアノの世界だけではなく、いくつもの世界に関わろうとする姿に感銘を受けた」という。

 スタッフは、次々と競りにかけられる魚や、独特の口調とリズムでさばいていく競り人などを撮影。魚を仕分ける人や漁協近くの路地なども撮影した。

 漁協の競りは「東京の築地よりも人間的な部分があり、イタリアのシチリアに来たような開放感がある」と感じたという。

 映画は20年の完成を目指している。スプリズボエルさんは「(牧村)エリコの多様性に満ちた生き方を掘り下げるような作品にしたい」と話し、明石や神戸はもちろん、国際フェスティバルでも上映したいとしている。(吉本晃司)

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