明石

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国内での活動40年を記念し、作品展を開く井上深雪さん=明石市魚住町中尾
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国内での活動40年を記念し、作品展を開く井上深雪さん=明石市魚住町中尾

 粘土でつくる色鮮やかな花の工芸作品展「彩を紡いで」が6月1日、明石市立文化博物館(兵庫県明石市上ノ丸2)で始まる。同市魚住町で教室を主宰する井上深雪さん(75)と生徒約50人が出展。枯れることなく咲き続ける花々165点が、会場を優雅に彩る。

 花の“正体”は樹脂粘土や、小麦粉からできたパン粘土。「クレイフラワー」「パンフラワー」「花クラフト」と呼ばれ、粘土を薄く延ばして花びらや葉を造形する。

 井上さんは夫の転勤で米国のニューヨークに滞在した1970年代前半、クレイフラワーの作家、ジュンコ人見さんに出会い、花クラフトを始めた。

 帰国後、魚住に教室を開いた。今回は、井上さんが国内で活動を始めて40年になるのを記念し、地元明石で開くことにしたという。

 出展者は県内や大阪、奈良などで教室を開いている人が多く、井上さんは「先生の先生」にあたる。

 井上さんら計10人で合作した「華の宴」は、花を載せたガラスの筒を林立させて華やかさを演出。ほかにも「幸へのあこがれ」「秋の調べ」「紫陽花便り」などの作品が並ぶ。

 高さが2メートル近くあるような大きな作品は花びらや葉の数が数百枚もあり、制作に1年かかるという。

 井上さんは「一つ一つに思いがこもっており、足を止めて見てくれるような作品を作っている。長く続ければ繊細な表現ができるようになることを知ってもらえれば」と話す。

 会期中、バラをイメージした花の小物を作る無料体験会もある。

 3日まで。午前10時~午後5時、3日は午後4時まで。無料。井上さんTEL078・947・7360

(吉本晃司)

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