明石

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兵庫盲導犬協会に500万円を寄付した吉見淳二さん(中央)と協会の幹部=明石市中崎1、明石市役所
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兵庫盲導犬協会に500万円を寄付した吉見淳二さん(中央)と協会の幹部=明石市中崎1、明石市役所

 兵庫県明石市の会社経営者の男性がチャリティー演奏会を重ね、10年間かけて集めた500万円を、兵庫盲導犬協会(神戸市西区)に寄付した。男性は「地道な積み重ねが実を結んだ。視覚障害者の役に立ててうれしい」と話している。

 産業用機器製造販売会社の会長、吉見淳二さん(72)。犬は約30年前に飼い始めた。「実は厄年を前にペットを飼うといいと助言されたんです。私は戌年なもので…」と打ち明ける。時間を一緒に過ごすにつれ、家族と同様の愛情を注ぐほどの関係になった。

 そんな頃、テレビ番組で盲導犬の特集に感銘を受けた。犬を飼い始めてから、健康や社業も順調で、何か恩返しをしたいと考えていた頃だった。

 ジャズやクラシックが好きで、神戸市西区の本社工場を増設する際、社内に音楽室を造った。この設備を生かして、2008年から盲導犬へのチャリティーを始めた。

 13年からは地元・明石でも支援活動を知ってもらおうと会場を変更し、規模を拡大。5月13日に明石駅前のあかし市民広場で開いた演奏会で、目標の500万円を達成した。

 同協会によると、盲導犬は10頭訓練しても1、2頭しか活躍できない。1頭の育成には500万円かかるとされ、9割以上が寄付や募金でまかなわれているという。

 同協会は「多くの明石市民の善意が集まったものだと理解している。明石在住の盲導犬希望者がいれば、優先的に届けたい」としている。(藤井伸哉)

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