明石

  • 印刷
全国高校新聞コンクールで優秀賞を受けた明石城西高校の新聞部=明石城西高校
拡大
全国高校新聞コンクールで優秀賞を受けた明石城西高校の新聞部=明石城西高校
(左から)來田篤人さん、秋定莉子さん、喜多彩花さん=明石城西高校
拡大
(左から)來田篤人さん、秋定莉子さん、喜多彩花さん=明石城西高校

 明石城西高校(兵庫県明石市大久保町谷八木)の新聞部が「高校新聞の甲子園」といわれる「第47回全国高校新聞コンクール」で優秀賞を獲得した。同校の入賞は24回目。高校生の身近な話題から社会問題まで、鋭い視線で報じ続けている。(勝浦美香)

 コンクールは大東文化大学が主催する伝統のある大会で、今回は全国122校から応募があった。

 審査対象は、2016年11月~17年10月に発行された計17号。平和問題やハンセン病を扱った記事、「部説」「粒々辛苦」などのコラムが高く評価された。優秀賞は全体の6位に相当するという。

 17年9月発行の395号では、直前の8月に市勤労福祉会館で開催された「ピースフェスタ明石」の内容を詳しく紹介。1、2面を大胆に使い、沖縄の基地問題や東日本大震災後の福島をテーマにした写真展を伝え、主催者の活動や思いにも触れている。

 一般紙の社説に当たる「部説」では、部員それぞれが興味を持った内容を掘り下げ、高校生ならではの視点で社会問題を論じている。見出しには「ネットに溢れるデマ」「広がる飼育放棄」などインパクトのある言葉を選び、読者を引き付ける。

 部員は現在、約15人。4月号の「城西新聞」発行に向け、日々取材に走り回っている。

 顧問の山本紀子教諭は「『足で書く』をモットーに取材に出向き、皆自分の意見を持って書いている。賞にこだわるわけではないけど、評価してもらえてよかった」と話した。

■部長ら「読んで楽しいものを」

 「新聞部に入ったのは、和やかな雰囲気に引かれたから」。そう話すのは部長の秋定莉子さん(17)。

 もともと新聞は読まない方。だが、自分が書く立場になると、同世代にもっと読んでほしいという気持ちが芽生え、今ではすっかり部員を引っ張っている。

 秋定さんが追求するのは楽しさ。まずは興味を持ってもらえるように、部活紹介などちょっとした部分にも、くだけた要素を取り入れる。

 扱う話題を決めるのは、編集長の喜多彩花さん(17)だ。取材先との会話からインターネットで話題のネタまで、常にアンテナを張り巡らせる。

 「記事の書き方で先生と言い合いになることもある。でも、それで簡単に曲げたら私たちの新聞じゃなくなるから」。こだわりを持って紙面を作っている。

 副部長の來田篤人さん(17)は、時に雑用係、時に部員の相談相手となって部を支えてきた。「憲法や平和問題など、難しいテーマを仕上げるのは本当に苦労した。その分、賞が取れてうれしいし、ほっとしている」と笑顔を見せる。

 「とにかく読んで楽しいものを作りたい。そこに新しい情報を入れるのが新聞だと思う」。秋定さんの言葉に、2人もうなづいた。

明石の最新
もっと見る

天気(8月17日)

  • 31℃
  • ---℃
  • 0%

  • 28℃
  • ---℃
  • 20%

  • 31℃
  • ---℃
  • 10%

  • 32℃
  • ---℃
  • 10%

お知らせ