明石

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車いす卓球を通じて交流する別所キミヱさん(奥)=3月11日、明石中央体育会館
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車いす卓球を通じて交流する別所キミヱさん(奥)=3月11日、明石中央体育会館

 兵庫県明石市は来年4月、車いす卓球など障害者スポーツが楽しめる施設を、総合福祉センター(貴崎1)に隣接する土地に新設する。年齢や障害の有無に関わらずに交流できる「みんな食堂」も設置。同市は2020年の東京五輪・パラリンピックに向けた国の「共生社会ホストタウン」に選ばれており、誰もが暮らしやすい共生社会を目指す。

 少子高齢化が進み、介護や子育て、困窮などが複合的に社会問題となる中、同センターは、さまざまな福祉相談の初期対応を一本化する「地域総合支援センター」の本部機能を担う。

 スポーツ施設は、この共生社会の理念を浸透させ、市民が交流できる場所の創出を狙う。

 整備地は、同センター西隣にある近畿労働金庫明石支店があった約700平方メートル。すでに約4800万円で取得しており、支店の建物を取り壊した上で、鉄骨2階建て、延べ床面積約540平方メートルの新施設を建てる。建設費の上限予算1億7500万円は、開会中の市議会で審議中だ。

 1階は、車いすに対応できる卓球台を2、3台設置。東京パラリンピックに向け、明石在住の車いす卓球選手、別所キミヱさんらが練習したり、健常者と障害者が一緒にプレーしたりする場所とする。

 2階は、調理場を設けた食堂や、障害者の就労拠点などの交流スペースに。屋外の多目的広場では、車いすバスケットやブラインドサッカーが体験できる。

 泉房穂市長は「障害者らへの理解を深めるには、時間を共有するのが一番の近道。象徴的なユニバーサル拠点にしたい」と話す。

 泉市長は、年齢や障害を問わず社会参加ができる社会を目指し、2019年度に「あかしインクルーシブ条例」(仮称)の制定を目指す考えも示している。(藤井伸哉)

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