明石

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剛ノ池を囲むサクラ並木=明石公園
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剛ノ池を囲むサクラ並木=明石公園
早くも花見客でにぎわっていた=明石公園
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早くも花見客でにぎわっていた=明石公園
神戸新聞NEXT
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 兵庫県明石市の明石公園のサクラがもうすぐ満開になりそうだ。29日は五分咲きほどだったが、同公園によると、順調にいけば恒例の「さくらまつり」(4月1~8日)の開催期間が満開と重なりそうだという。過去6回のうち、開催中に満開となったのは3回。確率は五分五分。さて今年はどうなる?(小西隆久)

 明石公園にはソメイヨシノ約千本が植えられ、1990年に「日本さくら名所100選」に選ばれた。

 同まつりは、サクラの時期に公園の来訪者をもてなそうと2012年度から始めた。今年が7回目だ。

 公園管理課によると、過去6回のうち、まつりの期間中に満開を見られたのは14、15、17年度の3回。

 第1回の12年度は寒の戻りで開花が4月5日と遅く、まつりが開催された7、8日は三~五分咲きだった。逆に第2回の13年度は満開を迎えるのが早く、強雨も影響してまつり期間中は散り始めていた。

 だから担当者は毎年、開催時期を決めるのに頭を悩ませる。

 神戸地方気象台に問い合わせたり、樹木医に相談したりしているが、「まつりの期間中に満開が重なるかどうかは運次第」というのが経験知。「でも、来てもらうからにはよい状態で見てもらえるよう手を尽くしたい」と話す。

 今年、明石公園でサクラが開花したのは27日。28日付本紙朝刊でも紹介したように、大阪、神戸、姫路よりも数日遅れたので、少しゆっくりと楽しむことができそうだ。神戸地方気象台によると、4月5日までは好天が続きそう。

 同まつりは午前10~午後4時。来年、築城400年を迎える明石城で巽、坤両櫓の一般公開(1、7、8日)やステージイベント(同)がある。よろいかぶとの試着体験(8日)と武蔵の庭園呈茶野点(7、8日)も。明石公園TEL078・912・7600

■イベント中の「満開」、理由さまざま

 世の中にたえて桜のなかりせば-(古今和歌集)

 サクラの開花に左右されるのは人の心だけではなく、花をめでるイベントも同じ。開催中に見ごろを迎えるようにと日程を決める担当者は毎年、頭を痛めるが、“勝率”の高いイベントには、それぞれ理由があるようだ。

 期間中に約60万人が訪れる大阪造幣局(大阪市北区)の「桜の通り抜け」。

 広報課は「ここ5~6年は満開と大きく外したことはない」と胸を張る。強みは、植えられている134種類の開花時期が微妙にずれていることだ。

 最も早い種で12月、遅い種では4月上旬にかかるというさみだれ式の開花が、来た人に「はずれ」感を与えないという。

 同じく「夜桜の通り抜け」が人気の神戸市立王子動物公園(神戸市灘区)は事情が異なる。

 同公園には、神戸地方気象台が開花宣言の日を決める標準木があるおかげで、専門職員から毎年、開催時期のアドバイスを受けられる。「天気予報の詳細な助言が得られるので大いに参考になる」と広報担当者。

 いずれにしても、最後は天頼み。イベント中につぼみだったり、ツアーが中止になったりするのはよくあること。

 -春の心はのどけからまし

 〈この世の中に、桜というものがなかったら、春をのどかな気持ちで過ごせるのに〉。開花イベントの担当者が平安時代の和歌になぞらええてため息をつくのも、「春の風物詩」といえそうだ。

■明石市内のサクラ名所ほかにも

 明石市内にはサクラの名所がほかにも。石ケ谷公園(大久保町松陰)や明石海浜公園(二見町南二見)、金ケ崎公園(魚住町金ケ崎)が有名で、上ケ池公園(小久保1)や人丸山公園(人丸町)なども人気。

 普段は入れないが、今年は4月8日のまつりで開放される富士通明石工場(大久保町西脇)も隠れた名所だ。

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